人狼議事


308 【R18】忙しい人のためのゾンビ村【RP村】

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【人】 百姓 ワット

[町長からの連絡だったが、
 田舎だから、家と家との間には
 数百mの距離がある。
 そっち方面にさえ行かなければ、
 いきなり襲われることはないはずだ、との考えらしい。

 戸締りをしっかりして、家の外には
 でないようにと、ニュースと同じような
 注意もされたけれど、
 それでも毎日畑にいき、圃場管理はしていた。
 毎日山ほど収穫しては出荷していた野菜たちが、
 収穫しない分は少しずつ痛んでいったが、仕方ない。

 7日目には、ごっそりと、
 一部の区画の野菜がなくなっていた。]

(52) 2020/10/24(Sat) 22時半頃

【人】 百姓 ワット

[猪よけの柵はしているが、
 触れてもわずかにビリっとくるだけのものだ。
 畑の敷地に鍵なんてかけるわけもないから
 人の出入りは止められるもんじゃない。]

 ……食うもんがなかったんだろうな。

[実際、SNSの向こう側でも、
 そんな言葉があふれている。
 見も知らぬ人たちだが、
 この野菜たちを届けられたらどんなにいいか。

 健司たちが来ても困らないだけの食料は
 すでに収穫して、
 保存がきくように加工もし始めている。

 このまま畑で腐っていくよりはずっといいかと、
 いくらか収穫して、青いゲージにいれ
 畑の前の道路の隅に置いておいた。]

(53) 2020/10/24(Sat) 22時半頃

【人】 百姓 ワット

『好きなだけお取りください』

[そんな看板もそえた。]

(54) 2020/10/24(Sat) 22時半頃


[ 彼女の言っている意味が理解できなかった。]
 



  ──どういうこと?

[ 理解ができなかったから尋ねたわ。
 わたしにはまったく見当がつかなかった。
 もしかするとわたしの知らないところで、
 食糧を隠し持っていたのかと思ったくらい。

 ご主人は少しばかり驚いた様子だった。
 けれど、なんていうのかしらね。
 理解ができていないという風ではなかった。

 奥さんはしっかりとした口調で言ったわ。
 まっすぐにわたしの目を見ていた。]
 



  ねえ、わかるでしょう。
   助けを求めにはいけない。
   じゃあ待つしかないじゃない。
   誰かが見つけてくれるのを、
   ここで生きて、助けを待つしか
 



[ 揺らぐことのない強い目をしていたわ。
 それが最善だと信じて疑わない声をしてた。

 ……犬、たくさん飼ってるじゃない
  どうせもうじき餌もなくなるわよね
  どうせ死んじゃうわ、それならいいでしょう

 彼女ははっきりとそう言ったわ。
 わたしは信じられない思いで立ち尽くしていた。

 そのとき理解したのね。
 ご主人は彼女が言ったことではなく、
 今わたしにそれを告げたことに驚いてたのね。

 けれど、それはとても受け入れられない提案だった。
 そんなことを考える人がいるだなんて、
 わたしには信じられないような惨い話に思えたわ。]
 



  冗談でしょう?!
  ばかげたこと言わないで。
  ほかに何か方法があるはずだわ。

  ……そうよ、
  わたしのスマートフォン。
  家の中でなくしてしまったの、
  まだ充電が残っているかもしれない。

  見つけたら、そう、
  SNSを通じて助けを求めて──、
 



[ わたしは必死に反論したわ。
 絶対に許すわけにはいかないと思ったの。

 何かほかに手立てはないかと、
 記憶を探って知恵を振り絞って言ったのね。

 けれど、奥さんは非常に苛立った素振りで、
 ぶんぶんと大きく首を横に振るばかりだった。
 そしてヒステリックな口調で叫んだわ。]
 



  ないわよ!
   そんなの出てきっこないし、
   助けなんてさんざん求めたわ。
   でも、この混乱の真っ只中で、
   誰も気に留めちゃくれなかった。

   無理なのよ、今はまだ。
   状況が落ち着くまで、
   なんとかして生き延びないと……
 



[ 奥さんはぜいぜいと肩で息をしていた。
 呼吸を整えるように深呼吸をして、
 そして、またわたしをじっと見るの。

 良いわよね、あれだけいたら、
  しばらくの間はきっとしのげるわ

 真剣な目でそういう奥さんに、
 わたしはこれ以上何と言えばいいの?
 代替案が何も思い浮かばない、
 自分の頭とこの状況がひたすらに憎かった。]

  だめよ、絶対に。
  あの子たちを食べるだなんて……

[ わたしの声はいつしか泣きそうだった。
 そんなわたしを見たご主人が、
 ずいぶんと落ち着いた様子で口を開いたわ。]
 



  エドワーズさん、考えてみてください。
   普通の状況ではないんです、そうでしょう。
   きっと皆そうしています、家畜だけじゃない。
   乗馬用の馬やペットのミニブタを食べてでも、
   人々は生き延びようとしているはずです。

   それと何が違うんですか?
   何としてでも生き延びようとすることが、
   そんなにも残酷で、醜いことなんでしょうか
 



[ 顔を覆ってしまいそうなわたしの手首を握り、
 わたしの目を覗き込むようにして彼は言った。

 ご主人もやっぱり真剣な目をしていたの。
 正しいことを言っていると信じている者の、
 まっすぐで強い眼差しをわたしに向けていた。

 ……言葉が出てこないの。
 ノーリーンを撃ったときと同じよ。

 彼らの言うことは間違っていないようにも思えた。
 けれど、わたしの心は確かにノーと言っていたわ。

 それでも小さく首を横に振るわたしに、
 ご主人は畳みかけるように言葉を重ねたわ。]
 



  お孫さんを死なせたいんですか?
   私は、息子に生きていてほしい
 



[ 喉がからからに乾いていたわ。

 魂を吸われてしまったみたいに動けないわたしに、
 ご主人は考えておいてください≠ニ言った。

 その場を去っていく二人の背を見送りながら、
 わたしの頭の中はもうめちゃくちゃだった。

 あの子にひもじい思いをさせたくないわ。
 いつか自分の綴った言葉が頭の中に響いていた。
 けれど、そんな惨いことが許されるはずない。

 ねえ、そうでしょう?
 わたし、何かおかしなことを言っているかしら。]
 



[ お願い、答えて。いのちに優劣があると思う?**]
 


― 数日後・コーヒーショップ『abbiocco』 ―

[あれから何日が過ぎただろう。
 窓から覗く空模様だけでは、正確な時間は掴めなかった。
 壁掛け時計の針は、濁った膜に覆われてよく見えない。

 畑の間を走る道路から、車の音は聞こえなかった。
 規制がかかったか、
 あるいは車に乗る人そのものが少なくなったのだろう。
 数少ないエンジン音も、明らかに壊された形跡のある
 ドアを見れば、速度を上げて走り去っていく。

 ここを訪れる者はいない。
 孤独が満ちるはずだった――それなのに。

 例外は、いつもと変わらぬ体勢のまま俯いている。]


[最初、彼がその場を離れた時、助かったと思った。
 好きな方を選べと言ったけれど、
 あんなもの、二択の皮を被った一本道だ。
 悔いのない選択など、今ここには存在しなかった。

 しかし彼はすぐに戻ってきた。
 その手にあったのは、
 申し訳ばかりの缶詰と土のついたままの野菜だ。

 彼はコートの袖で拭った人参に齧りつく。
 眉間に皺を寄せ、泣きそうな顔をしている癖に、
 目の光だけは消えないまま。]

  ……ふ、 ふ。

[思わず小さな笑い声が零れた。
 シーシャが視線だけでこちらへ問いかける。]



  ふ……いや、すまない。
  前言撤回しようと思ってね。

  私はキャロルにはなれないが、
     ははおや
  君は、キャロルによく似ているよ。

[薪を燃やす炎に似た赤毛を思い出す。
 太陽が落ちて来たみたいな笑顔を思い出した。
 シーシャは虚をつかれたような顔をした後、
 一瞬だけ眉間の皺を解いて笑みに近い表情を浮かべた。]



[それからずっと、10フィートの境界は保たれている。]
 


[寝る時は私のベッドを使いなさいと言ったけれど、
 シーシャは頑として聞かなかった。
 生きる為に必要な分だけ動き、
 必要ない間はすべて店の壁に背を預けて過ごしていた。

 会話はほとんどない。
 日に何度か彼の名を呼んでは、拒否の一言で幕を閉じる。
 あの日から、状況は平行線のままだ。今日も駄目だった。

 ――嗚呼、
 そんなことをしている間にまた夜が来てしまうのに。
 空が暗く滲んでいくのを、濁った左目で見つめていた。]*


【人】 百姓 ワット

[日が暮れる前にはいつも家に戻り、
 インターネットで情報を集める日々だった。

 対策を練りたい、そんな投稿も見かけたが、
 俺自身はこの目でまだ見てはいない。
 なんの有益な情報も出すことはできないでいた。

 SNSで告知されていた配信、とやらもみていた。>>3:56
 同じように見た人が保存していたものが
 YouTubeなどにもあげられて、
 繰り返し見られるようになっていた。

 これが親切に教えてくれた謎のX君なのか。
 マスクと長く伸びた前髪のせいで、
 表情や顔つきまではよくわからなかったが、
 本当に、現実にいる誰かが
 あれらの投稿をしていたのだなと
 なんだか不思議な感じがした。]

(63) 2020/10/24(Sat) 23時半頃

【人】 百姓 ワット

[それと。
 ゾンビが、本当にいるのだということも。
 それまでにもニュースや動画も見かけてはいたが
 俺が目にしたのは、どれもヤツらが遠目で
 映っていたものばかりだった。
 荒れ果てた都会の光景の中、
 カメラ?をもつ謎の猫X君の走る音が響く。]

 よじ登るのは、時間がかかるのか……。

[謎の猫X君が言っていた台詞と同じことを口にして
 ヤツらがどんな動きをするのかを、
 つぶさに観察した。
 綺麗な空をみたい、というセリフには>>3:85
 なんだか無性に目の奥が熱くなった。]

(64) 2020/10/24(Sat) 23時半頃

メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 百姓 ワット

[家の本棚から地図を引っ張り出し、
 健司たちの家からここにくるまでに
 通るかもしれないルートを書き込んで。

 9日目には、朝から玄関に張り紙をした。]

(71) 2020/10/25(Sun) 00時頃

【人】 百姓 ワット


『健司へ
 お前たちを探しに行ってくる。
 夕方には一度戻るつもりだ。
 もし入れ違いにここについたら、
 家の鍵はポストにいれてある。
 番号はお前の誕生日だ。
 勝手にあがって待っていてくれ。』
 

(73) 2020/10/25(Sun) 00時頃

【人】 百姓 ワット

[ゾンビは知能がない。
 SNSの情報をもとに、そんな内容をつづった。

 これなら鍵のあいた玄関から、
 ゾンビに勝手にあがりこまれる心配もないだろう。

 武器になりそうな鍬や鎌を積んで、
 もし健司たちが見つかれば、
 乗せてやらなきゃならんだろうと、
 仕事用の軽トラではなく、バンへと乗り込んだ。

 きっと、ここに向かっている途中の健司たちと
 どこかで会えると信じて。**]

(74) 2020/10/25(Sun) 00時頃

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