人狼議事


73 ─深夜、薔薇の木の下で。

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【人】 鳥使い フィリップ

[叶わない願いが叶った。
 それは一体どんな願いだろう?
 とてもそれを聞く勇気はフィリップにはもてなかったが。
 ただ、何度も何度も繰り返す。
 叶わないことを明日も明後日も見たとしても。
 相手のためについてくれた優しい嘘。
 嘘か本当か、考えるより。]
[こくり、と一つ頷いて。それから、酷く迷う。]

 ……………あ、あの……
 また……また、聞きに、きても良い?此処から、でいいから。

[関わるのはすごく怖い。
 この言葉とて、拒否されたらどうしていいかわからない。
 ただ、願うと言う言葉に、躊躇の末、口に出した。
 ぎゅっと、黒につつまった手を握りながら。]

 ……聞いていると、優しくて、暖かいものしか
 ないんじゃないかって、少し思えるから……

(111) 2011/12/28(Wed) 00時半頃

[純粋に誰かの幸せを祈る背に、かかる声。
ぴくっと肩が一度震え、止まる。
振り返った顔は、いつもの微笑。]

 ――……ベネット先輩。

[感情を凍らせたようなアイスブルーが
同室の先輩の姿を映す。]

 なんで、此処にいるんです?

[そう言えば、そもそも何故という部分が抜け落ちていた。
これも薔薇ちゃんのお節介かな……とは、思ったけれど。
それプラス、先程彼が誰の前にいたか、知っているから。
何故、自分の前に立つの……と。]


【人】 鳥使い フィリップ

[謝罪の言葉には、また一つ首を横に振る。
 ちゃんと、相手を思っての言葉だと伝わっている。
 ……それをフィリップが言語化してはっきり受け取れているわけではないが、
 先程の音色ほど雄弁ではないが、
 あの音の奏者だとははっきりわかる言葉。
 そうでなければ、
 きっと口にする勇気はもてなかった。]

 …………うん、わかった。

[迷い見せず条件と共に告げられた言葉。
 迷いが見えなかったのが嬉しかった。
 あの音色の奏者らしい条件に
 寒さで強張っているのに、
 自然に笑みが浮かんだ。]

 …………本当にありがとう……えっと……

[まだ一歩も近づけないままではあるけど、
 お礼と……名を呼ぼうとして詰まった。]

(115) 2011/12/28(Wed) 00時半頃

 なんでって、……なんでだろ。
 薔薇に魅入られたから、かな。

[ノックスの前、ではなく、同じ空間にいる理由を告げる。
薔薇の精と何をしたのか、言えない]

 ちゃんと、謝ろうと思って。
 俺の態度が曖昧で、俺の言葉がノックスを傷つけたのなら、謝りたい。
 でも、俺はジェフの代わりだなんて、思ったことはないよ。
 
 俺は、確かにジェフの事が好きだったけど。
 もうそれはいいんだ。どんなに考えても、過去形にしかならない。

[首を振って、ノックスを見る。
あれから、事あるごとに思い出すのはジェフではなく、彼のことで。
どう言えば伝わるのだろうともがく]


【人】 鳥使い フィリップ

[名も知らぬヴァイオリン奏者の言葉を
 じっと聞いていたが、
 その言葉が途切れて翠が瞬いた。

 誰か来る。

 その言葉に、さっと表情が強張る。
 ぎゅっと、鮮やかな姿とブランケットを
 黒に包んだ両手で抱きしめて一つ頷いた。]

(116) 2011/12/28(Wed) 01時頃

[撫でられる。
 その手はとても優しくて、閉じたままの瞼が震えた。]

 すまない。

[最初の謝罪は、驚かせたことと悲しませた事に。]


 ……ありがとう。

[次の感謝は、背を押してくれる言葉と、気づけなかった好意へ。]

 私みたいな、どうしようもない男でも。
 ベネットのように好いていてくれる人が居ると知れた。

[頬にその手が触れると、ゆるりと瞼を開いて見下ろす。
 美しい笑みに、感情に気づけなかった。
 本当に自分は酷い男だ。] 


 素直に。
 しかし、私が素直になったところで。
 好きなのは。

[背をしゅんと縮めて、情けない顔になった。
 とっさに、最愛の弟の名が出なかった。おかしい。
 記憶が途切れる前に見た金色は。]

 ん。ああ。本当に有難う。
 出来ればこれからも良い友人としていて欲しいと、欲張りな私は思ってしまうが。

[去る背中を見送る。その向こうの淡い金色に、ああと反対側に歩き出す。

 私が好きなのは、誰だ。]


 薔薇に?そっか……―――

[相手の言葉に、淡い色合いの睫毛が伏せられ
頬に濃い影をつくる。]

 俺が、謝られるようなことってあったっけ?

[唇が、戦慄きながら弧を描く。
もう、それ以上、聴かせないでと拒否するように。
けれど、それは叶わずに。
先程まで優しかった世界に満ちる音は、
残酷にノックスの鼓膜を叩く。]

 ――……過去でも、実の弟を性の対象にするような人
 貴方は好きだったんだろう?

[だから、あっさりと繭は燃えた。]


 そんな、趣味の悪い貴方に、俺が好かれるなんてことない。
 ――……わかってるよ。

[だって自分は常識人だと、壊れた笑みで告げる。
こんな言葉、吐く自分が、誰よりも醜いと]

 わかってるよ。

[2度告げる言葉は、自分を貶めるだけのもの*] 


―少し前―

 ……ジェフそんなに酷い?
 そりゃ身代わりで抱いてたらそう思うんだろうけど。
 抱かれる方も承知の上だろ?

 ジェフは、理想が高いからそう思うんだよ。

 ん、言ったろ、俺も倒れてなければ、友人として看病するくらいには思ってたって。
 それに、それくらいは欲張りでも、なんでもない。

[去り際、笑ってその願いに頷いた**]


メモを貼った。


 は、趣味が悪いって、言ってくれるなぁ。
 仕方ないだろ、好きなんて気付かなかったんだから。

 気付いてても、変わらなかっただろうけど。

 ノックス、できれば逃げないで欲しいんだけど。

[そう言って、ノックスのほうへと近づいていく。
壊れた笑みは、自分のせいだとわかる]

 今の俺は薔薇の影響下にない。
 香りもしないし、意識だってまともだ。

 でも、ノックスにキスしたいっていったら、だめかな。

[触れたい。誰よりも、彼に。失いたくない温かさを、知ってる]


  ――――独りだ。

 色々と考えるのには良いのかもしれないが。
 


【人】 鳥使い フィリップ

 …………セシル……

[その名前を覚えるように、一度呟いて。
 頭を下げられれば逆に恐縮したけれど。

 相手の名を聞けば、当然こちらも訪ねられる。
 あ、そうかと納得して、
 ただ、そのとき”誰か”の話になれば
 顔はこわばったが。]

 あ………フィリップ……!!

[それでも、窓を閉めるセシルに咄嗟に名を告げた。
 セシル同様、いやそれ以上にまず人付き合いをしないのがあり
 自己紹介もただ名を告げるだけの短いものだった。
 窓越し姿が見えなくなる。カーテンも引かれれば
 向こうから”誰か”に見られることはない、し
 なにより…………]

 ………………

(121) 2011/12/28(Wed) 01時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[また、音が聞こえ始めれば、
 鮮やかな方のフィリップと目を合わせ
 小さく笑んだ。
 ”条件”を早速破ることになってしまったけれど]

(122) 2011/12/28(Wed) 01時半頃

 わかってないよ。
 
 俺が、誰を好きになるかは俺が決める事だし。
 鈍感だから中々気付かないし。
 でも、素直になるとさ、俺がしたいことは一つなんだ。

 ノックスに、触れたい。
 ……部屋に、戻ってきて。

[そう口にして、ノックスの顔を覗き込んだ**]


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 鳥使い フィリップ

― 中庭 ―
[気分的に錯覚を起こしているせいか、
 むせ返るはずの薔薇の匂いも、
 今は本来開花時の穏やかな香りにも感じる。
 相変わらず寒くはあったが、先程よりは暖かかった。]

 …………?

[ただ、曲が止んだ後、微か、聞こえた声に
 鮮やかなほうと目を合わせる。
 一瞬過ぎて確信は持てない。
 別の人だったらと思うと……怖い。

 音のした方には鐘楼があった。

 耳を済ませながら向かう。
 ほかの音で認識違いとわかったら
 すぐに逃げれるようにしながら。]

(124) 2011/12/28(Wed) 01時半頃

フィリップは、階段を上がる音が石壁に響くを聞きながら。

2011/12/28(Wed) 02時頃


【人】 鳥使い フィリップ

[夜闇よりも暗いのは
 月光受け淡い光発する雪がないから。
 鮮やかなほうは夜目が聞かないのもあり、肩で大人しく。
 フィリップ自身は、むしろ闇に切り抜かれた、闇よりは淡い青に緊張する。
 ……間違っていたら、すぐに駆け下りられるよう、足場を確認してから、踏み出す。]

 ……カル……ヴィン?

[闇よりは淡い青の先で、
 振り返るようにこちらを見る姿は
 微かに聞こえた声音と一致していて
 名前で呼んだのははじめて。
 安堵しながら鐘楼、風が吹き抜けるそこに立つ]

(127) 2011/12/28(Wed) 02時頃

【人】 鳥使い フィリップ

― 鐘楼 ―
[ほんの短い間でも、風を受けていなかったからか
 いやに風が冷たく感じる。
 驚く気配に、一つ、二つ翠を瞬かせる。
 フィリップは名前を名乗らなくても
 知られていることがあったため、
 その理由で驚かれて驚いた。
 ただ、名を呼ばれれば……何か違和感も、一つ。]

 オスカーに聞いた。
 これ…………

[一歩近づくカルヴィンに
 ロバートかカルヴィンか持ち主が
 二択になったブランケットを差し出す。]

(129) 2011/12/28(Wed) 02時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[黒い手袋越し、握る手が冷たい。
 カルヴィンがここにいた時間は短くないように感じる。
 確かにフィリップも寒かった。
 けど、一人で使って関わりが
 濃くなるような気配も怖かった。]

 ………カルヴィンも。寒い。

[そして、疑問が先立って登ってきたけれど、
 先程も、その前も随分泣いて、
 酷い顔になっている自信があった。
 だから、カルヴィンの視界を覆うように
 一度ブランケットを風になびかせてから
 彼を包むように頭からかけようと]

(131) 2011/12/28(Wed) 02時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[熱のことどころか、3人も昏倒者が出たことさえ知らない。
 だから、別に、と言われても
 フィリップにはやせ我慢としか思えなかった。
 ただ、こぼれる苦笑には、ブランケット越し、
 別口の理由もあるので黙殺したいところだった、が]

 ………わっ

[黒に包まれた指先から外れたブランケットが
 また風に翻る越しに笑顔を見た。そう言われれば、
 抗弁できそうな理由が思いつけるわけもなく。]

 ………うん……

[頷いた後、翻ったブランケットを捕まえて。
 自分とカルヴィンを包む。ブランケットだけじゃなく、
 カルヴィンの暖かさも加わって思う以上に暖かくて少し笑った。
 鮮やかなほうのフィリップが、
 羽毛があっても寒いものは寒いと、
 二人の間の一番温かそうな位置に収まりながら。]

(133) 2011/12/28(Wed) 03時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[風が吹くたびに、中庭の薔薇の匂いも届く。
 ただ、音楽の影響が続いているのか、
 ただ、寒いけれど緩やかなまま。

 フィリップは、謝罪の言葉に目を瞬かせる。
 ……頬に傷があるのは知ってはいたが、
 噛み痕だとは認識していなかったから。
 だから、噛み付いた、と言われれば、
 同じようにフィリップが
 噛み付いた部分へ、手を伸ばす。]

 ……俺も、噛み付いてるから、お相子。

[カルヴィンからすれば、
 噛みついたから噛み付かれたと
 思っていただろうか?
 フィリップは偶然の一致が
 痛み以外に同じ箇所があるようで、小さく笑う]

(135) 2011/12/28(Wed) 03時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[触れた瞬間震えるカルヴィンに
 軽く指先をひいて翠を瞬かせる。
 ……自分の手が邪魔で見えないが、
 今も、月光受けて淡く光っているのだろうか?]

[短い言葉のやり取り。
 お相子にしたことがありがとう名なのか?
 それほど気にしていたのだろうか?と
 前後の会話から
 カルヴィンの思惑からずれたところを考える。
 それでも、感謝されれば、暖かさを感じた。]

 ……ううん……あ、
 えっと……”さぃあ”って、どんな人か、聞いても、いいかな?

[だから、また自分が代用品になるとき、
 カルヴィンが満足できる代用品であるように
 まったく知らない”さぃあ”がどんな人かを尋ねた*]

(137) 2011/12/28(Wed) 04時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/12/28(Wed) 04時頃


 趣味が悪いことは、否定しないんだ?

[近づく人を、今はもう感情を隠せないアイスブルーが
鏡のように映し、紡がれる言の葉にひくっと頬が引き攣った。]

 判ってないよ……先輩は何も判ってない。

 だって、そうでしょう?
 本当に好きだったら、大切だったら、簡単に触れるなんて。
 男同士で、兄弟で?此処から出たら異端なんだよ。
 相手の幸せを願うなら、辛くても触れない。
 嫌われたって、おかしいって言ってあげるのが本当だよっ

 そうじゃない関係なんて、好きっていう言葉を免罪符に
 慾に溺れているだけじゃないか。

[だから、嫌悪したのだ。ジェフとその周囲を。
けれど、そう思って尚、止められない感情というのを
今まさに体験していて―――苦しい。]


 だから、そう思ったから、俺は……

[逃げ回っていたのに……と。]

 なのに先輩は、俺を酷い人にしようとする……。

[覗きこまれる顔を、両手が覆った。まるで泣くように。
けれど、涙は、まるで裡から溢れる焔で
蒸発させられたのか、まったく零れなくて。
ゆるく落とす両手の下、現れる眸は、ぞっとするほどの
情念に焦がれている。]

 本当に、趣味が悪いよ……―――

[それでも、ベネットがノックスに触れるなら。
この裡に荒れ狂う焔で、彼を焦がしてしまうのだろう*]


メモを貼った。


 そうだな、異端だと思うよ。
 だから、俺は気づかなかった。
 好きなことに気づかないまま蓋をして、そして結局失ったんだ。

 もう、失いたくないから素直になるって決めた。
 ノックスがいなくなって、傷つけたと思って、それからずっと、ノックスのことばかり考えて。
 いつもみたいに抱きしめられるだけでもいいから、傍にいたい。
 っていうのは、好きって事だと思うんだけど。

[両手で覆われた顔を見ようと、手を添える]


 慾だけなら、ほかの誰かでもいいはずだよ。
 ノックスじゃなきゃ、俺の思いは満たされない。

[エリアスに触れても得られなかったもの]

 酷いって、どうして?
 俺はそう思わないし、他の誰がそう言ってもノックスを好きな気持ちは変わらないよ。

[両手の落ちた顔、現れたアイスブルーを見つめて、近づく。
体は別にあるのに、心音が煩く聞こえて。鎮めようとその頬に唇で触れた]


メモを貼った。


[零した言の葉は、ジェフへの嫉妬と、
ベネットを想うからこそ彼の未来を憂いてのもの。

なのに、どこかベネットの答えは少しずれていて。
なのに、だからかノックスの琴線に触れるのだ
                 ――……いつも。]

 ぎゅって、するだけじゃ、もう済まないよ。

[頬に接吻け受けたまま喋る。
脇に垂らした腕が、今一度あがり、ベネットの肩に触れる。
そして、身体と身体を少し離した。]


 ねぇ、他の誰かと何かしたから、此処にいるの?
 だから、俺がいいと思ったの?

[近い距離、薄く冷たい筈の青が、裡に焔を燈して翠を見る。]

 もし、そうだったら、そうでなくても
 俺は、確かめる為にきっと……―――

[その身を暴いて翠を焼いてしまうよ……と。
誰かを上書きするように、もう何処にも逃さないように。


逃げるなら、今だよと、思いながら、
逃がさぬというように、唇に唇を近付ける。
逃げぬなら、噛みつくような、接吻けを。]


 俺からキスしたいって言ったのに、そんなこと、…嬉しいだけだよ。

[体が離れて、体温が遠ざかる。
かけられた声に思わずうつむいて]

 ……最後までしたのかは覚えてないけど。
 薔薇の精に、抗えなかった。ほら、薔薇の蔓の痕。

[首を示す]

 ごめん。

[自身でも、泣きそうな声になっているのがわかった。
逃げるつもりなどあるはずもなく、唇が近づいてくれば、自ら寄せて、目を伏せる]


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フィルタ

注目:フィリップ 解除する

生存者
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フィリップ
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