43 朱隠し
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一平太は、明之進が達者でいてくれるよう願った
2011/02/17(Thu) 03時頃
どうだ、などと……ッあァッ!
[増やされ、蠢く指に、常とは違う甲高い声が漏れる。
慌てて口元を押さえ、呼吸を整えようとしたところで、先端を下で触れられ、咥え込まれてしまい]
藤……っ!
ゃ、あ……何を……ッ!
[しかし、身体はそれを望んでいるのか。
押しやろうとする両手には、殆ど力が入っていない]
門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 03時頃
嗚呼、好いようだ。こちらも立派で……
[唇で挟んで舌で舐める、押されても止めることなく視線だけ上に表情を眺めながら唾液でより滑りやすくなるまで続け。
極めつけに咥えたまま吸い込むと、同じく指も深くまで押し込んで犯し]
[口淫が初めてというわけではないが、慣れているわけでもなく。
ましてや、そこに指の刺激も加われば、そう長くは保ちそうにない。
そも、漸く触れ合えたというだけで、ひどく高ぶっていたのだから尚更のこと]
……っ、あ……藤、ッ……!
もぅ、止め………!
───くっ……!
[びくりと身が震え、精が吐き出される。
離れろと言うように、藤之助の肩を強く押したが……間に合ったろうか]
[出すように促したのはこちらの方、もとより飲み干すつもりで口を離さないまま受け止め。
喉を鳴らし飲み干すと指も引き抜いて顔を上げ]
……ふぅ。
[唇を拭うと顔を近づけ、労うように頬に口付けを落とし。
両足の間に体を入れると高ぶったままの雄を宛がい、押し込もうと膝を抱え]
ぁ……ふじのす、け……。
[肩で息をしながら、己のものを残らず飲み干した相手の顔を見る。
唇が頬に触れると、羞恥からか、きつく目を閉じてしまった]
藤…………。
[先程まで指を挿れられていた箇所に、別な熱を感じれば、ゆっくりと双眸を開き。
早く繋がりたいと請うように、背に両腕を回し、唇を近付けて]
[言葉が出ない。
請われるまま熱を押し込んでゆくと瞳を見つめたまま唇を合わせ舌を絡める。
性急な動きで朧に体重をかけると気遣う余裕も無く後はもう夢中で動くだけ]
────!
[声にならない声。
指などとは比べものにならないほどの存在感が、下腹部を強く刺激する]
……ッ、はァ……ッ!
藤の……!
……藤……藤………っ……!
[ただ縋り付き、名を呼ぶことしかできず]
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