75 サプリカント王国の双子
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/01/07(Sat) 21時半頃
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どうして今日も、こんな空の色なんだ……。
(20) 2012/01/07(Sat) 22時半頃
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― 城下 自室 ―
[そう、物憂げに呟き、窓越しに空を見上げる木立瑠璃の瞳。
緩く握った掌を、窓にあてる。 貧相な掌は窓とぶつかりこつりと音立てた。
窓に僅か反射する顔は何時も通りのしかめ面。 向こうでは、「怖い」と子供達に言われている、そんな顔。]
……嫌だ
[――― さてこの台詞は何度目になるか。]
(21) 2012/01/07(Sat) 22時半頃
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[我ながら本当に情けない事だった。 親の言う事に従いたくないだなんて、本当に幼い子供のすることみたいで。]
嫌だ、……
[溜息交じりに零しながらも、それでも外へ向かう準備は続けるのだろう。
「貴方にはこの色が一番似合う」と、常通りの夢見がちな口調で母親に渡された、真新しいクリアー・スカイの上着に袖を通して。 正直こんなに派手な色は好まないのだが、やはり母親の言う事には逆らえない。
夏の空の色に似た色の薄手の上着。 サイズが合わなかったか、袖に隠れた掌を引っ張り出しながら、眉間の皺はさらに深くなる。]
(22) 2012/01/07(Sat) 22時半頃
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……行きたくない。
[下方に彷徨わせた視線は、サイドテーブルに置かれたままの招待状を捉える。 思いだすのは招待状の届いた日の夜。
電話口から浮かれた口調で「女王陛下から舞踏会の招待状が来た」と告げる母親に、自分の浮かべた表情は本当に酷いものだったらしい。 そもそも舞踏会の催しは知れど、自分がそんなものに参加するとは思っていなくて。 どういうことかと問い詰めれば、曰く「勝手に申し込みをしてみたら審査に通った」と、何でもない事のように言われた。
とんでもない話である。 それまでの経緯を全く聞かされず、いきなり結果だけを述べられた結果がこれである。
しかし電話口に反論も抗議も告げず、翌日小さなトランクケース片手に王都行きの列車に乗ったあたり、自分の情けなさが垣間見えるというものか。]
(23) 2012/01/07(Sat) 22時半頃
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………はぁ、
[今までのそれに重ねる様に、溜息。
こんな場所で愚痴を零していても、仕方ないか。 そろそろ部屋を出なければ間に合わないだろう。 膝ほどまである長い上着を翻しながら、城下町へ。
深く刻まれた眉間の皺。 思いだすのは、あの寂れた田舎町にまで届いていた、噂の影。]
……行きたくない……
[くだらない事を言うな、と噂していた子供達を窘めた自分が、それの真偽を確かめる為に城に向かう、だなんて。
――― 本当に、自分の情けなさには呆れるばかりで。]
→ 城下町 ―
(24) 2012/01/07(Sat) 22時半頃
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……いけない、こんな顔をしていては叔母様に叱られてしまうわ。
[鏡の前で俯いていた顔をはっと上げ、首を左右に振る。 "妹"とは対照的に、肩に届くか届かないかというような長さで切られた髪が揺れた。
せめてもう少し、あの噂が流れるのが早ければ。 ミッシェルほどの長さはなくとも、より女性らしい長さにまで髪を伸ばせたのに。 涼しげに見えるようにと髪を切ってしまった少し前の自分が恨めしい]
今日だけでも、ハンスにかつらを用意してもらおうかしら。
[一部の使用人にすら疑われている状況下でかつらを被れば、より疑いを深めるだけだということに気づいていないような様子で呟く。 支度はもう少し後から始めても間に合うが、用意するものが増えたならばそれは早いほうがいいだろうと、ちりんと鈴を鳴らした]
(25) 2012/01/07(Sat) 22時半頃
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…………。
[そういえば、朝から出かけると言っていなかったっけと思い出したのは鈴の残響も消えかけた頃]
ハンス、いますか?
[返事がなくても仕方がないと思いながら、付き人の名を呼んだ]
(26) 2012/01/07(Sat) 22時半頃
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[>>17すぐさま現れる影は、流麗な仕草で。 微笑みをうけ、此方も口の端を持ち上げた。]
ありがとう。 いつも通りの私で、いきます。
[お付きの使用人へも遣う丁寧な口調は、立場を意識するための自戒も込めた癖。]
今の私があるのは、あなたのおかげでもあります。 … 大丈夫。
[わずか、ためるように。空白。 長いまつ毛を伏せて。]
(27) 2012/01/07(Sat) 23時頃
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今日は、"母様"のおめでたい日ですもの。 いっぱいの笑顔で、お祝いして差し上げなくては、ね。
[微笑み頷けば、肩の金がさらりと揺れる。]
沢山のお花が飾られるんでしょう? とても遠くの国のお花も取り寄せたと聞いたの…楽しみだわ。
[此処へ来たばかりの頃は全く興味を示さなかったものも、 今では香りで、花びらの形で、名を幾つか覚えもした。]
……花と、ともに… 遠方の国からも、使者が来られるのかしら。
(28) 2012/01/07(Sat) 23時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/01/07(Sat) 23時頃
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―城内:シルヴァーナの部屋―
はい、此方に。 お呼びでしょうか、シルヴァーナ様。
[鈴の音、耳に響く。消えかける間際、 かつ、と存在知らせる様に靴音鳴らし。 王女の呟き、もし聞こえていたとしても 知らぬ風でいるのは常の事。
外出の用は、出来るだけ世話に響かぬよう、 早くに済ませ今は髪への花飾りを整えていた最中。 庭園より自身で選んだ花々は、どれも鮮やかで。 「傍」に仕える身であれば、自然外出もそう多くは無く。 城下に暮らす弟とも、顔を合わせる機会も減っていたか。]
……お支度までには、まだ時間があると存じますが。
[問う肩には、知らず零れた赤い花弁が、ひとひら。]
(29) 2012/01/07(Sat) 23時半頃
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ええ。常頃よりのミッシェル様でよいのです。 ……ええ。
[伏せられる長い睫毛。それに、こちらも刹那瞳を曇らせた。 しかし、王女の前で己が暗さを見せる訳にはいかない。 窓硝子を拭うように、曇りはさらりとかき消える。]
そうですね、良き日にしなければなりません。 お花も美しいものが届いておりますよ。ミッシェル様の目にもご満足いただけるでしょう。
使者の方は、陛下よりご招待された方々がお見えになる予定です。 陛下直々のお呼びですから、素敵な方がいらっしゃいますよ。
[声は、歌うように、朗らかに。 それはそれは愛おしいものを見るような、目で。]
(30) 2012/01/07(Sat) 23時半頃
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ですから、胸をお張りになって。 麗しい、私のミッシェル様。
[糸からすべて厳選された絹のドレスは、流れるようになめらかで。 胸元から身体のラインをなぞり、たっぷりと重ねられたシフォンが袖口や足元で美麗なドレープを描く。 王女の瞳の色に合わせて白から淡緑にやわらかなグラデーションを広げる布地には、白金の糸で細やかにつる薔薇と羽根のモティーフが刺繍されている。 まさに、極上のドレス。
合わせるは真珠。大も小も様々だが、中でも目を引くのは半インチはあろうかという大珠だ。 それを飾り引き立てるように他々の真珠が細金や絹糸の編み合わせにあしらわれる。 長い金糸の天に瑞々しい生花で彩られた櫛を挿せば、ともに絡みあい流れる白いかがやき。 まさに、極上の髪飾り。
胸元には天青の首飾りを。紅には薔薇と紅花のしとやかな赤を。 すべてがすべて、この日のため、この王女のためしつらえられたもの。]
(31) 2012/01/07(Sat) 23時半頃
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良かった、戻っていたんですね。
[いつものように現れた彼に微かに笑みを浮かべてから、用件を告げる]
そう。そのことなのですけど。 今からかつらを用意してもらえないかしら。
ミッシェルのように……とはいかないでしょうけど、 髪が長ければ少しは女らしく見えるのではないかと思って。
[と、何故かつらが必要と思ったかを簡単に説明する。 その途中で肩の上の赤に気づいて目を細めた]
(32) 2012/01/07(Sat) 23時半頃
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かつら、ですか。女らしく。 ……失礼します。
[ふむ、と口元に手を当てて、じいと主の顔を眺める。 目の前の「王女」の性別を知っていても、 女性へ対するような応対は崩さずに。 断りを入れ、伸ばした手はかきあげるように髪を掬う。]
……では、結い上げてつけ毛を足しませんか。 ドレスは首元の隠れるデザインですから、 元より髪は上げる心算でありましたけれど。
折角の美しい髪をかつらで隠してしまうのは、 とても勿体なく思いますが。
[かつらなど、目立ってしまうだけではないのか。 そう気付いてもそれを直接口に出す事はしない。
出来上がりを試算するように、その感触を楽しむように。 大きな手は、耳元近くを掠めながらさらりと髪を梳いた。]
(33) 2012/01/08(Sun) 00時頃
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―城下・ホテル―
[従者が用意したのはシックなスーツ。 落ち着いた色が実年齢よりは多少上に見せるか]
…めずらしいな。お前が選んだのにしては。
『グレーアム家の跡継ぎになる方ですから。 いつまでも浮ついたものばかりではなりますまい』
―……ふん。
[従者の声を鼻で笑う。 しかし気分は悪くないらしく、口角は上がっていた]
少し早いが、出かけよう。 せっかくの天気だ。空気を吸うのも悪くない。
[そう言って階下へ。 すれ違う従業員が頭を下げて行くのは、彼が経営者の息子だから]
(34) 2012/01/08(Sun) 00時半頃
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[掬った髪は、柔らかい感触を彼の手に伝えただろう。 彼が称す通り、手入れの行き届いた髪は毛先まで女と見紛うほどに美しい]
髪を上げてしまって大丈夫なのですか? 顔の輪郭が目立ってしまったり……。
……いいえ、ハンスがそう言うのならば、 きっと大丈夫なのでしょうね。
[過ぎった不安を振り払う。 二次性徴期を越え、更に今日に至るまで城内の者に悟られずにいられたのは彼のお陰なのだ。 その彼が言うことに、特に、自分が他者からどう見えているかということに関して間違いはないと思っていた]
お任せします、貴方の腕に。
(35) 2012/01/08(Sun) 00時半頃
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―城下―
暑い。
[外に出たものの、即座に日差しに顔を顰める。 後ろでは従者が言わんこっちゃないと肩をすくめ、 馬車でもという声に首を振った]
そういえば、城下に新しいカフェーが出来たらしいな。 お前、どこか知っているか?
[石畳の敷かれた通りを歩きながら問う。 従者の示す方へと、公園を横目に足を進める]
(36) 2012/01/08(Sun) 00時半頃
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[ みゃあ ]
――?
[聞こえた小さな鳴き声にむっとした顔をした]
『おや、どこかに猫が』
……行くぞ。
[猫好きの従者がきょろきょろするのを捨て置いて足を速める。 慌てて追いついてきた従者を振り返らずに]
ボクは獣が嫌いだ。 今更忘れたとは言わせないよ。
[小さくなる気配を鼻で笑い飛ばし、公園を過ぎた]
(37) 2012/01/08(Sun) 00時半頃
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―城下・公園―
[日傘をさしかけて、噴水傍のベンチに腰をおろして一休憩。 城までの距離はもうそう遠くは無い]
…けほ、けほ、けほ。
[観光都市故にそれなりに緑が多いとはいえ、 やはり地方と比べれば王都の空気は悪い。 療養の為に地方へ移り住むことも何度も勧められたが、 頑として王都を離れようとはしなかった]
(38) 2012/01/08(Sun) 00時半頃
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[ みゃあ ]
―――…おや、これは御立派な。
[ベンチの傍を気ままに歩いていた猫が、一声鳴いた。 つられるように視線を向ければ、 従者を引き連れて石畳を歩く青年の姿がある]
お城へ向かわれるようですねぇ。 どうやら、彼もライバルみたいですよ、猫君。
果たして僕に勝ち目はあるのでしょうか。
[くすくすくす。笑う仕草は子供のように**]
(39) 2012/01/08(Sun) 01時頃
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―城敷地内―
[結局、件のカフェには寄らず、まっすぐ城へ向かった。 この日差しの中、途中で休憩を入れるよいは一思いに行ってしまえ。 そういうことだったようだ]
ほお、気の早い連中が集まってきているな。
『(……あなたもそうなんですけどね、ラルフ様)』
[従者は黙って頷いて、日陰見つけて指をさす。 バルコニーがよく見える木陰のベンチだ]
ちょうどいい。あそこで待つとしよう。 お前は何か冷たい飲み物を買って来てくれ。 ブラックコーヒー以外だぞ、いいな。
[そう、指示をして自分だけベンチに向かって一息つく。 従者はやれやれと肩をすくめ、それでも慣れた様子で飲み物を探しに行った。 早く城の中に入ってくれれば、自分はしばらく自由なのにと*思いながら*]
(40) 2012/01/08(Sun) 01時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/01/08(Sun) 01時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/01/08(Sun) 01時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/01/08(Sun) 01時半頃
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[>>35艶やかに、けれど柔らかさを損なわぬよう 手入れのされた髪を梳けば、 その感触を手放すのがどこか惜しい。]
シルヴィーナ様の御顔立ちでしたら、そう気にするものでもありません。 化粧を施せばより女性らしくなられます。 ええ、私が言うのですから間違いはありませんよ。 安心して、お任せ下さい。
[髪を鮮やかに彩れば、輪郭の違和など薄れよう。 美しく化粧施せば、医に精通したものでもない限り 骨格から見抜けるのか、どうか。 そう言い切れるだけの自信も、 直接王女と対面した者に見抜かれなかった実績もある。]
では、早いですけれど支度を始めてしまいましょうか。 全体のバランスを見るのに、多少時間も取りそうです。
[促すのは、衣装や化粧道具の一切を揃えた、 この部屋より続く衣装室。]
(41) 2012/01/08(Sun) 01時半頃
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― 園芸店 ―
そこの肥料を3袋と、あの栄養剤を2ダース。 それからそこの石灰も。 そのまま持って帰りたいから適当に縛って貰えないかな。
[所狭しと並んだ植物に埋もれたカウンターで、商品を指さす。 店主は注文通りに商品をカウンターに並べ、積み上がったものを見て苦笑した。]
『また担いで帰るのかい? 頼まれてる荷物もあるし、後で一緒に届けて…』
いや、持って帰るよ。 すぐにでもあの子達の世話をしたいから。
[そう言って微笑むと店主もつられてやれやれと微笑み、品物を持ちやすいようにまとめてくれた。 そして代金を支払い、お釣りを手渡されたその時。 不意に店主がカウンターから身を乗り出した。]
(42) 2012/01/08(Sun) 01時半頃
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『そう言えばベネット、あの噂ってどうなんだい?』
[周りに人が居ない事を確認しながら、ひっそりとした声でそう告げる。 ベネットは店主を見て瞳を瞬かせた。]
あの噂って…もしかして王女様の?
『それ以外に何があるっていうんだい。 で、どうなんだい?真相は?』
[興味津々と言わんばかりの顔がじりじりと迫る。 そう、街は最近この話題で持ちきり。
この国の、双子の王女の噂。]
(43) 2012/01/08(Sun) 01時半頃
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それは僕に聞かれても…。 一応城勤めだけど、王女様とは顔を合わせた事も無いし良くて遠めに見れるか見れないか位。 まあ、僕にとっては遠めに見れるだけでも光栄な事なんだけどね。
そんなに気になるなら今日の式典に…っと、そうだ。 式典が控えてるんだった。 早く手入れを済ませてしまわないと。 じゃ、これありがとう。残りの荷物は後で宜しく。
[肥料二袋を担ぎ、小脇に残りの一袋と栄養剤の箱を抱える。 そして手に石灰の入った手提げをかけて貰うと、園芸店を後にした。]
園芸店 → 城下町
(44) 2012/01/08(Sun) 01時半頃
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ああ、素敵な空の色ですよ。
[部屋から見える窓の外。広がる青に、視線を少しそちらへ向ける。]
この空のように、晴れやかな日になればいい―― そう思いませんか、ミッシェル様。
[ねえ、と外を見ていた視界を我が花に向け直し。 にこ、と笑む表情に、目の前の王女は何を見るのだろうか**]
(45) 2012/01/08(Sun) 02時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2012/01/08(Sun) 02時半頃
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― 城下町 ―
[王都に到着してから数日のうちに、久々に会う友人達との挨拶は済ませてしまっていた。 それからは、夢見がちな母親に付き合わされての買い物だったり、何だったりで。 ゆっくりと、一人で城下町を歩くのは久方ぶりのことだった。
とはいえ数年ぶりの王都の景色は、これといって変わりなく。 立ち並ぶ店が少しばかり変わっているくらいだろうか。
特にそういったものに興味を示すわけでもないので、並ぶショーウィンドウとを横目に眺めながら、城へ向かう道を辿る。]
(46) 2012/01/08(Sun) 02時半頃
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[空の色に似た上着は、やはり派手すぎる気がしてならない。 あまり目立つような事はしたくないというのに、あの童話好きで御伽噺を夢みる母曰く「王子様の格好は素敵じゃなくちゃいけないの!」だそうで。 全くもって意味がわからない。
本当に自分はあの母親から生まれたのだろうか、と、歩きながら眉を顰めて。]
……っ、すみま、せん
[――― 不意に、園芸店から出てきた影>>44とぶつかりそうになり、足を止める。 ぶつかる前に謝ってしまうのは性分か。 向こうが寸前で気付いてさえくれれば、衝突は免れただろうが、果たして。*]
(47) 2012/01/08(Sun) 02時半頃
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