人狼議事


226 【突発誰歓】君の瞳に花咲く日【RP村】

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【人】 逃亡者 メルヤ

(いつか喪う。いつか置いていかれる。
  先に逝くであろうこと、わかっていた。
  何より僕が、トレイルより、彼より、一秒でも長く、生きて。


生きて生きてやろうと、思っていた。

思っていたんだよ。勝手にね)

(183) つづ@tuduraori 2015/06/19(Fri) 01時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

……安心しなよ。君がいなくなったむしろ清々して…楽しく生きてやるから。

[独りは、寂しいだろう。だけど、それが彼の望みだとわかる。
 誰かと共になんて、傲慢な望みを抱かない。望まれても応えられない。

ナナオも、タルトも。ケイト達のこともまだ、残っていたからだ。]



[どうして今こんな風にするのだろう? やっと心を捨てようとしたのに。八つ当たりじみた想いが胸に押し寄せる。

思えば八つ当たりじみたものを、ぶつけるのも彼相手ぐらいだった]

(184) つづ@tuduraori 2015/06/19(Fri) 01時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

――…君の、 気紛れな救いが 僕の救いだった

[静かに落ちる声音と涙。彼に伝わったかどうかは、わからない。
伝わらなくても、いい。

そう、想っていた。]

(185) つづ@tuduraori 2015/06/19(Fri) 01時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

―それから―

[>>169の音は近くで見つめていたメルヤの耳の鼓膜をふるわせる。
 瞬きさえも惜しむように、その姿を見つめる。痛いのだろうか、苦しいのだろうか。
 意識はどこか、薄れている。

 声が、確りと出せる自信がなくてただ、見つめていた。

 見届けて欲しかったかどうか。わからない。互い口にすることは、無かったから。]


……トレイ、ル

[>>169応えは、ないであろう呼び掛け。
  震える声も、堰を切って溢れる涙も、もう。抑える必要が無い気がして。]

(194) つづ@tuduraori 2015/06/19(Fri) 01時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[僕たちは本当に、何だったのか。など今さら過ぎて。
遠くて近くて、誰よりも分かち合えて、分かり合えない。

その答は、おそらく永遠に得られない。必要がない。

  そういう、ことなのだろう。
それで良かったんだ。それだけで。


>>171の一際割れる音に、目を剥いた。
――トレイル? 小さな呼び掛けは、届いただろうか。

まるで。彼が慕ったピエロのように、手品と呼ぶより魔法のように。トレイルの体は霧散する。]

っ! トレイル!!

[砂のように零れゆくものを、掴もうとして――包帯をしている手の隙間から落ちていく。
粉々に零れてもう目に捉えられないぐらい、細かな砂になってしまった。]

(195) つづ@tuduraori 2015/06/19(Fri) 01時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

頭よりも先に、感情が、追い着いて。
 過ぎるものに身を寄せた。

 彼が長年過ごした部屋。紫の花。白い手紙の束。往生際が悪く、忘れることを恐れて強がっていた彼。


 彼はさいごのさいごに思いだしたのだろうか。取り戻したのだろうか。

最期に交わしたものは、在りし日の彼と変わらず。
ここに連行される前に感情を喪うと言っていた、退廃的な姿では、なかった。]

(196) つづ@tuduraori 2015/06/19(Fri) 01時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

……満足そうな、顔して。最期まで、腹立つよ。
 嫌になるぐらい、君は君だったよ。僕のよく知ってる君だった。

――…自分が自分じゃなくなるのが、何より怖かったくせに。

[まるで。心の半分を引き裂かれるような痛みは、なぜだろうか?

――トレイル
誰より理解してくれて、誰より分かち合えた。同じ分だけ、反対の言葉があったとしても]

[もう少しどちらか素直だったり、歩み寄っていたら。
一緒に、消えたい。と願っただろうか。

けれど、君に紫苑の花があるように。僕は、君だけが大事じゃなかった。
ただ出来る限り添いたかった。
誰よりも痛みを分かち合いたかった。
一人で、消え逝くことを選んだら望みであろうと阻んでやろうと思った。

独りの闇はどこまでも深くて、凍えて、寒いから。
あの日彼が、見つけてくれた時のように。]

(197) つづ@tuduraori 2015/06/19(Fri) 01時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

…本当に、最高に嫌なヤツだったよ

[小さく呟く言の葉は、どこまでも捻くれたものだった。
 浮かべたのは、泣き笑い。

抱えているのは何時も窓際で揺れていた託された、紫苑の花が揺れているように思えた。

花言葉は――『追憶』

             『君を、忘れない』 ]

(198) つづ@tuduraori 2015/06/19(Fri) 01時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[どこかで、鼓膜の奥で声がした。
お前は本当に泣き虫だな――揶揄するような声がする。
だとしたら君は、本当に寂しがり屋だったよ。なんて、心の内で投げかける。


僕はいつまで、現実を見ていられるだろうか?
いずれ、幻覚は現実を侵しても、心は渡さない。それがどれ程の苦になろうとも。僕の想いも記憶も辛くて寂しくても、残酷な現実の中で。

僕の心をもう一欠片でも、渡さずに。
――背中越しが空虚になっても、僕は、いつか来る最期の時が来るまで足掻いて生きつづける]

(199) つづ@tuduraori 2015/06/19(Fri) 01時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

(――……さようなら。

 誰よりも近くて、近すぎてわかりきれなかった。……トレイル)


[一頻り泣いて泣いて――どれぐらい涙を流しただろう。
 頭の芯が痛くなるほど、泣いて。嗚呼そうだ。ナナオのところへ行かなければいけない、と]

(200) つづ@tuduraori 2015/06/19(Fri) 01時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[一頻り泣いて泣いて――どれぐらい涙を流しただろう。
 頭の芯が痛くなるほど、泣いて。嗚呼そうだ。ナナオのところへ行かなければいけない、と。

[ナナオや、タルト達の前に出れば普段と変わらぬ様子だったろう。
一人でなら脱走が出来たかもしれない。

だけど。他の”家族”を残して逃げるなど、メルヤの選択肢にはなく外の世界への未練はなかった。


託された紫苑の花。

枯らさないように屋上の鍵を勝手にひらいて、そこで育てて。
タルトが見たいと言えば見せに行っただろう。


どこから調達したのか。色紙や花などで手品をナナオ達に見せてはおどけて見せて――。

誰かの前で、メルヤが泣くことは無かった。
 いつか。終わりが来る時まで。彼は彼らしく精一杯生きて胸を張る。]

(201) つづ@tuduraori 2015/06/19(Fri) 01時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

ああ。そうそう、ケイトとキルロイと連絡つかないかなって。
最近考えてるんだ。

…ちょっとした手品だけどね。

[なんてナナオ達に告げて、彼は笑って。時折幻覚症状によりどことも知れぬ場所を見つめている瞳の奥は




   万感の懐かしさに*彩られていた*]

(202) つづ@tuduraori 2015/06/19(Fri) 01時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

―屋上までの道程―

[           『君を、忘れない』


屋上に紫苑の花を運ぶ折。メルヤは額に鉢植えをコツリとぶつける。

       鉢植えを託した彼にだけ宛てた想いではなかった。

溢れくる記憶《おもい》も
目に焼き付いた情景も
「何も変わらない」としても
君が遺した《あいした》想いは
息絶えず生きていく

想いは、重みだ。重く圧し掛かるものこそを、自らの生きる証として背負っていく。]

(203) つづ@tuduraori 2015/06/19(Fri) 02時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

……君のことが、そうだね。

キライよりも、少しだけ好きが大きかったよ。

[呟く声は震えていて、寂しげな色を浮かべる。
霧のように、消え失せた彼の最期の表情を忘れない。決して忘れない。

 一瞬の間隙のあとには、穏やかな表情を浮かべる。]

(204) つづ@tuduraori 2015/06/19(Fri) 02時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

……――ありがとう

[出会った人すべてに、感謝を*]

(205) つづ@tuduraori 2015/06/19(Fri) 02時頃

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