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[ぼわっとしたり照れ笑いしたりしている彼らが見えてしまえば。
別に張り合う心算もなかった(はずだ)が、何となく。
ほんのりと顔を赤らめながら、手を繋ぐ哲人の側に、今の状態よりもさらにぴったり寄り添おうと、肩を寄せたりもした。]
[そこまでの間。笑うことができていた時であっても、なお。
ずっと、顔色はどこか悪いままだった**]
メモを貼った。
っ、見てたんです か……?
[勘
腕を庇うよう抱きしめて、弾かれたように顔を上げた。
ゆらゆら不安定に揺れる碧の瞳は、不安と罪悪感を揺らめかせ。
祝福の言葉を口にする頃には、表情の曇りは無かったけれど。
時折、余韻のような昏い色を漂わせ]
ははっ、こんなん怪我のうちに入らないっすよ。
大丈夫です、先輩。
[ごめん、とひどく気に病んだ声音で謝らせてしまった夕輝
目を合わせてくれない
痛いことは痛いし、風邪のせいかだるさや喉の痛みも、感じていないわけではない。
ただ、それらに、何処かやっぱり、現実味が無くて。
無視しているだけのことではあったのだけど]
克希、やっぱりこっちだったんですね。良かった。
[ぽわぽわと赤い連鎖反応をする先輩たちを、にへらー っと存分に見つめてから。
此処が何かと尋ねられれば、暫し考えてから]
……あの、……蘭香と、……蛍紫。どう、してます か?
[別荘の状況を話したあとでは、きっと答えづらいと思ったから。
一番気になっていることを、先に問い。
いくらかの答えが聞ければ、礼を言ってから夕輝らにしたのと同じ説明
2度目だからか、いくらか淀み無いものだったが、それは何かの足しになったかどうか*]
メモを貼った。
[赤い顔のまま。
道也の照れ笑いについまたひっぱたいたり、蓮端が石神井にくっつくのを見てやっと何かを察したりしてにやり]
広間に食事?へー。
部屋もいくつか並んでるのは見たな、つか、どこを陣取ったか教えて。携帯もなんもなくてアナログな手段しか無いや。
珀も部屋決まってんなら。
装備、うん。流石に一枚しか着てないのはさみー。
[広間に行ってみる?なんて道也を見たり。
そこでふと気になっていた事を一つ]
二人はさ、こっち来てからどれぐらい体感で経過してる?
時間の流れって同じなんかな。
![]() | 【人】 本屋 ベネット―― 広間 ⇒ 和室 ―― (122) 2011/05/22(Sun) 19時半頃 |
[珀の問いには、流石に赤い顔は落ち着いて普通に戻り]
甲斐は、鳴瀬先生が付き添って動いてたけれど。
耀は…………
[口を噤んだ。
人形のように意思を失い、何を囁いても肌に触れても反応を見せなかった耀。
文先生に任せたあと、意識を取り戻した事を知らない。
それにあの虐待の痕]
気絶して、寝たまんま。かな?
そろそろ起きたかもしれない、紅子さんに声かけといたから。
[当たり障りない説明しか、出来なかった]
![]() | 【人】 本屋 ベネット―― 鳴瀬の部屋 ―― (123) 2011/05/22(Sun) 20時頃 |
メモを貼った。
![]() | 【人】 本屋 ベネット………? (126) 2011/05/22(Sun) 20時半頃 |
![]() | 【人】 本屋 ベネット
(127) 2011/05/22(Sun) 20時半頃 |
![]() | 【人】 本屋 ベネット[鳴瀬の目が、こちらを通してどこか遠くを見ている気がした] (130) 2011/05/22(Sun) 20時半頃 |
![]() | 【人】 本屋 ベネット[目を細めて、かすかに視線を畳に落とした] (132) 2011/05/22(Sun) 21時頃 |
![]() | 【人】 本屋 ベネット………なるほど。 (134) 2011/05/22(Sun) 21時頃 |
![]() | 【人】 本屋 ベネット………帰らない、と、帰れない、は、違う。 (136) 2011/05/22(Sun) 21時半頃 |
―回想・玄関付近―
かっきーも無事?そっか、よかった。
防具……うーん、まあこんなに広い家なら着替えくらいある……よね、多分。
[なかったら人間ゆたんぽで凌ぐか、と軽口を言って]
んにゃ、見てない。
でもふーまんが庭に出ててそこで消えたってのは、皆から聞いて知ってる。
[だからその時かな?って、と。
楓馬の反応
蘭香と蛍紫のことについては、良数のほうが詳しかろうと説明を譲った。
……決してひっぱたかれた
[そして楓馬からなされる説明
幽霊の話。実際に見た身としては信じるしかなかった。
二人いるという話も、良数と寧人が見たというDVを受けたような女の霊と、己が見た綺麗な顔をした無表情の霊――バージョン違いだの何だの言っていたが――の違いを想い出せば、呑み込むことができた。
問題は、最後の]
――恋を失ったひとを、閉じ込める?
[さっと青ざめて良数のほうを見る。
ねいくんが危ない、……そう、小さな声で口にした**]
![]() | 【人】 本屋 ベネット………かなり、頑張ってる。 (147) 2011/05/22(Sun) 22時頃 |
![]() | 【人】 本屋 ベネット[ぺろりと唇湿す。ライターはさっきからかさこそかさこそ。 (148) 2011/05/22(Sun) 22時頃 |
![]() | 【人】 本屋 ベネット………ええと。 (152) 2011/05/22(Sun) 22時頃 |
[自分の言葉に、同意の肯定は返らない。
救われた、と言ってうつむく(+36)のを見て、ぎりりと歯を噛んだ。
どうしたら。どうしたらいい。
別荘から自分達だけ助けられたことより、自分達の呼び声が向こうに届かないことより、この隣人にひとつの安堵も心に灯せないのに、何より強く無力感を覚える。
たったひとりすら、救えない。]
[そうしているうち、声は届いたのだったか。]
野久、最上。無事……だったか。
[無事を喜ぶべきなのか、そうでないのか。
いや無論、喜ぶべきではあるはずなのだが。それだけ、恋心の種はこの合宿にばらまかれていたんだと、思ってしまう。
そんなことがよぎって、言葉は少し不自然な間を空けたろう。]
[その傍ら見える、緩い笑み。]
[大須について答える間も、その笑みは崩れぬまま。
それが逆に、狂おしい。]
勇者でもないのに、箪笥漁りか。
[冗談を言う口調も、少し固かったかもしれない。
しろいくらい微笑みに、惑う意識。
また歯噛みするうちに、そっと体重が寄って。
ようやく、詰めていた息を細くほどいた。]
![]() | 【人】 本屋 ベネット―― 鳴瀬の部屋 ⇒ ―― (156) 2011/05/22(Sun) 22時半頃 |
メモを貼った。
[明るい色の声
もしかしたらまた、逆に気に病ませてしまった……なんて気がまたしてしまったから。大丈夫、との言葉に、こちらも少し弱く、でも確かに笑んで、頷き返した。
……で、その楓馬からのその視線
良数
けれどだからって、別に今までの居場所がこれでぶち壊れそう、という感じもしなかったのも事実で。
そういえば、女の子と、の印象があった道也っていうのが微妙に意外だったりもしたけど、それ以上はあまり気にしなかった。そういえば克希はどうだったっけ……。
軽く咳払いしつつ、部屋の話に]
陣取ったっていうか、何ていうか、だけど……。
上の、端っこ、の。……だいたい、テツとユリの部屋。
[そう言えばバスで圏外を確かめてからケータイの存在を完全に忘れていたことにも今思い当たったりしつつ]
っていうか、ここ絶対エアコン入ってないだろ。
皆、その格好は風邪フラグ……。
[自分のことは棚上げした。]
[と、時間の流れについて聞かれて、少し頭を抱えた。]
えっと、どのくらい、だっけな。
一回寝ちゃってて、起きてからは……。
[寝起き、側に居る彼と夢中になって求め合っていた。
……思い出して、今度こそ思いっきり咳払い。]
……ごめ、やっぱり良く判らない。
結構経ってるような気はしてるけど……。
そういえばいつも、時間ってあまり意識してなかったし。
[その傍ら。蘭香と蛍紫がどうしているか。その話にも、耳を傾けていた。
良数が少し口を噤んでいたのが気にはなったけれど……。
自分からは、できるだけ不安そうな顔はしないように努めた。]
時間、な。
俺ら二人して寝てたし、正直わかんね、ってのが本音だけど。
そんな何日も、とか訳のわかんねえ飛びかたはしてない。
[蓮端と同じように時間の疑問に答えるうち、隣から咳払い。馬鹿、と小さな声で囁いて、肘先で小突いた。]
えっと、人間ゆたん……わりと現実的、かもしれないけど。
[ある種の想像に、軽口だと判ってても、道也
ちなみにこういう人のことをむっつりというかそうでもないか。]
[そんなこの人は、恥ずかしいのを隠す心算が大げさに咳き込んでたりしてたわけだった。
小突かれた
ご、ごめん、と。哲人にだけ聞こえるように囁いた。]
![]() | 【人】 本屋 ベネット―― エントランス ―― (164) 2011/05/22(Sun) 23時頃 |
オレは、元居た部屋っぽいとこに。
[決めた、というほどではないけれど、此処で目覚めた部屋を答えた。
良数自身
咳払い
王子が見ていたわけではない
しかしそれも、長くは続かず]
…… けい、 ……っ
[甲斐は。鳴瀬先生が。
そのフレーズ
その歪んだ音が、口から呪いの言葉じみて漏れ出そうで、きつく唇を噛む。
そんな胡乱な頭を、一気に凍りつかせて止めてしまう、続く言葉]
……気絶? 蘭香、が?
[噛み過ぎたくちびるから、鉄の味があつく滲むのを感じた。
けれど気にしていられない。
思わず、良数に詰め寄り]
また、火を見たとか? それか、何か、……
[ひどいことがあったのか、と問いかけて。
幼馴染が、幼馴染に告白なんてして、勝手に消えて。
ひどくないわけがあるか、と苦く顔を歪ませた。
詰め寄ってしまった距離を離れ。
紅子さんを呼んでくれたことに、ありがとうございました、と礼を述べ。
話を始めた]
…… だれか、
[青ざめる王子
こえは届かねど、その問いに反応したのであれば、誰かがその危機に瀕しているのだろうと、分かるから。
忠告くらいは出来たかもしれない『誰か』に、目を伏せた]
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