297 湿っぽい古風和ホラーRP村「紫陽花奇譚」
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
社よりも、もっともっと奥……
[山の奥、緋色の花嫁。緋色の。 幾度か頭の中で反芻して、は、と息を呑む。]
まさか、木妻岩か。
[金物屋の跡取りとして、山の石やら岩やらの扱いはいくらか躾けられてきた。 砥石を取るにも砥の粉の土を取るのにも、山への感謝を持ち続けろというのに加えて、もうひとつ。 山奥にはご神体の岩があるから、決して失礼がないようにすることというもの。]
(60) 2019/07/12(Fri) 22時頃
|
|
[緋の縄巻かれたそれは、隣の神木に寄り添うこと幾星霜。 神木の妻のように添う岩を、誰が呼んだか木妻岩。 ばあ様のばあ様の頃には、木妻は恋妻に転じると言われて、夫婦の契り結びにも使われたとかいう、古い話を聞いたことがあったように思う。 確かに、土地神かどうかまでは知らねど、あれらも神木、ご神体、そう呼ばれるものだった。]
社を見たあと、行ってみよう。
[まずは、土地の神のもとへ。 高台を離れる足取りを、二人は追ってきたろうか。 警告はした。来るのなら、もう知らんとそのまま連れ立つ。]
(64) 2019/07/12(Fri) 22時頃
|
懐刀 朧は、メモを貼った。
2019/07/12(Fri) 22時頃
|
[木妻岩までは少し距離があるが、行けないことはない。 たぶんそう、という芙蓉の言葉を聞けば>>70、ゆっくりと頷いた。]
わかった。
[動かん、と言うのと合わせて、素直に受け止めた。 こうなると挟まれた定吉には申し訳ない。どちらを一人にするかの瀬戸際に立たされたのだ。 無論、朧自身は芙蓉のそばにいてやれと思っているが。]
(73) 2019/07/12(Fri) 22時半頃
|
|
――山の社――
[そうして、高台からすぐのところにあるお社へ向かった、のだが。]
――――えらいことなっとんな。
[朱塗りの禿げた古い鳥居に向かって、ざあっと一面あの紫陽花が道を作っていた。 さあ来い、やれ来いと、導かれているかのように。 こくり、と生唾を飲み下して、文字通り花道となっているそこを一歩一歩踏みしめながら歩いた。]
(74) 2019/07/12(Fri) 22時半頃
|
懐刀 朧は、メモを貼った。
2019/07/12(Fri) 23時頃
|
――社――
[大鳥居の横抜け、手を清めようと手水舎へ向かう。 ふと、水面が揺らめいた気がした。]
――――っ!
[近づけば、さらさらと細く湧く手水の溜池の中に、透明な紫陽花の花鞠が所狭しと浮いていた。 水に濡れて、透明な萼片はさらに透けて、ゆらゆらと光を揺らめかせているように見える。 柄杓で一杯掬い手を清め、一杯掬い口清め、もう一杯掬って、勢いよく頭から清水をかぶった。 普段であればまだ紫陽花も咲かぬ頃。冷えた手水は首筋をつたい着物にも染みて背筋を震わせたが、頭を切り替えるのにはちょうどよかった。]
(86) 2019/07/12(Fri) 23時半頃
|
|
[賽銭をはずめるほどの豊かさはないが、今は社に座す神を信ずる心ならば過去一番だろうと思う。 柏手を打ち、一礼すると真っ直ぐに社を見やり。]
――――お鎮まりいただけんか。
[凛と、一声、言い放った。 同時、こちらの敬虔な態度とは真逆に、威嚇するような藤の香の気配が、紫陽花たちを取り囲もうとする。]
(87) 2019/07/12(Fri) 23時半頃
|
懐刀 朧は、メモを貼った。
2019/07/12(Fri) 23時半頃
|
お鎮まりいただけんか。 もう、雨月の村人は随分と懲りた。 神の威光しろしめされたいのでありましたら、もう充分と思ってくださらんか。
これからご神木と木妻岩も回ってまいります。 まだ足りぬというのなら、この藤屋の朧、この身を捧げても構いやしませぬ。 だから、どうか、お鎮まりいただけんか。
[本人の意志裏腹、連れてはいかせぬと抵抗を続ける藤香は強まっていく。 威嚇と調伏の力に、神に近しいものにはざあざあと胸騒ぎのような気配が届くだろう*]
(92) 2019/07/13(Sat) 00時頃
|
|
――社――
[こちらの声と対話するように、風がざわめいていた。 その度、紫陽花が揺れ動く。 それを静かに待って、待って。 ざわめきが落ち着いた頃に、場を辞す前にと深々頭を下げた。
来た道を戻るように鳥居の脇を抜け、今度は山の奥、神木のある方へと*]
(112) 2019/07/13(Sat) 01時頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る