207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-
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― 現在・牢前 ―
……あ。ああ。
[始まったホレーショーと船長の決闘を。
ただグレッグは手をこまねいて見守っていた。
船長の素早い剣戟をを、すんでの所でかわすホレーショー。
自分はもう死んでいるというのに、恐怖でガチガチと歯が鳴った]
やめて。兄貴。お願いッスから。
[かつて、ころせばいいとのたまい、死を恐れなかったグレッグが。
絶望の化生のような船長にも、怖さよりも優しさを感じたグレッグが。
生まれて初めて――身を貫くような恐怖を覚えた]
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― 第二甲板へ ―
[釣りに興じて穏やかな波――それもほとんど無いに等しいが――を眺めていると、時間が経つのを忘れることがある。 今日も顔をあげれば日は傾き、盛大なくしゃみと共に、軽くひきのあった釣竿は軽くなり、結局何の成果も得られないまま、船首楼を後にすることとなる]
んだ、こりゃ……
[誰もいなくなった第二甲板。 隅に転がる、まだ新鮮な死体、二つ。
布をめくって、おおよそ人間には見えない死体と 死んでもなお間抜けに見える死体と 二人の顔に触ってみた。
固くて、冷たすぎなくて]
魚のが、いくらかマシだな
[はき捨てて、布を戻した。 触れた指を汚い着物にこすり付ければ、むしろいっそう汚れていく]
(174) 2014/12/13(Sat) 23時頃
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[料理人が必要だといわれても、魚以外に調理が出来るとは思えない。 そして今日はその魚すら釣ることも捕らえることも出来なかった。
階段を上ってくる足音に立ち上がって振り向いた。 現れた航海士に、そういえば船尾には誰もいなかった――と上を見るように視線を動かし]
腹が減ったなら、飯はないぞ
[そう言いつつも、厨房への扉を開く。 見渡して、無事な酒瓶が一見しただけでは見当たらなかったので、また閉じた]
(188) 2014/12/13(Sat) 23時半頃
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―副船長室―
[グロテスク、が。武器の手入れをする光景への感想だった。
この程度じゃない所業を、酔った自分がしていたことなど知らずに。
ベッドに寝そべり、ヘクターの動きをぼんやり眺める。
仕事の合間によくそうしていたから、習慣のように今日も。
生きてたころは、ぎゃあぎゃあと騒いで怒られてた気もするが。
今日は酒が入ってないから、静かなもので]
……あ。
俺の部屋の酒、持ってっていいですよ。
[などと考えてたら、溜め込んだ安酒の存在を思い出した。
聞こえるなどと思ってないから、独り言で言っておく。
死んだ味方の部屋から持ち出した酒も、襲った船から持ち出した酒も。
調理場から盗み出した酒も、街中で宝と交換した酒も。
もう飲めやしない。
鎖から解放された気分だ]
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[厨房には入らずに扉を閉じて、航海士の顔を見ながら、さて]
今、何人残っているか わかるか、航海士さんよ
[これだけ大きな船を動かしたことはないが、元漁師だ。 波の気配がない海の、恐ろしさは知っているつもりだ。
綺麗に磨かれた刀が、床の血痕を映している。 何人分の血を吸ったのだろう、と床について考えて、 刀が吸った数に比べたら大したことではないだろうと 小さく笑って、 目の前のテーブルに腰を下ろす。
今回の騒動は、一体誰が終わらせるのだろう、と考えながら]
(198) 2014/12/14(Sun) 00時頃
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─ 甲板・船首楼 ─
[ふらふらと漂うように、足は、甲板へ向いていた。
月が出るには、まだ少し早そうだが、空は少しずつ黄昏色に変わりつつあったろうか。
誰も居ないことを確かめて、船首楼へと向かう。
いたところで、どうせこちらの姿は見えないのだが。]
[覗き込んだ黒い海には、殆どと言っていいほど波がない。
そういえば、昨日からずっと風も吹いていない。
今頃になって、この船が、ずっと止まったままになっていることに気が付いた。
……止まっているからどうするということは、多分生前だとしても、何もないのだけれど。]
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あぁ?知らねーよ、んなこと 本人に………あー
[隅に転がる死体に視線を投げる。 もう何人も死んでいる。 何人"残っている"なんて聞き方を、無意識に選んだくらい]
……死んだのか、あのガキ
[解毒剤を探す理由にまでは頭が働かない。 ホレーショーの居場所については、結局返答もしないまま。 もう一度問われれば上にはいなかった、と答えるだろう]
(205) 2014/12/14(Sun) 00時頃
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……兄貴っ!
[悲鳴のような声を上げて、ホレーショーに駆け寄る。
船長の一閃を受け、その腕からは血が流れていた]
こっ、これ以上。やめろォ!
[グレッグは思わず、激昂して。
ホレーショーを庇うように、両手を広げて船長の前に立ち塞がる。
その身体を、するりと船長はすりぬけて]
……あ。
[床に転がったホレーショーは、容赦なく踏みつけにされた]
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そりゃあまた大層な死に方で…… やった奴は、今頃八つ裂きか?
[首と胴体が離れるなんて、そんな芸当が出来るやつはそう多くない。 光る刀を見下ろして、その先の第三甲板に眠るだろうグレッグの、ナイフ捌きを思い出す。
次があれば―― 借りのひとつくらい、百倍返しにしてやろうと 言葉とは裏腹に考えていた。 考えていたが、それを知る者は、きっともういない。 死者に対する思い出などは、すぐに忘れることにしたから]
(223) 2014/12/14(Sun) 00時半頃
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[狼か?と問われて、一拍置いてから首を振る。 そのまま航海士の顔を眺めていたが、飢えているんだろう、という言葉には頷いた。 それが真に食欲なのかはわからないが――この船の食糧事情には特に変化はなかったように思う――飢えているのだろう、と。 食い荒らされたという噂の死体は見ていないが、そうでなくては、という思いもある]
どうせなら、全部喰えばいいんだよ
[返して、階段を上る航海士を見送った]
……でも、人狼は 死んだんじゃ、ねーのかよ
[獣の色を濃くした死体は、いつか殺した人狼のそれとは違って見えたが、それでも。 否、もはや人狼など必要ではないのかもしれない。 この船の絶望的な末路は、最初から決まっていたのだ、と――]
(227) 2014/12/14(Sun) 00時半頃
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[やや時を置けば、漸く、東の空に月が顔を見せはじめた。
───ああ、今夜も、朱い。
思い出すのは、己の力を知った、あの日のこと。
物心ついた頃には、もう親はいなかった。
とはいっても、人ではなく、獣として。
路地で残飯を漁ったり小動物を食らったりな、どこにでもいる野良犬。
ただその野良は犬ではなく、狼だった。
もっといえば、ヒトオオカミだった。
いつの頃か、ヒトの姿をとれることに気が付けば、路地に干されている服を盗り、周りの人間がするように、着てみたりした。
ただ、まだその頃は、自身の幼い爪が、簡単に人間を引き裂けるほどの力を持つことなど知らなかった。
そして、人間の血が、肉が、残飯や小動物よりずっと美味だということも。
───あの日、路地で襲われるまでは。>>*15
そして、返り討ちとした男達の血肉を齧るまでは。*]
……っ。
[息を飲んで、グレッグは決闘の行く末を見守る。
なにもできない自分の存在が。ひどく忌々しい*]
[生粋の獣は、ずっと、闇の中に生きてきた。
はじめの頃は、人間に見つかり、危うく殺されかけたりもした。
しかしやがて、音なく獲物を狩る術を覚えた。
そして年齢が13を数える頃、路地で、狩ろうとした男に逆に捕まった。
殺されるのかと思ったが、逆に、暗殺の仕事を持ちかけられた。
寝床、食事、身柄の保証。
怪訝に思いながらも頷き、その男のもとに1年ほど身を置いた。
今思えば、あの男もまた人狼だったのだろう。
自分と同じ、生来のものか、後天的なものかは知らないが。
───いつの頃からだろう。
裏社会で『闇猫ヴェラ』などと呼ばれるようになったのは。]
肥代取り 置壱は、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 01時頃
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