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――…。
[何処からか聞こえてきたナユタの声
其の髪は栗色から月の光を受けて輝く銀へと。
少し重みを感じていた腕も橙から黒を纏い、重さを手放す。
姿が変わっていた事自体、彼女は認識してはいないのだけれど―――…。]
セシルが偽物を出した……?
[思い出されるは先程自分の姿に化けた一つ目のバケモノ。
アイツは言っていなかったか。
『あら、その子は駄目だわ。
だって、一番可愛い子だもの。』
―――…明らかに、あのバケモノがセシルを手の上に置いているような言葉だ。
彼女は篠笛を仕舞うと、ビルの屋上からゆるりと飛び降りた。]
―メインストリート カフェテラス―
……ですが、初めにお会いした時よりもずっと、
多く増えてはいませんか?
それに、――はい?
[不機嫌そうな紅い瞳>@23を、眉を下げて覗く。
しかし、途中ではぐらかされた話、視線の先に懐剣を見止め]
えっ
[負けて、奪われた筈のそれ。
大分迷って、少し情けない顔になる]
…………――すみません、
ありがとうございます。
[触れれば、実体を残して二重写しになる幻影を手に取り、
空だった懐に納めた]
[ふわり。
降り立つは、先客に気を取られているセシルの背後。
志乃の姿を認めれば、少しだけ頭を垂れる。]
ねぇセシル。
ちょっと聞きたい事があるんだけど?
[振り返ってセシルが何か言おうとすれば、セシルの口にストロベリー味のキャンディーを突っ込もうとするだろう。]
[左手の甲にある赤をちらりと見て、
アシモフとの会話を端で聞いている]
流行り廃りは良く解りませんが、その、
『セシル様の世界』と言うのが、気になる事があるのです。
先程、ナユタ様の偽者が――……
[ナユタにも伝えた、簡潔な説明。
その内、戻って来たナユタも補うように言葉を次ぐだろう**
ヨーランダの姿に、はたり目を瞬くと、同じように一礼を返した**
イライラした時は、甘いモノ?
[少し首を傾いでセシルに少しだけ笑んで見せた。]
ねぇ、この世界ってアナタの世界みたいだけど、アナタがつくったんだっけ?
あのさぁ、ほら、アナタ私が『ヤニクっぽい何か』に殺された時、そこで見てたよね?
アレ
―回想・床彼水族館―
ま……待ってライトニング!!なんか言ってることおかしいって、だめー!!
[叫んだ声は聞こえるわけもなく。
ライトニングがアイリスを殺そうとする瞬間には、ぎゅっと目を閉じてしまった。
だけど、結局アイリスを殺したのは――]
……。
[よかったのか、よくなかったのか。複雑な気分だった。
ライトニングが殺さなくてよかった。
……アイリスが、死んだ。
…………目を開けたとき、偽者の笑顔が目に入ってふいっと視線をそらす。
そしてその間に、ライトニングを連れて偽者は何処かに消えていった*]
なるほど、技の効果か―――…。
それは考え付かなかったなぁー。
[うーん、と頬を指で何度か掻いてから、言葉を続けた。]
でもね、あの時、あの『ヤニクっぽい何か』はこう言ったの。
『初めましてー。ヨーランダ。
そして、さよーなら♪』
そして、最後私にトドメを指す時。
あの『ヤニクっぽい何か』が何て言ったか
[カラカラ、と彼女は口の中でキャンディーを転がす。]
―現在・メインストリート―
[どこかのビルの屋上でごろごろ転がっていた。
ライトニングを探してステージをまわってみたが見つからなかったのだった。
というか、行けるステージが明らかに減っている。
その分……誰かが死んでるのだということは理解できた]
……このゲーム、ちゃんと終わるのかなあ。
[雑踏に混じって篠笛の音が聞こえる。
下の方からは話し声も聞こえる。
キャンディ、美味しそうだななんて思いながら、セシルとその周りにいるプレイヤーをぼんやりと眺めていた*]
メモを貼った。
『ばいばい。ヤニクの分まで、言っておくよ。ばいばい。』
[彼女は最後の言葉を口にした。」
いきなりヤニクが2Pカラーになって口にした言葉。
『初めましてー。ヨーランダ。
そして、さよーなら♪』
そして、彼が最後に発した言葉。
これ、『ヤニクの中にナニカがいる』と思うんだけど。
アナタどう思う?
だからアナタがこの世界をつくったの?って聞いたの。
いきなり2Pカラーになるなんて技やコマンド、聞いたことないし。
アナタが作ったのかなって思って。
[ちらり、とセシルの周りに集まる面々に目を向けた。
彼らはこの話を聞いて何を思うだろう。]
[ふわふわうさ耳さんは、隅っこで立ち聞き。]
あ、そっか。
世界の成り立ち…天使…
って事は、セシルは天使で、その上に
神 様 がどっかにいるんだよ。
天使は、あくまでも使いっ走りで、一番えらくはないもん。
[だよね?って目で見てみた。]
[……屋上から見下ろせば知らない女の子がいた
でもあのうさみみはヴェスパタインかな。中の人、女の子だったんだ]
神様かあ……。
[天使とかそういうのは詳しくないけど。
なんとなく納得した]
リンダの視線を感じて手を振ってみた。
…当たってたらごほうびほしいなー。
[セシルが消えちゃったあとをみながら、ぽつり。]
[セシルのところに行ってみれば、志乃にヨーランダにリンダ、そして、オレとヴェス、ねずみのアシモフまで集まっていた。
そして、異星人の存在をみんなで訴えるけれど、
セカイのことも、セシルは聖書を読めと言って消えてしまう。]
――……ヨーランダ、さっきの話、もうちょっと聞かせてもらえるか?
[セシルが言ったあとも、聴こえるもの、見えるもの同士は情報交換しただろう。
ヴェスの、世界を創造したのは神…というのには納得しながら。]
セシルが去ったあとの羽根に手を伸ばす。それはぢりぢりとノイズを持って…。
【人】 ようせい ポプラ―庭園― (46) 2011/02/22(Tue) 22時頃 |
【人】 ようせい ポプラ[現実の床彼庭園に、そんなに頻繁に足を運んでいたのか、というとそうでもない。 (47) 2011/02/22(Tue) 22時頃 |
【人】 ようせい ポプラ[大人しく内向的ともいえる彼女は、 (48) 2011/02/22(Tue) 22時頃 |
【人】 ようせい ポプラ[格闘ゲームは得意ではない彼女が、 (49) 2011/02/22(Tue) 22時頃 |
【人】 ようせい ポプラ[そして、そんな彼女がゲームセンター以外で、 (50) 2011/02/22(Tue) 22時頃 |
【人】 ようせい ポプラ ――まあ、いっか。 (51) 2011/02/22(Tue) 22時半頃 |
[刀が手元に戻って嬉しくないのかと聞かれたら、
それはもうやはり嬉しい訳で、
しかしながら、人の手によって戻って来ると、
負けた己の未熟を思わざるを得なくて複雑だとか。
ともかく、最後は懐の瑠璃色を大切そうに抱いて、
こっそりと胸を撫で下ろしたのだった]
……。
[『ヤニクの中のナニか』と聞けば、僅かばかり眉を下げ、
しかし、本人の口から出ない事を触れ回るのもどうか、
と思い、少しの間は黙る事にした]
キャラクターとは姿の変わった人達に、不思議そうに首を傾げつつ。
ヴェスパタインのほうにひらひら手を振った。そして――
[おもむろに、ビルの屋上から飛び降りた。
ふわふわした存在は、ふわふわと地面に降り立つ。
そして、違和
…ちょ、やだ、なにこれ!?
バグってる!!??
[異変にいち早く気が付き、耳ぴるぴる。]
逃げなきゃ!レンダリングデータがおかしくなってる!
ここ脱出しないと、一緒に壊れちゃうよ!!
は
[急に世界は軋みはじめる…。]
え?なんだって?!バグ?
[
とたん、カフェテラスにあふれ始めるのは、マンタ君。
それは、ぬいぐるみの亀裂から、ずるりと増殖し、そして、びちびちと跳ね始める。]
なッ……
でも、逃げるってどこに?!
[周りを見渡す。]
【人】 ようせい ポプラ―庭園― (61) 2011/02/22(Tue) 23時半頃 |
【人】 ようせい ポプラ いったぁ…… (63) 2011/02/22(Tue) 23時半頃 |
そんなのわかんないよ!
でも、ここにいちゃダメなの!
[そう叫んで駆け出す。
と、思ったら花柄トカゲに躓いてこけた。ぺしょり。]
【人】 ようせい ポプラ いやー!! やだやだ、こないでっ! (69) 2011/02/22(Tue) 23時半頃 |
【人】 ようせい ポプラ―病院― (70) 2011/02/22(Tue) 23時半頃 |
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