人狼議事


226 【突発誰歓】君の瞳に花咲く日【RP村】

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そうだね。仲間だ。

[彼女の声はいつだって感情溢れている。
ケイトの声を聞き、身も凍るような寒さが少し和らいだような気がした。]

幸せ、か。
素敵だと思うよ。

僕も、ケイトとキルロイに幸せになって貰いたいな

[ふわりと微笑む、メルヤは心底願っているようだった。
不敵な笑うケイトは、病をも克服していくかのようだ。

強い彼女を、見つめる。]

…一回ナナオの様子を見てみようか?



[タルトの部屋を通る前に、ナナオの部屋の方が近い。
 そう口にして、ナナオの部屋の重々しい扉を、開く。

背の傷口がじくりと痛み、顔を歪ませた。]

ナナオ…起きてる?

[小さく声を掛けた。]


メモを貼った。


―自室―

[“誰か”が部屋の戸を叩いたとき、彼はまだ虚ろな夢の中だったろうか。どこかで歌が聞こえるような、そんな夢だった。歌っていたのが“誰”なのかは、彼には到底分からない。]

[――――……瞳を覆う包帯に手をかけて。狭間から覗き見る世界は、きらきらしていた。割れたガラスをちりばめたその世界は、うっすらと光源を示す。使いものには、ならないだろう。でも彼は、]


――――……綺麗だね。


[それを“見て”笑うだけ。]


[それ以上も、それ以下も、ない*]


メモを貼った。


それでも、貴方が怪我をしたら
心配する人は多いんだから、ほどほどにね?

[忠告、釘をさすのは忘れない

私は表情が殆ど作れない
だから声に、瞳に視線に。私を込めるのだ
其れが誰かの心を灯せるのなら、それはとても幸せな事]

……言っておくけれどメルヤ
私ね、貴方二も幸せになってほしいと思ってるんだからね?

[ふわりと笑う彼にそう告げれば、
ナナオの様子を見よう、といった彼に――]


……私は、少しだけ寄る所があるの
ちょっとだけ離れていい?

[きぃ、と車椅子を動かし、
目的の人物の部屋に行きたいと
...はメルヤに背を向け、その人物の部屋に向かったのだ]


――……。

[あと何回、歌えるだろう。
あと何回、起きられるだろう。
あと何回、あなたに会えるだろう。
既にもう、回数が尽きていることもあるのかもしれない。]

メルヤ。

[知っている声が、扉を開く。
ナナオは、誰かが来るのを待っていた。
メルヤが来たなら――。

儚げに、ナナオは笑った。]

・・・これ、外してもらっても良い?

[せんせーの処置した拘束を外すこと。
――それがどういう意味かは、あたしは知ってたけど。]


―少し前:廊下―

僕の心配、か。うん、ごめんね。ケイト
[困ったように、眉を下げる。
実際にメルヤは困惑していたので、嘘ではない。

――…ぼくの、しあわせ?

酷く遠いもののように思うのは何故だろうか。
どこかで
      こどもが

              泣いている。]


―少し前:廊下―


……ありがとう。わかった、ナナオの方はまかせて

[には感謝の意を示し、見送った。
車椅子が、遠ざかる。眺めた後に、ナナオの部屋の重厚な扉を開く。

の歌が、耳に届いただろうか*]


―すこしまえのこと―

[...は躊躇いがちに扉を開けた
その際、彼は唯、笑うだけだった

私でない誰かを見て
″私″のナニカを見て、笑うだけ

此処に来る前は目を合わせようともしなかったのに]

……そう、綺麗なの?
貴方は一度たりとも私にそう言った事はなかったけれど
貴方の瞳には何が映っているのでしょうね

[万華鏡の様な世界が見えているのかそれとも
...はまた後で来るわと言い残し、
壊れた用に微笑む男の部屋の扉を静かに閉めた*]


―そして、現在―

トレイル……トレイル・ステーラ

[私は呼ぶ。彼の名を]

私は、貴方にとって傍観者
私は貴方にとっては何か苦手な事の琴線を刺激するようなモノを持っていた存在

――でもね、私は貴方の事をこの病院に捕えられた仲間とも思っているわ
そして、私以上に、比べるのも悪い位に貴方を大切に思う人を知っている

だから、そんな顔で笑う貴方を私は私の為に許さない
私は皆にしあわせに、なってほしい
行くわよ、トレイル・ステイラー
拒否権はない。おいで

[無表情で、儚く笑う男に淡々と告げればその結晶化が進む腕を握り締める
車椅子?移動しにくいなら其処に放置でもするわ
脚が軋む?気合いで動かせ]


――私は、貴方をつれていく
貴方に会いたい人たちの元へ

[そんな風に壊れたように笑う姿でも。彼らなら――きっと
何とかしてくれると信じて

私は彼を、緩慢ではあるが軋む足を動かして
ナナオの部屋へと誘った

さて、彼は抵抗したかそれとも
何にせよ、...はナナオの部屋へと彼を引っ張っていったろう
――私は恋する少女の、他者の幸せを願う少年の、味方なのだ]


メモを貼った。


―ナナオの部屋―
――……ナナオ。

[昨日元気にしていたナナオは、どこか憔悴しているようだった。
かじかむ手を、押さえる。]

……それを外したら君は。

[儚げな笑みを浮かべる。を見つめる。
昨夜の幻の怪我があるが、一度外したものでもある。僅かに逡巡し、問い掛ける。]


……トレイルは、もうすぐ。ケイトが此処に連れてくると思う。
タルトはまだ、起きてないみたいだった。

もし起きたら連れてくるよ。約束してもいい。


それでも、拘束を外して欲しいと望むなら……

[誰かの望みを、”家族”の望みを断れるメルヤではない。

彼の心の一部は、凍り付いた真冬に置き去りにされているのもある。
普段通りならば、拒否を示しただろう。


問い掛けながら、ピッキングに使っていたピンセットを探る。]


ふたりは、来れない――だから、メルヤが来たんだよね。
ね。・・・ふたりは。

[少し声が震えて、どうなっているの、と続きを言えない。
聞くのがこわい。でも。]

・・・どう、なってた?

[でも、ここで。――ここに、いて。
じっとしているだけなんて、いられないから。

だってあたしは、恋する乙女だからさ。
――その枷が、あたしの命を繋ぐ為にあるとしても。
今は、自分の命どころじゃない――と思えて。
でも。――返答を聴いて、少しだけ拍子抜けしてしまう。]

・・・来れ、るの?大丈夫なの?



嗚呼……そうだったかもしれないね。


[突然の少女の言葉にも、そう落ち着いた口調を返す。ぱたりと絞められた扉の音。続く言の葉に耳を傾けて、手を取られても、笑みだけは消えなかったけれど、けれども]


――――……君は、


[ひらいた口はすぐに閉じられ、そして少しだけ言いかけた言葉を振り払うかのように首を振ると、手の先。彼女の瞳があるであろうそちらに顔を上げた。]


俺は、何も与えられないよ。もう。きっと。
それでも連れていくというなら――――俺は自分の足で、行こう。


[彼はきっと、なにひとつだって理解しちゃいなかっただろう。それでも自らを引く腕を拒まなかったのは、それを支えて進む方向へ自らの足先を向けたのは。

ひとつ、大事なものはまだ残っていたから。]


――――嗚呼そうだ、“花”はこの部屋にあるかい。


[全ての喪失と同時に彼が得たのは、己の意味*]


タルトは今は眠ってる。小さい体に…睡眠薬が多かったのか、わからないけどちゃんと呼吸はしてたよ。

[の声が震えるのを耳にして、安心させるように穏やかな声と笑みを浮かべる。
このやり方はどうにもトレイルに似てしまった感があるが。

”今”のメルヤは気にしなかった。]

ケイトも、ナナオも、強いね。
恋する乙女は、無敵だ。

[少しだけ茶化したような、声を出す。]

ケイトに頼んでる。きっと、彼女なら連れて来てくれるよ。
正直言うと僕はまだ、トレイルがどんな状態か知らないんだ。

でも。予測は、つく。
……ナナオ。少し僕の話を聞いて貰えるかい?

[僅か距離を取ったのは、体が硬質化しているケイトでさえも冷気を覚えたからだ。
 心の一部が冬の夜空に投げ出されたまま。体の震えを悟られないように、ゆっくりとした声で語りかける]


トレイルのことが、好きなら…少しでも、一秒でも生きることを、選んだ方が喜ぶかもしれない。
あいつはね。あれで、寂しがり屋だよ、多分ね。
本当はみんなに覚えていて貰いたかったんだ。

自分はさっさと綺麗に消えて、ね。

[どこか。遠いところで話しているような気分だった。
 それでも、メルヤは必死に、穏やかな笑顔を浮かべる。

どこか空虚なものを、ナナオに悟られないように。]


メモを貼った。


別に貴方が与えるとか与えないとかはどうでもいいの

[一刀両断。人によっては冷淡にも思えるだろう言葉
私は、与えられた恩恵に気付かず笑みを浮かべる男に、眉をひそめる
つまりは――私は非常に、目の前の男にむかついていた]

貴方自分が神様にでもなったつもり?
いいこと、良くお聞きなさいな
――貴方が与えるんじゃない。与えると感じるのは受け取り手次第
互いに、受け取るのよ

[緩慢な動作で、もう片方の手は彼の頬を打つ
打つといっても触る程度しかできない。其れほどに私の関節は手の方も硬化していた

″人の気持ち″を、
舐めんじゃないわよトレイル・ステーラー]


[其れでも彼を連れて共にナナオの部屋に行くのは
きっと私は見たいから

メルヤをからかって笑っていたトレイルを
ナナオの歌に耳を傾けていたトレイルを

トレイルを恋うた輝くナナオを
嫌そうにしながらもトレイルを気にかけていたメルヤを

私は、この施設の仲間が好きだから]


[花の事に関しては勿論と、告げよう
ああでもね]

あるわよ。この部屋に花はある
――それと、貴方の瞳にもね

[告げれば目指すはナナオの部屋
其処につけばノック――は、流石に体力的にきつかったので
そのまま扉を開けたが
果たして中に居る2人は、何をしていたかしら*]


[タルトちゃんの容体を聴いて、逸る気持ちを抑えて。
どくり。胸に手を当てる。――内心。この拘束に繋がれていても。
次、があるか――分からない、と思うけれど。]

うん。

[メルヤに、しっかりと頷いた。
――でも。あたしは、強くなんてないと思った。
不安で――。今更ながら、臆病風に吹かれそうになっている。 そして、相槌を打った。]

・・・うん。分かるよ。・・・消えて、か。

[わずかに距離をとったことに、ナナオは気がつかない。]

ね、メル・・・・あ。

[――あたしに、トレイルに出来ることはあるのかな。
ここに来て。――そんなことを、思ってしまう。
それを言葉にする前に――、再会の扉が開いた。]


…それでこそ、ナナオだよ。

[頷く姿や、震える声を聞く。
メルヤは恋を知らないが、恋愛相談では上級者と言って良い。

本当に、彼のことが好きなのだろう。命を張ってでも、一目会いたいと思う程に。
寒気が増してきた。遠く遠く、子どもの声がする。ナナオに意識を向けるべく鳶色の双眸を真っ直ぐに見つめた。]


[ノックの音がきこえたのはその直後だったろうか。
メルヤは扉を開き、ケイトと連れて来られた風情のトレイルを交互に見る。
開け放しにして、一度ナナオに近寄り、小声で告げる。]

「僕は嘘が下手だからね、無いかもしれない。…だけど、あるかもしれない。
君の心が、彼に届くことを願ってるよ」

[そう告げて、メルヤはナナオから離れる。かすかに全身纏う冷気に気づかれたかどうかは、わからない。]


・・・?

[メルヤの囁きと一緒に、冷風に吹かれたような気がする。
不思議そうに首を傾げたが、その小声で囁かれた内容もナナオはよく理解していなかった。
――あたしの心の中を読んだような、気がする。
それが不思議で――、]

メルヤ・・・、それってどういう。

[訊ねて。――扉の向こうへ見えたトレイルに、眼が逸れた。]


[の方を伺う。茫洋とした瞳はどこも映していないよう。

体の内側から軋む、寒々しい体に纏う気配は雪山の遭難者のように今はメルヤの体に熱を放ちはじめた。熱気と寒気が、メルヤから放たれる。]

やあ。トレイル。昨日振り。
……目も見えてないのかな?
随分、早く広まったんだね。

[メルヤが彼に話しかけるにしては、至極穏やかで冷静だった。
冷静過ぎると言っても良いだろう。

付き合いが長い者には奇異に思えただろうが。最早何も残っていないような態のトレイルには届かなかっただろうか。]


僕は君に、言って置こうと思うことがあるんだ。
[メルヤはトレイルに近寄り、彼に聞こえるように耳をそばだてた]


君が大事だったのは、薄紫だけだったの?


[トレイルを見る目にも、触れる手つきにも。
怒りも悲しみも何も込めていない。

かつて胸の内にあるものを、”ナナオ”のために吐露しているに過ぎなかった。]

他の何も誰のこともどうでも良いなら、はじめからそうしていれば良かったんだよ。
適当に構った挙げ句に本心はどうとも思ってないなんて、溜まったものじゃないからね

どこまで進行したか知らないけど
臓器移植の話を知ってる?

心臓を移植した人が、全く知らない相手の記憶を鮮明に追体験するんだって。

心は、そこにだけあるんじゃないよ。
全身にあるんだよ。


出なければ……。

[そこでひとつ区切る。トレイルにだけ、聞こえるように、声を潜めた]

”ぼく”はこうは、ならなかっただろうね。

[あの冬の日に君が見つけなければ、凍死していただろう。
 だから、幼い自分が、七年前の幼いメルヤが蹲って泣いている。ピエロの彼が亡くなったと聞いて。

どこかで、メルヤは彼ならば愉快に生きていると心のどこかで思っていたようで。

支えを失った心が泣いている。あの冬の夜空の下の《幻》の中で――誰も来ないと嘆いているのだ。]


……さて。ナナオ、僕にはもう頑張ってってしか言えないけど。
もしタルトが起きたら連れて来る。

[トレイルにだけ聞こえるように潜めた声は、身近にいたケイトに聞こえたかどうかはわからない。
どちらでも今のメルヤは気にならなかった。]

ケイト?
車椅子どうしたの?

持って来ようか?

[そう、ケイトに話を振った*]


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