139 【飛歓】暇を持て余した神々の【RP村】
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機織り 雪客は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 22時半頃
[ぼやける視界に、最初は自分が目を開いたことさえ分からなかった。]
『とくり』
[絶え間なく響いていた音が、自分の心臓の音だと。気づいたのはしばらく経ってから。]
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[彼の賞賛の言葉に、素直に嬉しいと思ったが、それどころではなかった。 逃げるように歩き出したが、声に思わず立ち止まると腕を掴まれてしまった>>190やはり、怒らせてしまったか、不振に思わせてしまった。どう考えても自分は挙動不振だ。それでも、振り向かず背を向けたまま]
………何も。
……私の子たちを気に入って下さって …本当に嬉しい…です。
[どんなに苦手な相手でも、私の言動でお心を痛めているかと思えば、自らこの手を振り払う事はできなかった。掛けられた言葉は悲しそうに聞こえた気がしたから]
(195) 2013/08/14(Wed) 23時頃
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機織り 雪客は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 23時頃
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[諦めた様子の声が背後から聞こえ>>196女には申し訳なさが残った。 深く追求しない彼の優しさに感謝し、離れようとすれば、どこに行くのかと問われ]
……朧様のお屋敷に……。
[まさか、この後一緒に向かうかもしれないとは一切考えず、素直に答える。まだ背を向けたまま]
(202) 2013/08/14(Wed) 23時頃
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機織り 雪客は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 23時頃
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[ようやく手を離され、右横に立たれれば一緒に行っても、と聞かれる>>204。正直遠慮したかったが、このまま鱗に気付かれない様な気がしたので、ならば]
……ええ、構いません。
[苦手な相手に、まさかの安心感があった。思ってた程悪い人ではないのかもしれない。私が見ていなかっただけかもしれない。しかし、若干近い距離感にたじたじしながも、共に歩みを進めた]
(210) 2013/08/14(Wed) 23時半頃
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[ゆっくりと頭を起こす。
高天原の自分の屋敷とは比べ物にはならないが。
手入れの行き届いた部屋に、自分は寝かされていた。
どうやら、追剥や人買いに遭遇してしまうような非常事態は避けられたらしい。
――堕天そのものが非常事態ではあるが。]
…ここは?
[身を起こしながら、呟く声はかすれていた。
ずっしりと重く感じる体も。万物の神や霊たちから切り離された感覚も。
自分がただの人間になったのだと分かるのに。]
(…懐かしい?)
[不思議な気持ちで、部屋を見渡す。]
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ーー朧邸前ーー [道中、華月様と幾つか言葉を交わしただろうか。 そうこうしてる間に邸に着た。すると、門の前に朧様の姿が見え>>209、華月様が声を掛けた>>217
女は白い布で巻かれた指で、左頬を隠して、華月様と一緒に朧様の元へ。 お二人の邪魔をしないように、朧様に声を掛けられたり、隙を見つければ、挨拶するつもりだ]
(219) 2013/08/14(Wed) 23時半頃
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[声を聞いたものか、起き上がった気配を感じたものか。
家の者であるのか。老爺と老婆。それにお仕着せの衣を着た数名の供が姿を現した。
彼らは起き上がった明の姿を見て、膝をつく。]
……。
[僅かに両者に緊張が走る。
それを破ったのは、彼らだった。]
「稀人の来訪を、歓待いたします。」
[まれびと。稀人。客人。
それは――]
私は、神などではありませんよ。
[神の異称。
外界より訪れる、未知なる人への畏怖と敬意。
それが根付く土地に落とされたことに安堵しつつ、彼らの誤解をどう解いたものか。逡巡する。]
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[道中、巾着を渡してもらった時の事を聞けば、自然と笑みが零れ、作った甲斐がありました、と素直に感謝の気持ちを述べた>>222
位の高い朧様の前で緊張していたが、知った名を聞き、どうしたのだと掛けられた声は、優しさを帯びていたので>>220少し和らぐ。
そして、華月様のお先にどうぞという言葉に、ありがとうございますと礼を告げるが、やはり怖かった。いざ話そうとすれば、上手く言葉が出ない。その間にも>>228>>229その上華月も居るのだ。一緒にと承諾したのは、他でもない自分だ。左頬を隠した指先が震えるばかり]
……ご無沙汰しておりまして、申し訳有りません。 ……本日参りましたのは………そのっ…ご相談したい事が…
[声は震え上手く喋れない]
…ご迷惑は承知の上ですがっ…朧様のお耳にだけっ…
[最後の言葉は、消え入りそうに小さくなってしまった]
(232) 2013/08/15(Thu) 00時頃
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機織り 雪客は、メモを貼った。
2013/08/15(Thu) 00時半頃
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[離れてようと言う華月様に>>235]
……申し訳ありませんっ…
[と、声を掛けたが思ったよりも声が小さく、彼には届いただろうか。自分は相当緊張しているんだという事を自覚する]
(239) 2013/08/15(Thu) 00時半頃
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[言葉を無くす明をどう思ったのか。
老爺が一歩進み出る。]
「爺が童の時の古老が、さらに古老に聞いた話にもなりますな。
数百年前にもなりましょうか。
この土地で行き倒れの者があり、それを里人で介抱しました。」
[旅人の行き倒れかと思われたその人は、星や月を読み、陽の運行を知り、神の祀り方を教え里を富ませたのだという。
それ以来、この里では外からの来訪者をこうして尊んでいるらしい。]
…その、最初の稀人とやらは一体どのような方だったのです?
[こうまで里人と信頼関係を築いているのだ。
妙な人間でなかったことはたしかだろうが。
思う矢先、耳を疑う言葉が飛び込んだ。]
「風変りな方で、自分のことを月様と呼ばせてらっしゃったようです。
気がつけば月を見上げていたので、当時はかぐや姫の化身かとも噂されたようですが」
……!
[あまりに無防備なその心根を、大丈夫だろうか、と心配して老爺に問うた。]
…私が、咎人であればどうするのです。
[里が危険なのでは?と問えば。
苦笑しながら返された。]
「里の者にも、近在の村にも、そのような上等な身なりの方は居りません」
[なつかしい気配。
数百年。
―――月。]
…っ。
[それに符号する人を、明は、知っている。]
……先代、様。
[この地に満ちる懐かしい気配。
それは今もなお、明を守ってくれていた。]
[はらり、と涙が落ちた。
守られていて、嬉しい。
きっと先の月神は、いずれ起こるであろうこの騒動を予見して、自分の跡継ぎが堕天しても不自由しない足場を築いてくれたのだろう。
けれど――高天原の知己たちを思う。
彼らと離れたことが、今――ひどく寂しく悲しかった。]
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[自分の震え手を気にかけてくれる視線、綴られる言葉に>>240 女の涙腺は決壊してしまった]
……もうっ…し訳っ………ありませんっ………
[心が激しく安堵したにも関わらず、嗚咽でまたもや上手く喋れない]
(243) 2013/08/15(Thu) 00時半頃
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