人狼議事


19 生まれてきてくれてありがとう

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【人】 歌い手 コリーン

 パン、ね。
 なら、私のうちにすこし残っているわ。

 持ってくるから、すこし待ってて――。

[豆で十分と語るギリアンに、くすり微笑。
それでも、本音を漏らようにワインにパンと語るのを聞けば、嬉しそうに頷いて。

その傍を離れるのを惜しむように、駆け足で、自宅へと戻る。]

(85) 2010/07/09(Fri) 22時半頃

……メアリー。
君は僕を、恨んでる?

[空を見上げて、問いかけた。手のひらを、閉じる]

死ぬのは怖い。
ひとりで死ぬのはもっと怖い。

……僕もそうだった。
やっぱり君もそうだったんだろう。

最期まで傍にいてやれなかった僕を、君は怨んでいるのかな?

[あの日、ミッシェルに叱咤されたことを思い出す。手のひらの包帯。身体を失ってもまだそこにある]


【人】 歌い手 コリーン

――墓場→自宅――

>>87
 ええ、ワインにパンは合うもの。
 できたてじゃないけど、美味しいのよ。

[ギリアンにそう返しながら、ペラジーがギリアンの耳元に何かを囁くのには、小首を僅かに傾げ。

駆け足で、自宅へと戻れば。
食品棚の傍に保存していた、焼き固めたパンを籠にいれて――。]

 はぁ、はぁ、……。

[急く心に、呼吸を乱して、来た道を駆ける。]

(90) 2010/07/09(Fri) 23時頃

【人】 歌い手 コリーン

――墓場――

[墓場に再び戻ってくれば、ギリアンの巨体が見えないのに、落ち着かない表情で。
先程、ギリアンに耳打ちしていたペラジーを見れば、傍に駆け寄って。]

 ペラジーさん。

 ギリアン、さんは――…。
 小屋の中、かしら?

[パンを持ってきた事を告げて、共に食べるか否か確認しつつ、ギリアンの居場所を尋ねる]

(93) 2010/07/09(Fri) 23時頃

 ……今でも、……いや。……すまなかった。

[跪いて話しかけるミッシェルを、覗き込むようなかたちで。
触れられぬ手は、ぺちりと小突き]

 女らしいお前なんて想像出来ない、なんて言ったら、怒りそうだけど。
 どんな、他のかたちのおれたちも、想像出来ないよ。

 お前が……お前だから。おれは、愛してるんだし。
 ……お前は違ったか?

[目蓋を閉じて、おやすみの言葉を聞く。
そのまま、自分が埋められる様を見ているのは、何だか妙な感じだったから。
周囲に増えた墓に祈りを捧げれば、また、ふわふわと歩いていく]


【人】 歌い手 コリーン

 小屋の中にいるの、ね。

[>>96 僅かに安堵の表情を浮かべ、ペラジーが急かすように促すのに応じて。小屋の前に立てば、その中から何かが崩れるような音が聞こえて。

胸を締め付けるような不安に苛まされながら、小屋の中に入れば――]

 ギリアン、さん――…。

[>>95 膝をつき、腰を落とす様が眸に飛び込んで。
漏れ出るは掠れた声――。]

(97) 2010/07/09(Fri) 23時頃

そうなのかも知れない。
だから僕は君を失ってしまったのかも知れない。

けれど――
それが神に依るでなく 君の選択ならば
僕はそれを祝福したいとすら思うんだ。

ああ――そうか。

[胸元のロザリオ。変わらずにそこに在る。いつの頃からか 分からないほどの昔から ずっと]

だとするのならば、君が離れていくのも当然か

――すまない。

すまない、メアリー。


【人】 歌い手 コリーン

>>98
 心配、しないでって――…。
 ちょっと、死んでくるだけって――…。

[その悟りきった表情で、全てをギリアンは覚悟していると感じたけれど、それを受け入れる事がどうしてもできなくて。

悲し気に、首を左右に振って。]

 そんな、そんな――…。
 あなたも、私を置いて、先に逝ってしまう、の……。

 ――…。

[立ち上がる彼に、縋りついて――。]

(99) 2010/07/09(Fri) 23時半頃

歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2010/07/09(Fri) 23時半頃


僕も君もずっと 一歩を踏み出せなかった。
踏み出すことが赦されなかった。
すべてを拒む、線があった。

それは職であり

――それは村であり

――それは家族であり

――それは互いであり

――それは神であり

――それは信仰であり

――それは世界であり

――それは、己だった。


メモを貼った。


肉の身体から解放され
生死の楔から解放されて

されど僕にはまだ、臆病な心がある。


 そう、ですね。……過ぎるほどに。

[恵まれてる、と自分の墓標へ呟くペラジーに、柔く笑う。
と、ぺしぺし叩かれるのに]

 ちょっ、いた、痛くないですが痛いです。
 ペラジー君は…… そんな風に過ごす何方かを、見送らざるを得ないのですか……?

[この手は届かない。
羨ましいという彼女を、撫でてやることは出来ない。
だから、ただ労しげな眼差しを、向けるのみだった]


[胸元のロザリオに手をかけて]


[それを 引き千切った]


メモを貼った。


メモを貼った。


[包帯で縛られた手のひら、さらさらとロザリオが溶けていく。柔らかな風が男を包み、あたたかい何かが薫る]

僕にはもう、必要ない。
赦しの上に 在るわけじゃないんだ。

ただ――君だけを。

君と伴に在りたい。

その想いこそが――


[光が満ちる。

眩いまでの光ではなく

柔らかく

ありふれた

仄かな光。

あの灯りはどこから生まれたのだろう――?

手のひらの温度が、優しく、男を包んで――――**]


メモを貼った。


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