人狼議事


47 Gambit on board

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視点:


 
 頭を打てば、意識も落ちる。
 
 
 意識が落ちれば、すべての命令は解除され
 生命維持のため、呼吸を続ける肺にあたる部分と、
 ―― 元 のまま、である――心臓を保護し、動かす
 緊急救急救命維持機能のみが作動する。
 
 
 まず救護兵が駆けつけたならば、
 次にキリシマの意識が戻るのは、第9師団の許であっただろう。
 


……
終わらせようと、しているのでしょうね。

[呟く。誰がとも、何をとも言わず。
 最早議論によって場を結ぶような状態ではないのだ。戦いを以て、この騒ぎに終止符が打たれようとしている。確かな発端や交わされる言葉はわからずも、その事ばかりは察せられて]

……果てには、何が得られるのでしょうか。

[続けた呟きにも、具体的な対象は乗せず]


 
 あとの事は、然もありなん。
 
 
 
 自身の修理、施すのは自身のみ。
 他の手が及ぶことを、キリシマはけっして許さない。
 
 首の静脈から、栄養剤の注射。
 それだけ済ませ、『救護』は終わった。
 
 
 
 ――――
 
 “残った”ものたちはどうしただろうかと、
 現在の段階に至って、漸く思案した。
 


先刻、何者かに視線で示された救護室の方へと、眼を向ける。**


メモを貼った。


メモを貼った。


[...は回想する。
 
 ――...はとある僻地の村で生まれた。栄えているとはとても言えないが、良いところだった。男達は畑を耕し森で獣を狩り、女達は布を織り子を育て、子供達はそれらを見て学び遊び、そうして、誰もが平和な日々を送れていた。
 ...には父がいて、母がいて、妹がいた。父は顔付きは恐ろしくも優しく、逞しかった。母は厳しくも情に厚く、美しかった。妹は姿は母に似て、いつも...について回っていた。幼い彼女を兄として守ってやらなくてはと、常々思っていた。
 いつまでも、平和な日々が続くのだと思っていた。
 己はこの村で大人になり、父のような立派な男になるのだと。妻を娶り、父母を養い、貰われていく妹を祝福するのだと。そう信じていた。――根拠などなく。子供が幼いうち、子供というのは死なないものなのだと錯覚するように]


[だがそれが現実となる事はなかった。

 ――大戦が始まったのだ。
 男達の一部は戦いに参ずる事になった。そこには父も含まれていた。以降父と会う事はなかった。後に戦死したのだと知った。
 村人達は悲嘆と困窮と恐怖の中に日々を送っていた。そして、大戦も終盤に近付きつつあった頃、村は敵国の兵達に襲われた。男達は戦い、散っていった。女達は犯され、殺されていった。彼らが命をかけて守ろうとした子供達も次々と死んでいった。
 まだ戦う術など、護る術など知らない少年であった...は、その惨劇を見ている事しか出来なかった。守りたいという思いなど、圧倒的な暴力の前では何の役にも立たなかった。
 母も死んだ。妹も死んだ。友人も、知り合いも、全て。
 ...だけが一人、生き残った。幸運にも――不運にも。

 それから程なくして大戦は終わった。...はとある慈悲深い夫婦に引き取られ養子となり、バーナーの姓を冠する事になった]


[その後、...は士官学校に入った。軍人を目指したいという...に、その身を案じる夫婦は反対したが、世界を平和にするためだと説得すると、苦慮の末に納得してくれた。
 だがその理由は偽りだった。本当の思惑とは違っていた。
 ...はただ、壊したいと願っていた。絶望に満ちた世界を、絶望ごと滅茶苦茶に壊してしまいたいと思っていた。そのために力が必要だと考えていた。その時の...の中には、悲しみと苦しみと憎しみしかなかった。夫婦に恩と情は感じていたが、それを以てもどうしようもない程に、...の絶望は深かった。
 そんな破滅的な願望のままに生きていた...を、闇から救い出してくれたのが、第4師団の前師団長だった。いつかの訓練の際、己を省みず戦う姿に目を付けられ、話をしたいと呼び付けられた。彼は語った。己も幾多の愛する者を失ったのだという事を。その上で、もう失う事のないように、失わせる事のないように、人々を、世界を――愛した者達も愛していたそれを――「護る」ために、己は力を振るっているのだと]


[忘れかけていた守りたいという願望を、ありし日の愛する者達と村の姿を、彼は思い出させてくれた。そうして彼の信念は...に受け継がれた。月日が経ち、...は第4師団に所属した。
 特殊能力を――種類の違いこそあれ、「護る」という一点については同じくするものを...が発現させたのは、奇跡的な偶然というしかないだろう。今から数年前、前師団長は死んだ。老いによる平穏な最期だった。他でもない...が、その後を継ぐ事になった]

……、

[...は思う。大戦を行う事で本当に揺るぎない平和が齎されるのなら、それは辛くも仕方がない事になるのだろうと。だが、そうでないのならば。...には大戦による平和を信じる事は出来なかった。むしろそれこそが真に「理想」なのではないかと思えた。
 だからこそ、...は和平に願いをかける。
 確信無きままに大戦を望む事など、無数の絶望を生み出す選択に賛同する事など、出来る筈もなかった]


[――そのような事を考えていたから、男は周囲に目を向けながらも、心此処にあらずといった状態だっただろう。何か声をかけられたならば、そうでなくとも暫しが経てば、はっとして]

……いえ。……
こうなっても、ただ……
信じるばかりですね。私達に、出来る事は。

[何度も口にした言葉を、些かの強さを伴って*発した*]


メモを貼った。


【人】 艇長 イワノフ

― 庭園に向かう途中 ―
>>59
[テラスより降りて、庭園にはゆっくり向かっていた。
 それは、もう、早く行く必要を感じていなかったから。]

 理想を信じないのか。
 君の考えは老成しているな。

[ディーンの言葉が聞こえ、立ち止まった。]

 だが、我々が弱者であるわけにはいかないには同意しよう。
 帝国民を守る存在にならねばならない。

 そして、それ以上に、それを率いる皇帝は強くあらねばならない。

(64) 2011/03/30(Wed) 07時半頃

【人】 艇長 イワノフ

 ――…試されるのは嫌いかね?

[試すという行為を認めることが出来ないには、そう返す。]

 なれば、君は大事にされたのだな。
 まぁ、そうか。2番師団長はエリートだ。
 誰も足を引っ張ろうとは思わないだろうよ。

[その口調は、今まで違い…。
 どこか、こう、別世界を見ているようなものにも聴こえたかもしれない。]

 ――……自分は、空挺師団になぜ行ったのだと思う?

[そして、まだ何気なくそんなことを言って、庭園へと歩みを再開する。]

(65) 2011/03/30(Wed) 08時頃

艇長 イワノフは、メモを貼った。

2011/03/30(Wed) 09時頃


【人】 艇長 イワノフ

>>67

[いいえ、という否定からの言葉にはまた反応する。]

 なるほど、理想論を語る以前の問題だと指摘したいわけか。
 それも同意しよう。
 理想を語る者はそれをできる者とあれ。
 ローレンスにしろレドフォードにしろ、

 力…いや、力ではない、強さだ。
 それを持つ者こそ、理想を語るべきだ。

(68) 2011/03/30(Wed) 09時半頃

【人】 艇長 イワノフ

>>69
[己自身を信じていないの言葉に、笑みが漏れる。
 したり…と言ったものにも見えるか。]

 君は、さすがだな。
 よくわかっている。

[そして、ベネットイアンを見てから、その場に向かおうとした足、踵を返す。]

 もう、自分は行かずともいいだろう。
 話をしようか。来たまえ。





               用心してな?

[その距離感はきっとますます広がったものに感じるか。]

(70) 2011/03/30(Wed) 09時半頃

【人】 艇長 イワノフ

 自分が空挺に行ったのは、
 若くて弱いくせにこの異能力があったからだ。

 これではわかりにくいかな。




 自分は騙されて行ったのだよ。

[そして、道すがら、問うた答えを述べる。
 それから、茶話室に向かった。]

 さて、紅茶でも飲まないかね?
 ああ、淹れてくれる約束だったな。>>1:342

[そんな悪戯っぽいことを告げて。*]

(71) 2011/03/30(Wed) 09時半頃

艇長 イワノフは、メモを貼った。

2011/03/30(Wed) 10時頃


【人】 艇長 イワノフ

― 茶話室 ―
[そこで茶を淹れてくれたのはディーンだったか、それとも給仕が持ってきたか。
 いずれにせよ、そののちは人払いをする。

 されど、
 耳のいいものには届くかもしれぬが…聴いている余裕があれば。]

 ――……考えの件だが、その前に、
 さて、この帝国、おかしいことがあると思っている。
 なぜ、そんなに若いものばかりが、こんな(師団長の位)ところにいるのかと。

 そう、能力があるものを師団長に据えねばならぬことなどないと思うのに、我らは揃って持っている。




 つまりは、そう言った風習が残っているのだ。
 能力持ちのみ、師団長になれるというつまらない風習がな。

(74) 2011/03/30(Wed) 12時半頃

【人】 艇長 イワノフ

 能力を持った者のみがそんなに優秀か?
 師団長というものは本来、人を統率し、戦うことに意義を見出し、そして、そのために死ねと時に命じねばならない。
 自ら筆頭に立って、剣を振るう師団長があってもそれはいいが、自ら剣を振るうがため怪我をし命落とせば、その者は師団長は失格はもとより、そもそも兵士でしかなかったということと思っている。

 まぁ、それは、自らも同じでな。
 所詮自分は兵隊だ。本当の意味での統率者にはなれぬ。

 本当の意味の統率者は、そんな能力者を駒のように扱える物理的な意味での無能力者だ。
 能力などに恐れない強い精神の持ち主、カリスマがあるもの、がより相応しい。

(75) 2011/03/30(Wed) 12時半頃

【人】 艇長 イワノフ

 だが…。
 ここにいる連中はどうだ。

 己の力を過信し、その能力を振るうこと、その能力を盾にし、国防はおろか戦闘も考えている。

 自分が疑問に思っているのは、
 弱者であってはならぬ、我らが、本当は何より弱者であるということだ。

 能力に頼り、
 その冠で師団長などと……。





 誰もなんで、それで憤らない?**

(76) 2011/03/30(Wed) 12時半頃

[誰かに請われたなら、請われるまま外の状況を話すか。
聞こえ来た呟きにも、返答は短く。]

……終われば、よいのですが。

[苦い顔で、ただそれだけ紡ぐ。例えばこの諍いが計画されたものだとしたなら、まんまと手中なのかもしれない。
音のない視界では、起きているすべてを知るのは困難だ。]

バーナー師団長?

[告げる状況への返答などどこか上の空に感じれば、名を呼ぶ。
信じるばかりだ、と返れば、重く頷いた。]

――信じています。

[あの時の言葉をまた、繰り返す。そっと、視界を閉じた。
ハミルトン師団長とマイコフ師団長が場を離れたのは、視たか、視なかったか。]


メモを貼った。


艇長 イワノフは、メモを貼った。

2011/03/30(Wed) 13時頃


艇長 イワノフは、メモを貼った。

2011/03/30(Wed) 19時半頃


 ……―――。

[ゲイルの独り言を聞く。
耳を傾けるそれにすっと表情が消えていく。]

 責を他人に押し付けている?
 なら、自分の思うままに好き勝手に戦えばいいと?

 ガーランド師団長。

[眩暈を感じながら上半身を起こし。
壁の向こうへ、名前でなく師団長と呼び掛ける。]


 貴方はボクを何だと思っているんですか?


 ボク達は命令によってのみ戦うんですよ。
 命令に従い、国の為に戦うんです。

 ……ボクが命令を出すのに向かない――師団長に相応しくないというならそうだと思う。
 でも、貴方の言い分には……。

[見えないだろうが、ゆっくりと首を振る。]


 ボクはそんなにも間違っているんですか…―――。

 ………。
 好き嫌いは、あまり考えた事無いけど。
 貴方の事、嫌いじゃなかった。

[少しだけ悲しげな響きを乗せ、黙り込む。
もう話す事は無いと突き放されたから。]

 道の先が和平であっても大戦であっても。
 前線に出て来ないで欲しい。
 貴方は真っ先に死にそうだから。

[最後に小さく呟いたのは、独り言。]


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