人狼議事


270 食人村忌譚

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[不意に、その風が形を結びます。
そこにいたのは黒衣の巫女でございました。
彼女は自分自身を弔っているのです。

瞳から血の涙を流しながら、
乾いた唇から漏れるのは怨嗟の言葉。

幽鬼のごとき形相で、
自分を殺めた生者の女に囁くのでございます]


 ……私がニセモノ?
 あははははは、おかしい。
 そう信じたいだけなのね。可哀相な志乃。


[その艶めかしい指先が、志乃の頬をなぞります]


[生前の慈悲深き姿は其処にはなく
ただ呪いを吐き続ける悪霊がありました]


 あなたが普通に死ねると思わないことね。
 のろってやる、のろってやる、のろってやる。
 祟り続けて呪い殺してやる。

 死した魂すら輪廻転生させてやるものか。
 絶対に、ゆるさない――……


[そうして吹きすさぶ風に、巫女の声は溶けてゆき
やがてその姿は霧散したのでございます*]


―― 光 ――


 ねえ、どうして姉さんは
 そんなに怖いお顔をしているの?


[不意に、ひとりの幼子が容の隣に現れました。
その少女の姿は、誰の目に映ることもありません。

巫女になる前のゆりの姿。
姉とふたりでひとつだった頃。

人生でいちばん幸せだったときのうつしみ。
そして今は過ぎ去りし残像。

くるくると少女は表情を変えながら、
届かない言葉を姉に送り続けるのです]




 おかしな姉さん。

 何をそんなに怒っているのかしら。
 何をそんなに悲しんでいるのかしら。

 姉さんは笑っているのがいちばんだわ。
 だって巫女さまはいつも笑っているものでしょう?


[その声は、何も知らぬ少女そのもので]


 私は、姉さんの笑顔が好きだわ。


[向日葵のような笑顔は誰に届くこともなく、
そして風に吹かれるがまま
光のように一瞬で霧散するのです**]  


メモを貼った。


―― 風 ――


 ああ、どこにいるのかしら。
 ずっと探しているのに。

 私の可愛い可愛い櫻子――……


[風が村に吹きすさびます。
そこに混じるのは子を探す母の声。
慈悲深き女の声**]


メモを貼った。


―   ―

『……次の者、前へ』

――――――――はい

『お主の名は、テ…………
 ??テレジア?? 加藤 江津子だと?』

――――――――はい

『……内議に入る故、沙汰があるまで、
 いったん、ちょっと戻っておれ』

――――――――――――えっ

―   ―


―夜/豚小屋―

[気がつくと この場所に立ちすくみ、
 豚に貪られる自分の亡骸を見つめていた
 荒い鼻息と咀嚼音に埋もれながら、
 抜け殻となった自分の体が、家畜に押される度に、
 ゆさり、ゆさりと小さく揺れている]

……運命の時が、訪れたのですね

[自分が死んでいることは理解できた
 ミナカタに殺されたことも、覚えていた
 その後、一瞬、妙な光景に触れたような気もするけれど、
 それはきっと、ただの幻覚だったのだろう

 自分は死んで、異なるものとして今ここに――――]


容さん ご無事でしょうか

[今すぐ、任に戻り探さなければと思った
 ゆりにも、命の失敗を告げるとともに、
 ミナカタという脅威がいることを報告しなければならない
 若いリツは、今、どうしていることだろう
 血気盛んな彼が一人で見回りを続けていたら、
 彼に身にも危険が及ぶのかもしれない

ですが、きっともう、何もできないんですよね

[貪られていく肉体が、それを証明している
 きっともう、何かを伝えることも、
 誰かと触れ合うことも、できないのだろう、と]


ごゆっくり、お召し上がりください

[豚たちにそう告げて、小屋の隅に座り込む
 これが敬意>>*15だとは思わなかったが、
 今さらじたばたと足掻いたところで、
 何かが変わるとも、思えない
 ただ、これから先を生きる者たちに、祈りを捧げる]

みなさん、どうかご無事で

[体から離れることも、不思議とできず
 だから、せめてこの言葉と共に両手を組み、
 1人、長い、長い夜を過ごしたのだった*]


メモを貼った。


―翌朝/豚小屋―

[朝日が差し込み、辺りが明るくなってから、
 どれほど経った頃だろう
 昨夜からまだなお続く豚の貪食っぷりに、
 さすがに恐怖すらを感じはじめてきた頃、
 人の気配を感じ、すくりと立ち上がった]

おはようございます 進さん
どうなんでしょうか……
私も、まだその段階まで行っていないようなので……

[返ってくる……というよりも、
 一方的に告げられたような言葉に、苦笑する]


いえ、お応えはしているんですが、
届いてはいないようなんです

[言葉は失った様子だったけれど、
 話す内容から、彼が常ならぬ存在なのだろう、
 ということは感じ取れた
 昨夜、容はミナカタの方へ向かおうとしたとは思えない
 もしかしたら、下手人として儀式の対象となったのは、
 彼だったのかもしれない]

進さん 御髪(おぐし)が少し、乱れておりますよ
昨夜、寝方が悪かったのではありませんか

[そう告げてみたけれど、結局応えは返ってこなくて、
 自分を運ぶために人を呼びに行く後姿を、
 苦笑のままで、見送ったのだった*]


【人】 PPP イルマ

[>>85名前を呼ばれる。
敬称のない、いつも通りの名に、
酷く、懐かしい気持ちになった。

今更ながらに気付く。
彼女も、ゆりも、こんな気持ちだったのだろうか。]

 わぁ、ありがと!
 そんな、気を遣わなくてもよかったのに。

[洗われた割烹着と弁当箱。
食うた後そのままに返してくるものも多い中、
丁寧に畳まれた服たちは、彼自身の性格を表しているよう。]

(122) 2017/11/30(Thu) 22時頃

【人】 PPP イルマ

[信じても、いいのだろうか。]

(123) 2017/11/30(Thu) 22時頃

【人】 PPP イルマ

[頭に過った希望を、振り払う。へらりと頬を緩めて見せた。]

 ……ホント、敵わないなぁ。

[――“餌付け”と称される>>86のは、
普段なら頬を膨らませるところだろうけれど、
今この時は、言い返すこともしなかった。

所詮、全て、自分の為だったのだ。
巫女になる努力もしなかったくせに、
好かれよう、愛されよう、などと。

それでも、確かに、誰かの助けになったのであれば
こんなに喜ばしいことはない。そう思った。

息を吐く。煮えたぎるような怒りを、
泣きだしたい気持ちを吐き出すように。]

(124) 2017/11/30(Thu) 22時頃

【人】 PPP イルマ

 ……大丈夫だよ。
 志乃は、確かに許されないことをした、けど、
 
 けれど、だからって、同じことをしたら
 誰も幸せになんかなれないもん。

[そんなことをしたなら、
きっと、ゆりに怒られてしまうだろう。]

 だから、大丈夫だよ。
 私一人の恨みで、妙な真似はしない、から。

[ありがとう、と、頭を下げた後、
じっと彼の眼鏡の向こうの眼を伺う。]

(125) 2017/11/30(Thu) 22時頃

【人】 PPP イルマ

[ややあって、私は口を開くだろう。]

 ……源蔵さん。
 進には、気を付けてね。

[それは、愛理を殺した痕跡を残した者の名前。
それから――。]

 信じたい相手は、いつだって裏切るんだよ。
 ……だから、気を付けてね。

[謎かけのような、不明瞭な言葉。
けれど、問われたところで答えることはなく、
私は踵を返しただろう。*]

(126) 2017/11/30(Thu) 22時頃

【人】 PPP イルマ

[>>71向けられた疑いの視線には、鼻で笑ってみせた。]

 聡明な石動先生にしては、
 随分と視野を狭くされているんですね?

 愛理を殺した人間と、
 江津子おばさんを殺した人間。
 ……同じとは限らないでしょうに。

[昨日の彼の言葉をもじって笑う。
私も、彼へ疑いの眼差しを向けただろう。

昨夜の石動の行動は、裏を返せば、
進を守っているかのよう。そう見えたから。]

(127) 2017/11/30(Thu) 22時半頃

【人】 PPP イルマ

 少なくとも、江津子おばさんを殺した犯人が
 進だとは思ってないよ。私も。

[――だって、ねぇ?

この目で、見たんだもの。
信じていた人が、命を失う様を。
家畜に食らわれる様を。

――その命を、奪った人を。]

(128) 2017/11/30(Thu) 22時半頃

【人】 PPP イルマ

 先生も、いい加減、本気で下手人を探してよ。

 閉じこもってばっかりで、
 疑わしい、怪しいばかりじゃなく、
 行動を起こしてからモノを言ってよ。

 ……大切な人がいなくなってからじゃ、遅いんだよ。
 何もかも。

[大袈裟なまでのため息と言葉を吐いて、
彼の返事に耳を貸すことなく、踵を返す。
彼に、構っている暇はない。

ひとり、向かった先は神社の方向。*]

(130) 2017/11/30(Thu) 22時半頃

―翌朝/集会所への道中―

丞さん、お手数かけます
せめて、食べられる部分だけでも召し上がって、
精をつけてくださいね

リツさんも、昨夜は危なくなかったですか
ご無事で安心しました ありがとうございます

[丞やリツに掲げられ、
 集会所へと向かう自分を、とぼとぼと追いかける
 リツについては、自宅に帰っていたことを知らないため、
 やや、見当はずれな言葉をかけてしまっていたかもしれない
 歩き、進んでいく最中、
 ふと、自分を追いかける視線に気がついた]


……こういうことだったんですね

[視線の主は、道端にお座りしていた猫
 あの時、ちょっとした交流のあった小さな命だ]

おかしいとは思っていたんです
たまぁに、宙を見ていたり
何もないのに、ぼんやり視線を巡らしていたり

[小さく手を振って微笑むと、
 猫が立ち上がり、追いかけてくるのが見えた]

追ってこられても、なにもございませんよ
今日は、卵もありません
体だって、ないんですから

[ごきげんよう、と一礼をすれば、
 そのまま前を向いて、先行く躯をおいかけた*]


【人】 PPP イルマ

―神社内:自室にて―

[殺風景なその部屋は、
長らく主が不在にしていたとは思えないほどに、
片付けられていた。

きっと、あの子が掃除をしてくれていたのだろう。
畳まれた布団に、埃が積もっている様子もない。
その横に腰を下ろす。膝を抱えて、うずくまった。]

(144) 2017/11/30(Thu) 23時頃

【人】 PPP イルマ

[ただ、見ていただけだった。]

(145) 2017/11/30(Thu) 23時頃

【人】 PPP イルマ

―回想:昨晩―

[漸く動くことが出来たのは、
“その人”が去ってからだった。

豚小屋に駆けこんだ私は、両手で口を押さえた。
鉄のような臭いと、獣の臭い。
鼻をつくような異臭に、胃液がせり上がった。

何とか助け出そうと、力なく横たわる彼女の手を引いた。
それでも、悲しいかな。小娘一人の腕では
群がる豚をかき分けることも、
彼女を引きずり出すことも出来ない。
巨体に押しのけられ、私は情けなく尻もちをついた。

熊を倒したと言われる憧れの人が
丸々と太った家畜に食われる様を、
私は茫然と見ていることしかできなかった。]

(146) 2017/11/30(Thu) 23時頃

【人】 PPP イルマ

[ただ、見ているだけだったのだ。

江津子が首を絞められる様も、その首を絞めた“彼”のことも。
悲鳴を上げないよう、口を押えて。
物音を上げないように、ただ、震えているだけだった。

きっと、地獄というものが存在するなら
あの光景を指すのだろう。

いや、むしろ、
“ここ”が、地獄だったのだろうか?]

(147) 2017/11/30(Thu) 23時頃

【人】 PPP イルマ

[私が、一体何をしたというのだろう。]

 ……私は、私は、 私ばっかり。

[ぽつ、と歌うのは、いつかの歌。
意味の分からなかったそれが、今ならわかる気がする。

信じていた人は奪われ、信じたい人には裏切られる。
見たいものは見えないくせに、見たくないものばかり見てしまう。

下手人は、一人じゃあない。少なくとも、三人。
志乃と、進と、それから――。
けれど、何人いるのかは分かりやしない。]

(148) 2017/11/30(Thu) 23時頃

【人】 PPP イルマ

[ふ、と、視線を机へ向ける。
丸い鏡の中に写っている、憔悴しきった顔の女。
母とは似ても似つかない、可愛げのない女の顔。
笑みすらも抜け落ちたような
その顔に手を伸ばして、

――それを、床へと叩きつけた。*]

(149) 2017/11/30(Thu) 23時頃

PPP イルマは、メモを貼った。

2017/11/30(Thu) 23時頃


【人】 PPP イルマ

[軋む音。人の気配。
それは、すぐ傍―部屋の扉の向こうから。>>151]

 ……だぁれ?

[喉から出た、掠れた声に口元が上がる。苦笑。
そうだ、聞くまでもない。]

(157) 2017/11/30(Thu) 23時半頃

【人】 PPP イルマ

 いいよ、入って。

[殺しに来たのだろう、私を。
分かっていながら、私は笑う。

いつぞやとは違って、招き入れるような真似はしない。
ただ、座り込んだままに、
袂に隠し持っていた短刀の感触を確かめただけ。*]

(158) 2017/11/30(Thu) 23時半頃

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