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[
かわいいやつを、
大の大人が食っているのは、
ちょっと、面白い。]
起きる?
[それは俺の中では驚きだった。
気になる。
食べるしぐさ、見つめる。
何だか、ちょっと、目が離せない。]
……?
[甘いの、嫌いなんだろうか。
思わぬスマートさで、カクテルを注文してくれたことにちょっと、呆けた]
――ありがと
できれば、そうしたい。
[
損も色々したけど、
変わりそうもない。]
――な、に。
あんま、見るな。
……穴、あいたら、どうする
[小さく、首を竦めた。――恥ずかしい。]
[目尻に涙は触れてない。
リツが言う、泣いていない、言う通り
夢を盗み見る獏でも
彼の心情を盗み見ることは出来ないので
笑う口元を留めて、眉尻を下げる、情けない面。]
でも、 …… 泣きそうだな、あんた。
[ぐりぐり、親指を伸ばして、柔らかく頬を擦った。
涙が零れていたら、きっとこの辺り
滴が筋を作っていた筈で――― そんな、見当。]
あんたがおやすみするまで送り届けないと
会いに行けないからねえ。
[昼間飲む、店長の淹れるコーヒーも、良い。
ケイの淹れるコーヒーも、良い、夜の色をしている。
味音痴の自覚は俺にゃあないが
この味を気に入っている、その感覚があれば十分だ。]
吸い込まれたら、ねむくなるな。
[ふわ、と、反射的に欠伸が漏れた。
まだ、繭を口に運ぶ前のはなし。]
変わった客が多い、 ……… だったか。
良い店だろう、悪くない、おれも、好きだねえ。
…… うん?
[リツ
寝言の多いおれにも、自覚はないのだ。]
いや、無い……… と、思う。
そういうシーンに出くわしたことは、あるが。
――なんで、あんたが
そんな顔、する。
[
そんな顔、してほしくない、のに]
っ、……
[頬をやさしくこすられて、
唇が小さくわななく。]
ゃ
[ぎゅ、と眉を寄せる。泣くから、そういうの、よくない]
―――、律儀。
……なら、そのまま、泊まってったら、いいんだ。
[――俺にしては、精一杯のわがままめいたこと、添えた]
[本来の姿であれば
ずんぐりむっくり草食よろしく、口から直に食べる。
―――が、今の姿は、これだ。
大のおっさんが、ふわふわ繭を、口に運ぶ。
咀嚼を続けて、竜の血を絡めて、二口、三口。
見る見るうちに、皿はソースごときれいになって。]
起きる、眠くなくなる。
べつに、羽根が生えるとかそういうのは無い。
[腹に納めれば、幾らか空腹感が消えて
眼鏡の奥は、眠気まなこではない、ただの半目。
食後のコーヒーを飲めば、更に目覚めに良い。]
聞いた限りは、甘いはずだからねえ。
[眠たげにもったりした喋りが、いくらか滑らかに。
カクテルを求める際も
大分目が覚めて、差し出されたゴールドカラー>>*30
きっと甘い筈だから、視線だけ、視線だけ。]
……… 俺は飲めないからな。
穴が空いたら、困る。
[
横顔を注視していた視線を幾らかずらして
でも、指
そちらは、困る、と言われていないから。]
あんたが、そういう顔するから。
[表情については、ただ、ことばに出来る範囲。
視界の端、だって、あんたは泣きそうだ。
唇を震わせて、眉を寄せて、ただ涙が零れていない。
そう見えてしまえば、眉も下がる。]
はは。
獏の添い寝か、そりゃあ正攻法だねえ、良いな。
[リツの我が儘に、洩れる笑み声は
伝承に触れられた感覚で、つい、眉の角度も緩んだ。
なんだ、そんなの、叶えてやるに決まっている**]
メモを貼った。
[
と、そんな呟き。
こんな風に眠いのは、
にんげんじゃ、ないからだろうか。
――どんな格好を、しているのだろうか]
多いって言うか、
変わった客、ばっかり。
[とはいえ、それは嫌いじゃない。
今、一番はこいつだと思っている。]
――っ、けほ
[こいつ、素か。素なのか。恐ろしい。俺の心臓はもつのか。]
そ、か。――…マジか。吸血鬼が、ひとを、襲って?
[
甘そうな見た目に反して
においが、なんともスパイシー]
…綺麗に食うな
[行儀がいい、と言おうか]
――目が覚めるなら、
あんたには、ぴったりか。
……
[羽。生えるのなら見てみたいかも知れない、]
[>>*30マスターの手さばきは、
手馴れていて格好いい。
へぇ、とつい感嘆の声が漏れる ]
――甘そう、
蜂蜜いろっぽい
[ いや、蜂蜜は入ってないはずだが。
あ、本当だ。目が覚めたっぽい]
……料理、効果覿面?
[ちゃんと喋れてる。
弾ける黄金の酒に口をつけた。]
甘い。――あんまり、あんたは飲まない?
甘いのは。
[ 好き、嫌い、気になること。
――知りたいと言った通り ]
――、……
[いや、まあ、喩えだから。
でも、気遣ってくれるなら、ありがたい。
こんなに見つめられることなんてそうそうないし。
頬を撫でられるのは、
くすぐったくて、
気持ちが、いい。]
――どんな顔。……悪かったな、
[指摘されるとつい、ムキになった。
いままでこんなことなかった。
転がり落ちるように溢れそうだ。
ずるい。
一度眼を閉じる。
こうすれば、涙はなんとか引っ込むのだ――経験上]
……正々堂々、だろ。
[いいアイデア。そう、負けず嫌いで口元に小さく笑み。ふと、気づく ]
……――獏。
[ そういえば、 ケイかそう言っていた。獏。おとぎの国の本に載っていた、夢を食ういきもの]
あんた、獏なの。
[ ――アルコールも入ってふわっとしてきた俺は、成る程確かに、のんびりしてそう、などと思ったのだ ]
[ふわり。ふと視界に
光る蝶のようなものがみえた。
――わ、
[ きらきら舞うそれは、妖精の群れ。
本で読んだやつ、そっくりだった。
見れば前髪で目を隠した司書が、
なんだか楽しそうにしている。
――いい趣向だね
――歓迎しているのさ
笑いさざめく、ひとではないもの。
――さぁさぁ、たっぷり飲んでおいき
いつもの返事をしようとして固まった。今喋ったの、絵じゃないか!! ]
[ソースまで、全て繭に絡めて、口に納めきった。
作り手の姿は、見えない。
厨房で忙しく働いているのだろうと、首を捻って
趣向を凝らしたコーヒーと、雲の糸。
――希少品だとおれでも理解る。]
……な、ケイが作ったんだろう。
礼。 美味かった、ッて。
[直接言う機会があれば、直接。
近くに居たのは、店員か、店長か。
捕まえたところで声をかける、つもりで。]
[伝えたところで、目がリツ
きれいに食べたと言うか
意地汚く食べたと言うか
うん、と、素直に、頷く。食い尽くした。]
腹が減ってた。
あんたの夢も、食べなかったから。
[理由のひとつに。]
……起きても走れるようにはならないからね。
[走れないし、羽根も生えない。
――期待されているのか、起きた視線が揺らいだ。
地味な、目玉の動揺。
逃げるみたく、ゴールド
炭酸は目に爽やかで、きれいで、甘そうで。]
苦手。
[起きた口で、告げる、きっぱり。
貘は素直な生き物なので、取り繕いもしない。]
リツは。
……本と、走ることと、コーヒーと。
甘いのが好きか。
[指折り数えられる程度の、好き。
知らないから、つい、尋ねてしまう。]
あんたは、苦くなくても好きだな。
[頬を撫でる指は、ついぞ涙には触れなかった。
掌の腹で、最後にリツの頬
手を、離す、撫ですぎた。]
あの夢でも、そんな顔、してたかねえ。
辛そうな顔。
あんたがそういう顔をしてると
悲しい、………違うか、寂しい。
[目を伏せた横顔。
覗き込む姿勢は、起きてものんびりとした。]
[
――。……勿体、なかったから?
[あの夢。
黄昏の夢。
さっき言っていたことを反芻する。]
走らないのか。
[そうか。
――まあ、俺が、歩けばいいこと、か。]
[
見たことない表情のひとつが見れた気がする。
あいにく、俺は、そんなに聡くないから気のせいかもしれない。
なにせ、あのころ自分が親友に向けてた気持ちさえ、いまいちよくわかっていなかったのだ。]
そか
[甘いものは苦手。覚えた。]
ん、……好き。
[頷く。
――それから、今。じわじわと来ている、熱も意識する]
貘。
[応える、頷く、確かに。]
貘が添い寝をすると、夢を見ない。
人間は、そう言うな。
………俺みたいなのは、傍から食べるから。
正攻法だと、あんたもそうなるんだが。
…… 食べないように気を付ける。
[夢の話である。
添い寝、食べないように、自分に言い含めるよう
頷いた視界の端、光の蝶。]
ブローリンも
あんたが此処に来て、嬉しいッてさ。
[本人が直接告げたわけではないが
光の群れ、こんな趣向。
それ以外に如何捉えろって言うんだ**]
メモを貼った。
――、ぇ、
[
撫でていた手が離れる。
名残惜しい、と思うなんて
へんな、気分。
泣くかと思った。――あぶない。
少なくともここじゃ、ひとが多くて。]
……――わからない。
自分じゃ顔、見えないし
[でもきっと、情けない顔をしていると思う。覗き込まれている。遠慮がちに、視線を向けた。]
……さみしい?……なんで…、
[ああ、でも。俺も、さっき。エフが眉を下げてるの見て、そんな顔をさせたくないと、思ったんだ。――]
――、なんか、納得した
[
思い浮かべるのは
実際に存在するのんびりしていそうな獏だったが。]
……ん。そうしてくれ。
そうじゃ、ないと。
あんたが 夢に、来てくれても。
覚えて、いられない。
それは、…いやだ。
[覚えていたい。そう願う。]
……、
[
何だか気恥ずかしい。
ちらと司書の方を見る。
なんか、楽しそうだ。
酔ってるか?]
司書さん――ブローリンも、
やっぱり、人間じゃ、ないの
[気づけばバーは大盛況、
羽も尻尾も大盤振る舞いだ。
不思議と怖くはない、が。]
……次ぎ、あの
甘くないヤツ、いいすか
[マスターにたずねてみる。
辛口の酒は詳しくないから、
お任せだ。
運ばれてきたならこうたずねる。]
これなら――飲める?
[エフに、すすめてみた。
無理強いはしないつもりだけど]
[ おつまみも頼んでみる。
さっきエフが食べてた雲みたいなやつは、やんわりやめとけと言われた。代わりに鶏肉っぽいもののチーズ焼きを頼む。ケイが腕をふるってくれるらしいが――……これなんの肉だ?読めない ]
……美味いす
[うまければ、いいか。 ]
[ 周りの客はなんだか
見守ってくれている雰囲気だ。
後に天邪鬼と知る店員が、
そっとメモで気を回してくれていたのを知るのは、少し後のことだ。 ]
……うまかった。
[ まあ、学生なので。
あんまり贅沢もできないが――そう、うまかったし、エフも、一緒だったのでつい、数杯飲んでしまった。
あんまり強いほうじゃないのに。 ]
[ 瞼がちよっと重い。
なんか、ふわっとしてるし、目元も熱いし、酔ったか。エフは目が覚めてきたらしいから、なんか、昼間と逆だ。来てからどれくらい経ったかわからないけど。 ]
――、エフ、……
[ 呼び、そ、っと引っ張る。
家まで帰れなかったら
迷惑を、かけてしまう ]
やくそく、
[いつもより、少しだけ
ぼんやりした声になった。
歩く、歩くから、だいじょうぶ**]
メモを貼った。
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