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[
「堕ろそうぜそんなよう分からんもん!!」
「ミナカタ、堕胎でも帝王切開でも何でもいい」]
嘘……嘘に決まってんだろ
王女さまと、私の、子供を
堕ろすわけ、ないじゃないか――――
![]() | 【人】 歌い手 コリーン・・・!! (106) 2013/02/23(Sat) 21時半頃 |
![]() | 【人】 歌い手 コリーンんっ・・・んんっ・・! (113) 2013/02/23(Sat) 22時頃 |
![]() | 【人】 歌い手 コリーン[されるがまま、銀の鎖が胸に、腹に、腿に巻きつけられていく。程なく、縛られたように銀の鎖が身体全体に巻き付いた姿になった。 (117) 2013/02/23(Sat) 22時頃 |
![]() | 【人】 歌い手 コリーンえっ?この方達は? (128) 2013/02/23(Sat) 22時半頃 |
嗚呼、これはどこかの。
(死に損ない。)
[どこからか狂ったような哄笑
大事なものを失った事で、全てを見失う。
感情に支えられた人間は時として、弱く、時として強い。
[嘗ての自分のようにと、自嘲する。]
[今は此処で眺めているだけ。それでも信じている。]
俺は必ずや、地獄に落ちるだろう。
[嘗ては黄と白の派手な衣装に甲冑を着込み、人を殺した。誰も彼も、訳隔てなく。殺す事を生業とした。神の為に。国の為に。自分の為に。その事に後悔はない。その中に幾らか無抵抗の民衆がいて、人ならざる妖魔怪物がいた事もあった。ならば、妻なる人、そして顔見知りだった戦友達だったモノがそこに加わったところで、背負った罪の重さに変化はない]
神は言う。
不貞は罪であると。
[神がいうのであれば、間違いはない。彼女も、妻も地獄に落ちる。陵辱という形で、夫以外の精を受けたのであれば、それだけで大罪だ。それは悲しむべき事であり、喜ばしい事。死んでも、共に地獄にいけるのであるから。死すら別れえぬ輩となった事。嬉しい。そんな感情が確かにあった。何処かに]
(だが、俺は神を信じていない)
[だからこその、此処なのだと納得していた。妻はいない。きっと何処に行っても会う事はない。そしてきっと、それは共に地獄に落ちる事よりもきっとずっと嬉しいのだ。地獄での再会を。永遠の逢瀬を。そんな感情とは別に]
安らかでありますように。
[そう軽く呟いた。届かぬ呟きと知りながら]
[黒き僧衣を着、教会で為した事。それもまた罪。けれども、その事に後悔はない。ただ、少し悲しい。その悲しさの意味はまだ、理解できていない。それはもう少し、死んでいけばわかるのだろうか]
クラリッサ。
君は――
[時折届く、憤り雑じりの感情。その感情を少し、読み解したい気持ちに駆られていた**]
![]() | 【人】 歌い手 コリーン―――掃除? (135) 2013/02/23(Sat) 23時頃 |
![]() | 【人】 歌い手 コリーンえ、ええっ・・・・ とても独特、です、わ・・・ (139) 2013/02/23(Sat) 23時頃 |
メモを貼った。
メモを貼った。
![]() | 【人】 歌い手 コリーンえっ、な、何それ・・・・ (141) 2013/02/23(Sat) 23時半頃 |
![]() | 【人】 歌い手 コリーン―回想>>133― (144) 2013/02/23(Sat) 23時半頃 |
![]() | 【人】 歌い手 コリーンあ、はいっ・・・・ (147) 2013/02/23(Sat) 23時半頃 |
![]() | 【人】 歌い手 コリーン・・・ぁ・・・ (150) 2013/02/24(Sun) 00時頃 |
![]() | 【人】 歌い手 コリーンぅ、ぁっ、な、何を・・・・ (155) 2013/02/24(Sun) 00時半頃 |
― 城内 ―
女、こちらを視ているな。
[穢した少女
気の毒な話だ。けれども、
[他人事のように言う。そして心情はもっと手酷く、突き放したような達観が支配している]
まあ、良くある話だ。
[世間知らずの小娘が遊び慣れた男に、傍目から視て軽薄そのものに過ぎないような小物に、盲目的に惹かれる、物珍しさに目を奪われる事など、東西古今、有り触れている]
メモを貼った。
![]() | 【人】 歌い手 コリーンう、うぅっ・・・そんな、あんまりです・・・ (160) 2013/02/24(Sun) 01時頃 |
[
あの下衆が……
[騎士団長とは名ばかりの
自己中心的な男に誑かされるかのような少女に
小さく嘆息を吐いた。]
一つの国が滅びるのであれば、
国民も絶えて殉じるのも悪くはない。
義務とは言わないが。
[どうやら、国内にはかなりの数の怪物達は這入り込んでいるようだった。潜入工作員と違うのは、その一人一人、一体一体が戦闘力を保持している事。力任せですら、相当の損害を生み出すことが出来る]
見えるか、人よ。
聞こえるか、人よ。
この国は、終わるぞ。
[王子の遺体を見た。王と王妃の遺体も見た。親族が貴族が動くよりも早く、嫁いだ王女が、王冠を手にした。化け物を率いる王女が。此処は良く見える。良くわかる。判りすぎるほど、わかる]
メモを貼った。
メモを貼った。
[そして無残な己の身体に意識を戻すと、
それは騎士の手によって、白い布を被せられ]
……。
[もう叶わないのか。
手を伸ばすことも、あの男への復讐も。]
メモを貼った。
[ふと聞こえるのは錬金術師の女の声
……パピヨン
[泣きたくなった。]
あんたまで残して逝くなんて
本当に情けない――。
[名誉の戦死という言葉に、シニカルに嗤う]
そんな騎士道なんか、もう
――忘れちゃったよ。
この気配は、ピッパか。
お前は死んだのか?
[嘗て騎士団に所属した女性騎士。彼女を女と舐める者も、小莫迦にするものもいた。劣った所を見れば嘲笑が飛び、勝った所を見れば妬心をぶつけられていた。肩肘はって生きていたように思えた]
騎士であるお前達が、
護るべき王も、王妃も王子も死んだ。
[空を、見上げる。
きっとたくさんの人が魔物たちの手によって、
その命を散らしているのだろう。
罪なき人たちの魂が、黎明へと昇っていく]
でも――……。
[自分は、あの列に並ぶ事はない。
並ぶ事は許されない]
[柔らかな肉をはむと、
ぬるりとした血が、
口中にゆっくりと広がり、
舌を染めた
甘い…そう感じるのは
愛しい女のものだったせいだろうか]
あんたは―――まさか
[ムパムピス。思い出したのは随分久しい名だ。
かつてその力強き騎士を先輩として敬ったものだが
ある時突然騎士の座を退き、僧の道に入ったと聞いた]
……そうだね。
[弱々しく頷く。自分か忠誠を誓った者などもういない]
私は、騎士なんかじゃないさ。
[在るのは女として身を灼くような怨恨だけ。]
[死ぬかもしれない
いや、死ぬだろう
そう思った時に…考えたのは
魂の抜けてしまった体でも
誰の手にも渡したくはない、と
意固地にも似た感情
ただ それだけ]
[神は、慈悲深く寛容だ。
だけどそれは正しき行いをする者に対してだけの事。
慈悲深い顔の裏で己の教えに逆らうものには、
世界を海に沈めてしまうほどに苛烈な制裁を施すのだ。
魔に堕ちた自分には、
神のの慈悲は一片たりとも与えられる事はない。
ただこうして、
人々が天に召されているのを、薄暗い場所から見上げる事しか、出来ない]
どうしてこうなってしまったんだろう。
なにを間違ってしまったんだろう。
[自分の手を見降ろし、呟く。
苦しみも悲しみも乖離した世界においてなお、
後悔だけは今も胸に残る。
もし道を違えた場所が判るのなら、
その場所へと戻りたいと思うくらいに]
[誰の手にもわたらぬように
肉を噛み
舌を食み
骨までもしゃぶりつくしたかった
そんな自分は…きっと知らぬ間に
化け物になっていたんだろう]
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