303 突然キャラソンを歌い出す村4
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
――礼拝堂――
[ぴくりとも動かず倒れ伏していた天使は、呼び声に応えるように微かに喉を鳴らす>>7:284。 喉の締まる感覚。真名を呼ばれたときの反応だ。身体が強ばるような、意識を引き寄せられるような錯覚。 細く紡がれる、声。]
……お前がちゃんと起きてくれりゃ、呼んだりしないで済むんだけどね。
[にちゃり、タールの溜まりを踏みながらキラの近くへと一歩、二歩。 距離が縮まっても、もう薄青とはかち合わない。 視線を向けても、耳鳴りの一つしない。]
(459) mmsk 2020/01/26(Sun) 06時頃
|
|
まだ吐くのかよ。
[嘔吐く友人>>7:285に、呆れ果てて眉を下げる。 痛みを訴えても苦しむようでも、さすがにこれに同情はしてやらない。 転がった紫が天井を見るのに合わせて、上を見る。 礼拝堂の天井は高かった。円錐状に組まれた石造りに、ところどころタール汚れがある。 剣に追い回されたときについたかもしれない。
ヨーランダのことを聞かれれば、無言でそちらを示すだけ。]
(460) mmsk 2020/01/26(Sun) 06時頃
|
|
[足元の友は、苦く謝罪をし。 それから、礼を告げた>>7:287。]
バーーカ。 そんなん、当たり前なんだよ。
[彼女を守る。 そんなことはこんなバカがいようがいまいが、相手が誰だろうと、すでに決定事項だった。 彼女は守られる。 彼女は天使候補生であり、それ以前に白鳥ヨーランダという、何人もの愛すべき友を持つ、ひとりの少女なのだから。]
(461) mmsk 2020/01/26(Sun) 06時頃
|
|
[それからというもの。 キラがヨーランダを呼びつければ、真下に見下ろす位置から一歩引き、話をするのを見ていた。 謝罪を重ね、贖罪をする友の声を聞く。 後悔だと、情けないと重ねて言うのは、ちりりと胸の奥に痛みのようなものを呼び起こしたけれど。
そんな小さな苛立ちより何よりも、力の抜けたように笑う顔を随分と久しぶりに見たような気がして、目元が熱くなりかけたのを絶対に知られるわけにはいかない。]
(462) mmsk 2020/01/26(Sun) 06時頃
|
|
……で、オレには?
[だから、誤魔化すように会話する二人に割り込んだ。 ごめん、と。ヨーランダ本人と、過去ヨーランダの中にいた感情だったものとに謝るのを見て、こちらには何もないのかとつつく。
とはいえ、本気でないことくらいは伝わるだろう。 気づけばオレ自身も、いつの間にか力の抜けた顔で笑っていた。]
(463) mmsk 2020/01/26(Sun) 06時頃
|
|
つーかさ、オレが若造で信用ないのはわかりますが? 何も聞かされてないってのは流石にどうかと思うってか、なんかヤバくなりかけてたら相談とかないわけ? そもそもこんなんなる前に本来はどうにかすべきじゃ――
って、寝んな、わかるけど! ったく……
[口から勝手に溢れていくままの説教も、そんな調子だからどれほども効果はなかった。 エーテル切れのときのどうしようもない眠だるさは知っている。こんな状態ともあればなおさらだろう。 どこまで言葉として受け止められたかもわからないまま、愚痴兼説教は呆れ笑いにすり替わる。]
(464) mmsk 2020/01/26(Sun) 06時頃
|
|
[彼の瞼の裏、描かれている光景は知らない。見るすべもない。 だが、穏やかな寝顔の向こう側。 あたたかい光を見ているだろうことは、想像に難くない**]
(465) mmsk 2020/01/26(Sun) 06時頃
|
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る