181 巫蠱ノ匣
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[確かな手応えを感じると同時。 がくり、力が抜けて、床にべしゃりと伏せる。 指先に跳ねる感触。
男は歪んだ笑みを零してそれっきり。
最後まで見届けることはなく。 骸と*成り果てた。*]
(46) 2014/06/27(Fri) 00時半頃
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[走馬燈とは、このことなのだろうか。 むかぁしのことから、最近に至るまで 様々な記憶――人々が脳裏を駆け巡る。
自分に期待をした両親。 その期待を肩代わりするように全て奪った弟の悠希。 援助交際で初めてを捧げたお父さんみたいな人。 爛れた関係を持った野良犬のような男達。 莫迦みたいに騒いで遊んだ女友達。 軽薄に自分を犯して捨てた男。 生まれてこなかった子ども。 精神科の先生。 カウンセラーのお姉さん。 バイト先の店長。 文句ばかり言ってくるお客さん。 深夜のバイト中に駄弁った同僚。 高卒の後も付き合いを続けてくれた女友達のチャコ。]
(47) 2014/06/27(Fri) 00時半頃
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[チャコに手を振ってくれたイケメンの千秋さん。 憧れのお姉さんでもあった駒江さん。 お裾分けの西瓜をくれた、優しいルイちゃん。 よく知らないけど好きじゃなかった可哀想な日村さん。 残酷で、冷酷で、でも笑顔がかわいいクリスマスさん。 自分を撃った、昔の男の面影に似た男。 身体を重ね、いっときの逃避を共にしたお兄さん。 殺意を、抱いた、おじさん。
だいすきだった。彩里―――。]
(48) 2014/06/27(Fri) 00時半頃
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「あいり?」
「彩里って書いて、アイリって読むの?」
「可愛い名前だね」
[もうずっと前、彼女に出会った時のこと。 可愛らしい彩里の笑み。 その影にあるものも知らずに。]
[ああ、もうすぐ、会える、かな―――? 惨憺たる人生の中でも わたしはきっと、
少しだけ幸せを見つけたよ**]
(49) 2014/06/27(Fri) 00時半頃
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[ "―――あ、そうそう。" "おじさん。"
毒が支配し、脳に酸素が行き渡らなくなる直前 何故だろう―――思ったのは、名前も知らぬ 殺意を交わした、傍の男で。
"出会い方が違ったらさ"
"私たち援交くらいはできたかなぁ―――?"
浮かぶのは、苦悶の表情であっても どんなに憎んだ相手であっても
――――もし、運命が違ったら、と そんな事を思って、内心、わらった**]
(50) 2014/06/27(Fri) 00時半頃
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[男の言葉に、ゲエ、とわざとらしく顔を顰める。
喰いたきゃ喰ってくれても、だなんて]
……ホント、アンタもまともじゃねーな。
[彼等が親しかったことなど知る由もなく。
…にとってはただの化け物女だった彼女の顔を思い出して、またムカムカする。]
……あっそ、つまんないね、オニーサン。
[はぐらかされれば、フンと小さく鼻を鳴らして。
生者の動きに視線をやって、次に振り向いた時、そこに男の姿はなかった。]
……円香おねーちゃん?
[耳を塞いで蹲っていると、円香の声が聞こえた、気がした。
無性に胸がざわつく。
何故かそれが、とても良くないことが起こってしまったように感じられて。
言い知れぬ不安に駆られ、胸元でぎゅっと手を握った**]
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