人狼議事


270 食人村忌譚

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5日目の朝に集会所へと向かっていく*


[偽者、出来損ない。
その言葉を聞く度に、
心の中に仄暗い気持ちが沸き起こる。

けれど、私にあの子を――志乃を憎む資格はない。
何より、目の前の妹の表情を
曇らせたくはなかった。]

 偽者なんかじゃないよ。
 ゆりは、立派な巫女様だった。

[あの時とは違う。
幼い妹の顔を覗き込んで、
その頬を伝う涙を、指先で拭う。]


 ゆりは、私の自慢の妹だよ。
 よく、頑張ってたね。
 助けられなくて、ごめんね。

[頭を撫でる。縋り付く手を拒むはずもなく、
私も、彼女の背に手を回して
ふたり、わんわんと泣き喚いていた。

姉だというのに、
妹の苦しみに目を向けようとせず、
自分の事ばかりで。私というやつは、本当に。

ごめんね、と幾度繰り返したところで、
その言葉は風のように形無く失せていく。]


[いつまでそうしていただろう。
互いに温かさはない。ただ、そこには風があるだけ。
でも、確かに。
ゆりは私の腕の中にいてくれていた。]

 私も、ゆりとこうやって話せて
 とっても嬉しいよ。

 その、こんなみっともない姉だから、
 ……嫌われてるんじゃないかな、って。
 ずっと、怖かったの。

[母の――先代の眼差しを忘れることは
どうやったって出来そうにない。
それでも、ゆりは巫女である前に
ずっと、優しい私の妹であった。]


[事切れた自分の姿を一瞥して、
そうして、目を閉じた。]

 ……“次”も、姉妹だったらいいな。
 今度は、ちゃんとした姉さんになるから。

[腕の中の小さな子。私の、大切な妹。
どうか、次の世でも共に、と。私は願う。
今度こそ、その手を離すことはしない、と。**]


メモを貼った。


―5日目の朝/集会所―

[源蔵、リツ、志乃が集うこの場所には、
 幽体となったものも人知れず、紛れ込み潜んでいた
 死を望む志乃の声に、先に死した者として、
 薄く笑って首を振る
 源蔵の返す言葉にも、同じ微笑みを送るのみ

 何も、口を挟むことはない

 死んだばかりに自分にとって、
 死の果てに何があるかわ分からないのが理由の1つ
 もう1つは、死と離れた生者にとって、
 推し量るしかない死の意味に、
 各々が生者の立場で、向き合っているのを察したから

 源蔵の視線が動き、傷ついた男が姿を現す
 江津子は何もできぬ幽体として、
 ただ、傍らに佇んでいる*]


[ぼんやりと焦点の定まらぬ瞳が生者のやり取りを見詰めている。
あの場所には、自分の居場所はなかった。

毒、という単語をミナカタが出してくれていたのは覚えている。
きっと誰も、ススムを食わぬだろう。
この家畜ばかりの村になど二度と生まれたくはない。

このまま
誰にも看取られず、消えてしまうのが
ススムに定められた未来

此処に留まっているのは
彼の行く末を、見届ける為だけに]


 この群れは滅びる。
 そうですね、ミナカタさん。

[ふ、と嗤う声ひとつ置く。
彼の名は、ミナカタである。
どちらだ、と問う子供のような大人を
冷たい視線で一度見やり*]


[丞を床に縫い留めた鍬が、湿った音と共に倒れていく。
片目に刀が刺さったまま、飛び掛かるように覆いかぶさってきたその男の顔は、人というよりも獣らしかった。
やがてぽっかりと開きこちらを見つめるその空洞の、さらにその奥に、ミナカタとしてこの村で生きた男の本当があるような気がして、]

 ぐ、 ぅあっ、は   

[見えなくなるまで、その闇を睨みつけていた。
声をあげている意識もない。
がむしゃらに動かした手指が何かに触れれば、爪をたてる。蹴とばそうとした足は、鍬をわずかに動かしただけで終わる]


メモを貼った。


[己も何度も振るった農具によって自由を奪われ、
己の研いだ刃で殺されるは、業の報いか。

人を喰らわずとも生きられる術を持ちながら、
人の肉ありきの冬の過ごし方を良しとした。
忘れられた鬼の一字を自ら名乗り、命を奪う刃を研ぐを悦びとした]

 ………、  へ、

[最期に残したのは、笑いにも似た音。
ただ喉奥から込み上げる血が震わせた吐息は、命を繋ぐために取り込まれることなく、流れすぎた血に溶け、神社を穢す役に加わる]


[両目は潰され、鼻と口の境目はなく、捲れ裂かれた唇から歯ばかりが覗くその面立ちは、まさしく鬼。

その鬼から血を啜るは
――――地獄はやはり、地上に在り*]


メモを貼った。


[どこからか、声が、
 生者と異なる何かが聞こえて気がして、周囲を見渡した
 視線は何かを捕らえただろうか]

そうかもしれませんね
いつかは、滅びる運命にあるのかもしれません

[声、いや、その何かは、
 聞こえるはずのないものだったのかもしれない]

滅びの様を、ご覧になりたいのですか
だとしたら、それはどうしてなのでしょう

[ふと、気になって、問い返す
 もし聞こえるはずのないものならば、これも空耳に対する、
 受けてのいない独り言だったのかもしれないけれど*]


【人】 FSM団 ミナカタ

[俺の答えがお気に召したかどうかなんて知らん。
僅かに距離を変える眉が、
源蔵の心の動きを示しているのだろうか>>31>>32

陽が昇っても夕焼けの暗さの視界では
その翳が陽で出来ているのか、彼の心が生んだのか
判別出来ないけれども]

 ……なんだ?

[沈黙を彩るのは鳥の囀り、牛の鳴き声。
のんびりとした平和な村から切り離されたこの場所。
源蔵の言葉>>33は次>>34に繋ぐのに間があった。
そして俺が鍬を振り下ろすのも時間が優にあったらしい。

避けた手に見たことのある鈍光と
変わらぬように聞こえる文句>>34]

(37) 2017/12/04(Mon) 00時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 じゃあいなくなればいいんじゃないか?

[見上げる者が、見下ろされる者が。
どちらかがいなくなれば……]

 ……知らなくてもいい。

[どちらだと問われて>>35
回らなくてもいい頭がまだ回る。

お前と野山を駆け回った子供でも。
お前の苦痛を和らげる為に薬を煎じた薬師でもない。

本当にお前の知らない俺なのだから]
 
 お前に、出来るのか?

(38) 2017/12/04(Mon) 00時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 殺すなら、刺せ。 切り付けろ。

[振り下ろした鍬は空を、源蔵の足元を耕した。
その勢いを殺すことも出来ず、たたらを踏んで
崩れた重心のまま前へと踏み出す。

貧血も伴い、そのまま倒れてもおかしくないのに。
執念が前に出る勢いのまま手を伸ばして
源蔵の持つ刃物を奪おうとする。

丞と同じ言葉>>6:44を吐いたのは。
その覚悟を試す様に。
もし志乃やリツが駆け付けてきても、
逃げる事もせず、血に塗れた貌に嗤いを
貼り付けたまま彼らを睨みつけるだろう*]

(39) 2017/12/04(Mon) 00時頃

源蔵の心中、応対がし辛いのではないかと、視線を落とす*


ミナカタは、源蔵を殺意と憐れみの籠った目で見つめている。

2017/12/04(Mon) 00時頃


 いつか、滅びるようないびつな村なら
 家畜しかいない、出来損ないの村なら

 今滅べばいい。

 嗚呼、僕は
 ……失敗してしまったんですね

[誰に返したでもない独り言のようにススムは囁き
そして嘆く]

 人として生きられぬ家畜など
 喰うて宿すしか能のない家畜など

 生かす意味など、ないでしょう


 殺さなくては。
 あれは、不要な生き物だから

 殺さなくては。
 あれは、狂った群れの家畜共だから

 ころさなくても
 ぼくは、あのなかにはまじれない


 僕だけが、僕だけだ

 違うのは


[呪いを吐くよう
殺せ、と
生者の動きを煽るよう*]


そうですね

[生者の、死者の耳にも届かぬやもしれぬ意思
 うん うんと頷くのは、
 誰かの声に被さるからか
 聞こえてくる呪いはやがて、
 死した少女の面影を想起させる]

生かす意味などないかもしれません
混じれないなら、殺すのも一手かもしれません

[ですが――――と心に宿るのは、
 鶏や牛の声に混じって、
 生者たちの言葉が聞こえるからか]


知らなくていいと閉じてしまわれたら、
家畜の方からも、人を知ることは難しいです
門を閉ざして下界を遠ざけた先にあるものは、
村も、人も同じなのではないでしょうか

[語るうちに、志を感じた若者の姿
 仮に偽りであったとしても、
 前へと進もうとしているように感じた眼差しを思い出し]

胸襟を開いて知ろうと踏み出されていたならば、
違いを乗り越えて分かりあう姿も、
描けていたかもしれません
知らぬままでは成し遂げられぬのは、
家畜の捌き方と、さほど変わりはしないのかもしれませんね

[お手伝いをさせてあげられず、ごめんなさいね
 最後のこの言葉は、声にできていたのだろうか
 口をつぐみ、生者達の生きざまを見届ける*]


『外界』と言いたかった*


[集会場の騒動とは無縁の、焼け跡の中で。
 兄の耳垂に噛みつき、力を籠めれば、口腔にゆるく血の味が広がったような気がした。
 何度も執拗に、吸い付き、しゃぶり、高い水音を響かせる。

 合間合間に、甘えるように兄を呼びながら**]


【人】 FSM団 ミナカタ

[薄暗い朝焼けだと感じているのは俺だけか。
切り落とされた耳が痛みと共に
幻聴まで聞こえた気がした。

何度も何度も、心の、人の在り方を説くような。
この村でそんな話をする存在がいるとは
思わないからただの風の雑音だ。

瞠目>>40は見えなくとも、光を返す刃>>41は見えた。
昨夜俺を導く篝火の様に灯っていた光の様に。

地獄の業火であり、門を開ける鍵の刃だとしても。
光を求めるように伸ばした手は、奪う前に
まだ生きている家畜の名>>42
瞬きほどの隙を生む]

(44) 2017/12/04(Mon) 01時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 がはっっっっ!!!

[小さな体が潜り込む。
その身体が赤く染まる。

それがどちらの血か。

駆け付けた者がいれば見ただろう。

小さな短刀。
しかし村一番の研師であり、鬼が研いだ刃が
俺の指を落とし、突き刺さった肉から
ぼたぼたと源蔵に降る赤い雨を]

(45) 2017/12/04(Mon) 01時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 げ、ん……ぞっ。

[してやられたとは思わなかった。
体躯を利用した上手い手だと感心する。
だからこそ殺さなければと、指を失った掌で
下に敷いた源蔵の喉を押さえて潰そうとする。

既に力は限界で、自重だけで抑え込もうとする身体は
応援でもあれば、すぐに崩れ落ちて、
残る熱と、血を吐き出して終えるだろう*]

(46) 2017/12/04(Mon) 01時頃

FSM団 ミナカタは、メモを貼った。

2017/12/04(Mon) 01時頃


メモを貼った。


[源蔵の短刀が指を切り落とす
 短刀に力を加えた者は誰だったのか
 ただ、分かる生末は、その刃がきっと、
 生者の一人から命を奪う

ミナカタさん…………

[分け入るつもりは微塵もなかった
 ただ、寒いと訴える声>>*3を耳にして、
 自然と足が向かっていく
 無駄だと分かってはいても、傾ぐ体を抱きとめようと]


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処刑者 (6人)

ミナカタ
4回 (8d) 注目

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