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えっ…?
[忍崎>>*13の密かな問いには、
何故榊原の一番の理解者がわざわざそんなことを聞くのだ、と
ぽかーん顔をでまじまじと忍崎をみあげた。けれど。]
原稿用紙何枚分でしょうか?
[語る気満々のお返事でした。]
ジェームスの身体は資本>>*14には、肝に銘じます、と素直に頷いた。
[それぞれの話題がどこまで続いたかはほにゃららだったが、
二人も行くのか、と聞かれれば。]
はいっ、栗栖先輩とお約束しましたのでっ!
[もちろん取材を兼ねて、と、マントに隠れていた
報道の腕章をぽんっ、と叩く。
そうして、榊原が衣装を解くのに合わせて、
自身もそろそろ魔女の衣装を返そうとしたが、
受け取ってもらえたか、どうか。]
第二体育館でしたよね、急ぎましょう。
[いずれにせよ、椅子から立ち上がり移動する準備を**]
メモを貼った。
![]() | 【人】 忍者隊 ジェームス──人楼高校、学内廊下── (30) 2014/11/18(Tue) 14時半頃 |
![]() | 【人】 忍者隊 ジェームス[不器用、というわけではないが機械全般が大概不得手な忍崎の携帯は、通話とメールができるだけのごくシンプルなものだ。] (31) 2014/11/18(Tue) 14時半頃 |
![]() |
![]() | 【人】 忍者隊 ジェームス[また、当人の打つ速度自体も遅いため] (33) 2014/11/18(Tue) 14時半頃 |
![]() | 【人】 忍者隊 ジェームス──第二体育館、書道部パフォーマンス── (34) 2014/11/18(Tue) 17時半頃 |
![]() | 【人】 忍者隊 ジェームス[書道部の部員達が筆を持ち、渋い音楽に合わせて、 (35) 2014/11/18(Tue) 17時半頃 |
![]() | 【人】 忍者隊 ジェームス[体育館に集まっている人数はそれなりに多く、 (36) 2014/11/18(Tue) 17時半頃 |
![]() | 【人】 忍者隊 ジェームス[感心してみている間にも、栗栖がてんってんっと赤で点を落としていく。 (37) 2014/11/18(Tue) 17時半頃 |
![]() | 【人】 忍者隊 ジェームス[栗栖が書いた勢いのある赤い点にあわせて、 (38) 2014/11/18(Tue) 17時半頃 |
![]() | 【人】 忍者隊 ジェームス[駆けでてきた一年生が、紙にとんっと判を押す。それと共に、 (39) 2014/11/18(Tue) 17時半頃 |
![]() | 【人】 忍者隊 ジェームス[演技を終えた呼吸音が聞こえるかどうか。 (40) 2014/11/18(Tue) 17時半頃 |
![]() | 【人】 忍者隊 ジェームス──第二体育館、書道部パフォーマンス終了後── (44) 2014/11/18(Tue) 18時頃 |
![]() | 【人】 忍者隊 ジェームス[とはいえ、身長差からも体育館内での合流は些か難しそうで、小柄な鷹野にこちらまで来させるのはなおのこと無理がありそうだった。] (50) 2014/11/18(Tue) 18時頃 |
![]() | 【人】 忍者隊 ジェームス[肩がぶつかる体育館内は、トラックよりは走りにくいが、そうも転ばされるようなことはない。 悪い、と声をかけて一年生と思しき男子生徒に道を譲ってもらい、鷹野の前までたどりつく。] (51) 2014/11/18(Tue) 18時半頃 |
![]() | 【人】 忍者隊 ジェームス[写真の整理はどうだった。と軽く尋ねながら、 (52) 2014/11/18(Tue) 18時半頃 |
![]() | 【人】 忍者隊 ジェームス[確かこの後にも、氷見山の出る劇があるのだったか。と思う。 (53) 2014/11/18(Tue) 18時半頃 |
メモを貼った。
メモを貼った。
―第二体育館―
…おぅ。
[栗栖が近付いて来て、お疲れ、と言われれば短い返事。
こちらは床に座って片膝を抱えるような恰好で見上げる。
お互いいい感じで墨まみれだ。]
いや、あれくらいなら
フォローはできる。
[手本にない字を書かれたわけではない。
「大漁」事件に比べればどうと言う事はない気分。]
……、栗栖もお疲れ様
[思いの外、見に来てくれた人の数は多かった。
ゴロウの周囲にも既に人が多い。他の部員にも。
保の所にも、クラスメイトの姿とかもちらほらいたが、
それに負けないような声が届けば
お、鷹野。
[ありがとう変わりに、手を振って返事にする。
カメラを掲げるのが解れば、]
楽しみにしている。
[書道部と写真部の展示は近いからそこでも会えるし、鷹野なら忍崎の家でも会える可能性が高いから急いで追う事はしないが、それに近付く長身男は解りやすかった。
……見に来てくれていたのか。
[鷹野の方へと向かう忍崎の姿。良いネタを提供できているといいが、と思いながら。去年の夏からの波乱の生活――彼の家、布団に随分と世話になったなと思い出が甦る。]
メモを貼った。
- 回想・急の章 -
新聞部1年・白銀真弓は、陸上部期待の星 榊原駿選手を、
独占取材させていただくことに決まりました、宜しくお願いします!
[彼女が礼儀正しく爽やかに、一方的な宣言を彼にしたのは、
1学期の中間テスト目前の部活動禁止週間のこと。]
テスト明けが楽しみですね、榊原選手っ!
それでは、失礼します!
[満面の笑顔で言いたいことだけ言って去っていった彼女が、
本当に宣言通りの行動力を見せることを知るのはすぐ後のこと。]
- 回想・序破の章 -
なかなか見あたりませんね。
[ある晴れた春の日。昼休みを利用して、彼女は中庭を散策していた。校舎の壁にツバメが巣を作っている、という情報を小耳に挟んだのだが、それらしいものを見つけることができないまま、まもなく予鈴だ。]
よくある風物詩ですが、穴埋めにはふさわしい、と思ったのですが。
[詳しく場所を確認しておくべきだった、と後悔したが時間切れだ。
雛鳥の声ですぐに見つかると思っていたら、甘かった。]
…それにしても、いい天気…。
[ぽかぽか陽気が気持ちがいい。空を見上げれば、雲一つない青空で。ふと文芸部の先輩とのやりとりを思い出した。]
『せっかくだから表紙の色、選んでいいよ。』
「じゃあ、空色で。」
『早いね。空色って夜空の?作品に合わせて?』
「いえ、ふつーの空色でお願いします!」
[理由は特になかった。強いて言うならインスピレーション?
ペンネームをどうするか聞かれた時も、即席で決めた名前を告げて、もしかして乙女座だから?と文芸部の先輩に苦笑されたものだった。]
でも、出来上がりが楽しみだなぁ。
あ、製本のお手伝いとかした方がいいかしら?
…きゃっ!?
[空を見上げつつ、ぶらぶら歩き続けていたら、何かに躓いて
気が付けば目の前に水面が広がっていた。]
(あ、そういえば、中庭には小さな池が…。
…確か、ジャージはまだロッカーに置きっぱなしだから…。)
[時の流れがゆっくりに感じられて、これが走馬燈というものか、と
ぎゅっと目を閉じて水没に備えたが、「危ないっ!」という声と共に、強い力で後ろに引っ張られて、水没は免れたようだ。]
[振り向けばすぐ側に見知らぬ男子生徒の顔があった。]
あ、あの…、ありがとうございます?
[辛うじてお礼を口にして、見上げていたら、
その人はやたらと早口で、いつ池に気づくかと見ていたら、
そのままつっこもうとしてたから、出ないわけにはいかなかった。
せっかく隠れていたのに、とまくし立てた。]
………隠れんぼ、してたんですか?
[高校生でも隠れ鬼をするののだろうか、という疑問を
直接彼にぶつけようとする前に、見つけたー!という叫び声が降ってきた。
彼はびくりと肩をふるわせると、慌ててその場を立ち去っていく。
ちゃんと前みて歩け、というアドバイスを残して。
それがおそらく榊原との最初の出会い。]
[2度目の出会いは、部活紹介の記事を書くために、
陸上部に見物に言って、色々話を聞いていた時。]
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