25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
…―――― そうか
[手を話せば、
まとめていただけの髪は
するりとほどけた。]
…そう、変わるはずも
ない な
変わりたかった?
[僅かに、首を傾ぐ。
レンズ無くとも、瞳は焦点を定めて]
……―――
…己は、己であろうと。
[一度だけ視線を合わせる。
それから、誰かを探すようにさまよう]
死してなお?
己とは存外にあやふやなものだよ。
……死者の先輩として言っておくけど。
[硬質な声音。
冬の蕾は咲かぬまま、一夜先に此処にあり]
ふたつ心生まれれば
身はひとつ
引き裂かれ
望み叶わず、破れ散る
[散った花が詠う]
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 17時頃
――――っ、……
[眉を寄せた。
紫苑色がつり上がる。]
ふたり、 いたのか。
ひとつの、からだに。
…そんなことが……
[―――声。
それから、
常世ではない鈴の音。
白い鳥は独り堕ちる。
混乱と混沌の中
独り]
――――…
…朧さま
……―――華月
かげつ、 …っ
[手を伸ばしても、隔たりは彼方だ。
りん、と鈴が啼いて
俯いた顔を髪が隠す。]
否
ひとつ、身に 二つこころは
いれられぬ
駒鳥は落ち、花が咲いた
其れが私
[花が謂う]
ボクを殺したのは、噂だよ。
多芸は多才じゃない
それなのに
あの時は、未だ花は選ばれていなかった
それなのに
[臥せっていたあの日
微かな期待打ち砕かれて、冬の蕾は行き場をなくしたと]
[ぽつり。
首を振って、傍らの主に身を寄せる]
……いまは、二人でひとり
寂しさは此処に
淋しさは此処に
埋めてくれるのは、主さま
それから
新たな私が、現世に。
[冷たい色の瞳は、ゆっくりと閉じる。
応接の間に、
手を伸ばせば鍵盤が触れる
それでも、生者に音は届かない]
[諌められれば、やがて洋琴の音はぷつり途切れる]
……主さま。
[困ったように見上げて**]
|
―高嶺の部屋―
[手と手の間で、くぐもった鈴の音がする。 高嶺の手に力が込められれば、その音はくぐもりを強くして。]
主様やから、いえんのです。 わてが、華月(はな)である以上、胡蝶の望みは……。
[胡蝶――それは、両親がつけた青年の名。 苔色の眼の片親は、胡蝶の手妻が一等好きだった。 もう朧げな記憶の中。 それでも片親が1匹ずつ、蝶を操り番を演ずる様は鮮やかに。]
朧様も、この貌の意味、主様としていえへんのやろ?
[憂いと哀を見せる黒檀の下、頬に触れるは囚われていない片手。 相変わらず、青年の貌は、華月(はな)の笑みのまま。]
(207) 2010/08/07(Sat) 18時頃
|
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 18時半頃
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 18時半頃
|
[――胡蝶の夢。
花だ蝶だと云いながらも、結局、根本は同じということ。
胡蝶と呼ばれ、胡蝶となっても、微笑を湛えるのは変わらない。 その微笑が微かに動いたのは、高嶺の死を願う――その言葉に。 少し苔色を驚きに見開いて、鈴と共に握られた手に力を添えた。]
朧月の貴方になら、謂ってもええわ わては……―――
(217) 2010/08/07(Sat) 19時頃
|
|
胡蝶は 己が死を望んどります。
(219) 2010/08/07(Sat) 19時頃
|
[狭間に呼びかけるこえ
主の傍から、そちらへ
意識を向ければ気配は傍に]
……嗚呼、思い出した
昨年喰われた……明の
[そう聞いたのは霞の月に。
今時の幽霊はあれほど存在感あるものかと謂ったのを覚えている。
ふ、と自らの手に視線を落とした]
[呟きは揺らぐ。
狭間からうつしよへ
届くとも解らず。
まどろむように、意識はまた
温もり求め、主の傍**]
|
[変わらぬ微笑。
死を望むのは、鵠の件だけが引き金ではない。 背に負った業。 死を望まれながら、死ねなかったのは幾許。]
[沈黙を持って、朧月の ――否、それは高嶺(はなぬし)の笑みを見る。]
(226) 2010/08/07(Sat) 19時半頃
|
|
―――……御意。 いつか、摘んでくださるん謂うんなら。
[花綻ぶように微笑む。花として微笑んだ。 与えられた命は、心の裡にあった願いそのもの。]
例え、獣に襲われようとも、這いずってでも 最期は朧様に殺してもらいに参りますわ。
もし、票で選ばれたんなら、紅い眼の方々の前に殺してぇな。
[常のように冗談めいて謂う花の、 主から解き放たれた手の内で、鈴がりんと一つ啼いた。]
(227) 2010/08/07(Sat) 19時半頃
|
…―――
…華月…
[―――――紫苑色が揺れる、揺れる。]
己は
何も、…
……っ、
[何も知らないで。
何も。何も。
ロビンの声が聞こえても答えられない。
射落とされた鳥は
きつく眉を寄せ俯いた。
――――りん、と
重なるように
鈴が
*鳴った*]
|
[主の為に死ぬために生きるが、華月という花。 朧が己に生きるを望むを悟っていれど、譲れないのは胡蝶の我。
頭に触れる感覚。 昨夜、そこに触れた人とは違う感覚。
抱き寄せられる腰。 昨夜、抱き寄せる側だった。]
……今、一緒に抱かれ取りますやん。
[主の呟きに、笑って応えれば、また、りんと鈴が鳴る。]
(239) 2010/08/07(Sat) 20時半頃
|
|
高嶺の死を願うんやったら いつか、いつか、双花の死が それの足掛かりになればええと思います。 少なくとも、わては、それが花としての僥倖や。
[鈴の持ち主の答えはどうであったか。 りん――聴こえぬ言葉の代わりに、鈴が啼く。]
刀でも用意しといてぇや。
[離された身体。 黒檀に憂いはなく、見遣る苔色もまた花を彩る緑にしか過ぎず。 素手で殺そうとする主に、笑むかわりに肩を振わせた。]
……ほな、茶、用意してきますわ。 それと、湯、使わせてもろうてきます。
[2つの命に是と答えた花は、背を向ける主に頭を下げ、りんと鈴の音を鳴らしながら部屋を離れた。]
(240) 2010/08/07(Sat) 20時半頃
|
手妻師 華月斎は、懐刀 朧の部屋より、着替えを取りにA棟へ向かうため、一先ず本邸の方へ。
2010/08/07(Sat) 20時半頃
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 21時頃
|
―B棟側渡り廊下― [服の代えを取りに戻る途中。 ふと、立ち止まる場所が在った。 窓から見詰める青。漂う鳥の色は今日も白。]
……死んで唯の胡蝶になったら、一緒に飛んでくれへん?
[生前鵠にかけた言葉。それによく似た言葉。 紡いだ場所は、初めて唇を合わせたその場所で。]
やけど、生きているうちは、わては花でもあるから。 鵠さんと一緒に、朧様の双花であろう思う。
[華月として、鵠が花であった証に。]
鵠……―――
[それでも2人になれば、胡蝶が強く。 情重ねた人の名を呼び、彼の人の代わりに鈴に唇を寄せた。 近くに人あらば、その様を見ることもあるかもしれない。]
(249) 2010/08/07(Sat) 21時頃
|
私の声が……聴こえるのなら
其れは生者としてはおかしな事
[白い鳥の視線はあちらへ。
答えが無くとも冬も花も気に留めず
現世留まる亡者を見る。
己の投げかけた言の葉は、
思うよりも随分広がったようだった。
主の傍にありながら、彼らの様子が手にとるように見える
ここは、狭間]
黄泉が手折りた 花ひとつ
うつつの月に 迷い染まる
あちらの虎鉄と謂う花も
……同じ?
[呟きはあやふや
彼については、人食いの花は聞いて居らず]
[主に何もできなかった己は―――なんて、無様な生贄だと。
すまない、と幾度目か謂って。
ふいに、聞こえたのは蝶の声]
――――…飛ぶ
[俯いていた鵠が
少しだけ、顔を上げる。]
…飛びたい…な…
[鈴の音に、重なる。]
手妻師 華月斎は、庭より聴こえ止んだ笛の音に、ふと気が付き様子をうかがう。
2010/08/07(Sat) 21時半頃
[漸く眸が常世と現世の狭間を映す。
ロビンの声が聞こえ]
…己たちの、こえが
聞こえる…?
[呟く。
そういえば、虎鉄は――最早あるはずのない場所で鵠の名を呼んだ]
どうして、…
簡単なことじゃないか。
[素っ気無い少年の硬質な声]
彼は……
多分もう一人も
生者に非ず
……そう謂う事。
嗚呼、この声も届いてしまうかな。
ボクは少し喋りすぎだ。
|
―本邸・廊下―
[笛の音に、少し庭を伺うように見るも、そちらに向かうことはなく。 華月の脚は、本邸の廊下に差し掛かる。
と、視界に入るのは2つの影。]
[主の言葉を思い出す、刀を腰にでも巻き付けておけと。 刀を借りるとすれば、2つの影のうちの1人にだろう。
―――鵠を屠ったその人に。]
すまへん。 お取り込み中みたいやけど、ちいと宜しいやろか?
[間を計りながら話しかける。 ふと、明之進の影が薄い気がして、首を傾げた。]
(257) 2010/08/07(Sat) 21時半頃
|
1
2
3
4
5
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る