103 善と悪の果実
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─ 階段→階下へ─
[>>42 背中には、という最後の夕闇の言葉には苦く笑った。 随分前から、背後ばかり気にして暮らすようになっていた男には、もう忠告ともならない。
階段を早足で降りながら、手元のナイフを見る。 これが、備え置かれている場所と、紛失した場所に当たりを付けられれば、少なくとも犯人の目星は付けやすくなる。
使用人部屋に向かおうとする途中、見覚えのある少女を見かける。>>43]
──レディ。 今は、あまり出歩かない方がよろしいかと。
[目が合ったならそれだけ告げて。 男は先を急いだ。**]
(44) 2012/09/28(Fri) 16時頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2012/09/28(Fri) 16時半頃
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ミスター、私怖くないわ
[広間から此処に来たのならば、少なくとも新たな死をひとつ見てきた、それはジェフにもわかっていただろう。 それでも強がる台詞そのままに、まっすぐに瞳を見返して
それでも、先に逸らしたのは少女だった。 急くように階段を上れば、少しは息もあがり 新しい血の匂いには気づけぬまま、グロリアの部屋を目指す。 主の部屋がある廊下は、扉までが長く、ゆっくりと整える息と同じリズムで歩けば、開いたままの扉が近づいてくる]
(45) 2012/09/28(Fri) 16時半頃
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― グロリアの居室 ―
まあ…
[扉から覗いた少女を迎えたのは、増えた死の匂いだった。 ガウンをかけられた小さな影。 少し覗いた細い足で、その中が誰かは知れたが 少女は眉を顰め、怒ったようにそれを見ていた]
嫌、ね
[髪をかきあげ、少し俯く。 酷く、気分が*悪かった*]
(46) 2012/09/28(Fri) 16時半頃
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―3F女主人の部屋―
[警官を見送ると、今一度酸化したプレートに視線を落とす。 遠い記憶の生物たちにもタグが付けられていた。 あれは、何番だったか]
――……おや
[>>46 ブロンドの少女が扉から惨状を覗き込む。 辺りには血の匂いが満ちているが 少女は恐れる素振りも見せない。 長い髪を揺らし、夕闇伯は扉へと向かい、少女に話しかけた]
……見学するには些か悪趣味だが。 気になるのなら存分に見るがいい。
[良識もって止めたりはしない。 夕闇伯の一貫した態度である。]
(47) 2012/09/28(Fri) 18時頃
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―大広間/回想―
―――――…はい。ずっと、一緒ですよ。
[血を吸った黒い蝶を、再び己の髪へと舞わせて。 柔らかな少女の手を最後に一度優しく包み込んでから、 その甲へ"紳士"のように口付を]
"薬"をとってきてあげましょう。
[穏やかな微笑みを残して、学者は大広間を後にする]
(48) 2012/09/28(Fri) 18時半頃
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―回想・階段―
[見上げる大きな瞳は、投げた男の声に答えた後、すぐに逸らされた。>>45 小さな身体で段を踏み越え行き過ぎて行く少女。
強がりなのかそれとも―― 、ふと、あの少年の生前の大きな黒い目が今の少女の目と重なったが。
男は、それ以上少女を止める事はせず階段を降りて行った。]
(49) 2012/09/28(Fri) 19時半頃
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―1階・使用人部屋―
[まだ血が残る銀のナイフ。 それを差し出した時、男を応対した使用人の顔が怯えるように歪んだが。 男の問い掛けには、すぐに応えた。]
「はい―― 、これは全ての客間に置いてあります。 ペーパーナイフでございますね。」
[使用人の言葉を聞いた後、ナイフをハンカチに包んだまま懐に仕舞う。]
探してくれ。 このナイフが無くなっている部屋が無いか。 今すぐだ。
[男の低く、だが鋭く言う声に使用人が急いで頷く。 そして、他の使用人数人に声を掛け、客間のある2階へと上がって行った。]
(50) 2012/09/28(Fri) 19時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2012/09/28(Fri) 20時頃
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―階段― [さて、ポーチュラカは答えたか。 いずれにせよ、夕闇伯が階段へと向かうのは変わらない。]
…………林檎の手掛かりでも持っていたか、それとも……
[思案しながら降る階段。 手当てのことなどすっかり忘れている]
(51) 2012/09/28(Fri) 20時頃
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ヴェスパタインは、ジェフのお手並み拝見となるか、と密かに思った。
2012/09/28(Fri) 20時頃
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―廊下/回想―
[ストロベリー・ブロンドを風に揺らして。 黒い蝶を舞わせた"学者"が廊下で見かけたのは、 生前の刺青の男の姿だった]
ヘクター様、と、仰りましたか。
[既に新たな夕闇が降り始めた頃合いだったか。 蛇は唯、変わらぬ穏やかな微笑みを浮かべて]
先ほどは、随分と…激しくて、いらっしゃいましたね。
[くすくすと肩を揺らす。彼はどうしただろうか。 ゆっくりゆっくりと、彼へ歩み寄る足先]
(52) 2012/09/28(Fri) 20時半頃
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―――――…お怪我を…。
[そっと彼の頬へ触れれば、朱は既に止まっていたか。 人影のない廊下。 背伸びをして白いフードを揺らしつつ、 伸ばした舌先は傷を舐める]
うふふ。
いけません。本当に何かを手に入れたいのならば。 最初にことを荒立てては。 …目立ってしまっては。
[囁きながら、緩やかに指先は頬を撫でて]
(53) 2012/09/28(Fri) 20時半頃
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[それは、まるで、かつて擦り寄った"猫"のように。
肌を辿る指先は、刺青をなぞりながら、 下へ下へと降りていき―――]
ヘクター様。 私(わたくし)は知っているのです。
禁断の果実が誰の手の元にあるか。
[彼の顔を間近で見つめたまま、 唐突な言葉と共に無邪気ににっこりと微笑んだ。 彼は虚を突かれただろうか、さあ、それとも―――]
(54) 2012/09/28(Fri) 20時半頃
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[―――――――ぐさり]
(55) 2012/09/28(Fri) 20時半頃
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[フードの内に隠していたナイフを深く脇腹へ突き刺した。 其れは通常の人間相手ならば致命傷たり得るものだった。 彼の"呪い"を果たして学者は知っていたか否か]
ですが。 貴方様にはもう、あまり関係のないことでございましょう。
何しろ本物の楽園――――…死国へ旅に出るのですから。
[返り血を浴びて赤く染まるローブ。 血を吸った其れは、やがては酸化し赤黒く―――…。
蛇は表情一つ変えない。 笑っていた。ただ、楽しそうに笑っていた]
(56) 2012/09/28(Fri) 20時半頃
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舞台を動かすためには、 多少の"景気付"というものが必要なのでございます。
怯え、歪み、憎しみ、奪い合う。
きっかけは栄光様の死だけでは、 なおも足りないようでございますから。
――――――…ならば、私が。
人の子を唆す、"蛇"の役目を仰せつかりましょう。
(57) 2012/09/28(Fri) 20時半頃
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善と悪が入り乱れ、混沌のふちに落ちた林檎。
(58) 2012/09/28(Fri) 20時半頃
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最後に拾うのはこの"僕"だ。
[口許に作る三日月。 学者の瞳に灯る光とも闇ともつかない狂気の色は、一瞬で]
さようなら、ヘクター様。
[別れを告げる頃にはすっかり生りを潜めて。 血痕を残さぬよう慎重に。 人目を避けて自室へと戻る。
…誰かに見られていれば、それは、それ]
(59) 2012/09/28(Fri) 20時半頃
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―大広間から程近い廊下―
[>>30何も見ていない、と言う男に対して]
そう、ですか……
[言葉を紡ぐその口を、目を、見逃さないように観察する。 動揺や、取り繕いのようなものは無いか。
安心させるように微笑って身を案じる言葉を受ければ、 礼を述べつつ、少しでも自然な笑みを返せただろうか。]
(60) 2012/09/28(Fri) 20時半頃
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[男がこの場を立ち去る姿をちらと目で追って、思考する。
刑事がただ一人で刺青の男の傍に蹲っているのを見た瞬間 その光景から彼がやったのかと連想した。 だが、遠くから見ただけでは男が柄を掴んでいるのかすら 見ることは叶わず。
こことは別の場所で、新たにもう一つの物言わぬオブジェが 生まれている事は、未だ知らない。]
(61) 2012/09/28(Fri) 20時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2012/09/28(Fri) 21時頃
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―回想・大広間―
[刺青の男と夕闇伯の騒動の最中、 少女と、その傍らに寄り添っていたストロベリー・ブロンドは 血を流して争っていた二人とは違う意味で目を引いた。
二人の周囲にはただ、穏やかさのみがあった。 喧騒など、遠い世界での出来事であるかのように。
少女が黒い蝶細工を受け取り、ストロベリー・ブロンドがその手に口付ける姿を。 少女が熱に浮かされたように相手を見詰める様を。
大広間全体を見渡すために少し離れた場所に居たため 会話は聞こえなかったものの、ただ、見ていた。
私が大広間を後にしたのは、ストロベリー・ブロンドがそこから去ったしばらく後の事。]
(62) 2012/09/28(Fri) 21時頃
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―二階・廊下―
[使用人がひとつひとつ、客間を調べて行く様を男は見守る。 在室の客で文句を言う者があれば、その鼻先に自身の身分証を突き付けて黙らせる。
―― 使用人の仕業でもなければ必ず、この何処かにナイフの消えている部屋があるはずだ。
廊下の隅に立ち、時に移動しながら捜索の結果を待つ。 煙草に火を点け、マッチの燃えさしを床に捨てると靴底で踏みにじり、消した。]
(63) 2012/09/28(Fri) 21時半頃
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―自室―
[自室に戻って湯を浴びて、 白いローブも水につけて染み抜きをする。 "薬品"の扱いは手慣れたものだ。
…ただ、流石に乾かすことまではできないので]
――――――…♪
[流行の歌を口ずさみながら、濡れたローブを部屋に干し。 部屋に備え付けていた衣服の内、 簡素な白いワンピースを身に着ける。 まだわずかに濡れた髪をまとめれば、 少しは女のように見えるだろうか。
…いや"それ"は、何処か歪な雰囲気を纏っていることだろう]
(64) 2012/09/28(Fri) 21時半頃
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―大広間から程近い廊下―
[>>39騒動を聞きつけてやって来たのだろう。 ポーチュラカは一度刺青の男を一瞥すると、すぐに目を逸らした。
……見ない方が良いだろう。 言葉にはせず、後ろからそっと少女の肩に手を掛けて、感情が捉えられないその表情を見詰めた。
>>43『姉様に、もう一度会ってくる』と駆け出した少女を見送った後、林檎を探すために幾つかの部屋を回っていると、慌てた様子の使用人と擦れ違う。
刺青の男の件で慌しいのだろうか、と思っていたが、どうやら話が違うようだ。
グロリアの寝室で新たな事件が起きていたと言う知らせを聞き、慌てて3階へと向かう。]
(65) 2012/09/28(Fri) 21時半頃
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―2階、自室―
[やがて、扉を叩く音がする。 特に臆することもなく、学者はあっさり扉を開けた。 お疲れ様です、と労りの言葉すらかけて]
―――――…御機嫌よう。 捜索ですか? どうぞ、ご自由に。
[其処には警官の姿もあっただろうか。 事件の後、湯を浴び着替えを済ませた蛇の姿は、 彼の目にどう映るだろうか。
彼らのお目当てのペーパーナイフの方は、 使われることなく自室に残されたままではあるが]
(66) 2012/09/28(Fri) 22時頃
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「ジェフ様! この部屋には、ナイフがありません!」
[警官殿の命を受け 開け放たれてゆく部屋のひとつから、使用人が飛び出して来る。 その客室が誰に宛てがわれたものか。 部屋を覗き込めば明らかだろう。ベッドには、昨夜彼>>63の目にも覚えがある筈の、クラッシュキャップと。 女性の名が綴られた招待状が放り投げられていた。
―――…男の姿こそ、蛻の空。 それは、彼が学者殿>>66の元を訪れる、少し後のことかも知れない。]
(67) 2012/09/28(Fri) 22時頃
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―二階・ペラジー自室前―
[ふと、開いたドアから僅かに覗いた変わったブロンドの色に気付く。>>66 少し離れた場所から、使用人と彼女のやりとりを眺めていたが。 ゆっくりと脚を踏み出し、そのドアの前に向かった。]
申し訳ない、ミス・ペラジー。 この立て続けの事件だ―― 、ご協力お願いします。
[そこに立つ彼女を見た時。 一瞬、違和感を覚える。 あの、白いローブ姿ではないからだろうか、それとも、その露わになったブロンドの濡れ髪のせいか。
女にしては長身な四肢が今は見え、丸みなくやや広い肩。 だが、微笑む穏やかな面立ちは、そのままだった。
しかし、男は、少しだけ片眉を上げただけで。 笑みを浮かべて女に目礼をした。]
(68) 2012/09/28(Fri) 22時頃
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――三階・クローゼットルーム――
[グロリア嬢の自室脇に在る、彼女の為に用意された衣装部屋。
その、色彩豊かに彩られたドレスを強引に引き寄せ 両手を濡らす血を一心不乱に男は拭う。]
くそ、くそ…ッ!
[拭えど拭えど、シャツの袖に血はこびり付くばかり。 隣部屋からはいくつもの気配が潜り込んでは、出て行く。 逃げ場などない。 女主人の部屋から匂い立つ死の匂いは、此処にまで届く。]
せめて、替えの服は………
[呆然とぼやいても、此処の主は女主人。 男物のシャツなど一枚とて用意されていなかった。]
(69) 2012/09/28(Fri) 22時頃
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―グロリアの寝室―
[扉が開いたままのその部屋へ、足を踏み入れる。 ガウンに覆われた小柄な少年一人分の膨らみ。]
……こんな、小さな子どもまで……
[頭を押さえるように手を持ち上げ、息を吐く。 この部屋にはすっかり血の臭いが染み付いてしまっているのではないだろうか。
地面に広がる染みから、大きな傷を受けた事が分かる。 ガウンを退ける気には到底なれず、そのままじっと、隠し切れていない浅黒い肌を見詰めた。]
(70) 2012/09/28(Fri) 22時半頃
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…………?
[その細い足首に巻き付いた金属。 それが意味する事柄など、想像も付くはずが無い。
もう目にする事が出来なくなった濡烏の眸を思い出して少しだけ感傷に浸った後。
何人も犠牲が出たこの一連の騒動、一人で作り上げられるものでは無いと考える。 皆、林檎の甘い香りに酔ってしまっているのだ――]
(71) 2012/09/28(Fri) 22時半頃
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[女と2、3の言葉を交わした頃だったろうか。 離れた部屋の1つから上がる鋭い声に男は、顔をそちらに向けた。
部屋から転がるように走り出て来た使用人の姿を認めると、目の前の女に目を戻す。]
失礼── 、部屋から出ない方がいい。
[行き掛けにそれだけ言うと、男は使用人が示した部屋へと走り込んだ。]
(72) 2012/09/28(Fri) 22時半頃
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―――…そうですね。 ヘクター様もお亡くなりになったと…。
[立て続けに事件が、という言葉に頷いた後。 あの幼い少年も亡くなったことを聞き、緩く目を見開く。
これは演技ではなかった。 …烏が落ちたことは、そのとき初めて知った]
嗚呼、おいたわしい。
[烏が林檎を持ち出したことは知っていた。 しかし、彼が楽園を追い出された、今。 禁断の果実は何処に―――――…?]
(73) 2012/09/28(Fri) 22時半頃
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