25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
明はどこだ?虎鉄という少年は? 明!
[ふと入った通信で明がいないことを知り、明を探しはじめる。
いや、でも、探しながら、どこか、 明はもう、この世のものではないこと、感じていることも確か。]
(104) 2010/08/09(Mon) 21時頃
|
始末屋 ズリエルは、焼け落ちる柱を刃でなぎ払う。
2010/08/09(Mon) 21時頃
[焔はその紅を深くし、大きく咲く業火の花弁。
鵠と華月、二つのこたえが返ると小さく頷き、
結わず下りた黒檀の髪が動きに合わせて揺れた。]
―――…華月…?
[常とは少し違う躊躇うような様子。
訊かれる言葉に黒檀が華月を見とめて、一度瞬く。]
……未だ、わからぬ。
[瞳を伏し添う月と鳥を見下ろすこともなく、
朧の月は選んだ二つの花の姿を映し]
…何故、そのようなことを…?
天上の鳥ならば、空へ続く道も知っていよう。
[それに、と、そこでは言葉を切った。
傍らにいた童を思えば言葉が切れる]
私は
[口が何かを告げかけて]
お前に言う事ではないな。
|
[段々とさすがにやばい感じになってきたか。 ただ、イアンからの通信で、セシルや邦夜は無事なことを知る。]
明!虎鉄! さすがに声も焦りが混じってきたか。
どこにいるか言え!
(107) 2010/08/09(Mon) 21時半頃
|
[明之進が業火に呑まれて行く様を、主の後ろにて見守る。
熱くはないのだろう。
けれど、その姿は、主が紡ぐ言葉が、華月の心を焦がす。
生まれる感情は ―――やはり、哀しい。]
朧様は、わての願いを叶えてくれはったから
やから……でしょか。
全ては巡り合わせもあるやろうけれど。
でも、もし、朧様の願いが叶ってないんやったら
[問いの理由に応える苔色は、少し揺らめいて。]
朧様は厭やろうけど、霞月夜様を憎う想います。
[怨み嫉み持つこと少なかった故の戸惑い。]
花の立場で出来ることは、あんまない想いますけど。
なんや、あったら謂うてください。
[いつになく上手く言葉を選べずに、眉尻が下がった。]
|
[明はそれまでは呼べば必ず来てくれた。 なので、呼んでもこないことに焦りが入る。
そして、なんとかたどり着くは椿の間]
――…明、おらぬか?
[ガラリ、火に染まりかけた障子を開く。]
(110) 2010/08/09(Mon) 21時半頃
|
[音にならない音
矢張り告げられはしなかった
人喰花は、花主をやめた獣を見る]
…――――謂わずとも
構わない
です。
それで充分。
[吐息を洩らす。
紅い大輪の華が咲いた屋敷の大広間
ついに登る事のなかった舞台
ひとつ未練があるなら
歌曲を
聴いてほしかった]
|
[その部屋で、自由になれと明に言ったこと。 そして、明が打ち震え、
白き椿がぐしゃりと潰れたことを思い出す。
床の間の紅き椿は熱で捩れているが……。まだその首は落ちてはいなかった。]
(111) 2010/08/09(Mon) 21時半頃
|
始末屋 ズリエルは、もう一度、明を大声で呼んだ。
2010/08/09(Mon) 21時半頃
|
[火の手はどんどん増す。 さすがに、天井崩れれば、いくら丈夫でも持ちまいと思うが、 それよりも、探さねばならない気持ちがまだ勝り…。]
――……わかってるのにな。
[透けて見える感じ、 最初であってからの混乱、 明の主がいないこと、
そのほかも、ふと現れたり消えたり…。]
わかってるのにな。
[もうそれは現の存在ではないこと…。]
(112) 2010/08/09(Mon) 22時頃
|
|
[だけど…]
>>@23 [やっと現れた姿にほっと息をつく。]
明、やっと来たか。 逃げるぞ。
[その言葉を聴こうとはしていない。]
(113) 2010/08/09(Mon) 22時頃
|
始末屋 ズリエルは、明の腕が既にみえないこと、眉を寄せるが・・・。
2010/08/09(Mon) 22時頃
[苔色が戸惑うように揺らめく。
その色を見ながら言葉を待ち、
憂いの黒檀は驚くように 少し、大きくなる。]
―――…華月、
[名前を呼ぶ…、笑みが零れた。
困った時に零れる、微苦笑に近いもの。]
…心配をさせたか。
[鵠と華月、二つの花を見る。
双花となった二つ、
けれども選んだ理由は個と個への想いに。]
――…霞は私の願いをひとつ、叶えてくれた。
恨んでやるな…、そのようなことを考えるよりも…
[そこまで言って、迷うように一度言葉を切り]
|
>>@24
――……明…そんなことはない。 一緒に逃げるんだ。
[知っていること、知っているけど、それは言わず、 明に近づいてその身体を掴もうとする。]
舞をちゃんと見せてくれ。 ちゃんと見なかったと怒っているのだろ?
お前のことは俺が買う。 俺がお前の主だ。
(115) 2010/08/09(Mon) 22時頃
|
――…花の姿である時は…、
……私の傍に…在って欲しい…。
[迷いの後紡がれる言葉は、
吐息のように消え入りそうな音…掠れた。]
…―――――
[話すから、黙して聞いて。
呼ぶ声が重なって。
双つ花はますます対の様相を呈した。
燃え盛る炎、
椿の花に、あの日手にした枝の感触を思う。
りん――――と、鈴が鳴り。
映すのは朧月、花の主。]
…―――花となって散り
命(めい)も守れなかった花で…
申し訳、なく
[いつの言葉切れたときか、詫びて。
流れる黒髪を見る。
結ったのはただ一度。
霞月夜と重なる下ろし髪に、どうすべきか迷い]
――――、…
[迷う間、黙して。
主を見、言葉はどちらへか]
はい。
[華月の名に返事をする。故に今は花。
主の浮かべる微苦笑に、浮かぶ感情――哀しい。
心配、その単語に頷きを一つ返す。
続く言葉に、緩く唇を噛むのは否定か、それとも。
少しの間、俯く。]
[けれど、途切れる言の葉に、苔色を黒檀に合わせた。
沈黙を持って、先を待つ。
まだ、鵠とは手をつないだままだったろうか。
そうであれば、少し握るを強めた。]
|
>>@26
駄目だ。 お前も来るのだ。
これは主の命令だ。背くな。
[それでも、あきらめぬとまた掴もうとし、 できぬとわかっても、なおも、置いていくことは拒絶する。
その間も火は増し、壁を舐めあげていく。
その背に大きな炎が上がった時、肌が焼けたのがわかった。さすがにぐぅ、と膝をつく。]
お前はなんのために出てきた。 俺はお前をここから連れ出すぞ?
(116) 2010/08/09(Mon) 22時半頃
|
御意。もちろんや。
[主の願いに惑うことなく告げる。
鵠の言葉は聞かずとも判る。
それは、主の言葉途切れた時の、鵠の言葉にも見てとれる。
もしかすれば、
また双花の答えは重なったのかもしれない。]
あるじと呼ぶ
其の時から
繋ぎとめられるのは
花だけでなく
[静かに呟く
瞳は現世を映し]
迷い断ち切れぬのは
キミも、同じじゃないのかい明之進
|
こんな屋敷にはおいておけん。 このようなところで消えるな。
俺が許さん。
[そして、またカッと眼を見開き、手を出す。]
早くこんか、ばか者。 俺が余所見せぬ舞を見せてみろ。
(117) 2010/08/09(Mon) 22時半頃
|
[熱さは感じず。ただ花主と花の様子を見ている。
抱いた花の頭を撫でる。
もうすぐ――]
お前の歌を、もう一度聴きたかった。
[眸に移るのは寂しげな色]
[秋色の髪に触れた手
気付くに間が空いた]
主さま
歌も、笛も、足が治れば舞いも
この身が覚えた芸事は
幾多もありましたのに
[腕の中、背を靠れさせたまま
主の顔は見えず]
…――
───ああ。
[冬の花の言葉。
己にはそれで十分。
そう思えば、何処かから聞こえる喧騒。
───姿は消え。
そしてある場所に降り立つ。
視界には、歎く椿の姿]
|
俺は主だ。 言うことをお前はきけばよい。
別れ?何を言ってる。 行くぞ。
[そして、手が重なれば、そのまま椿の間の障子を蹴り倒し、一度中庭に出たが、行く道、真っ黒な黒煙が広がっている。]
ああ、セシルと話していたな。 そういうこともある。 今度はお眼の舞をちゃんと見よう。
[そして、出口方面の廊下にまた上がりこむ。途端、一度床が抜けたのであとずさった。]
ちゃんと来い。 はぐれたら、許さん。
一生覚えていてやる。
[それから、炎の薄いところに突っ込んでいく。]
(119) 2010/08/09(Mon) 23時頃
|
[彼は、椿の事を何と呼んでいたか。
その椿へと、一つ、二つ。
足音のない歩みは近づく。
少しためらったが迷いはない。
椿の背から、そっと。守る様に両の腕を伸ばして、包むために。
確か研師はこう呼んでいなかったか]
───明。
[一度で反応がなければ、もう一つ。
自分に気づけば、合わせるようにと鉄色の瞳は無言で告げる]
聞こえる自分の扇の音に少しだけ口元を緩めたが、笑みはすぐに消える。
―――――御意。
[ごく丁寧に、答え。
それさえ重なり、しろい鷺の花が
小さく揺れた。]
屋敷なくしては
保てぬ
……きっと
[琥珀伏せる姿に
ぽつり、囁き落とす]
始末屋 ズリエルは、現れた細い道と、何か少年の声にきょろきょろした
2010/08/09(Mon) 23時頃
[二つの声、重なった返事が戻れば黒檀を伏せて]
―――…うん、
[少し、幼い頷き。下りた髪が揺れる。
安堵したかのように浮かぶ笑みは、
死に際にも浮かべた憂いの乗らぬ穏やかな…]
[少し遠くから聞こえるのは儚き花を呼ぶ声。
炎は止まぬ、花を留めようと呼ぶ声も。]
1
2
3
4
5
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る