81 先生、男子が真面目にやってくれません!
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………やれやれ。
[元はといえば、全部自分のせいだ。
それは分かりきっている。
僅か聞こえた、涙を伴った鼻音。
そして再びの命令に従うように
カン、カンと梯子を降りていき
すとん、と同じ地に降り立つ。
勿論、またいつも通り、見上げている―――が]
ほら ……屈め。
[ちょいちょい、と。
自分の背に合わせるように促す。]
[給水塔の梯子を伝い、降りてくる幼馴染。
その高さはまた、「いま」と同じように見下ろすほど低くなって、
そして少しの間の後、また、「むかし」のように高く
――否、おなじに、なった。]
…………、………
[うん、と返した声は声にならず。
促されるままに屈めた背。
ふたりの距離がさっきよりも近い今、涙ぐんでいる顔ははっきりと幼馴染に見えることだろう]
[懐かしさに涙零れたとか、そんなことまでは、口に出せなかったけれど。
その表情を見るだけで、だいたいの涙の訳は判ってしまうかもしれない**]
[縮まる距離、同じになる目線。
――――ああ、少しだけ、あの頃に近づいた。]
………
[薄暗くとも、その潤む眸ははっきりと見えて]
馬ー鹿、泣くな。
[その頭へと手を伸ばし、ぽふりと置く。
いつの間にか出来なくなっていた事。
小さい頃、彼女が泣いた時はいつもしていた事。]
[少し、照れくさくて、視線は合わせられなかったけれど。
ちらり盗み見た表情から伝わるものは、きっと言葉よりも大きい**]
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