人狼議事


30 ─今夜、薔薇の木の下で。

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煙草をもみ消す仕草。


[蒼薔薇に笑う。]

(何、言ってるの?)

(先輩がオレを好きだとか、そうじゃないなんて、
 それは先輩の思うことで……。)

(オレはただ、好きなだけ。それだけ。)

(だから、先輩がオレがいなくなればいいって思うなら)

(そのままどこかにいくよ)

[そう言って、しまう。]






(くすり)


[蒼薔薇が笑う。
 蒼薔薇は、まだ、消えていない……むしろ……。*]


ルーカスは、フィリップの肩を、そっと叩いた。

2010/09/09(Thu) 18時半頃


【人】 良家の息子 ルーカス

セシルも、薔薇に?

[寝台の上の同級生を見る。身動き一つしないその様子が痛ましく。]

先輩は大丈夫なんですね?

[質問ではなく、そうであってほしいという願望。]

(126) 2010/09/09(Thu) 19時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[示された首筋の蒼い花弁。

思わず指先でなぞると、先刻薔薇の棘でついた傷から、赤い筋が、一本 二本。]

……お揃い、なのかな。

[ふと気づいて、左手の腕時計を外した。
フィリップの方に、手首の蒼い花びらを向ける。]

(128) 2010/09/09(Thu) 19時頃



莫ー迦、莫ー迦。皆。莫迦、なんだよな。


[笑い顔とも泣き顔ともつかぬ、セシルが情けない顔と称した、
 まさに情けない状態で拳を一つ。中に放る]


…皆、莫迦になっちまえ……。


[今、一番殴りたいと思うのは言うまでもなく]


()
[興味深そうな表情で、ラルフの推測に聞き入った]

なるほど。呪いの源になっているのは今まで連綿と繰り返されてきた中庭での逢瀬、そこに渦巻いた情念か……。
面白い推論だね。
それなら、ルーカスや僕がさほど強い影響を受けずにいる訳も分かる。現に僕はロビンと身体を交わしたというのに、見た目上での変化は起きていないのだから。

きっと受け入れ易くなる原因――性向のようなものがあるんだろう。


【人】 良家の息子 ルーカス

──ずっと昔にね、蒼薔薇に囚われて、眠り続けていた人がいたんだ。

[ゆるゆると語り始める。]

その人の事が大好きで、大切だった人は、何年も待っていた。この学校を出てからも。

待っていた人は、大好きな人を取り上げた蒼薔薇が、憎らしかったけれど、少しだけ羨ましかった。
だから、自分の胸に、蒼薔薇の刺青を入れた。もしも、大切な人が目覚めて、蒼薔薇を恋しがったら、そう思って。

(134) 2010/09/09(Thu) 20時頃

ルーカスは、フィリップの首筋の赤い花弁に気付いて、軽く目をみはった。

2010/09/09(Thu) 20時頃


()
……けれどもしそれが、愛と呼ばれるものの一変奏だったとしたら。

「そのきらめきは火のきらめき、最もはげしい炎。
 愛は大水も消すことができない、洪水がおぼれさせることもできない」

……どうすれば良いのだろうね。


【人】 良家の息子 ルーカス

僕は……
俺は、まだ子供だったけれど、蒼薔薇を胸に刻んだ人が大好きだったんだよ。
だから、同じ蒼薔薇が欲しくて──。


俺がもう少し大きくなってたら、そんな事なんかより、もっと、その人のために何かできたのにな。


[いつしか、亡き人をなぞっていた何時もの口調ではなくなっていた。]

(135) 2010/09/09(Thu) 20時頃



[サイラスが拳を放つのを横目で見る。]

 サイラスって、そんなに、
 かっこ悪いところもあったんだ。

[ヘクターとサイラス。
 それは、双璧と呼ばれるくらいの、ある意味下級生からは憧れの存在でもあったはず。]


サイラスの傍には移動できるだろうか。夢の中





…そりゃ、たまにはな。
皆カッコつけてんだよ。


[そんな様子を見せた原因はたった一つしかないのだが]


 ふぅん
 でも、そういうところはカッコいいよね。

[寄れたらサイラスの傍に寄って、
 自分より大きい肩を叩いた。]

 オレもカッコつけようっと。

[視線は、医務室に入ってきた人物を見て、
 そして、その人物が蒼薔薇を欲するのに悲しそうな目をした。]


【人】 良家の息子 ルーカス

[蒼薔薇を助けて、そうかきくどくフィリップの瞳は、見覚えよりも蒼ざめている。

そして、ここでもむせかえるような薔薇の甘い香り。]

先輩、ごめん。
俺、さっき、蒼薔薇をめちゃくちゃにしようとしたんだよ。ディーン先輩に止められたけど。

誰かが蒼薔薇に囚われたなら、囚われた誰かに別の誰かが囚われちまうんだ。

俺は

その繰り返しを終わりにしたかった。

(137) 2010/09/09(Thu) 20時半頃

……
そうかねぇ?

[肩を叩かれるのに返すのは、よしよしと頭を撫でる。
 悲しそうに、入ってきた人物を見つめる様子に。
 そのまま頭に手を置いたまま黙って見守る姿勢]


【人】 良家の息子 ルーカス

俺があの人を大好きだったのは、

あの人が蒼薔薇に間接的に囚われていたからじゃないんだ。

(138) 2010/09/09(Thu) 20時半頃

[頭を撫でられる様子にその手を見上げるように…。]

 ああ、触れるんだ。

[手が止まったのを感じると、そのまま、顔を伏せる。]

 ばか、だけどさ。
 ばか、な自分も悪くないって思う。

 好きな人は、他の奴が好きなんだけど、
 それでも、やっぱり、好きなものは好きだよね。

[素直に素直に紡ぐ。本当にばかみたいに。]



――愚昧さは、罪だよ。

[サイラスとセシルのやり取りに、冷たい口調で呟いた]


[俯く顔から聞こえる言葉。]

…――じだな。
好きな奴が他の奴を好きでも好きなものは好き。だよな。
自分を通して他の奴を見てたとしてもな。

[莫迦みたいに同じで。思わず。置いたままの手で髪をくしゃくしゃと
 掻き撫でた]

…全く、皆、莫迦野郎、だぜ―――……。



……まあ、どこが何ゆえに愚かなのか解っているのなら、それも悪くはない時もあるけどね。

[声音から険を消し、普段の表情に改めて、そう続けた]


冷たく聞こえた呟きにちらりと睫毛を一瞬動かしただけ。


【人】 良家の息子 ルーカス

だから、終わりにしてくれるわけにはいかないかな?


[そう呼びかけた言葉は果たしてフィリップに宛ててのものなのだろうか?]

(140) 2010/09/09(Thu) 20時半頃

けれど、愚かでいることが誰の望みも叶えないのなら、何をどう解っていようと、矢張りそれは愚昧で、罪だとしか言い様は無い。
僕はそう思う。

たとえば――そう、サイラスがちょうど今言ったみたいな()関係にしがみつくようなこと。


[トニーの冷たい口調には構わず、
 いや、むしろ、ロビンをはじめとするいわゆる真面目な連中からは、普段から散々冷徹な言葉や態度を受けているのもあるから。]


 髪、気持ちいい?


[ぐしゃぐしゃ己の髪を掻き乱すサイラスに、少し笑ったような声でそう聞いてみる。]


ルーカスは、フィリップの髪に、そっと右手で触れた。

2010/09/09(Thu) 21時頃


[ふんと鼻を鳴らし一瞬そちらを見やる]

アホか。子供がそんなに早いうちに大人になったつもりで。
大損してるぞ。


[少し笑うセシルに、同じく微笑んで]

…そうだな。

[間を空気を吸い込んで。]

やっぱ。セシルは大事なダチで同士だもんな。

[久しぶりの大輪の笑顔を少しだけ覗かせる]




 それは、好きでいること事態が罪だってことに聴こえるけど。
 相手も自分も好きでいてくれたら、それはとてもいいことだけど…。




 そんなにうまくはいかないよね。

[愚昧といわれることも、罪人と呼ばれることも、
 既に気にするレベルじゃなかった。


 ヘクターと同室であった事実で、もう陰口としては、かなり酷いレベルまで言われてたし、実際、いわゆる不良だから。]


セシルにだよなと頷いてまたくしゃくしゃと髪を掻き乱した。




 そう、よかった。

[友達が笑う様子には嬉しそうに。
 ただ、それでも、悲しいものが垣間見えるから。
 指をその髪に少しだけ絡めた……。]

 オレもサイラスは大事な友達。
 これからも、ずうっと。

 よろしくね。

[未来があるかのような言葉を紡いで…。]


フィリップの苦しがる様子を、やっぱり悲しそうにみつめて・・・。


 きっと、フィル先輩が、蒼薔薇にいてほしいって願うなら。




 オレは死んじゃうね。

[人事のように言うのは、悲しすぎたから。]


メモを貼った。


[少しだけ自分のプラチナブロンドの髪に絡められる指]

ああ……よろしくだよな。

[にこっと歯を見せるような笑いをして。悲しみを見せないように
 眼を逸らしたのは僅かな時間。
 フィリップを見つめる眼に、ただ手を頭に触れていてやるだけ。
 口に出された言葉にはっとして。でもその手は其の侭に]


…届かないって辛いな……。


[それは届けるものがいるとは知らずに口にされて]


【人】 良家の息子 ルーカス

先輩?

[フィリップの首筋に、また一つ赤い花びら。
赤い花弁はいつも一つだけなのに、蒼いそれはいつの間にか少しずつ数を増していた。]

[思わずフィリップの髪に絡めた指に力が入る。
引き寄せると、フィリップが自分の胸に顔を埋めたような形になった。]

先輩、連れて行かれちゃだめだよ。

[そう言うと、肩に手をかけてフィリップを抱き寄せた。]

(143) 2010/09/09(Thu) 21時半頃

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