人狼議事


62 あの、夏の日

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確かにお肉は美味しいです。

[ぱくぱくと唐揚げを頬張り、ヘクターの話しを聞きながら真剣な表情のままに食む。]

ううん、オプションですね?
人それぞれと。
相性はそうですね、大事ですよねぇ。

[今まで異性と付き合ってきたことがないわけではない。けれど彼の意見は十分に貴重なもので。

自身の身体を見下ろす。
……数秒の沈黙。]

10年前から何も成長してないのか、私は……

[がっくりと項垂れる。
しかし運ばれてきたライムサワーに気がつくと、瞳を輝かせジョッキの取っ手を引っ掴んだ。]


[ガムシロップの大量に入ったグラスに、ジョッキの縁に引っ掛けてあるライムを豪快にぶち込む。
零さないようにサワーを少量入れ、更にまだ口をつけていなかった白ワインも投入。
誰が使ったかわからないマドラーでかき混ぜた。]

何もしてないですよ?
ぜーんぜん!

[すまし顔で共犯者に答えた。]


ま、冗談ですけどね。

[ケイトはサイコロステーキの最後の一切れをつまむと、メアリーに]

あたし、生ビールもう一つ。

[もう少し、飲みたい気分だった。

もう少し酒を煽って、何かを吹っ切りたいと。
願う心は酒の力無しには叶えられず。]


ひょ

[再び漬物を頬張ったときに、ケイトの声が聞こえ
……変な声が出た。]


あっ、ふぁい!

[驚いた顔で動きを止めていたが、ケイトの注文に機敏に反応して了解です、と手を挙げた。]

すいませーん、生一つお願いします!
……あと紙ナプキン持ってきてもらえますか。
出来れば大量に。

[お願いします、と店員に両手を合わせて頼んだ。]

……冗談、なんですか?

[店員が去ったあと、小声で彼女に話しかける。先程見たその横顔は、とても真剣でかっこよかったから]


メモを貼った。


ま、結婚して仕事辞めるのも1つの選択ではあるけどね。

[その言葉は茶化したような声になるように、努力した。]


メモを貼った。


[ぱくぱくと唐揚げ――肉を食うメアリーを満足そうに見て。]

 ま、良いんじゃねーの?
 てか、そういうお前を想像できねーし。

[そう笑いながらも、共犯者は、見事な仕事をしてくれた。]


 ………………………………………はい???

[急に言われた言葉に、固まった。
どう答えれば良いのか分からず、メアリーに助けを求めるように視線を向け。
直ぐに聞こえた言葉に、ぎくしゃくとそちらを見る。]

 あ〜〜〜〜〜。
 まぁ、なんつーか。
 酒が入っていない時なら、良かったんだけどな。

[ガシガシと頭を掻きながら、傍にあったアイス珈琲を飲み干した。]


……じゃあ、冗談じゃなくて、本気って言ったら?

[もう一度、ヘクターの目を見ながら呟く。]


そう、かぁ……

[ケイトの横顔を見ながら白ワインに口をつける。
一歳年上の先輩は、自分と比べ物にならないほどしっかりしていて、とてもかっこよくて。
1つの選択との声に、なんと言えばいいのか言葉が見つからなかった。

ただ、いつものように。
10年前と変わらずに、今は笑ってほしくて。

助けを求める視線には、不器用にウインクする(たぶん両目を瞑っていただろう)。]

…………。

[済ました顔で、再びきゅうりを口に運ぶ。
ただし、音は立てぬようにそっと噛むことに専念して。]


[そのウインクらしき瞬きに、何が眩しいんだ!と突っ込みを入れそうになったが。]

 酔った勢いでそんなこと言っても良いのかよ。
 本気にされて、困んのお前だろ。

[ケイトへ、冷静にそう言う。]


……やっぱり変わってないですね、ヘクター先輩。

[ヘクターの言葉に笑みを浮かべ]

髪を染めて、ピアスを開けても、変わってないですよ、先輩は。


メアリーちゃんにはメアリーちゃんの良さがあるから、いいのよ。
あたしみたいに小狡い事覚えなくても。

[ケイトはメアリーの肩を軽くぽん、と叩く。]


【人】 若者 テッド

 俺は、野球選手になりたかった…。

[プロの野球選手、高校3年、最後の甲子園前に辞めてしまった選手にスカウトなどくるはずもなく。]

 俺は、ここからやり直せたらと思っていた。

[小さくため息を漏らす。
それでも、この時が、皆と心の底から笑い合えたこの時が好きだから。
やり直せたら、あの飲み会に向かう足取りもわもっときっと軽かった。]

 続きをしようか……。
 俺はあの時と変わらぬままでいい。

(119) 2011/08/30(Tue) 23時半頃


 そりゃ、俺が10年前から成長してねーってことか?

[何か誤魔化すように、苦笑を向けて。

変わりたかった。変われなかった。変わりたくなかった。
あの頃のまま、居たかった。]


えへへ、ありがとうございます。
でも小狡いなんて、そんなことないです。

[肩を叩かれ、思わず口の中のきゅうりを派手な音を立てて噛んでしまった。それを落ち着いて飲み込み、軽く首を振った。]

ケイト先輩も、とーっても素敵なんですから!
皆さん知ってますよ。

[ね、とヘクターにも微笑みかける。]

はい、生です。
思う存分飲んじゃってください。

[注文した生ビールを彼女に差し出した。]


別に変わらなくても、いいと思いますけど。

[ケイトはそう呟くと店員にスパイシーポテト(ハバネロソース付き)を頼む。]


メアリーにお辞儀をした。


若者 テッドは、メモを貼った。

2011/08/31(Wed) 00時頃


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