人狼議事


226 【突発誰歓】君の瞳に花咲く日【RP村】

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[あたしをも殺す毒に、必死に耐えようとして――。

いきようとして――。
――にんげんをやめそうになっている?

なんだか、そんな気がした――。]

あ…あああ。
ああ……。
お…え…い…う…。

[また、意識が遠退きそうだ――。

――化け物――。
どこからか聴こえる声――。
せんせーの声?
……それが、トレイルの声に聴こえる気がして――。


悪夢の開幕だった。]


【人】 逃亡者 メルヤ

キルロイ。

[僅かな逡巡は、数拍。少しだけ>>115廊下の方に手招きする。]

…その様子じゃ、まだ知らないんだね?
ナナオと、ユリが”連れて行かれた”

ユリは、よく図書館に居た子なんだけど…

[続く言葉を、選ぶように。黒瞳を静かに見つめる。
息を吐いた。本気の本音は、トレイル辺りにいつも通り押し付けようと思ったのだが、そうも行かない様子だ。]

……誰かが、タルトに話さないといけない。
ヒナコにそんなことさせられない、から。

[伺う視線の先に、オスカーを見る。
老年の精神を持つ彼がいるなら、まだ、自分だけでも上手く伝えられるか、と逡巡する。]

僕にも弁当…出来ればサンドイッチみたいなのがいいな。
あと、バナナ。一房おっちゃんから貰ってきてくれない?

(117) 2015/06/09(Tue) 23時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[>>124見る見る内に青ざめていくのが、わかる。
キルロイに、その役目を押し付けようとは思わなかった。

なるだけ、タルトの発作を引き起こさないように、上手に言う。
頭の中でトレイルが以前、幼い子に言い聞かせていた時のことを思い起こそうとして――

その時、大体、彼自身は他のことに追われていることが多かったのを思い出す。]

役割分担、ってね。
キルロイ、君は君の、気に掛ける人に掛けてあげて。

[激励のようにそっと肩に触れる。
両手とも鱗が突出してしまったため、傷つけないように柔らかく。]

(127) 2015/06/09(Tue) 23時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

バナナも、忘れないでね。

[心の中で、謝罪する。
 おそらく近い内に、自分も連れて行かれることを確信していた。

彼がいなくなっても、誰も傷付かないよう。振る舞ってきた、つもりだった。彼自身は。]

[キルロイが食堂に向かったかどうか。わからないがもう一度。
励ますように、そっと。肩を叩き。

中庭のオスカーとタルトの方へと足を向けた*]

(128) 2015/06/09(Tue) 23時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

タルト、おはよう。

ちょっとおいで。オスカーさんと一緒にキルロイ待ってる間に…僕とお話しようか?

[手招きをしながら、オスカーの元へと歩み寄る。
意味深な視線を、彼はオスカーへと投げた。彼は今勘付いたが、オスカーの背がまた縮んでいるようだ。]

オスカーさん、僕、メルヤだけどわかる?

[まずは、世間話をしつつタルトの方へも、何気ない話を投げてみた。]

タルト。絵本呼んで貰ってたのかい?
[昨日、彼が選んでトレイルに渡した絵本を、見つける。
顔が、強張りそうなのを総動員して宥めた。

医者の顔を浮かべて、人の良さそうな愛想笑いを浮かべる。少しでも、タルトが安心出来るようにという配慮だった。]

(130) 2015/06/10(Wed) 00時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

……。

[>>138の視線には、無言で頷く。
 明日も明後日もしあさっても。会える日が来ない。

誰かがタルトに、その真実を告げないとこの子はずっと待ち続けるだろう。
かつての彼自身がそうであったように、ずっとずっと待ち続ける。
誰かが伝えなければ、ならなかった。
約束があるならば、なおのこと。

――”彼女が待ってる、ナナおねえちゃんともうひとりが”

そう、小声で応えた。]

(141) 2015/06/10(Wed) 00時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

タルト、そっか。

[幼気な笑顔。
まだ、この病院の醜悪さを知らないような。
非情な現実を知らないような、幼子に彼は笑顔を保つのが精一杯だった。

息を呑む。蜃気楼のような影がタルトの横に浮かぶ。浮かんだのは、同じ年頃の男の子。
その隣には気遣うような、薔薇の香りがする女性。白い影でしかない、幻だが判別がつく。

彼はタルトと目線を合わせるべく、屈み込んだ。鳶色の双眸が、細められる。]

その絵本は、そうだね。
ヒナコおねえちゃんに読んで貰うといいよ。

(142) 2015/06/10(Wed) 00時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[息を吸う。言葉を選ぶ。
頭の中を捲るように、捲るようにして。

タルトの頭を、そっと壊れ物のように撫でながら。]

ナナオはね、もうここには帰って来ないんだ。
僕は、それを、タルトに教えに来たんだよ。

[どんな顔をしても、タルトは傷付くだろう。
悲しい笑顔を浮かべながら、彼は思う。悲しませない術なんて、無い。

伝えないという選択肢は、現実に待ち人がいた彼には無かった。*]

(143) 2015/06/10(Wed) 00時半頃

メルヤは、ヒナコが大丈夫かふと気に掛かった。

2015/06/10(Wed) 00時半頃


逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2015/06/10(Wed) 01時頃


【人】 逃亡者 メルヤ

[>>167見て、ゆっくりとした手つきで撫でながら、微笑んだ。]
ごめんね?
きっと、タルトは…明日も明後日も、しあさっても、ナナオを待つんだろうなって思ったら

ナナオがいなくなったことを、タルトにも言わなくちゃって思ったんだ。
[かつての彼がそうであったように。
蹲って泣き続けて、どこかの誰かに見つけて貰うまで泣いていたように。]

タルト。僕たちは大丈夫。
だから、笑って?

タルトの笑顔が、ナナオはきっと。とても好きだったから。

[にっこりと、笑う。
握手を求めるように、包帯をしている右手を差し出した。]

(170) 2015/06/10(Wed) 07時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[>>169の優しい嘘は、彼には吐けなかっただろう。
幻に取り込まれないように、現実を直視する。嘘は吐けない。
彼自身が、奈落の底に落ち掛けない。甘い夢は見ないようにする。]

[どこか。淡い笑みを浮かべながら>>169にそっと視線を送る。
(笑って。安心させれば、治まるんで)

小さく声に出さず、伝わればいいと思ってオスカーに伝えようとした。
あまり酷くなるようだったら、医者を呼んだほうがいいのかもしれない。

彼はひどく気が進まなかった。
朝のやり取り。張り付いたような笑顔を思い出せば、タルトを医者に診せるのも考えものだ*]

(171) 2015/06/10(Wed) 07時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[>>173(何でそうなった?!)

合ってるけど、少し違う。合ってると言えば合っているので、唐突に始まった百面相に、堪えきれずに噴き出す。]

ぶはっ!
お、オスカーさん、そうだけど、違う。
いや、合ってるけど…合ってるけど…

[大真面目にはじめるものだから、つい状況を忘れて肩を震わせ笑う。

そもそも、どうして笑いだけで百面相をつくれるのか。
亀の甲より年の功なのか。メルヤはツボに入った。見事なまでに。**]

(174) 2015/06/10(Wed) 08時頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2015/06/10(Wed) 08時頃


【人】 逃亡者 メルヤ

[唐突に>>180に噛み付かれた。予想外過ぎてトレイルと鉢合わせた時のような奇妙な声が出そうになって堪える。]

タルト、鼻に指突っ込んだら、めっ、て言われなかった?!
[彼自身何を言ってるのかよくわからない。
ちょっと、どうしてこうなった状態である。]

ははっ!
あー…だめだな、二人には敵わないよ。
[励ましに来て励まされたような気分だった。

改めて、と言わんばかりにタルトに向けて包帯の巻かれた手の平を向ける。]

はい。ワン、ツー、スリー!
[ポンッ。と小気味良い音とともにタルトの周りに紙吹雪が舞う。
朝仕掛けていた手品のひとつ]

どうぞ。小さなレディ?

[おどけた調子で、笑いつつ差し出す。彼の手には、紙吹雪と一緒に出した小さな白い花。
タルトが興味を持って手に取れば、花弁が舞い、苺ミルクのキャンディーになる仕掛けだった*]

(181) 2015/06/10(Wed) 10時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[タルトはその時笑っていただろうか。渡した飴玉は受け取って貰えただろうか。
>>210姿を見掛ければ、穏やかな笑顔で振り返る。]

ああ。キルロイ。……それにケイト。

頼まれてきたもの、持ってきてくれたんだね。ありがと。

[近づいてきただろう。キルロイにお礼を言う。
バナナとサンドイッチを受け取るべく、包帯の巻かれた手を広げた。

中天にかかっている、空はどこまでも青く眩しかった*]

(211) 2015/06/10(Wed) 20時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

え? バナナほど栄養価が高くて素晴らしい果物ないよ?

[>>212には至極大真面目な顔で、彼は返答した。
実は彼は知らなかったが、彼のバナナへのこだわりはピエロの男の影響だった。
バナナのたたき売りなどと言った真似を、この中庭でやってのけた道化は、バナナをよく食べていた。頻繁に食べていた。

中にはバナナの皮で滑っていた者もいたが、彼もつられて一緒に食べていたのは、良い思い出である。
あくまで彼の中で、でだ。その頃既に、入所していた。ヒナコやシーシャやトレイルがどう思っていたかは知らない。]

うん。何だか凄いね。ほんとうにピクニックみたいだ。

[共に来ていたケイトはどんな顔をしていただろう。
彼は既に、彼の処遇を知っている。それが今日であるかまでは知らないが。確信を得ている。

いつも通りを装っているのではなく、彼はいつも通りだった。当に心は決まっていたのだろう*]

(214) 2015/06/10(Wed) 20時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

ケイト。僕はサンドイッチとバナナを、キルロイに頼んだだけだよ。

[>>218に応える。追い風が少し増して肌寒さを覚えた。
彼は、弁当が広げられた場所より少し離れて、風向きを考慮して樹の枝へと、身軽に登る。

少し不健康そうに、最近は軽業をしなかったが今一度ぐらいは良いだろう。]

(220) 2015/06/10(Wed) 21時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

さて、と。
種も仕掛けも ご ざ い ま す♪

[おどけたような高らかな声は、手品をする時だけの彼の声。
白い布を捲れば、雪のように小さな白い紙吹雪と、七色の小さな造花が空に舞う。追い風が運び、3階ぐらいの窓ぐらいにはかすかに届いたぐらいだろうか。

一陣の風がさらっても、高い掘の上には超えられない。

彼は眩しそうに、眺める。掘の上には、ピエロの格好をした男がひとり。

見上げるほどの掘の上に、彼の視界にしか映らないピエロが立って、彼の手品の助力をするように帽子から白い鳩を出してみせた]

(221) 2015/06/10(Wed) 21時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[白い鳩は、遠く、遠く。

青空の向こうへと、羽ばたいていった。
力強く、雄大に。

彼の視界のしか、映っていない。

甘やかな幻想を、振り仰ぎ、思う。想う。]

(222) 2015/06/10(Wed) 21時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[――喪失は、恐怖だ。
二度と会えないことの悲嘆はひとり、ひとり刻み込んで。時折ひっそりと涙を浮かべる。

――消失は、救済だ。
別れの刻には僕自身の存在が消えるか、みんな一緒に消えられれば良かったのに。

救いがない。救いようがない、この白の世界で。
僕はいつもそれだけを願っていた]

諦念に充ち満ちた僕がそれでも想い続けるよ。
 (例え、閉じこめられ体の自由を奪われようとも。
                心は想いは、自由だ。)

――歌を詩を好んだ明るい、ひと
 (ナナオ、辛い病なのに他人を労る優しくて強かった)

  穏やかさの中で、情熱を秘めた、ひと
 (ヒナコ、自由な心を忘れない君が眩しかった)

(223) 2015/06/10(Wed) 21時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[都合の良い幻なんて、僕にはいらない。
 過酷な現実でいい。僕が見ていた、みんなを憶え続けるよ]


――感情《きおく》の篭もった宝石を流す、ひと
 (ケイト、君の心は何時だって雄弁だった)

  苦痛の中でも人を労り、絵を描いていた、ひと
(キルロイ、君の絵が君の心そのもののようで素敵だった)

[幻覚が現実を侵していく。
  ……感触まで、現実感を伴ってきた。

喪われていく。
 定義が違えど、誰もがそれを恐れている]

(224) 2015/06/10(Wed) 21時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

――空の青さを、喜ぶ幼い少女
(タルト。君の笑顔はみんなの宝物だった)

   人生の素晴らしさを説く、少年姿の老人。
(オスカーさん、あなたの朗らかさがみんなを和ませた)

[歌を作る約束。
本を読む約束。
手紙を交わし続ける関係。
本を読み合って感想を言い合う。
絵本を描き、絵を描き、補い合う。
創作を、讃え合う。

この牢獄のような箱庭で、皆が皆、だれかを大切に想う。
僕にとっては外の世界より、ずっと綺麗で。


腐敗した場所で、挫けずに優しく強く生きる人達が誇らしかった]

(225) 2015/06/10(Wed) 21時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

――桃の花を好きだと言って柔らかく笑っていた人。
(ユリ。喪っていく君を見守っていたけど、君の笑顔が好きだった)

        痛みを記憶として、病と戦い続ける人。
 (シーシャ。君が思うよりずっと優しくて、勇敢だった)

[長閑な光景の中に何時だって僕達の中に翳りがあった。
みんなの、喜び。悲しみ。
僕が見つけたものは、すべて。大事に、大事に、していく]

――…宛名の無い手紙を綴り続ける、ひと。
(トレイル。君に伝えることは何も無い)

[僕の大事な、大事なひとたち。
 みんなのことが、大好きだった]

(226) 2015/06/10(Wed) 21時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[万感の想いは言葉のすべては託せない。
 青空から目を反らす。目を閉じる。幻覚には囚われない。目を奪われてはならない。

高い掘の向こうには、彼らは羽ばたけない

それが、残酷な現実。


――手品の名残を終えれば、彼は登った時と同様に身軽に木から下りた*]

お粗末さまでした、と
[久々に、手品を終えた彼は、そうおどけて笑ってみせた*]

(228) 2015/06/10(Wed) 21時頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2015/06/10(Wed) 21時頃


【人】 逃亡者 メルヤ

ありがとう。
[心からの簡単を述べる>>233には、やや照れ臭そうにして彼はお礼を述べた。
物憂い表情の>>230には視線でだけ。

(僕の心は、もう決まっているよ)と告げた。]

[>>236にも少しだけ照れたような、彼は名残をみせた。]

ええ。ちょっと、最近触ってたら懐かしくなって。
本当に、お粗末だけどね。

[彼の基準には大いなるピエロの男が立ち塞がっている。ピエロの男は手品じゃなくて最早、常軌を逸していたが少年だったメルヤが知る由もない。]

[タルトは喜んでくれただろうか。少しだけ顔を覗かせた後に、空を仰ぐ。]

(239) 2015/06/10(Wed) 22時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

じゃあ、ちょっと。僕バナナ届けに行くとこあるから。
バナナと、サンドイッチいくつか貰っていくね。

じゃあね。

[彼は広げられた>>213の中で、比較的手づかみで食べられそうなものを選別して、空いていたバスケットに詰める。
タルトのこと、よろしく。
そう、オスカーに目線で告げた。

”また”とは口にせず、バナナを、届けに行くために彼は中庭を去って行った。*]

(241) 2015/06/10(Wed) 22時頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2015/06/10(Wed) 22時頃


【人】 逃亡者 メルヤ

―中庭→自室―
[中庭を辞した後、彼は自室へと一旦戻った。
包帯を一度解いて巻き直す。鱗の広がっている部分に、ピンセットと折り畳んだ紙ヤスリを仕込む。

病院関係者は、彼の鱗を気味悪がった。運ばれる時に包帯を巻き直すとも、思えない。
鱗ばかりが生えている背中は、彼が見ても鳥肌が立つほど気味が悪い。

ほんの一部分しか見ていなくても>>0:295「きれい」だと純粋な気持ちが伝わった、ヒナコの言葉が嬉しかった。傷付けたくなかったから、包帯をし出した、増えて気味が悪いから、包帯を厚くしたとは、伝えない。

彼の記憶にある手品よりはずっと稚拙なものを凄いと称賛をくれたキルロイの姿>>2:212も思い起こした]

(251) 2015/06/10(Wed) 22時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

―自室→―
[[彼は、彼自身を臆病な諦観者で傍観者気取りだと揶揄している。心の底では、彼らの幸せを願うからこそ、諦観した。気づいている者は、おそらくいないと彼は思う。

ポケットに新しい包帯を入れる。
自室を辞去する際に、>>2:130>>2:131で貰ったシーシャのノートも手に持って運んだ。色々あってまだ中身を読んでいなかったからだ

転がっていた、ベニトライト>>2:279を拾って内ポケットに入れて自室を後にした*]

(252) 2015/06/10(Wed) 22時頃

メルヤは、キルロイの絵がもう一度見たかったかもなあ、などとぼんやり思った

2015/06/10(Wed) 22時頃


[――眼が覚めているのか、それともここは悪夢の続きか。
見慣れない病室にあたしはいる。

あたしの腕には黒い小手のようなものが取りつけられていた。]

なん・・・だろ・・・。

[少しだけ喋れるようになっている。
そして、腕を動かしてみると――。]

・・・。

[これは――。
せんせーがあたしにくれたペンと、同じ材質で出来たものだろう。
あたしは、そんなに寝ていた?
いや、これは――事前に用意していたものを取り付けたのだろう。
何の為に?治療用?
・・・最初からこうなることを、予想されていた?]


[しかし――激しい痛みや苦しみは、少し引いていた。
身体はダルいし、軋むような痛みはある。
それでも――大分、マシになっていた。
死ぬ――と、思っていた。
そこからすれば、多少は回復したと思える。]

・・・ん。

[手を伸ばせば――、ペンとノートを手に取れた。
この黒くてごつごつとした小手は、ちゃんと動かせる。
妙な管が小手や身体に沢山ついている。
点滴とか――だけでは、無さそうだけれど。

あたしはノートに何かを書きだした。
――次、あれが来たらもう耐えきれない。
時間が無いのだ。
動けるなら、動けるうちに――。
これをせんせーが届けてくれるかは、分からないけれど。
その為にあるとしか、思えなくて――。]


[――タイトルは、君の瞳に花咲く日。]

・・・。

[あたしが、この歌へ籠める想いは少し変わっていた。
覚えているよ――とは、もう歌えなくなっていた。

きっと、その前にあたしは――。

でも。
――この歌を、ヒナちゃんや、もしタルトちゃんが歌うなら。

憶えて、いて欲しいと――。
あたしの分も、憶えておいて欲しいと。
それも籠めて――。――詩を作る。
トレイルや、病院のみんなのことへの想い――。

悪くない人生だったな、と穏やかに想う。
書きながら、あたしは微笑んでいた。]


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