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【人】 留守番 ジョージ ……あつい、 (102) 2011/08/07(Sun) 19時頃 |
【人】 留守番 ジョージ[かすめただけの指にまた熱を呼び起こされて、けれどそこに強引さは欠片もないから少しだけ落ち着けた。] (108) 2011/08/07(Sun) 19時半頃 |
【人】 留守番 ジョージ──シャワールーム── (116) 2011/08/07(Sun) 20時半頃 |
【人】 留守番 ジョージ──食堂── (117) 2011/08/07(Sun) 21時頃 |
【人】 留守番 ジョージ 聞いたんです。 (122) 2011/08/07(Sun) 21時頃 |
【人】 留守番 ジョージ[悪いことをしているなんて思っていない。 (130) 2011/08/07(Sun) 21時半頃 |
─ 医務室 ─
[寝台に横たえられた身体は、時折悪い夢にうなされるかのように呻くも、意識の戻る気配は無い。
呪縛が如く肌に刻まれた、どす黒い蔓薔薇の蔦。
侵食された右手から、右眼から、
鋭い棘が食い込む如く、じわりと血が滲み続けていた。]
【人】 留守番 ジョージ や……!! (138) 2011/08/07(Sun) 22時頃 |
[蔦を介して微かに漏れ聞こえるのは、風に吹かれるように戸惑い揺れ動く心。
甘い毒は彼にも、次第に染み通り侵していくけれど、
心の中に灯った何かが、つなぎ止めようともしているようだった。
手遅れと、今更悟る。
知らず蒔いた浅はかな種は、芽吹き、すでに根を張っていたのだと。]
【人】 留守番 ジョージ[ゆるりと首を振る。気にしていないと示すように。] (142) 2011/08/07(Sun) 22時半頃 |
[ディーンが手繰り寄せた蔓から流れ込むのは、薔薇の木がずっと見てきた中庭の月光の下の記憶。
流され翻弄され、いつしか狂い咲く月下の華は無惨に散らされ踏み躙られる。
幾度も幾度も続くうち、身も心も堕とされて、自ら望んで差し出して。
意識が白く染まったあとの、置き去りにされたままの静寂。
音も香りも色も忘れてしまった虚ろな目に、唯一焼き付いたのは夜空流れる天の川。
何度も見たそれだけは、美しいと思えていた…]
[凍り付いただけの心ならば、温もりで溶かせただろう。
されど、ヒビ割れて砕け散った硝子ならば、生半可な温度では溶かせない。
触れ合って互い傷つくのを、何処かで酷く恐れていた。]
きっと、酷く鋭くて痛いものだから。
【人】 留守番 ジョージ[暖かな腕に抱きしめられる。それはひどく心地よくて。] (153) 2011/08/07(Sun) 23時頃 |
【人】 留守番 ジョージ 抱いて欲しい。 (158) 2011/08/07(Sun) 23時半頃 |
【人】 留守番 ジョージ 先輩も、そんな顔、するんだ……。 (165) 2011/08/08(Mon) 00時頃 |
【人】 留守番 ジョージ ……薔薇は、咲きたがってるから。 (172) 2011/08/08(Mon) 00時頃 |
[絡まる蔓から流れ込むは、隠されてきた記憶。
それは甘く苦く染み込んできて、色々な事を刻み込んでゆく]
……っは。
先輩。
[壊すのは得意でも、壊れたものを先に見せられた事はあまりなくて。
それでもそっと手を伸ばして硝子を集め抱きしめる]
【人】 留守番 ジョージ ……お邪魔します。 (181) 2011/08/08(Mon) 00時半頃 |
[ディーンと同室になったのは、アイツらが卒業してからだ。
事情を知らぬ者の視線が側に在るからこそ、
知られぬよう、同情も軽蔑もされぬよう、巧妙に自分を偽って毅然とした先輩を演じていられた。
故意に忘れようとして、忌まわしい記憶に蓋をして来れた。
時折フラッシュバックに耐え切れずに、深夜に部屋を抜け出す時以外は、弱みなんて見せずにいられると思っていたから。
目を背ける。
知られたらもう、繕っても装いきれない。
ただふるふると、首を振った。]
【人】 留守番 ジョージ ……先輩って呼ぶのは、いいですか? (189) 2011/08/08(Mon) 00時半頃 |
[最初はとても器用な先輩だと思っていた。
距離感も装いも、接し方も。
それが彼の努力の上に成り立っているものだとうっすら気づいたのはいつだっただろうか、時折部屋から抜け出しているのだって黙って見送って。
何かあった、それぐらいしか知らなかったけれど。
だったら尚更自分が、と思うほど自信は無くてただぎゅっと抱きしめるだけ。
振り解かれるならその手は簡単に緩むだろう、まだ今なら]
[あの夜よりも前に、近しくなっていたら…
そんなふうに思うのは都合のいい幻想。
例えそうだったとしても結局、巻き込んで辛い目に合わせていただろうから、
そうじゃなくて良かったのだと、そう思っている。
結局のところ今だって、自分の浅はかさに巻き込んで、こんなことに…]
…済まない。
[小さな声と共に押し留める手のひらは、
ディーンの胸へ当たっても、突き放すことまでは出来なかった。]
【人】 留守番 ジョージ んっ! (196) 2011/08/08(Mon) 01時頃 |
メモを貼った。
[自分より背の高い先輩を抱きしめる、どきどきと胸は鳴るが聞こえてしまわなければいい]
俺が勝手に着いて来て、勝手に抱きしめたいだけなので。
[拒絶されなければ、背中に回した手でとんとんとリズムを取ってあやす様に優しく叩く。
少しでも落ち着いてくれれば、今はそこから一歩ずつゆっくりで]
メモを貼った。
…そんなの、勝手過ぎるだろう…。
[絡みつく荊棘の棘は、今でも痛む。
けれどその手のひらの優しさは、誰にも言えず圧し殺していた頃に、
欲しかったもののように思えて。
心を許せばいつか裏切られる、そう思ってしまうけれど…
いつしかディーンの腕の中で泣きじゃくっているのは、
無残に手折られ傷ついたばかりの頃の、小さく頼りなく華奢な姿だった。]
【人】 留守番 ジョージ[口のキスは嫌だと、そんなことを言ったときもあった。 (205) 2011/08/08(Mon) 01時半頃 |
【人】 留守番 ジョージ[丁寧な愛撫に、だんだんと余裕がなくなってゆく。慣れぬキスに、呼吸がうまく出来なくて、苦しくなって胸元をぎゅっと押し返した。] (213) 2011/08/08(Mon) 02時頃 |
勝手ですね、すみません。
でもね、俺は先輩が好きですから。
[腕の中の先輩が、まだ幼い頃の少年だったのなら。
優しく肩を抱きしめて今はただ溢れる涙が落ち着くのを待つばかり**]
【人】 留守番 ジョージ ふぇ、そこ、やぁっ! (220) 2011/08/08(Mon) 02時半頃 |
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