43 朱隠し
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[意識は落ちてなかった、否二人の声に眠気はどこかに逃げていったというのが正しいだろうか。
ともかくあの土産は二人の間をも滑らかにしてくれたようだ。
一方腕の中にはすやすやと平和そうな寝顔、無性に悔しくて浴衣を剥ぎ、いくつか痕を増やしてから元通りに隠して抱きなおす]
起きたら覚えていろよ。
[とりあえず次に華月斎達と顔を会わせたときの反応を楽しみにして寝る努力をした]
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[続いて聞えてきた声に、其方へと顔を向けて]
どうもしないさ。 祭りではしゃぎ過ぎて、少し疲れているだけだ。
[その頭に犬の面があるのを見て、僅かに眸かに細くなる。 定吉の名前が出れば、ふんと鼻を鳴らし]
……せっかく人の世に戻れたと謂うのに、莫迦な奴よ。 また我らと共に在るを望むなんて、な。
――お前も、行きたいのか? 其の面を被り、俺たちと同じように。
(10) 2011/02/18(Fri) 12時半頃
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……来年、俺が村に降りてくるとは限らぬぞ? お前との約束を反故にするやもしれぬ。それでも良いのか?
[目を閉じたままの少年へそう答えて。 よいしょと呟きながら、立ち上がる]
(12) 2011/02/18(Fri) 13時頃
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……昨日お前に渡した面、持ってきているか?
[口角を上げる少年にアヤカシはぽつりと告げる]
(15) 2011/02/18(Fri) 13時頃
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[目を伏せる明之進を見た後、小さく息を吐く。
本音を謂えば、連れて行きたい。 触れて、抱きしめて。其の身を全て愛して喰らえば、 あの綿飴のように、ほんのりと甘く、包んでくれるだろうか。
そんな想いが胸をよぎる]
――俺は…。
(17) 2011/02/18(Fri) 13時頃
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[笑う少年に、こちらも吊られて笑みがこぼれる]
……其の酒と握り飯を一度置け。 あの面がないと、契約が出来ぬ。
[明之進への確認は、 黙し、その先を待っている]
(19) 2011/02/18(Fri) 13時半頃
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……いや。
ウトの奴、ちいーと疲れとったようでな。
張り切り過ぎだの。
[首を傾ぐ定吉の頭を、ぽむと軽く撫でる。
祭が終わったら、ゆっくり休ませてやらねばなるまい、などと思いながら。
それでも、一抹の不安は拭えずに居た。]
春、か――
[しかしいまはもう、寝てしまおう。
久方ぶりにヒトの前で、長いこと姿を保っていたのだ。
枯れかけの老体には、堪えた。]
[井戸水を一杯飲み干し、纏められていた髪を解く。
少し、伸びただろうか。剪定が必要やもしれない。]
ウトは、明之進の言葉にふわりと笑む。其の笑みは綿飴よりも甘く、淡く――
2011/02/18(Fri) 13時半頃
おい。
儂ぁ、寝――
[縁側へと声を掛けたときには、先に寝遣られて居ただろう。]
……こいつ。
[呆れた様に息を吐きながらも、ふ、と笑んで。
敷いた布団の横まで引き摺って、なにもしない。
この家に寝具は一組しかないものだから。
しかし若者にけっして譲ったりしないのは、老体ゆえの身勝手さか。]
[はたりと倒れ込むように布団に横になり、瞼を閉じる。
はて、酒の在庫はいかほどだったろうか、などと思い巡らせながら。**]
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必ず来年、お前を迎えに来る。 一度交わした約条を俺は違えぬ。
……面を取れ、人の子よ。
(24) 2011/02/18(Fri) 13時半頃
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[少年が吐き出す言葉には、 アヤカシは応える事が出来なかった。
ただそれが肯定の代わりになる事を、この聡い少年には伝わるだろうか]
…………人の子が里よりも戻れば、里の事を忘れてしまう様に。 アヤカシも、人の世界の事を忘れる事もある。
(26) 2011/02/18(Fri) 13時半頃
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[アヤカシの身なれば、涙に震える少年の其の華奢な身体を抱きしめてやることも出来なくて。 アヤカシは唇を噛んだ。
山の神だと崇められたとて。 此の身に出来る事等、ほんの矮小に過ぎないと、 嫌と言うほどに思い知らされて]
―――すまぬ。
[己が少年に掛けられる言葉は、 たった一つしか見つからなかった。
(27) 2011/02/18(Fri) 14時頃
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……さむい。
[北風よりましとはいえ、秋風も充分冷たい。体が冷えて、目を覚まし。寝ぼけ眼で、自分の隣りにある布団と、そこで眠る慶三郎の姿をしばし見つめ]
…………。
[当然のように布団に侵入すると、すぐに寝ついた。ぬくい。]
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[地へと置かれた面を取る。 少年が厭わねば、それを彼の顔へと被せて]
俺も。 お前が握り飯を持って訪れるのを、何時の間にか楽しみにしていた。
[直接触れる事は出来なくても、こうして面越しならば。 少年に己の温もりが届くかもしれぬと信じて]
……眸を閉じよ。
(30) 2011/02/18(Fri) 14時頃
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…………。
せまい。
[半分夢の中から、隣にあるものを押し遣ろうと手を伸ばす。]
……んー。
[押しやられれば、ぎゅっと掛け布団を握った手が、一緒に布団を持っていく仕組み]
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―――……お前たちは、本当に。
[声に出さずに、何かを呟いて。 アヤカシは面越しに、少年へと口接けを落とす。
固い面越しであっても、 其の想いは確りと、胸の裡に収めて]
(32) 2011/02/18(Fri) 14時半頃
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[布団の中、朧が目を覚ましたなら思い切り抱きしめて口付ける。
我慢は二の次にして着物の中へ手を忍ばせ肌を弄れば意図は伝わるだろうか。
気持ち良さそうに寝ている時に手を出さなかったのが嘘のよう]
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お前の想いが変わらぬならば。 何時か必ず、迎えに来よう。
兄の事など忘れて、俺だけでその小さな胸が満たされた其の時に、 お前を人の世から浚いにくると、この面に誓おう。
[ゆっくりと顔を離し、甘く笑んで]
約束だ。
(33) 2011/02/18(Fri) 14時半頃
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……………………。
[こんどは、さむい。
四分の三ほど現に戻りつつ、そちらを睨み。
握られたままの掛布団を引っ張る。]
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この赫い目をそう喩えたのは、お前が初めてだ。
[笑んだまま、ゆっくりと身を離す。 其の動きに合わせて、りんと。微かに響く、鈴の音一つ]
(36) 2011/02/18(Fri) 14時半頃
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[こっちは完全に眠っているから、ほとんど起きた者に対してなすすべはない。見事に奪い返された。
……寒い。そして再び目を覚ます。今度は半分起きた]
……布団、入れろー。……つか、予備ないの?
[半永久的に繰り返されるかと思った事態を止めた]
─華月斎宅(客間)─
こら藤……ッ!
幾ら何でも、ここでは……!
[華月斎と一平太に気付かれたらどうするのだと、声を顰めて諫めるが]
……ッ……。
[素肌に掌を滑らされれば、潜んでいた熱が忽ち顔を覗かせて。
此方も堪えきれぬという風に、藤之助を抱き寄せた]
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―――…ああ。 その握り飯を喰らいに、また訪れよう。
お前の握る飯の味は、忘れられぬから。
[こくりと頷き。 アヤカシはもう一つ身を離す。
これ以上、言葉は不要。 りん、という鈴の音だけがちいさく響いた]
(38) 2011/02/18(Fri) 14時半頃
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ない。
[きぱ、と即答。]
若ぇんだから我慢しれ。
[これである。]
狭くてかなわん。
ちっと見ないうちに、どんだけ育っとるお前。
[くぁ、と生欠伸零しつつ、上体を起こす。]
朧がのんきに寝入るから悪いんだ、いっその事あいつらに聞かせてやれ。
[帯を解き既に熱を持つそれを素肌へ擦り付ける、性急に求めてしまうのは仕方ない事だ。
邪魔な布団をどけると起き上がり、少し怒った顔のまま膝に座るよう促した]
このじじい………
[思わず悪態をついた]
どっかから布団借りてこな、寒死にするー。
[そうこうしている間にも、心身が人であることをやめつつあるので、凍死はないだろうが]
どんだけ……んと、いっぱい。
[畳の上にあぐらをかき]
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[駆け下りて行く背中を暫し見送って]
―――……。
[ゆるり、明之進方へと振り返る]
では、参ろうか。
[アヤカシは一言、そう告げて。右手をそっと*差し出した*]
(41) 2011/02/18(Fri) 15時頃
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楽士 ウトは、メモを貼った。
2011/02/18(Fri) 15時頃
[ちなみに前回この里に来た時は、定吉は“雨降り小僧”に変化しかけ、泣く度に自分の半径三尺以内に雨を降らせていたのはまた別のお話。
飴師はどこまで言っても「あめし」だったのである]
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