人狼議事


25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―

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【人】 記者 イアン





  ――……ならば、ならばいっそ誰か殺してくれ……

[辛うじて、こぼれた言葉は今まで口に出さなかった本心
 ゆるく首を振ると、手の甲で隠したところから
 一つ、二つ涙がこぼれた]

(201) 2010/08/05(Thu) 14時頃

【人】 記者 イアン

[水が流れる音がする。
 足に触れる冷たさだけが心地よかった。
 それ以外の……本郷の声が痛い。

 ただ続いた言葉、青年の顔が青ざめ
 紅が手の甲の下見開いた]

 …………逢えない。
 
[紅の奥、何かが音を立てる。
 ちょうど本郷が鳴らす扇の音に似た音が
 小さく、けれどいくつか]

 俺……逢えないよ…どうしよう、俺、俺もう逢えない

[センターの雇われてからの時間
 もう既に、獣以外にも巻き添えで人を殺めた
 たぶん、今日の宴から…また殺めるだろう]

 ………………俺

(208) 2010/08/05(Thu) 14時半頃

【人】 記者 イアン

[問われた一言に青年はぼんやりと手の甲をずらし
 紅はゆっくりと本郷を見上げて
 けれどその紅に本郷は写っておらず
 いや、それどころか何も写さず虚ろな眼を向けて

 そうして、ゆっくりと笑ってうなづいた]

(209) 2010/08/05(Thu) 14時半頃

【人】 記者 イアン

[ぼんやりと紅は見上げる。
 何か零す相手を見上げて]

[頬に触れた感触が気持ちよくて、また一つ笑みを零す

 首に触れる細い指先ゆっくりと眼を閉じる]

(213) 2010/08/05(Thu) 14時半頃

【人】 記者 イアン

 ……ぅん……

[微かに声がこぼれた。指が食い込む感触
 後もう少し………もう少し。

 芝に投げた手が、指先が少し震えて

 ただそのときを待つ青年に本郷の視界の歪みはわからない]

(215) 2010/08/05(Thu) 15時頃

【人】 記者 イアン

[首に纏わりつく指の力が緩めば
 それまで意思で押さえ込まれた
 人体の生存本能が目を覚ます

 喉が高く鳴って、一度びくりと震えると
 青年は苦しげに咳き込んだ]

[喉に残る赤、その赤よりも紅いアカは
 生理的な涙でにじむ視界の中本郷を見上げて
 ゆるりと両腕を伸ばし本郷を抱きしめようと]

 ――……ごめん

[縁のない本郷を巻き込みかけたことに気づいて
 咳き込みながら小さく零した]

(218) 2010/08/05(Thu) 15時頃

【人】 記者 イアン

[抱えた身体本郷の手の辺り、震えを感じた。
 結果生きているが、殺そうとしてくれた。]

 ……生きるほど汚れても……?

[喉が潰れたのか声がかすれた。
 応えてくれたことに応えたいと思った。
 ただ……小さな質問、答えに怯えるように
 抗わない本郷に縋る様に抱きしめた]

(221) 2010/08/05(Thu) 15時半頃

【人】 記者 イアン

[耳に届く蓮の花の話。浅く咳き込む息に嗚咽が混じる。
 本郷の肩に目の辺りを押し付け、何度か頷きながら聞く

 匂う花の香りは話題に上がる蓮の花]

 ……どうやって、生きよう……

[かすれた声でポツリと零すのは、
 本郷の願いに肯定の意が混じったそれ。

 ただ、掛かる精神の負荷と泣きつかれたのか
 そのうち静かに青年の意識が零れ落ちた。
 ……汚れが泥ではなく血でもと訪ねられないまま*]

(228) 2010/08/05(Thu) 16時頃

記者 イアンは、本屋 ベネットの身体に回した腕は既にゆるく、解こうと思えばすぐ解けるだろう

2010/08/05(Thu) 16時頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 16時頃


【人】 記者 イアン

[本郷の背を撫でる手はしなやかとは言い難かったが優しかった。
 ……かけられた言葉も優しかった。]

 ――……

[けれど、その言葉に頷くことはできなかった。
 ……その類の言葉にすぐに頷ける程
 人に甘えられる性質ならば
 散る花を選ばなかっただろう。
 ……本郷は返事を強請る様子はなかったから
 その様子には甘えることにして無言を貫いて。

 水につけた足は冷え切っていたが
 蓮の香りと温度に昏々と眠り続けた。]
[眼が覚めたときも本郷が居て眼を丸くし
 先程のことを思えばばつが悪そうに、頬を少しかいた]

(270) 2010/08/05(Thu) 21時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 21時頃


【人】 記者 イアン

[ただ……首元に手をやり
 赤くなっているであろう箇所に触れながら考えて
 身を起こし真剣に本郷に向き直る]

 ……本日の宴が始まる前に
 何も聞かずに、ここから、お逃げください……

[封鎖は宴の刻には完了してしまう。
 ……いまなら、まだ間に合うかもしれない
 封鎖された後は…場合によっては人でも…
 それに、満月ゆえ獣が本郷を襲う可能性もある。]
[……それは青年の職務上許されざることではあったが
 殺そうとして殺せない本郷が獣であるわけないと
 そう思いたい気持ちもあって]

 私は宴の支度がありますので
 お暇いただきます。

  ……どうか、お逃げくださいね……

(279) 2010/08/05(Thu) 21時半頃

【人】 記者 イアン

[本郷はなんと答えただろうか?
 暇乞いし青年はその場を立ち去る。
 包帯を赤が目立つであろう首元に巻いて。
 水に使っていた足は冷えて感覚も遠く
 けれど、最終チェックと宴の支度のため
 その場を離れていった]

(281) 2010/08/05(Thu) 21時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 21時半頃


【人】 記者 イアン

― →大広間 ―
[青年は本郷の言葉に口を開けば
 今以上に致命的守秘義務違反を犯しそうで
 むしろ青年自身が蓮の花の匂いに
 強く尋ねる声(>>288)に逃げるように立ち去って]

[歩きながら頭を切り返る。
 今は何よりも職務優先だと
 ……あの人を喰らいし獣を狩ることが優先だと]

 ……どうやって生きるだなんて……狩りに生きれば良いのだ、俺は……

[そう呟けば、仕事仲間が捕獲したまんまるを引っ張り出して]

 シュレーゲル……私の相棒は優しいのぅ?
 まだどの指も、残っているではないか……

[そう言って引きずりながら大広間の戸を開け
 人が集まるのをゆっくり待ち続けた]

(294) 2010/08/05(Thu) 22時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 22時頃


記者 イアンは、大広間舞台袖から時折くぐもった声をまんまるにあげさせていた。

2010/08/05(Thu) 22時頃


【人】 記者 イアン

― 大広間 ―

 おや、邦夜殿ではないか、お早いお付だ。

[白い着物と紺袴、黒塗りの鞘もつ太刀を佩いだ姿
 眼には覆いなく、替わりに首に包帯の青年が
 舞台に毛布を引きながら振り向いて朗らかに笑う]

 今暫く待たれ。皆が集まり次第
 今日は私が一番に舞台を勤める。

(304) 2010/08/05(Thu) 22時頃

【人】 記者 イアン

 ええ。日も暮れれば
 あるのは松明や行灯の仄かな明かり
 それに、今宵からの舞には覆いは必要ありません

[毛布を引き終わった青年は軽やかに
 舞台の上でじっと此方を見る邦夜を
 紅で見詰返して]

 ……そのように見詰られると
 気恥ずかしさを感じますね。

[そんな言葉と共に、また朗らかに笑った]

(312) 2010/08/05(Thu) 22時半頃

【人】 記者 イアン

 はい……どう違うかは
 始まれば……始まるまでは、秘密です。

[舞台上から見下ろし、右人差し指を口元にあて
 邦夜に不安を与えているとも知らず笑う]

 あははは、舞ってる時と、舞っていない時と
 それは大きく違います。
 舞っている時は曲に、舞に集中して
 見られることこそ花の悦びとなりますが……
 ……舞っていなければ、花といえど只の人
 見詰られれば気恥ずかしさも感じるんですよ
 

(320) 2010/08/05(Thu) 22時半頃

記者 イアンは、手妻師 華月斎に話の続きを促した。

2010/08/05(Thu) 23時頃


記者 イアンは、本屋 ベネットがコントってって逃げてないのを知らない。

2010/08/05(Thu) 23時頃


【人】 記者 イアン

 そういうものですよ。
 邦夜殿も何か楽を嗜めばわかるかもしれませんね

[聞こえた身長の話には
 最初きょとんとした後肩を竦めて]

 私が大きいんですよね…結構。

 おや、夜光もこんばんは。
 ええ、今宵の一番手は私が勤めさせていただきます。
 準備も万端なんですよ?
 ……今宵は昨晩とはまた違う雰囲気なのですね

[新たに広間に現れた姿に
 台上から丁寧にお辞儀をして向かえて]

(332) 2010/08/05(Thu) 23時半頃

記者 イアンは、さすらい人 ヤニクに身長差、気になりますか?とこ首をかしげて。

2010/08/05(Thu) 23時半頃


【人】 記者 イアン

― 大広間 ―

 たまにはこういうストイックな衣装もよかろう
 皆、華やかだからね。

[そう言って、身軽に舞台から飛び降りて
 ゆるりと邦夜の傍に立って
 ……えへん、とちょっと胸をはる
 身長差を気にする様子をからかっているようだ]

(337) 2010/08/05(Thu) 23時半頃

記者 イアンは、執事見習い ロビンと眼を開けてるときあったことがない姿の人物に手をふった。

2010/08/05(Thu) 23時半頃


記者 イアンは、さすらい人 ヤニク睨まれて、からからと笑って夜光の髪をいじくるのに参加しちゃう

2010/08/06(Fri) 00時頃


【人】 記者 イアン

― 大広間 ―
 そう言う姿も艶っぽくていけてるよ?
 ほら、霞殿もそうじゃないか。

[夜光の声にはからから笑って
 悪びれる風もなく
 ただ、夜光が口にした名前で
 ロビンの隣に居るのが法泉と知って
 ……さらにロビンにまた眼を移して…

 ロビンと親交がもっとあれば
 違和感を感じられたのだけれど
 ロビンとの親交は少なく
 猫を被っているのか?とか軽く思う程度]

(351) 2010/08/06(Fri) 00時頃

記者 イアンは、ランタン職人 ヴェスパタインとその鳥にも陽気に手を振る。この後のことなんて知らない風に

2010/08/06(Fri) 00時半頃


【人】 記者 イアン

― 大広間 ―

 霞殿がそれを言うと、今、霞殿を例に挙げて
 そう言う髪型もいいといった手前
 ナルシストとやらにも感じますな。
 ……そうなるだけの顔ではありますが。

[丁寧な口調でも、旧友の気安さから
 言っていることは大概酷い……が
 当の夜光から…昨日までで聞きなれぬ
 声色に、紅を丸くして]

 ……あ…えーと…なんか、わりぃ
 ……結い上げるの手伝うか?

[その様子に夜光の髪を結い上げようと手を伸ばした]

(366) 2010/08/06(Fri) 00時半頃

記者 イアンは、門下生 一平太>>361が聞こえれば手を引っ込めつつもう一度謝罪して。

2010/08/06(Fri) 00時半頃


記者 イアンは、さすらい人 ヤニク……私に長髪は似合わない…勘弁してくれと苦笑した

2010/08/06(Fri) 00時半頃


【人】 記者 イアン

― 大広間 ―
[刷衛と桃色の髪の少年がくればやはり手を振って
 ……ロビンがセシルと言う。が、
 それは知らないなぁと首を傾げる。
 彼が月瀬と気付かぬまま

 ただ……本郷の姿が見えれば眉を下げた
 ……逃げろといったのに……]

[青年は一つ嘆息すると、高嶺と選ばれた花二つが
 それと、月瀬とアケノシンと木から落下した花
 が、まだいないが大分集まったのを見ると舞台に戻る]

(369) 2010/08/06(Fri) 00時半頃

記者 イアンは、さすらい人 ヤニクの、そんな根に持つ様子からも逃げるように、身軽に舞台へ。

2010/08/06(Fri) 00時半頃


【人】 記者 イアン

 そのとーりだ。

[返る軽口にもからからと笑い
 夜光の呟きには緩く首を横にふった]

(373) 2010/08/06(Fri) 00時半頃

【人】 記者 イアン

― 大広間 ―
[ひのふのみ…と…名簿と人数を
 このごに及んでやっと確認して
 ……花が多い……その事態に首をかしげながらも
 名簿に名前がない二人の花は
 単に羅患容疑がないだけなのか?と思った]

 ……いえ……今からはじめるところです。

[二人、従える姿の高嶺の声にそうこたえて。]

(383) 2010/08/06(Fri) 01時頃

記者 イアンは、そうしてから、静かに一度深呼吸し宴席に向き直る

2010/08/06(Fri) 01時頃


【人】 記者 イアン

 皆様、お静かにお願いいたします。

 平服姿で失礼いたします。
 今、この場において、今度の花祭中止を
 生殖管理センターより派遣された、私、イアン=薗が宣言いたします。

[緩やかに、白い着物と紺袴、黒塗りの鞘もつ太刀を佩いだ姿
 眼には覆いなく、替わりに首に包帯
 紅の瞳は舞台から大広間を見下ろす
 その、足元には縛り上げられ、打痕と爪と指がいくつかかけ、
 痛みに喘ぐまんまるい姿が毛布の上に……
 良く見れば青年の指先や白い着物に、毛布に朱が散っていた]

 そして、会場となっているこの屋敷を封鎖したことも同時にお伝えいたします。
 ……今から何故、そのようなことになったかをお話いたします。

(385) 2010/08/06(Fri) 01時頃

【人】 記者 イアン

……皆様は人狼病なる病を御存知、でしょうか?

[青年はそうして静かに話す。
 けれど、青年が口にするのは偏った情報
 本来は本質ではない食人衝動を、
 発症者はただ、満月前後に人を喰らう存在になると告げた。]

 ……そして、此度の祭りがその人狼病を持つものの
 捕食の場として開催されるとの噂を聞きつけました
 勿論、そのような非人道的な祭、
 開催させ続けるわけには参りません

 主催者シュレーゲルから紳士的にお話を伺ったところ
 そうであると確認もとれました。
 故に、花祭りは今日で中止し
 人狼病羅患を捕獲、処理するため閉鎖いたします

(386) 2010/08/06(Fri) 01時頃

【人】 記者 イアン

[そうして一度淡々と話す口をつぐんで……
 そこから、青年が口にするのは
 …人狼病の保有者、発症者を探す為
 その可能性がある、今回の祭りの花と花主同士で
 誰がそうなのかを探りあい、
 疑わしきに投票するやり方。
 青年は静かに舞台に紙と箱を用意し]

 今はこの通り、
 お縄について貰っております、シュレーゲルですが
 彼は花主か花に仲間がいること迄は口にされました。
 が、その内の誰が仲間迄は話してくれませんで
 ……もしかすると、彼自身
 知らないのかも知らないのかもしれません……
 私のほうでも尋問をより進めますが……

(387) 2010/08/06(Fri) 01時頃

【人】 記者 イアン

[そう言って抜刀すると、何の躊躇もなく
 まんまるの醜く膨れ上がった手の甲にその刀身をつきたて]

 このようにしても吐いて貰えませんで……
 ですから、私を含めた花と花主で
 その仲間達を見つけなければなりません。
 ……御協力、お願いいたしますね?

[そう言って痛みに呻くまんまるを尻目に
 青年は舞台の上で朗らかに笑い、緩やかに頭を下げた]

(390) 2010/08/06(Fri) 01時頃

【人】 記者 イアン

[此方を見る視線には静かな赤で見返して
 ただ、そうだと、紙の束を取り出し
 付け加え始める]

 ……センターから頂いた
 人狼病の可能性がある花と花主のリストに
 虎鉄と明之進のお名前はありませんでした。
 ですので、この二人は容疑から外してかまいません。

 ……この祭りに参加している花と花主
 全員とも聞いたんですけど…
 より調査が進んで二人は除外できた、のでしょうね

(395) 2010/08/06(Fri) 01時頃

【人】 記者 イアン

[太刀についた血を丁寧に懐紙で拭い
 納刀した後、鵠の声に
 悲しげに首をふった]

 ……そう、そのはず、そのはずだったのですが……
 残念ながら、事実存在するんです

 ……私の亡き主も人狼病者の喰いによる被害者です…

[そう、口にしたとき……青年の赤が歪む
 それまで、笑顔だった彼の顔から笑みは消えうせて]

(404) 2010/08/06(Fri) 01時半頃

【人】 記者 イアン

 人を喰らう獣を人と?

>>399ロビンの声には冷たく響く声
 そこには、先日表座敷での声色の影はない]

(406) 2010/08/06(Fri) 01時半頃

【人】 記者 イアン

 今宵は満月です。
 人狼病羅患者が獣と成り果てる時。
 その食人衝動を抑えるのは困難とのこと

[蒼白なロビンに、舞台上から冷たく一瞥する]


 ……お互いの行動を観察するのです
 無実の者を手にかけたくなければ。

(412) 2010/08/06(Fri) 01時半頃

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