5 おんがくのくにのふしぎなおはなし
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よし、じゃあ、くじらさんに、陸に来てもらおう!
海専用獣人でもねえんだろ、くじらさん!
海水たくさんもってったら大丈夫かなあ
[くじらがどんなものかわかっていないから、5段階変形するようなすごいくじらを想像しつつ、本隊よりもずいぶん早い旅路をゆく。のんびりと]
[そして、ふと腕にかかる重さが重くなるのに気付けば]
[そーっと、ふわふわん子供ベッド搭載手押し車に馬の子をのせて]
[のんびーり、のんびーり、港町へと。]
[さて、先に港町につくのは、脱落組か、それとも本隊か……**]
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――海など。 風は湿って匂いはきついし、 船に乗れば波が揺れて吐き気は催すし、 海に入ってみれば、水はしょっぱいし、 砂浜を走ってみれば、貝を踏むは足の裏は焼けるわ……
ろくなものじゃないぞ。 あれは。
期待した分、裏切られる痛みの大きさは計り知れぬ。
[海に憧れてそうなラルフの>>170 には真顔で告げました。]
(177) 2010/03/25(Thu) 01時半頃
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――戯曲 ね。
[>>172にはぽつり。 揶揄られた当人にしてみれば、まあ喜劇としか思えなかったけれど]
(179) 2010/03/25(Thu) 01時半頃
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奏者 セシルは、漂白工 ピッパの非難の目には大儀そうに手をひらひら
2010/03/25(Thu) 02時頃
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[>>183 セシルさん 呼ばれなれない呼び方には、ぴくと片眉跳ねた]
ああ、海の水は塩気がある。 うっかり水浴びでもしようものなら、 なんだかべたついた気分な上に体が塩味になる。
まあ幼い頃の話だ。 いたいけな子供の希望を打ち砕く、海とはまこと恐ろしい場所だ。
[脅すつもりはなかったが、わりと重々しく呟いたとか]
(188) 2010/03/25(Thu) 02時頃
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ぬるぬる… そこまでいったかは定かではないが。
[>>193 小首傾いで、ひとつ頷いた]
うむ、存分に私に感謝してよいぞ。 まあうっかり入りたくなったら止めはしないがな。
(197) 2010/03/25(Thu) 02時半頃
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――素敵な音楽、か。
[誰かの声聞こえればぽそり呟いて、金糸の守り役を振り返った。 いまだ律儀に持ち運ばれている ヴァイオリン。 砂時計の脈動は、失われた音色を思い出させる。
夢を渡り音を聴き、ろくに眠りをとってない上に、 土ぼこりと鉄さびのスタッカートはどうにも穢れに満ちていた。
港町までの足取りは、そう軽くはなかっただろう]
[海の町の宿で再び夢を渡るとしたら、 それは己の意志でなく砂時計の導きかもしれない**]
(199) 2010/03/25(Thu) 03時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/25(Thu) 03時頃
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