/*
　
　見事な死亡フラグだったよ……！


　ラ神ぇ…………。

　―　青の間　―

　やっほ。
　皆、お疲れさまー。

[結局、ブーケは着替えと一緒に戻ってきたバスケットに差して。
皆が集まるモニター前に、顔を出した。]

　あ、クッキー貰いっ。
　……状況は？　あぁ、パルッキー助かったのね……。

[じぃ、と。モニターを見つめて。]

むあ、ふぁ　むばぁ！

[口にクッキーを詰め込み過ぎていた所為で
“ババア”というワードが
聞こえにくかったのは幸運だっただろうか。

ごくり、と口の中にあるものを飲み込んでから]


お前さんも負けてしもうたか。
いやはや、今年はどうなるか分からんのう。


[パルッキー救出を視界に捉えながら
勝負の行方も直ぐそこか、と思う。]

　平気さ、来年のボクだって今年よりずーっと強いもん！

[にっと笑うガッシュに、ボクも笑顔で宣戦布告！
え、グルーガン大尉が張り切ってたって？
あの結果じゃあ、まだ来年は任せらんないなぁ…]


　フフ、ガッシュってば、お人好しなんだから！
　僕らキャストは、みーんな夢の希望の象徴じゃないのさ。

[普段から、なんだかんだトレイルの面倒とか見てるもんね。
きっとクリスにもあるんじゃないかな？　親心みたいな。]

　さあ、うちのキャプテンと、どっちが勝つかな〜？

[そう言って、ちらっとクリス達のモニターをチェック。
もう、キャストが映ってるモニターもこれだけかぁ…]

[介錯……じゃなかった、介抱しそびれた。]

　今年はホントに良い勝負ねー……ここまで来たなら個人的にはキャロ辺りに勝って貰いたい所だけど。

[押し掛け弟子の姿に、苦笑。]



　…………来年……。

[ただ、ネルの声に。一瞬だけ、笑顔は凍る。]

おう、言うたな？

[笑顔の宣戦布告。
ならば此方も笑顔で返す。]


そうじゃ、だから誰が優勝しても
盛大に祝ってやる準備は出来ておるよ。

……ま、ただのジジイの贔屓ってヤツじゃ。


[危なっかしいのは特に
目が離せないと云うのもあるかも知れない。
………うちの主人公のように。]

　あっ　ゾーイ！

　シティで遊んで以来だね、おつかれー！

[ 横からクッキーを取ってった声、やっぱりだ！

……見た感じ、いつもと変わらないゾーイだよね？
さっき見た涙のことは……聞かないほうがいい、よね。]

　うん、キャロが助けちゃったみたい……
　ちぇー、今年こそは捕まえ抜いてやろうと思ってたのに。　　

[ざーんねん。ボクは腕を組んで、はーあって溜息。
ＲＮＣ、けっこう強者揃いだったんだけどなぁ……]

ババアも来年辺りは優勝かのう……？

ここ数年、良い所までいっとるようじゃしのう！



[軽い口調、禁句付きで飛ばすのは
その事情を知らぬが故。]

　おっつかれー！
　ネルが青の間行きになったの知って、吃驚したよー！

　……ところで。ネル、だよね？

[けれども。
何時もの調子で声を掛けて、ネル――姿が違うけど多分ネルだと思われる――に両手を伸ばす。はいたっちー！]

　何だかんだで最後まで捕まってるのも珍しいからねー……今年は精鋭揃いだったからどうなるかと思ったけど。

[でも、べネットならまだなにかやってくれそうな気はする……！]

　……………………。


　来、年。

[ガッシュの言葉に。
何か、思い出さなくちゃいけない感情が、ある気がして。]


　……そ、だ……ね。

　…………来年、は。

[……何だっけ。
凄く凄く、大切な事。]

？



…………何じゃ、変なもんでも喰ったか？


[ババア、という単語に反応を見せず
言葉も途切れ途切れな様子に、ハテナを浮かべる。

ジジイはデリカシーがないのだ。
その言葉の真意さえ掴めたら、そんな事はなかったろうが]

　え…？　あ、うん、ボクだよ！ネルだよ！

[一瞬きょとんとして、ああ！って思い出した。
今は線だけだし、グレッグの絵とはちょっと違うもんね。]

　あの後、いろいろあって身体が全部消えちゃってさ〜
　戦闘不能だから一発アウトになっちゃったんだよね。

　で、こっちでメアリーに描き直してもらったの！

[はーい、はいたっち！大丈夫、線だけでも触れる触れる。]

　えへへ、精鋭なんて言われると照れちゃうなぁ。
　でも、去年のゾーイたちもすごかったじゃない！ね？

[ボクも救出に行こうと思ったんだけど、
もうトラップが多すぎて諦めちゃったんだよね。]

　そうだよ！　来年はゾーイも一緒にＲＮＣやる？
　二人で組んだらきっとすっごい強い……！

　ああでも、それじゃ「決着」がつけられないか。
　ゾーイとはまた一緒に《遊び》たいもんね。

[次はどんなお祭りになるかなぁ、なんて想像して…！]


　………あれ、ゾーイ？　

[　どうしたんだろう？　ボクは首をかしげる。]

　………………。



　……昼にガッシュのトコで買ったポップコーンのせいかもね。

[誤魔化すように、そっぽを向いた。
多分、その時思い出せても、同じ反応をしていただろう……とは。後に思った事。]

/*
地上は良い感じにラストバトルっとるのー。

なッ……


変なもんとは何じゃ、変なもんとは！！



[自分で言いました。
然し、そうして誤魔化されてしまったら
きっともうその事に関しては聞けなくなるだろう]

　ホントにねー、良いチームだった。
　……リンダにはしてやられたけどね！

[なんたって、協力者がティモシー老だ。細かなトラップ調整は、お手の物。]

　…………うん、そだね。
　来年…………、来年は…………。

[違う。
来年じゃなく、今年どうしても約束しておきたかった理由が、あった筈で。言葉は詰まり、隠る。]

/*
ねー、いい感じだね！


シリアスな墓ロルの最中、笑い死ぬかと思っｔ
なにあれｗｗｗｗｗ

/*
　そこはおれ灰に収めておいたｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

が、無理じゃ

ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ　空の雲になったぞ、おうい

　変なものだなんてひとっことも言ってないわよ！
　後、食べたのなんて、うちのハッピーブルーブルー位しか思い当たらないもんっ。

[未だ“夢”に包まれたまま。
私は、声をあげて、歯を見せて。笑った。]

/*
　wwwwwwwwwwwwww
　元○玉とか書こうとして、自重してたのに！！！wwwwwww

よう頑張ったよ、嬢ちゃん。

[聞こえはしないだろうが
自然とモニターに向かって口走る]


だが、おれは諦めない嬢ちゃんのが好きじゃよ。
――――……最後まで楽しむ、じゃろ？


[それは、彼女の言葉と重なったか

　　不意に、立ちあがったかと思うと]
　

……――――――　いったれええええ　え　え！！！！

　そうさキャプテン・ベネット……
　ここでＲＮＣが大人しく負けると思ったら大間違い！

[　ここからボクの「声」は届かなくても、
誰にも負けない強い「思い」なら、きっと時空だって超える！]


　がんばれーっ！！キャプテン！！
　やっちゃえ、とどめだーーーーっ！！！

[隣で叫ぶガッシュに負けじと、ボクも叫ぶよ！]

/*
だめだｗｗｗｗｗ

ネルが良い応援をした直後に
燃え尽きた灰のように崩れるキャプテンｗｗｗｗｗｗ

ちと笑ってしもうたじゃないかｗｗｗｗ

/* ベネットーーーーー！？
たぶんこの村一番の大ケガだよそれーー！！

と、いいところだけどおやすみなさい！
これはコミットくるかな？**

/*
ネルはおやすみ、じゃのー。

とりあえずは見守りつつ
眠くなったらそのままネル。

/*
ホントだよ！もうちょっと粘ろうよキャップ！
ほら、強大なパワーが押し合いするとかあるじゃない！ｗｗ

　…………リンダ、クリス。

　………………キャロ。



　“　　　　　　″

[それでも。
夢の狭間、最後の一撃を放つ皆の姿に、唇は無意識に、音にならぬ声を紡いで。

……最後の一撃が、べネットを貫いた。]

/*
　コミットっぽいけど、リンダ不在、だよね……もうちょい後になりそう？
　ネル、おやすみー！