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メモを貼った。
メモを貼った。
そう。
まぁ……たぶんにゃんこだと思うけど。
このままじゃ誰も傷つかない最後なんて、ない。
にゃんこを倒せなければ、ほかの誰かが逆に倒されるだけ。
そんな風に落ちる人が増えるよりも、今のうちに倒しとかないと……紅の、ううん、これを仕掛けた人の、一人勝ちよ。
なんのためなんて知るかよ俺だって聞きたい!
っあー……や、わり。
[叫んだって、八つ当たりだ。
俺が言われてたら、かなり悲惨なことになってただろう。
具体的には泣いたり逃げたりそんな。
つい、視界にいる豹を睨む。
つかジト目。]
……えー。
俺じゃ、ないけどさ。
生きろとか言われて、でも本人は自分のこと気にしてなさそうで、
それってなんかイラっとしねえ?
[今できる事がないか、考えてみるけど、頭が回らない。
口がへの字になった。]
みんなのために、犠牲になってくれ
ていう、事なのかしらね
――……とても、とても…… ね
[けれど、目下の、見つけ出せたもののためには
芙蓉の称する「にゃんこ」
おそらくはJMSを殺さなければならないのだろう。
それを分かったうえで、息を詰めた。]
それでも結局
仕掛けた人、には 届かない、
[一人勝ちにはしない、けれど 負かせもしない。]
[吐き出した言葉は、地を這った。
仕掛けた人、それが誰なのかも曖昧なまま。]
……教えてくれてありがと
アタシ、サンタワールド、いくわ
もしかしたらミルフィちゃんもいるかもしれないしね
[芙蓉にはラルフの言葉は伝わっているだろうかと
ピーコックグリーンの下で瞳が探った。
つたわってると知れば、また、と挨拶を告げて、ステージリストを展開する]
犠牲って言うわけじゃないと思うけど。白と紅が戦ってれば、いつか来ることだもの。
にゃんこを倒したからって、彼だけがここに取り残されるわけじゃないし。
……白だけの勝利になれば紅全員、紅が勝てば白が、ってだけの話。
にゃんこは、それを知ったらどうするんだろって思うけど。
一番いいのは知らないまま白の誰かがにゃんこを撃破するってことかな。
ん、でももうクリスが知らせにいってるか。
けど、たとえドローに持ち込んだとして、両チームともここから出られるのか、確信がないのはつらいわね。
[ジャニスの言葉にはうなずいて、探る眼の動きにはゆるりと首を傾げたけれど]
っ……!
[ダーラの大声に驚いて、眉を下げる。
けれど、誰かが言われたのだとその後の言葉で察する。
そして、言われたのは誰なのかも、視線の先から察して
下げた眉の間にぎゅっと皺を寄せた]
…ねえ、女王様…ってか、ダーラ。
[口をへの字にしているダーラの腕を取って、強く握って]
正直に答えて。
JMSが死ねば、ゲームは終わりなの?
紅白の数の差は?ノーカン?
それとも…JMSが死んだ上で、数が多い方の勝ち?
[彼女にどれだけ答えられるかはわからないけど。
ダーラをみる視線は、かなり真顔で]
もし、 引き分けで、このまま全員出れなかったら
――それこそ、仕掛けたものの一人勝ち だね
[縋った解決策が手のひらを返すなんて 皮肉に過ぎる。
それを最後の言葉に、サンタワールドへの移動を実行した。]
―― →サンタワールド ――
[移動の一瞬。
ノイズに紛れる視界は、0と1が構築したシステム世界――なのだろうか。
出れないのだとしたら? 数字の中に紛れて消えるのか。
ピーコックの緑色も、どこかに落としてきたヌイグルミも。]
痛みもなにも、ある状態で、
助かるかもしれないから
ちょっと死んでみて なんて 、犠牲じゃなかったら
[なんなのかしら。
とは、一度「死んだ」身で思うこと。
現実で生きれる可能性を思っても、
自分であれば乗り越えられるかどうか分からない。
瞬間の妄想は、すぐに消える。]
ん、……
[
見えた顔は、真剣で。]
っ……
それ、は……
[顔を逸らそうとして、けど。]
……俺は、オスカーからきいただけ、だからな。
[前置きして、話し始めた。
オスカーの話、クリスマスの考え、全部。]
メモを貼った。
オスカー?あのCOMから…?。
[聞きだした相手のに眉を寄せる。
しかし、ダーラから話を聞けば聞くほど、眉間の皺は深くなってゆく。
腕を掴んだ手の力も、ぎゅーっと強くなっていく。
聞き終えた時、少しの間言葉ないまま、
ダーラから離した手を握り締めていた。
力みすぎて、白く色が変わるほどに]
…ん な。
け ん なっ!
[ぶつぶつ、と口の形だけだった言葉が、
ぽつり、ぽつりと、零れて、落ちて]
ふざけんなよっ!!!!!!!!!!!
[爆発した]
JMSが死んだ上で、多い方が勝ち?
じゃあ俺達最初っから不利だったってことじゃん!
みろよ!残りは6人。多分、紅白はイーブンだ。
ここからあのノラネコ落としたら、俺ら負けだろ?
クリスマスの話だってそーなりゃいいけど、
いままで死ぬ気でやりあって、はいそーですかって
向こうが命差し出すとても思ってんのかよ!
だって、本当にそうなるかなんて確証はないんだろ?
だったらなおさらだ。
[何度も傷つけあった敵だ。今更信用なんて出来やしない。
そこも、自分が落ちた理由がわかっていない、弊害]
俺が、残ってたら。
俺が、落ちたりしなかったら…
あいつら全員ぶっ殺して、JMS殺すのに。
[何も出来ないことが、こんなに悔しいなんて。
ただ悔しさに手を握り締め、歯を噛み締めるしか出来ないなんて]
メモを貼った。
出られなかったら、ううん、みんなそろって出られない限り、仕掛けたやつの一人勝ちにしか、ならないんじゃない?
勝った側は忘れて、負けた側は忘れられる。
ここで何があったかも、戦った人の存在も。
たとえ白が勝っても、忘れたくはないよ。
[どこまでジャニスは聞いたろう。消えるのを見送る]
……犠牲だって言うなら、すでに観戦モードのみんなだって、犠牲だわ。
[それを犠牲ととってしまえば、手を下せなくなる。そして、新しい犠牲が増えるだけだ。
だから、冷静に対処できそうな人に、伝えてもらいたかったけれど]
―― 床彼サンタ・ワールド ――
[かつん と鼓膜に響く音はなく
代わりにあるのは様々な色の洪水。
賑やかな遊園地の中に コートを閃かせながらも降り立った。
ショップの前に現れ、とりあえずは見晴らしの良いところへと足を向ける。
壁に手をつきながらも辺りを見渡す目は
白いワンピースの、彼女が居やしないかと探し]
[大きな緑の下にある、目を引く色
無言。]
[死んだ後に見る夢とはなんだろう。
生きていたときのこと?やり残した何か?
それってつまりは――後悔だろう?
此処にいるしかないから、受け入れていた。
それは間違いではないけれど。
もし本当にリアルに戻りたいと願っていたなら、もう少し考えていただろう。
考えて、そうして答えが出ていたとは限らないけれど。
諦めのタイミングが、結果を変えるとは限らないけれど。
もしも、もしも先が]
["未来"なんてない。 みんな死ね]
[夢の中でも悪態をつく男。
目を覚まして、その考えが本当だと
少なくとも 今は
今は確かに未来などないのだと
確認するのはもう少し先のこと]
メモを貼った。
それから発電所跡地へと**
メモを貼った。
メモを貼った。
そー、だよ。
そんなルール、らしいぜ。
ふざけてんだろ。
無茶苦茶、だろ。
[セシルの激昂に引っ張られる、みたいだ。
白く握られる拳、俺も、同じだ。
ただ、俺以外に怒ってくれるやつがいてくれて、ちょっとだけ冷静になれた。]
……なにか、なにか、俺らに……
って、クリスマス!
[
クリスマスが設定したルールじゃないけど、睨みつけずには、いられなかった。]
メモを貼った。
ダーラと一緒に、クリスマスをじろっと。
メモを貼った。
ここは…、どこ?
来たことない…
[強烈な死の痛みと恐怖
投げ出された場所で魂は間混乱していた]
えっと…そうだ
迷子になっちゃったんだ
[ちかり と瞬くのはオーナメントの煌めきか。
止めていた脚を、再び動かした。
モミの木周辺には他の、観戦モードのキャラクタもいなく
戦いの最中にあるプレイヤもいないようであった。]
[脚を引きずり、けれど付随する音はなく。
そのままもう少しだけ近寄った。
それでも距離は、空いている。]
貴方 も、死んだ 、んですって ね
[軽やかな音の溢れる遊園地で、
その声が相手にまで届くのか確証はない。
ちかりちかりと瞬くオーナメントの、そのきらめきの隙間を縫うように
観戦モードに落ちたことをいまだ「死」と呼ばう声は
やはり男のままだった。]
メモを貼った。
迷子になったのは…
そうだ!
お父さんのお友達の家についてきて
さいむとかれんたいほしょうにんだとか
難しいお話が退屈で
それに…
おねがい。たすけて。
そういってお父さんのお友達の大人の人が
涙流しておとうさんにお願いしてるから
…なんだかその場に居づらくて
メモを貼った。
お父さんのお友達の工場を抜け出して…
どこにでもある町
何処からか聞こえるピアノの練習曲
(わたしも練習してるけれどわたしよりこの子の方がずっと上手)
姉弟かなふたりして手を繋いで…きっと夕食のお使い
(わたしも…おねえちゃんとか欲しかったなぁ)
メモを貼った。
[薄く瞼を持ち上げた。
もみの木に絡みついた電飾が黒い瞳を煌かせる。
その眩しさに、覚醒しきっていない頭の中をかき乱し]
死んだ ……そう、
[死んだ。だからもう、先はない。
手を伸ばす。
傷ひとつなくなった腕は、クリスマスのチョコ菓子みたいだ。
なんて、自分ではない身体に入っている。そんな意識も残っているらしい]
ああ、お前
俺が殺したんだっけ
[視線だけ向けて、そしてまた、瞼は下ろされる]
[発電所内を歩く。何度か訪れた場所。
例えば、終了の条件が残り人数だったら、ジェームス以外だったら。
どちらでも同じだ。
誰かを惜しむ代わりに誰かが散るのであれば、同じ事。
タイムアップが純粋に残り時間だけなら、元から戦わないという事もあり得るわけで。
仕掛けた側にはうまみがない。
でも、誰かを条件に加えれば、望むと望まざるとに係わらず、戦わなければ終わらない。
それぞれから一人ずつでなかったのは、それを条件にしてしまえば同数があり得る。
そこまで考えてはたと足を止めた]
もしドローが両方閉じ込められるのなら、時間制限にしてしまえば良いのか。
負けた方の身体を誰かが使うって、言ってたっけ。
どこからか歌声が聞こえる
(教会の讃美歌か…うちの近所にはないけど
聖歌隊っておしゃれですてき)
たぶん同じ年くらいの子供達とすれ違う
(見知らない子供はちょっと警戒されたりするもんだけど
睨んでくる子はなに?ジャイアン?)
知らないけど 似たような町
何処にでもありそうだけど ここにしかない町
不思議の世界に迷い込んだみたいで
キョロキョロしながら歩き回った
[移動9
入り込める数が決まってないなら、身体は多いに越したことないわよね。
[ドローにならず、戦わなければならないとすれば、誰か一人を条件にするのが一番良い。
もう片方はそれで人数が勝っていれば数の有利を守ろうとするだろうから。
もっともそれらは最初にあったアナウンスを全部鵜呑みにすれば、の話。
でも、ドローになった方が仕掛けた側に都合が良いのなら――、少なくともこんな条件は出さない。
目的は恐らく、負けた側の身体を奪うことにあるのだろうから]
でも、後はこっちの手が出せるとこじゃないか。
[ドローに持ち込むかどうかも、戦っているみんなの判断に任せるしか、ない]
メモを貼った。
メモを貼った。
[記憶は混濁しながらも移動を選択4>>#0]
[ほこりっぽい競馬場
………… ぐるりを周りを見渡すと
ぎりぎりっ と唇を噛む]
ここは嫌い!アイツらに聞いたもの
あの人…おとうさんに泣いて頼んだのに…
ぜんぶ嘘だったって!
こういうところで遊んで全部つかちゃったって
[無意識のまま手にしていた斧槍を地面に打ち付ける
形のない身ではステージに及ぼす影響は11(0..100)x1くらい]
[地を打った反動で5
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