人狼議事


207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


[やや時を置けば、漸く、東の空に月が顔を見せはじめた。

 ───ああ、今夜も、朱い。

 思い出すのは、己の力を知った、あの日のこと。

 物心ついた頃には、もう親はいなかった。
 とはいっても、人ではなく、獣として。
 路地で残飯を漁ったり小動物を食らったりな、どこにでもいる野良犬。
 ただその野良は犬ではなく、狼だった。
 もっといえば、ヒトオオカミだった。
 いつの頃か、ヒトの姿をとれることに気が付けば、路地に干されている服を盗り、周りの人間がするように、着てみたりした。

 ただ、まだその頃は、自身の幼い爪が、簡単に人間を引き裂けるほどの力を持つことなど知らなかった。
 そして、人間の血が、肉が、残飯や小動物よりずっと美味だということも。


 ───あの日、路地で襲われるまでは。>>*15

 そして、返り討ちとした男達の血肉を齧るまでは。*]


……っ。

[息を飲んで、グレッグは決闘の行く末を見守る。
なにもできない自分の存在が。ひどく忌々しい*]


[生粋の獣は、ずっと、闇の中に生きてきた。

 はじめの頃は、人間に見つかり、危うく殺されかけたりもした。
 しかしやがて、音なく獲物を狩る術を覚えた。
 そして年齢が13を数える頃、路地で、狩ろうとした男に逆に捕まった。
 殺されるのかと思ったが、逆に、暗殺の仕事を持ちかけられた。
 寝床、食事、身柄の保証。
 怪訝に思いながらも頷き、その男のもとに1年ほど身を置いた。

 今思えば、あの男もまた人狼だったのだろう。
 自分と同じ、生来のものか、後天的なものかは知らないが。


 ───いつの頃からだろう。

 裏社会で『闇猫ヴェラ』などと呼ばれるようになったのは。]


情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:ザック 解除する

裏方に (3人)

ザック
0回 注目
村を出た人達

種別

通常
内緒
仲間
死者
裏方
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.101 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび