180 FESを迎えし戦場-漆黒たる年代記-
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――――…うーん、生身の身体で戦うの久しぶりだからなぁ……。 やらなきゃ、やられるし、仕方ない。 深呼吸、深呼吸。
[肩幅に両足をひらいて背筋をまっすぐ伸ばす。 両手を左右に大きく開いてまずは大の字のポーズ。 両の掌に宿った炎をそのまま頭上へと上げる。 手の炎は1つとなって巨大な火の鳥となって空へと一旦昇り。 そして、また己の右腕に戻ってくる。 右腕をぐっと引き寄せて、パワーを溜めてから。 息をたくさん吸って、大きな声で叫ぶ。]
――――いくぜぇっ!!! 炎舞極楽鳥《キャプテン・フェニックス》!!!!!!!
[そして、そのまま右ストレート。 炎の鳥が異形を全て焼き尽くした。 しかしながら見られていたら少し恥ずかしい。]
(@38) 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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――… とは云え。 俺も排される訳にはいかない。
然し、このままでは勝算がないな。
冥界の礼儀にのっとるならば。
俺達が戦う場所は"あそこ"以外にありえない。
…… 仕方がない。 コイツを使うしかないな。
[敵対を堂々と宣言する冥王に、俺は残念だとかぶりをふり。 そっと、額に手をあてていた]
(529) 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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[混沌の波動がびりびりと俺を刺激する。 そして俺も、鮮血の波動を館中に響かせながらも]
さあ。それでは、この館ではだめです。
俺たちが戦えば即効で壊れかねない。
ゆえに、俺たちに相応しい戦場に行きましょう。
[開かれたままであった厨房の扉を、俺は閉める。 そして、再び開けば、そこには新たな時空へ続いていた]
(530) 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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[見えた光景は、黒と赤の世界。>>469 黒い空と、赤い華。 そして絶対的な無音。]
……淋しげですねえ。
[生物の気配のない其処に、何となく行く気になれず、 ぱたりと扉を閉じる。]
(531) 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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――… "我ら"の冥地 地獄-ヘル- に ――…
(532) 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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――月――
おお。
[月だ。そしてつまり周囲に広がるのは宇宙空間であり大銀河だ。 宇宙空間は好きだ。危険かどうかの判断もせず、惹かれるまま気ままにその地へ降りていった。 扉は開けっ放しにしてはならない>>151の自己判断のもと、中空に生まれた扉はすみやかに閉める。 出口が探されていた>>494など、知らない。]
(533) 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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― 次回予告 ―
[饗宴の始まりは終焉へのカウントダウン]
[加速する狂宴の最中(さなか)、遂に星が墜つ]
[何を求め] [何を願う]
[望と欲と使命と正義は一層激しく衝突する]
【 Episode: 2 / 交叉線 】
[雄達の共演、その未来は未だ誰も知らず]
(534) 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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[一歩、踏み込む。]
ゴールか。 では貴様は何を望む。
世界を救うか、滅ぶに任せるか。 "誰か"に全てを託し、丸投げてしまうのも選択だ。
[甘く、囁くように言って。 眠たげな紅目>>520を見上げるように覗き込み、くすりと笑う。]
移動をしたいだけならば、この世界の範囲から出ればいい。 どうも一定の範囲に限定されているらしいが、ここは範囲も広そうだな。
まあ、裏へと行きたければついでだ。 私も付き合おう。
[まるで子供のような表情をして、軽く首を傾けた。]
(535) 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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― 地獄 それは最も強き者の領地 ―
冥界におけるマナーのひとつ。
今の俺達の様に、『格上』の相手に挑むときには。 挑戦を受ける者、つまりあなたは万全の状態でなければならない。
少なくとも。
『本来の力を抑えている』様な、状態の相手を倒す。
それは冥界では大きな恥ともいえるでしょう。
(536) 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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[或いは。この書庫には稀少な書が溢れているのだ。 ”アレ”と彼の呼ばうものの手掛かりがあるのやも知れず、はたまた三千世界を渡るこの館の記述すら探せばあるのかも…ないのかも知れなかったが]
……、ふ。
[ソファの上で寝返りを打つ。 幸い、ここは異形の気配もなく平和だ。 眠りはひとときの休息、回復の時だ。 全身に細かに負った傷も、力も、また少年の身に回復されつつある。
───だが今は暫しの時。 セシル《王子》は夢の世界に*まどろむ*]
(537) 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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だが、この地獄ではあなたは本来の力を発揮する。
さあ…… この場所でなら 思う存分戦えます。
[俺は、冥王に礼を向ける。己が右の心臓を左掌で強く掴み、それをちぎり取る様な動作だ。 どの様な苦痛を得ても、必ず敵を倒す、という下克上の意思表す。
冥王との戦いに用いる礼だ。そして……]
(538) 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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―― 煌け 『 血 閃 印 - ク レ ス ト - 』
(539) 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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ま、僕も月《セレスト》に来たのは初めてだから、……
[それにしては、既視感を覚えるのが引っかかる。 学術書で見た月面の図の影響だろうか。 だが、この翼があった子供に重なった影《ヴィジョン》は――]
ジョージの所為、かなぁ。うーん。
[館のホールに突如として倒れ込んだ、 オーバーテクノロジーの子供を思い起こし、 それで自分を納得させつつも]
取り敢えず、反対側まで行ってみようよ。 気乗りするならだけど。
[折しも、大銀河が見える側――つまり月の裏側に サイラスが降り立ち、帰り道がまた消えたとは知らず。]
(540) 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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