150 堕天使達の淫哀歌〜ヴェルル女学院〜
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ふあっ!?
[津波来たる。>>312 お湯を盛大に被って髪が貞子化した]
こら。
後に入る人……は、この時間だともういないかも知れないが、 ダメだろう。
[ゆらぁ……とそのまま近づく]
(314) 2013/10/30(Wed) 02時頃
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あのね。
[普段なら、湯船に髪を浮かせたりしないし、 普段なら声をくれるのもチアキの方だ。>>316]
今日の物理、参考書借りてみたんだ。 次の授業は明々後日だから、明日一緒に課題をやろう。
[今日は代わりに隣で]
それで充分なんだ。
[幸せにしていよう]
(317) 2013/10/30(Wed) 02時半頃
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んん。
[顔に指が触れる時にはそちらの片目を閉じる。 開くとそこで友人と目が合うのだ]
よしよし、最後のページまでは行ったんだね。 ならあと一息だよ。
[心音は、聞かれていないといい。 頬が染まるのも、少しだけ熱いお風呂の所為だ。 順応しないわたしを許してくれる、ここは安全なんだ]
[いつもより少し長めに、きちんと温まって しかしのぼせる前には上がるつもりでいる]
(319) 2013/10/30(Wed) 03時頃
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[物理は色々と役に立つんだよ、と解説してもいいが、 大丈夫だ、余計に辟易するのは知っている。>>320 喉の奥で小さく笑うだけに留めた]
[空気に沁みる残響]
なに?
[そして水滴]
……えぇー。そうだなぁ。 確かに男の子だったらなぁと思う事はあるけど、 女の子で良かった! って思う事はあんまりないかもなぁ。
(321) 2013/10/30(Wed) 03時半頃
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でも、もし女の子じゃなかったら? と考えると、実は、
[ころりと首を傾げる]
今は大切な色々なものが、 得られなかったりしたんじゃないかと思うんだよ。
(322) 2013/10/30(Wed) 03時半頃
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ふふふ、そうだね、イケメンだね。
[そこはあっさりと同意した。>>323 バンドにファンの子がいっぱい……いや、それは今もか。
結論:既にモテてる]
でも、今のチアキが良いと思うよ。わたしは。
[湯の中から伸びて来た手が髪を触る。 ほんの僅かばかり、癖のあるそれは伸ばしても緩くうねる。 ルームメイトのようにすらりと真っ直ぐ、とはいかない]
[目を閉じて身を任せた。 逆側に傾けた頭がチアキの傍に寄って、手に触れた]
(324) 2013/10/30(Wed) 04時頃
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またまたご冗談を。……と言いたいんだけどなあ。
[一応、今までの経緯で思い知っている。 「そういう目的」で声をかけて来た女の子達の動機の、 キーになっていたのがこの顔らしいという事は。 最低限の自覚もなかったら、隠すという行動には至らない]
[繋いだ手に応えられた、感謝を込めて握り返す。 ――そして少し考えて、 あれこれ甘え過ぎじゃないかな、と思考をよぎった。 いくら許されているとは言え、チアキには他にも 彼女を慕う可愛らしい女の子がいるわけだ。]
うん。よし。
……のぼせる危険性を感じたのであがろう。
(327) 2013/10/30(Wed) 04時半頃
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はあい。また明日ね。
[散った髪を手に束ねてから湯船を出ると、 最後にさっと軽くシャワーを流して水気を切る。 脱衣所で身支度するのも、こう髪が長いと それなりに時間がかかるものだ。]
(329) 2013/10/30(Wed) 05時頃
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― 自室 ―
[戻れば、ピッパは既に健やかな寝息を立てていた>>305]
今日は心配、してくれてありがとうね。
[寝顔に囁く。 同室のこの先輩は浮いた話を聞かない。 ピッパに限って、という気もするし、仮に限らなくても、 清いお付き合いなイメージがついて回る。 わたしよりまた1年長く、ここに居る人]
[訊いてみたい、という欲求が湧き起こるが、 軽く頭を振ると、自分のベッドに入った**]
(330) 2013/10/30(Wed) 05時頃
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― 自室 ―
……おふぁよーさいまふ。
[ふにゃふにゃだった。>>331 昨日は何だかんだありつつ7割方眠れたので、 残念ながらこれで通常だ。]
[カーテンの走る音。 亜麻色の髪が窓辺で朝日を含んだ。眩しい]
……うん。おはようございます。
(339) 2013/10/30(Wed) 08時半頃
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うーん……? 一緒に食べるよ。
[学生寮は日常生活の中で協調性を云々の建前はさておき、 ひとりが寂しくなりやすい性格でもあった。>>332 おかげで不順応に対する意識に拍車がかかったとも言う]
[先に出るピッパを見送って、身支度を始めた。]
(340) 2013/10/30(Wed) 09時頃
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ヨーランダは、支度を揃えると、のんびりと登校する**
2013/10/30(Wed) 09時頃
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― 昼休み 購買 ―
[昼食を求める生徒で混み合う購買の中を、 上手くすり抜けようとしてすり抜けきれないこの身長。 ミックスサンドを確保すると、今日はちょっと甘いものも 食べたい気分だったので。 デザートの棚の前に集まる少女達の隙間から指を伸ばす]
と、と……
[商品がよく見えない。2]
(348) 2013/10/30(Wed) 12時半頃
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[シナモンロール。……あんまり気分じゃなかったが、 とても棚に戻せる状況ではない]
仕方ないか。
[プラス、コーヒーでレジへ。 ――と、購買のお姉さん(の腹話術?)が吠えた>>344]
……、…………。
[思わずブレザーの胸ポケット押さえた。]
(349) 2013/10/30(Wed) 13時頃
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[同じものを食べる、購買のお姉さん。 珍しく声が掛かるのは、占い? に当たったからか]
へっ!? え、ええと、
[秘密だなんて。――だなんて]
……一応、校則ではアクセサリ禁止では……?
[半ば形骸だけれど。 少々赤面して、口を尖らせた**]
(353) 2013/10/30(Wed) 13時頃
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[ころころと笑うお姉さんにちょっと慌てる>>361]
いえ、別にそういう訳じゃ……
[え、校則で禁止されてても止めないのか。 そんなずさんで良いのだろうか。 そう考えるが、元々からが割とずさんなのだった。 堂々とピアス開けてる生徒もいるくらい]
[などとやっていたら、髪の隙間、 耳から首筋がゾワァッとして]
(366) 2013/10/30(Wed) 18時半頃
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……――っっ!?!?
[びっくうっと跳ねた。>>363]
なな、何が。
[息の吹き掛かった辺りを掌で擦りながら、 振り向いた先には見覚えのない相手がいる。 印象は、何と言うか、細い薄い軽い。 風が吹いたら飛びそうだとか、いっそ想像してしまう]
……ええと、どちらさまでしょうか……
[顔を覆う前髪の隙間で戸惑った]
(367) 2013/10/30(Wed) 18時半頃
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ヨーランダは、ピッパはちゃんとお昼食べてるかなあ。
2013/10/30(Wed) 18時半頃
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[かわい……お花さ……]
[言葉の選ばれ方に思考が止まりそうになる。>>368 妖精さん系少女(上級生)は鈴のように笑って、 目の前でふわふわとしていた]
……購買のお姉さんに、 ほんの少しからかわれただけですよ。
[言う程困ってないと自分では思っていたのだが、 そんなに動揺して見えるのだろうか。 それとも]
ヨーランダ、です。 初めまして……? ですよね?
(386) 2013/10/30(Wed) 20時半頃
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[実は、校則違反のピアスの群れや、 十中八九染めたように見える鮮やかな赤毛や、 いかにも素行が悪いですと主張する態度ならまだ良い。 良し悪しのボーダーは現実的で、明確だった]
[やわやわほわほわしているのに、その癖 向こうからやって来て有無を言わさない、そういう、 女の子な女の子は、上手く応じ方が掴めない。何度も]
[ピッパの姿を少し遠くに見れば、小さく手を振り返す>>372 ジリヤに問われたら、寮の同室なのだと説明した]
(387) 2013/10/30(Wed) 20時半頃
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……ええと、お昼は良いんですか? 先輩。
[こういう訊き方をして良いものかどうか。]
(388) 2013/10/30(Wed) 20時半頃
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黒羊?
[先程までピッパの相手をしていた女性を見遣る。 イメージが接続しなかった。狼はいるけど>>390]
[二人が手を振り合っているのを見、 ルームメイトの友人なのだと聞けば、ひとつ頷く]
ん。そうでしたか。
[昼食の代わりにいちごオレ。目を瞬く]
……ダイエットなら必要ないと言うか 逆にちゃんとごはん食べた方が良い気がしますが
[うっかり大真面目にのたまった。]
シナモンは、そうですね。時々なら好きです。
[本当は今日は気分ではなかったが、良しとしたのだ]
(395) 2013/10/30(Wed) 21時頃
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さあ。……山羊ではないんですよね?
[だとしても結び付かないが。]
なら良いんですけど……
[無理にダイエットなどしている訳でないなら、と 軽く言ってしまってから、一瞬眉を寄せた。 何か、途中の文脈が意味不明にならなかったろうか]
(398) 2013/10/30(Wed) 21時半頃
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……いえ。
そこまでする程じゃないし、構わないですよ。 お金払った後で、悪いですし。大丈夫。
(399) 2013/10/30(Wed) 21時半頃
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……あぁ、狼はいますね。
[自称黒羊のお姉さんの手中に。 そんな益体もない事を考えていたが、 ジリヤの友人に交換してもらうのだと聞けば]
え? いやいや、それこそ悪いですよ、急に…………
えと、何か……?
[前触れなく弄くられる髪。 妖精さんに周囲の目は関係ないらしい。弱った。]
(402) 2013/10/30(Wed) 21時半頃
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……?
[連れて行かれる、という言葉に眉を寄せる。 が、ぴろりと指から離れる髪が視界をよぎって そちらに注意が戻った]
…………
[逡巡の合間にちらりとマスカットのゼリーを見たが、 遠慮が勝って何も言わない。 遠慮が勝つのは]
――
[綺麗だと言ってすぐに触れて来る女の子達の何人かが、 わたしが応えられない方に、どんどん引っ張りだしたから]
(404) 2013/10/30(Wed) 22時頃
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申し出はありがたいのですが。 今から交換をお願いしていると、昼休みが終わっちゃいます。
[理由を、つけた]
だから、ありがとう。気にしないで下さい。
(405) 2013/10/30(Wed) 22時頃
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[あれっ、しまった。ばっちり見られていた]
いやあのえと、
……
(407) 2013/10/30(Wed) 22時頃
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……ごめんなさい。
[ものすごく悪いことをした気がする。]
(410) 2013/10/30(Wed) 22時頃
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ヨーランダは、売り物のラス1食べちゃって良いんだろうかと余計な心配をしてみた。
2013/10/30(Wed) 22時半頃
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[下から髪の隙間を抜けて見上げられ、はたりと瞬きをした]
[身長差をものともせず頭を撫でられたと言うか、 今もしかして背伸びしたりしなかったりは良いとして、 流石にこの流れから何が起きるか位は想像がつきますー]
(419) 2013/10/30(Wed) 22時半頃
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……ええと。
[やはり。>>418 これは、せっかくの厚意をどうしたものか、 それにしてもさっと購買を離れていればこんなに お手数を掛けずに済んだだろうとか、 そもそも彼女はシナモンは苦手だと言っていたよとか、 一頻りぐるぐるしておいた]
(420) 2013/10/30(Wed) 22時半頃
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……もし苦手じゃなかったら。
[いちごオレ=飲み物 飲み物=コーヒー いちごオレ≒コーヒー?]
[換わりに、コーヒーをジリヤの掌へ]
(421) 2013/10/30(Wed) 22時半頃
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