人狼議事


233 逢魔時の喫茶店

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【人】 酒屋 ゴドウィン

となると“お返し”はいつがいいだろうか?
すぐにというわけにはいかないだろう。準備もするだろうし。

今分からなくてもいいから、
目途がついたら連絡くれれば合わせてくるようにするよ。

[そう言って連絡先にと店の名前と電話番号が入った名刺を差出した。]

(33) 2015/08/12(Wed) 00時頃

[ひらり、宙を舞う羽を追いかけ、はたと気づく。]

  あ、 千冬、ごめん
  通り過ぎちゃった

[自宅への路は、そう遠くない。
上ばかり――彼の顔ばかり見つめていたから
うっかりしたとさして悪びれないまま。

旋回して、正しい位置に足を降ろす。
腕を解いた瞬間、路地裏にいた猫が飛び跳ね逃げ出す。
今はじめて、トレイルの姿を視認したようだ。]

  おつかれ。……ありがとう

[ふわりと、形が不揃いでもやはり美しい羽をひと撫でして。
そのまま指を。手にとる。
恋人を乗り物扱いするのは自分でもどうかと思うが、
一時でも彼の見てる景色を共有できたのは素直に嬉しく。]


―夜、家の前

――、……

[指摘が痛い。
甘えようか、でも、とためらいがある。
呆れられる気もしたし、恥ずかしさや、色々な引っ掛かりが願いを喉で留めてしまう。]

……、ほんとに?

[声が、明らかに上向いた。
わかり安すぎる、俺。
いやな夢を見そうなんて、恰好の言い訳、だ。]

……迷惑じゃ、なければ、

[つい、と袖を軽く引いた。遠慮がちに、そっと。]


怖がると、遊ばれる。かも。

[店員の連れに手を出すほどの命知らずはいないはずだが、念のため。
 けたけたかたかた、笑われているし。]

……大丈夫。オレのことは、怖くない、だろ。

[見た目もやることも人間とほとんど変わらなく見えるかもしれないが、れっきとした、これでもれっきとした鬼だ。
 同類に抱きつくくらいだから、肝が座っているとすら言える。]

普通の店。……オレたちにとっては。

[不思議な店だろ、と言おうとして、つい反語になってしまったから。
 意味を正せるように付け加える。]


[――数刻ぶりに感じる重力に、自然と欠伸が漏れた。
そういえば夕方仮眠を取れなかったんだっけ。

長年住み続けたアパートメントを前に、
張りつめ続けた気も、限界を迎えたらしい。]

  その羽のこととか――
  色々まだ話し足りないんだけど

  ……いこ

[眠気と酒精に支配された脳は誘い文句も告げられないまま。
掴んだ手を引いて向かうのは、勿論自分の部屋。
ぎし、と音を立てる階段をあがり突き当りのひとつ手前。

片手でも慣れたてつきで鍵を差し込み、回し、扉を開く。]


あっ。……マスター?

[夜間のホレーショーは昼間とはまた違う印象で。
語尾が疑問形になる程度には見違えた。>>*2
それと同時、見知った顔が増えたおかげで、へなっと力が抜けた。力が抜けたまま椅子へと腰掛ける。]

夜ですもんねえ、バーですもんねえ。
お酒頼んでも大丈夫なんですねえ。

[非現実的なことを前に、容量オーバー気味。
確認するように繰り返すのは、心を落ち着かせようとしているから。]

心落ち着きそうな……度数強めのお酒ってありますかねえ……

[アバウトに。簡単にいえばおまかせの注文を一つ。]


【人】 酒屋 ゴドウィン

そうかい?
ま、それもそうだね。

[店に来た時に都合を聞けば済むだろう、とかそんな当たり前の発想はどこかにお出かけしていたらしい。]

それじゃ、僕の方はいつでも大丈夫だから。
連絡は…出なかったら留守電に。

………うん。健康に問題が出なければ…それでいいのかな?

[基準がおかしい気がするけど一応納得しておいた。]

それじゃ、今日はそろそろ。

[そろそろいい時間になっているので今はいない店主への言伝>>4:123を頼んで、トワイライトをあとにした。*]

(36) 2015/08/12(Wed) 00時半頃

[生憎部屋には、二段ベッドなんてものはない。
あるのは、大人二人でもゆうに眠れるサイズのものがひとつ。

豪快で、ざっくばらんだった養父がいつか戻ってきた時に、
いつでも貸せるようにと買ったもの。

他に目立つ家具はない。
キッチンには最低限の調理道具があるが、
ほとんど使われないまま。

小さなテーブルや椅子の上には図書館から借りた本や、
脱ぎっぱなしの服が乱雑におかれている。
不潔ではないが、整頓されてるともいえない簡素な部屋。]


酒屋 ゴドウィンは、メモを貼った。

2015/08/12(Wed) 00時半頃


[現の睡魔を繋ぎ止める、声
耳を傾けながら、攫った指は、リツのそれと絡めた。

 欠伸を責められることが少なくなった。

ふとした、本当に些細な変化に
彼が口にした願い事が重なって、口許が綻んだ。]

 今日は、特に暑いから
 ……… 冷めないさ、あんたも、うん。

 寝苦しくないと、良いねえ。

[二度目の感慨は、的外れに近いけれど
彼の眠りを妨げるものがないと言う、本音。]


[カウンターのマスターに、ゆるく頷く。]

――そう、頃合いかな、って。
一緒に、出かける。今度。

[ケイの翼が、他の誰かが、移動手段になりうるなら。
 まずは受け入れてもらわなければいけない。
 それに――知ってほしかった。オレの全部を。ゴロウなら、受け止めてくれる気がして。
 ホラー全般、魔物妖怪その他諸々NGだったのは誤算。]

フィノ。

[辛口のシェリー酒をオーダーして、ゴロウの方を見やる。
 力抜けた様子に、心配はありつつも多少は安心した。]


虎徹くん……
虎徹くんも、骨だったりするんですか?

[見た目も仕草も、人にしか見えないし。
人ではないと言われても、にわかには信じられなかったが。]

……っく。
ええ、虎徹くんが、骨だろうと、ゾンビだろうと、俺は、平気です。平気ですったら。

[大事なことなので2回言い。]

……でも、慣れるまではびっくりするかもしれないので。
気を、悪くしないでくださいね……?

[本当にゾンビだったら、正直、すっごく怖い。
だけど、全然平気だと、天邪鬼のように心とは逆のことを言う。]


  えーっと……水、飲む?

  好きに、していいけど
  朝起きていなかったら、泣くから

  あとね……10時に起こして……

[扉を閉め、再び施錠したあとは拘束を解き。
冷蔵庫から冷えた水をコップに注ぐと一気に飲み干す。
それでも、一度襲ってきた睡魔は急には退かず。

結い紐を外し、ぐしゃぐしゃとかき混ぜ
欠伸と共にベッドに腰掛けブーツを脱ぐ。

恋人を目覚まし時計代わりに使うのはどうかと思うが、
朝を共に迎えたいという、トレイルなりのおねだり。]


 
 ふ。

[咎める声に、慈しむ、笑みを溢してから。]

 昼のコーヒーでも、良い。
 あの、コーヒーフロート…… だったか。
 あれは、気になる。

[コーヒーと名が付けば
甘味をほぼ一切捨て去ったメニューを用意してくれる。
かもしれない……… と言う、強請り。

会話は、ゆるく、少し、気遣ったもので
胸の痛みに任せて、拭って赤くなったリツの目尻
集合住宅の前。ようやく、触れようと、指を伸ばした。]


  千冬。――…千冬、おいで

[果たして精霊に睡眠が必要かどうか確かめないまま。
ただ、傍にいたいという理由だけで連れ込み。

好きにしていいと言いながら、
手招き呼びかけ、
添い寝を求めるが果たして応じてもらえたか。

特別な夜の記憶は、ここでぷつりと途絶え。
獏が入りこむ隙間もないほど、ぐっすりと幸せな眠りに就く。]**


メモを貼った。


[親指の腹。

目尻の涙の痕、ごし、ごし、擦る間。
無言を貫き通していた。
それは、答えを待つ、間でも、あって。]

 おれは、迷惑は、言わない。

[袖に触れた、指に、安堵が滲む。
平気だから帰れと言われなかったことに対して。]

 こわい夢は、おれが食うから
 リツは安心して…… 寝ると良い。
 寝て、起きるまで、傍に居る。 探す。

[告げてから、手を引いた。
迷惑ではないと重ねて示す為、訪れた部屋を目指す為。]


―夜―
[ ――やっぱり俺の説明じゃ
ちょっとわかりにくかったろうか――と思う寝苦しさの話。

 小さな笑いひとつにも
くすぐったくて、ざわざわする。]

――手始めに、それ、おごる。
口に合うと、いいけど。

[甘くないフロート、って。
作れるんだろうかという疑問はある。]


骨、だっていったら、どうする。

[全然平気らしい。本当だろうか。
 こういう反応をされると、変化できないことが悔やまれる。]

……なあ、天邪鬼って、知ってるか。
日本の、ヨウカイ。

[知っていてくれると、とても話が早いのだが。
 グラスがカウンターに置かれれば、ちびと舐めた。]




 トレイル…


[ 意気揚々とした表情の彼
止せば良いのに眼差しが真剣味を帯び、茶化せない。]


   好きだぞ。


[零れた心情は、声を越えて、形になる。
星降る夜闇に包んだ、あまりに今更な吐露]




    ……。


[彼のうっかりを咎める視線
自分の方こそ、相手に夢中になって居た癖

手を離せば、ガラスの靴も、真上で留まる時計の鐘も不要に
細やかな魔法は終了

悠々に歪な翼を仕舞う手前、触れた指を握った]

  
  今更だが、やはり独り暮らし?


[連なる住宅街では無く
1つのアパートメントに視線を注ぎ、一言
地面の感触を楽しむ足の動きに合わせて]




  毎日襟足が跳ねている、お前らしい部屋。


[まじまじと他所様の自宅を鑑賞する趣味は無いが
生活感と清潔感の織り交ざった室内の感想は、実にシンプル

玄関前で睡魔に呼ばれる彼を、横目に捉えていた
それでも、水一杯は、両手で受け取り]


    ……ん……


[彼の、恋人として、信頼する強請りは
おず、といった態度を払うように、迷いなく肯定]


―夜

――ん

[親指で拭われる。
涙がじわりとこぼれて、指先を濡らしている。
あまやかされてる。]

――……、エフ

[そ、と呼んだ名前は
自分でもおどろくくらい
あまかった。
あまいのは、きらいなはずだ。エフは。――味、じゃ。ないか。]

ん。……うん。
いてほしい、そばに

[酔ってるからだ、と自分に、言い訳。入った部屋は、先日どおりのあおいろだ。]


説明。

[オレの出来る仕事ではない、とマスターを見る。
 百聞は一見にしかず、と日本の言葉にもあった。]

今、してる。

[問題ない。]



  …疲れてていたのに、ごめんな
  有難う――――


[おいでと誘うのは、声だけでなく、彼の全身から
職場の仕事、一人暮らし
そして私との無茶ぶりに等しい夜の飲酒の 誘い文句
本来すぐにでも、惰眠に侵食されたいはずの躰を、そっとしておく代わり]

  
   約束は守るよ


[たった一つしかないシーツの海の上で
彼を抱きしめる行為に没頭

素敵な眠りが届くようにと、
温度或る白い羽は、彼の身体を包んでいた儘]


……ほ。
……骨まで、愛します。

[やせ我慢を擬人化したかのごとく顔色は悪いが、声に震えはなかった。

アマノジャク……
本心と真逆のことばかり言ってしまう人、という意味でしたっけ。
妖怪のほうだと……言ってしまう、オニ?

[うろ覚えながら知識はあるようだ。]



  ほら私は、こんなにも傍に居る…


[静かに、額に口を付ける
介抱されたばかりの男には
解かり易い位跳ねた前髪]



  お休み――良き夢を


[其れも愛おしい要素である。
彼が眠るまでの間、静かに傍に居る**]


―夜、部屋―

―――、――

[額を、押し付ける。]

ぁ、……これは 反則、なんだっけ か

[いかん、と、はなす、努力]


今日まで秘密……ということでしたねえ。
ああ……ありがとう、ございます。

[そう語る男の目はほんの少しだけ遠くを見ていた。
マスターは人間なのだろうか、果たして。>>*4
ちらっと気になったが、見た目が人間なら人間ということにしておこう、と今はスルーした。

氷の浮かぶ酒は、ミントの葉がワンポイントとなって、ひんやりとしている。夏らしくすっきり爽やか。マスターの心遣いを受け取って、数口飲んで落ち着くことにした。]


メモを貼った。


[夜もとっぷりと暮れた夜風は、いくらか涼しい。

落ちる月明かり
見上げれば、銀色のなにかが過ぎったような
眠気まなこが、瞬き、リツの声に、我に返る。]

 コーヒーが入っていれば
 飲める…… それ以外は分からないな。

[苦いもの、甘くないもの。
コーヒーの上に白いアイスが乗った飲み物。
夏に見掛ける飲み物を、脳裏に描き、頷く。

――本当は、例え間違って甘くとも、良かった。]

 あんたがくれるものなら、飲む。
 


メモを貼った。


 
 ……… あ、

[拭った矢先に、溢れた
わりと心情通りの焦った声が漏れて
頬を濡らす前に、親指を滑らせても、毀れる。

頬を、だから、掌全体で包んで
呼ばれた名前の甘さに、瞬いた。
そんな、声で、おれを呼べるのだと、思った。]

 ……… あんた、なあ。

[その声は、獏にとっての反則で
最早、今更、帰れと言われたとしても、帰れない。
あの日の部屋に、リツにとっては慣れ親しんだ部屋に
ベッドに転がるおれの背丈は特大で、今日も、占領。]


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