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― 廃墟の砦付近 ―
[記されている、近くの森に踏み入って暫く。
臙脂色の軍服を着込んだ軍人の姿が見えてくる]
やぁ、お勤め御苦労さま。
今日はこの土地の調査経過の視察に来たんだけど。
……案内してもらえるかな?
[じゃらじゃら宝石が付けられた様な、重い服は絶対に着けない。
僕が外にでる時は決まって、飾りも目立ちも無い、だけど非常に上等な生地とは解る真紅の服。
唯一その服に着けられている、赤色の狼を象った、赤国の紋章。
後、軍人なら知っているだろう僕の顔を見て、訪れたキャンプに居た軍人達は、俄かに騒然となったかも知れない**]
メモを貼った。
メモを貼った。
ー赤国軍 廃墟周辺キャンプー
[手当てが早かったお陰で、一日は高熱で意識なく寝込んだものの、敗血症も起こさず翌日には熱は引いた。
意識を取り戻し、薄らと目を開いたのは、見知らぬ場所だった。]
…どこ
[徐々に記憶が鮮明になるにつれ、慌てて周囲を見回した。
拳銃を探すが、武器らしい武器は全てとりあげられていた。
外には人の気配]
手当てされている…
[足に巻かれた包帯を見て、ぽつりと呟いた。
自分が聞かされていた残虐非道の赤国軍にそぐわぬ人道的な行動に、戸惑った表情を浮かべた。]((
―砦付近 赤国軍キャンプ―
[「……こ、これはベネディクト公子殿下!?」
唐突の来訪にキャンプが騒然としたのは言うまでもない。
臙脂色の兵隊達が慌てて彼のための席を設け、
経過報告やキャンプの案内にあたる。
自身はと言うと、自分で拾って来た敵兵に責任持て、
と言う事で、件の女性兵士の処置にあたっていて、
公子殿下の視察に気付くのが遅れた]
あ、おはようございます。熱は下がったようですね。
[もちろん、公子殿下にも、緑軍の兵を"保護"した旨は
報告されている事だろう]
[天幕へと入ってきた青年の姿に、顔を上げた。
青年の穏やかな表情とは対照的に、あからさまに警戒の色を浮かべて。
もしも害意があるならば、とうに拘束等されていたのだろうと思えば、今すぐどうこうされはしないだろう、と予測はついた。
しかし、彼女が教え込まれた赤国軍の知識が、違和感こそ感じておれど、警戒を解くことを許さなかった。]
……手当をしてくれたことには、感謝する。
ありがとう。
[緊張を帯びた声。]
僕をどうするつもりだ?
[まだ、足の自由は利かない。
さしあたって身に危害がないならば、今逃げ出すのはあきらめざるを得ないが、さて。]
あぁ、あんまり気は使わないで。
……って言っても、無理か。
[どれだけ気を使うなと言っても、一国の公子相手には無理な相談かも知れない。
兎に角案内を受けて、ここまでの経過報告は聞く]
へぇ…"やっぱり"、諸侯達の予想は大外れか。
最後にこの砦が使われたのは、下手すれば建国年よりもずっと昔なんだもん。
[――元々あった建造物の大半は使い物にすらならない。
建造物を影に戦いを繰り広げる事は可能だろうが、瓦礫も多すぎる。
このままじゃ拠点としては、ボツだ]
[……更地に返して、新しく砦でも造り直そうか?
一瞬物騒な事を僕が考えて居たら、遠慮がちな様子の軍人から、それとは別件の報告]
―"保護"? "捕縛"の間違いじゃ無くて?
[一瞬強めた語気に怯ませてしまった。
戦争寸前の緑国の兵…この小隊の人達が優しく無かったら、最悪もう死んでる。
だけど、言葉通りに保護されてるなら越した事はない。
流石に危険だと引き止められるだろうが、にっこりと笑いながらも、件の天幕に足を運ぶ]
お邪魔します。
[面倒に人を入れず、件の天幕を腕で開く。
中には、件の緑国の兵士……えっと…性別は解らない。
それと、処置にあたったらしい内の軍人が一人]
足を怪我したって聞いてるけど。
もう具合は平気かな?
[どうやら本当に保護して居たみたい。
敢えて名乗らないで、僕は二人の元に近付くだろう]
[警戒心も明らかにこちらを見る緑国の兵士に、
簡素な食事を差し出した
あのまま放っておくわけにもいきませんでしたから……
貴方の事をどうするかは、まだ決まっていません。
足の怪我で余り動けないと思いますが、
大人しくしていて下さい。
……仲間の方は来ないんですね?
[確認のように尋ねる。
近い将来、敵になるだろう国の、相手の顔を見た。
心配げにも、警戒にも見える態度だろう]
メモを貼った。
[
……律義だね、僕の分の食糧なぞ持ってきてないだろうに。
[開戦を控えていれば備蓄は重要であり、そう余剰をもってきているとは思えなかった。
つまり、誰かが自分の分を減らしたか、食いっぱぐれたか。
しかし、仲間のことを聞かれたらしばし思案する。
自分を、探しに来るだろうか。
よしんば来たとして、危険を侵してこの状況から救助しようとするか考えれば、沈黙するよりなかった。
返事をせぬまま食事に口をつければ、
運んだ青年には流石にわかったかもしれないが、彼女はお世辞にも胸は大きい方ではない。中世的な面差しも相まって性別は判然としないのかもしれない]
……お陰さまで。
[矢張り、警戒心を露わにした表情で、そうこたえた。]
えっ
[出し抜けに天幕に入って来た人物に目を瞠る。
一般兵の軍服とは違う上質のつくりの衣服を、
赤狼の紋章が一点装飾している。
慌てて立ち上がり、彼に向き直ると敬礼した]
先程、目を覚まされたようです。
具合の方は、もう大事ないかと。
メモを貼った。
[こうして赤国の人間と接するのは、実のところ初めてだった。
自分の処遇は決まっていない。
それを念頭にいれつつも、彼女は戸惑っていた。
もっと、狼のように残忍な獣のような人間性の者たちだと聞かされてきた。
血も、涙も。、情もないのだと。
小さい頃など、悪いことをすると赤の兵士に連れていかれてしまうと脅されたものだ。
流石にそれは誇張だろう、そう理性は思考すれど、関係の悪化した両国間で刷り込みのように聞かされてきた話は否が応でも意識に植え付けられる。
しかし、少なくとも自分が対面している二人の青年は。
―――自分の仲間たちと、緑国の者とそう変わったところなど、なかった
未だ、彼らのことを良く知るわけではなかったから油断はできなかったが、もしもこれが真実ならば。
―――戦争の意義とは?]
[随分警戒されてる。仕方がないか]
よかった…。
食べながらで良いけど、君の名前を聞いてもいい?
[食事に手を付けている緑国の兵士。
…近くに来たのと声で漸くわかった。女性みたい。
天幕に座り込みながら、彼女の名前を聞く]
あ、後君の名前も教えてくれない?
出来れば遠慮はしないで……
敬礼も。
[後、僕に向き直って敬礼をする彼の名前も聞く。
余り必要以上の遠慮はして欲しくないけど、通じるかな]
[恐らく身分の高い者なのだろう、そう思いながら、黙々と食事を口に運ぶ。
相当空腹だった]
……。
フィリス・フィリップス。
あんたたちは?
[そうとだけ答えた。
自国の軍事情報を聞かれれば頑として口を噤んだだろうが、手当とさしあたり一食の恩があるのは確か。
素直に名を名乗った。]
ムパムピス・ヴァルキッソン二等隊士であります。
[名乗り、恐縮です、と答えて敬礼を解いた。
それから公子殿下と、フィリスと名乗った女性兵、
二人のやりとりの様子を見ている]
メモを貼った。
メモを貼った。
[どうやら相当お腹空いていた見たい。
食事を口に運びながら、名乗る二人の名前を聞いて]
フィリップスに、ヴァルキッソンか…
[名乗られたら、僕の名前を名乗り返さないとダメだろう。
少しだけ、偽名を使おうかなとも考えたけど]
僕はベネディクト・リヒテンブルク。
一応、この国の公子、だよ。
[ベネット、って呼んでくれても良いよ、と付け加えて。
僕は不用心過ぎる位にあっさり、自分の名前と身分を明らかにする。
多分名前くらいは緑国にも知られているんじゃないかなと思う。
隣に居るムパムピスと名乗った軍人はそれをどう思うだろう]
[普通に本名を名乗った公子殿下に、
えええー!? という視線をつい向けてしまう。
仮にも敵兵に、要人が簡単に身分を明かすのは
不用意と言っても過言でないだろう。
彼とフィリスの間ではらはらと視線を彷徨わせる。]
[――思えば、緑国の人と相対するのは
これが初めての事だったわけだけれど。
噂に聞いていたような、傲岸不遜で卑劣な、
他国の事をけだもののように見下す人間達なのだ、
という雰囲気とは、彼女は多少違っていた。
もちろん、敵の只中に一人で怪我を負っているのに、
柔和で礼儀正しく……といかないのは当然だが]
[食べながら、訝しげな顔をした]
は?
赤国の公子さんが何でこんなところにいるんだよ。
面白い冗談だ。名乗りたくないなら、まぁ別にいいけど
[まさか本物がこんなところをうろついているとは、他国の彼女にはわからず、全く信じてない様子で笑った。]
高そうな服だし、一般兵じゃあないんだろうけど。
公子サマがこんな辺鄙なとこにいるなんて、誰も信じないよ、…自称ベネット。
[もとより快活な質らしく、少しばかり緊張のほぐれた顔で食事継続]
ムパムピスとベネットの様子を気にしながら食事をしている**
メモを貼った。
[あ、信じられなかった……
内心しょぼんと落ち込みつつも、少し緊張のほぐれた顔になるフィリスの様子を見て、小さく笑う]
所で、フィリスは何処の出身なの?
近所の人?
[問い掛けながら、彼女の人柄を眺める僕が居る。
傲岸不遜で卑劣、他者を獣か何かの様に見下す人間ばかりが揃う緑国。
…色々な人がばら巻いたデマだ。きっと緑国では逆に赤国の事を好き勝手言ってると思う。
だけど、赤国の人が血気盛んである事は確かな様に、緑国の人は比較的堅物が多いとは思うだけに、どちらかと言えば快活な気質であるフィリスは、興味深かった]
フィリップにお代わりも居る?と言い掛けたが、食糧事情に余裕は無いだろうと、思い直しただろうか
[本人の名乗りを一笑に付すフィリスの態度に、
成程その通りだ、と兵士は思った。
味方でさえ、彼がここに来るとは思いもしなかったから。
信じていないなら、殊更主張する意味合いもない。
空腹だったのが食事にありついて、
下手すれば捕虜寸前の彼女も、少し落ちついたようだ]
あの、こちらにはどういったご用向きで……
[公子殿下に控え目に訪ねてみるが、この様子だと、
どうも純粋な興味で来たように思えてならなかった]
因みにフィリスの食事は主に自分の分から出されたわけだがそれも黙った。
自分の眼で見ないと気が済まない性格なんだ。
[流石にここに居るフィリスに配慮して、言葉は曖昧に濁した。
戦略上、拠点と成り得る場所、開戦に備えて。
下手にそんな言葉で刺激しようとも思わなかったから]
…後はー……あはは……
城の中って窮屈だから逃げ出しついでに。
[場の空気を緩ませる為に、敢えて白状する。
ついでに、しかも純粋な興味で、こんな所まで来るなんてどうだ、と思われるかも知れないけど]
……皆様が心配されますよ……
[城を抜け出して来たのだと言う公子殿下に、
呆れて頭を抱えはしたが。
目上の人間に対する緊張を解くことについては、
功を奏したと言えるだろう**]
[
この近くの、アメルンって村。
[このような処にキャンプをしている位だ、周辺の地理は事前に調べてきていれば、聞き覚え位はあるかもしれないと思った。
つまり国境付近といってもいいが、廃墟の領有権が中に浮いたまま赤国との間に横たわっていたため、
その実感は薄かった。
開戦後、もしも廃墟が拠点となるようなことがあれば―――恐らく無事では済むまい。
それは恐らく此処に居る誰もが察せられること。
それとなく家族に勧めた疎開は、住み慣れた土地への愛着と、見知らぬ土地へ行く不安から拒否された。]
どうしてそんな事を、聞く?
[目の前の青年が大凡軍事と関係なさそうな質問をする事に不思議そうに問いかけた。
自分を油断させるためだろうか、とも考えたが、彼らの陣地にあって一人きりの自分はあまりにも無力だ。
情報を聞き出すのにそんな手間をかける必要はないし、洗脳してスパイに使おうという腹にも見えない
逃げ出すったってこんな辺鄙な処じゃなくてもいいのに、
……物好き。
[呆れたように呟いた時、一瞬だけ自分が敵国となるかもしれない場所にいることを忘れていた]
メモを貼った。
[ムパムピスと名乗った青年の方を見て、肩を竦めた]
えーと、ムパ…なんだっけ?
あんたたちも、大変だね。
[同情するように肩を竦めた]
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