60 ─昨夜、薔薇の木の下で。
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[落ちかかる髪をかきあげる。 気だるさはわずか感じた熱さから、 テンションの高低の激しい下級生を見やる]
なんだろな、……あんま落ち着かない感じ。 窓閉めといたほうがいいのか、なんか外から――…、 ……なんだ?
[慌てたような眼差しに気づいたけれど、 こちらも結構上の空だ。朝、脱いだシャツを拾い上げて、億劫そうに口を開く]
で、なんだっけ、脱げばいいのか?
[変わらず手にしているカメラ見て、冗談に似た一言]
(352) 2011/08/04(Thu) 09時半頃
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[やたら焦った様子からの告白に、ぽかんとした。 猫の目は少し笑って、狭められる]
おい、今の会話どこが反応するとこなんだよ? ……なんだ、お前も発情期?
[座ったまま視線で促す、 来る気があるなら、近づくことを許すように]
――で、 俺は脱ぐべきなの? それとも、お前に脱がされてやるべきなの?
[そこにまだからかうような気配は滲んでいて、 けれど風に運ばれる薔薇の香は、誘うような色もその声に潜ませた]
(354) 2011/08/04(Thu) 10時頃
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―自室― [そして見やった先、 不自然な位置に置かれたカメラに、ふと目を止める。 余裕があるのは、ここが自室で薔薇よりも、茉莉花の香が強いからだろうか]
……そのまま、俺撮ってみたら?
[自然光だけの室内、白いカーテン白い寝台白いシャツ、 ただ一点の異質のような褐色、 なんでもないことのように、思いつきを口にする] 被写体に欲情して撮った写真が、 芸術になるか、猥褻になるか、興味があるな。
[じわりと、汗ばむような湿度の中、 日陰でまどろむ猫科の生き物のように、 爪を潜めてしなやかにそこにある]
(381) 2011/08/04(Thu) 18時頃
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ヤニクは、なんか指示はないの?と笑った。
2011/08/04(Thu) 19時頃
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難しいほうがやりがいあるだろ。 ま、失敗したらまた撮りにくればいいんじゃないか。
[欲情を否定できない、という正直な言葉。 カメラで隠れてて見えないけれど、 わざわざそんな告白する必要はないので事実なのだろう。]
ああ、俺は別に気にしないし。 ……むしろ、お前そういう感じじゃないから意外。
なんでそんな元気になっちゃったの?
[今更疑問に思うこと、なんだか当たり前のようなことの気がしていた違和感、一度、見つめたのはファインダー、こちらからは目が合っているようには見えない。 それから、前を外す指示があれば、カメラなどそこに存在しないかのようにごく自然にシャツを肌蹴て、汗ばむ湿気にしっとりと艶のある褐色が覗く]
(392) 2011/08/04(Thu) 19時半頃
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刺激的?……なんの刺激を受けたんだよ。
[うつむきボタンを外していた目線が、一度ちらりとそちらを見る。 何か濁す風味なのは気になったが、そう深追いはしない。 誰に対しても、そんなもの。香のせいといわれれば、そうかもな、とそれだけで]
むしろ気になるのはお前だろ?
[口端を吊り上げるようにして、笑む。 その挑発的な表情は、続く要求に一瞬だけ眉根を寄せる。 けれど湧き上がるのは、脅迫観念に似た何か。]
……ま、好きにしてかまわないが、 背中は、あんま見られたもんじゃないけど。
[シャツを落として向ける無防備な背の左肩、 ねじ伏せられでもしなければ、つかないような火傷の痕。 片手が落ちつかなげに、うなじを掻いた]
(397) 2011/08/04(Thu) 20時頃
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[言わないでください、とかその辺りは、 そ知らぬふりで、え?とか、聞き返したりしていた。
背中を向ければ、背後の気配が少し変化した気がした。 下級生の口数の少なくなるにあたって、一度ため息を吐く。 何を思われようが気にはしないが――沈黙の後、 投げられた言葉に怪訝な表情、相手からは見えないだろうけれど]
はあ?……お前、何いってんの?
[けれど、言葉を証明するようにシャッター音が増える。 湧き上がるとする拒絶を抑えようと、うなじの髪を掴んでいた指に力が入った。 熱い吐息が唐突に耳を擽る、肩が跳ねた]
[ それ と、示す言葉が何を指すかはわかる]
そんなん、何が面白いんだ? ――……好きにしろよ。
[苦いものが滲まぬように、言葉には間があった]
(404) 2011/08/04(Thu) 21時頃
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>>406 [撫でて触れる指先が熱い、 うっとりとした言葉は憧れにも似て、 けれど肌にあたる吐息の熱さがそれを裏切っている]
……まあ、芸術やってる奴は、 多少嗜好が人とは違う視点というのもありだよな……。
[眉根が寄っていたけれど、 理解しがたい嗜好にも返すのは肯定で]
やばい、ってお前あれだろ。 つまり、傷跡に欲情してんだろ。
新しい傷つけたい、 とか言い出したりしなきゃ、ま、別に……
[肩越しに下級生を流し見る、どうも何かに目覚めさせてしまった気がしてならない。責任とってどうにかしてやるべきなのか。]
(412) 2011/08/04(Thu) 22時半頃
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[言い方は、つまりはいつもどうりだ。 気にしなければ、相手の嗜好を拒絶することもない。 行為自体に不快感など、抱いてはいなかった]
……ん?
[萎れる理由は知らない、 振り返った切れ長の眼差しが、見上げるだけ]
満足したのか? なら、それどうにかしてけ。
[無論、示すのは反応してた箇所、 その状態で自室から出て行かれるのはいただけない。]
(418) 2011/08/04(Thu) 23時頃
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>>422 [萎れる姿を見れば、そこに幼さを感じる。 そう、何かひとつでいい。ひとつ、留まるものがあれば。 和らげた眼差しは、普段と変わらぬもの。 傷跡に触れる問いにも、表情は変わらない]
……見てわかんなかったのか。 紙巻の火傷、って言えばまあどんなんだったか想像つくだろ。
いろいろあったんだよ。
[ねじ伏せられた肩の痕、傷つけられた体もプライドも自業自得。だからはそれはたいしたことじゃない、薄く笑って肩を撫でる。
聞こえたため息には、ちらり。一度は言った、そう何度も言うことでもないだろう。]
(428) 2011/08/04(Thu) 23時半頃
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別にそんな、 綺麗に纏まったいい話でもない。
[下級生の言葉が、 なにやら色々察したものであることはわかったが。 帰結したところに、珍しく小さな否定を寄せた。 その理由は自分自身ではわかりきっているからそれでいい]
――…って、何してる。
[上着が肩に触れて振り返ろうとすれば、 背中から抱きしめる手があった、 情緒豊かな少年に憐れみのようなものを抱かれたらしい。 二の腕のあたりをあやすようにたたいてやる]
ま、気にするな。
(440) 2011/08/05(Fri) 00時頃
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>>442 [息をひとつ吐く、 慰めとひとつの区切り、軽くたたいた手にも 離れる気配がないのなら、飽きるまで好きにさせている]
気にしなくていい、って言ってんだが。 ……ま、お前のそういう素直なところは、好ましいな。
[誰にでも向ける言葉をまた零して、 漂う芳香は異国の花の香だっただろうか、熱に香りを増す。 風向きが変わったのだろう、今は薔薇の香は届かないらしい。
彼の熱も収まっただろうか。 その因果は知らず、そんなふうに思考が流れたのは偶然]
(451) 2011/08/05(Fri) 00時半頃
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