24 明日の夜明け
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……ま、取りあえず、あっちはあっちで置いといて。
[二人のやり取りに軽く、肩を竦め。 視線が向くのは、保健室にいる他の二人]
ええ、オレは何とか。 ……まさかの水泳大会に泣いてきましたけど。
[無事、と呟くホリー>>438に、軽い口調で言って。 同じように、外の様子を伺った]
(440) 2010/08/07(Sat) 21時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 22時頃
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[フィリップから向けられた苦笑>>444に気づくと軽く、肩を竦めて笑みを返した。 それから、聞こえた声>>446に、はっとそちらを振り返り]
会長さんっ! 無事…………っす、か?
[語尾が疑問系になったのは、ぴこぴこしているうさみみのせい]
(450) 2010/08/07(Sat) 22時頃
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走り回って汚れてたから、「きれいきれいしましょーね」とか言われて、プールで洗濯されたんっすよ。
[本気で死ぬかと思った攪拌を思い出し、ちょっと遠い目をしながら、タオルを受け取る>>451]
行かなきゃならない所……? んでも……。
[それから、向けられた言葉に訝しげに眉を寄せる。 けれど、瞳の奥。 必死ともみえる光に、静止の言葉は、失せた]
……いいっすよ。 でも、ちゃんと戻ってきてくださいね?
……送り出して先輩になんかあったら、オレ、色々と凹みますんで。
[それでも、返す言葉、その口調は冗談めく]
(453) 2010/08/07(Sat) 22時頃
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― 購買 ―
そーなんだよぅ。そりゃ、あたしこんなんだし、デリカシーもないし、出るとこも出てないけど、別に平気なわけじゃないのにー!
[えぐえぐ、とペッパーサワーの缶片手に管を巻くのを、馴染みのおばちゃんは、よしよしと話を聞いてくれた。
うさみみの付いたままな頭を撫でながら。
眉毛を捜す作業を忘れぬまま、ふと、そういえば誰かに眉毛コアラを貰ったはずなんだけど、とポケットを探るも、コアラは居なかった]
そーいえば……眉毛コアラの眉毛は、眉毛じゃないんだって。それしか覚えてないんだよね、誰に聞いたんだっけ?
てゆか、悪徳女王の45話、撮り損ねた気がして、おばちゃん絶対見てるだろーから、話聞こうとか思ってたんだよ。でも45話って、今週でも先週でも来週でもないじゃん? なんでそんな勘違いしたのかなぁ。
[慰められて気が済んだのか、同じ番組を追う者同士、取り留めの無い長話が始まる。
くい、とサワーをあおって、傾けた缶の光沢に]
ぶっ!!!!
[木の下で崩れる、今日の夢の主役に今この瞬間確定したに違いないお姫様。
しかも、ご丁寧に、最初に目いっぱい白塗りに頬紅ののせられた顔が、ズームで映り。
だんだんカメラが引いていく、というサービスっぷりだった。
噴いたサワーが勿体無い、といつもの思考に戻るまで。
缶を取り落としたことにすら気づかず、(07)分ほど固まっていた]
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─保健室─
[きりり、とした返答と、その後の一連の動き>>461に、ちょっとぽかんとしつつ]
……や、まあ、大丈夫なら、よかったっす。
[コメントに困りながら、ぽそ、と言った]
(463) 2010/08/07(Sat) 22時半頃
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若者 テッドは、写真部顧問が見てたら喜んで記念撮影してたよな、と、遠い日常を思った{6}
2010/08/07(Sat) 22時半頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 22時半頃
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そーですね。 他にも被害者はいそうですし。
……信用してますよ、先輩。
[凹ませない、というホリー>>471向けた言葉は駆け出す彼女に届いたか。
それから、自分も窓の方を見やり]
……今、ここにいない面子が集まってるんだとすると……。
[樹の周辺にいるのは誰か、は、自ずと限られる]
固まってて、大丈夫、かぁ……?
[そんな心配も、少し、あった]
(473) 2010/08/07(Sat) 23時頃
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……遠慮します。
[つけてみます? との問い>>477に、きぱっ、っと返した]
そーいや、人形、どーしてんのかな。 あっちもこっちも集まってんのに、ちょっかいかけて来ないけど……。
(478) 2010/08/07(Sat) 23時頃
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ごめんおばちゃん! えっと、雑巾雑巾…… 、ぁ
[7分後。我に返って、慌てて片付けようと覗き込んだ、黒い水面に。
一揃いのような、エプロンドレスを纏った少女2人に、そして――]
っ、あか ……!
[今まで映らなかったその月は、確かに煌々と赤い光を滴らせていた。
よくよく見れば、ドールハウスに見えた建物が馴染みの校舎で、その傍らに立つ少女は規格外の大きさで、かつ人間に良く似てはいても、つくりものの光沢を赤くきらめかせていて。
そして、屋上に立つ、ちいさな、いや普通の少女の姿が]
マーゴちゃんっ!? ダメだよ、何言ってんの!
[いっしょに、と。
その声はけして大きくなかったけれど、はっきりと聞こえて。
一緒に。何処へ? この光景が見えている間だけは、はっきりしていく記憶が、影に呑まれる誰かを、思い出そうとし]
っ……!
[ばしゃ。
あっけない音で、投げ込まれた雑巾がたちまち水気を吸えば、夜の景色はたちまち消える。
はあ、と動いたわけでもないのに上がった息を堪え。
ぎゅ、と胸元を握り締める。ずきりと、痛みを訴えた、そこを]
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んー……気にはなるけど。
[先に、ホリーに頼まれた事もあるから、この場を動く事はできなかった。 どうしたものか、と悩んでいるとフィリップが窓を開けて]
……え? この声って……!
[窓際により、上を見上げる。 聞こえてきたのは、聞き慣れたクラスメートの声だった]
(497) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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→ 屋上 ―
は、 ……っ、 !
[呼べない名前。
分からない顔。
景色が消えれば、また不鮮明になる世界と、此処とが違う世界なのだということは、さすがに分かっている。
でも、それでも。
呼べない名前を呼びながら、グラウンドを、廊下を、階段を駆け]
……んで っ……
[開け放った屋上への扉。
その先には、誰も、やはり、居なくて]
なんで…… なんなの! 何も出来ないんなら、見せないでよ!
いっそ、忘れさせてくれればいいじゃん!
[見た、と思う光景が、今のことなのか、ずっと昔かいつかのことなのか、それすら分からない。
ただ、白々しいほど燦々と照りつける太陽の下。
ひとり、ぺたんと膝をついて、誰かの姿を確かに見たはずの其処を、ぎ、と引っかくしか出来なかった]
[意図があったわけじゃない。でも。
視線は、俯きがちのまま、けれど確かに、グラウンドの端に佇む樹を、ぐ、と見つめていた]
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……って……ちょ、まっ!?
[響いた悲鳴>>499。 反射的に、そのまま窓から飛び出した]
マーゴっ!?
[名を呼び、頭上を振り仰ぐ視界に。 落ちる姿が、入って──]
……ちょ。 じょーだん、きつ、い……。
[グラウンドで動かなくなった姿に。 零れ落ちたのは、掠れた声だった]
(504) 2010/08/08(Sun) 00時頃
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