152 最初からクライマックス村2
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[術具を手放した今、身体能力は年相応の娘と然程変わらないものとなっているだろう。 廃棄神王《ダスティア》がそうであるように、自身もまた、闇の焔に咽喉を焼かれて。
引かれる腕、覗く鋭い牙に、彼の成そうとする事を悟る。]
………!! 離し、なさい ……!
[地に落ちた術具はあまりに遠く、強い力で引かれれば、細い身体は簡単に傾ぐ。
天秤の血は、陰を深く刻んだ血。 光でもなく、闇でもなく。
故に、どちらにも染まりやすく、―――――]
[背けるように、目を、固く閉じた。]
[――――― 青い鳥]
(183) 2013/11/24(Sun) 22時半頃
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[掴まれていた腕の拘束が、解かれる。 焔が焼いた肌に、青い鳥の羽が触れる。 熱を帯びた傷は、ひんやりと、清められていく。
それは遠い昔。 一族壊滅の危機に際し、体調を崩した自分の傍にいてくれた、兄の掌を思い出すようで。]
……おにい……、ちゃん……
[――――― 閉じていた瞳を、薄っすらと開く。
眩い炎は、これだけ激しく燃え盛っているというのに、少しも熱さを感じない。 腕を引く、キャロルの姿。 額に輝く“暁”は、その額に燦然と輝いて。
口元は、少しだけ笑みを、形作って。]
(194) 2013/11/24(Sun) 23時頃
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……わたしは、……大丈夫。 デメテルさんの、治癒が、……効いていますから。 ……それに、“白”の修復にも、あたらないと。
だから、早く、《黄昏》を。 ……行ってください、貴女なら、きっと……。
[震える指先は、吼える廃棄神王《ダスティア》を指差した。]
(195) 2013/11/24(Sun) 23時頃
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[細い指を組み、祈る様に。 禁呪龍の再来を待つ声に、駆けた背を押すのは銀色の風。
そうして、そっと、足元の術具を拾い上げる。 罅が深く刻まれた、白。 形を保っているのが、やっとだろう。
代々受け継いでいくことにより、膨大な力を溜めていた《白》も、ここまでだろうか。
労わる様に、そっと、撫でて。]
………!
[はらり、と落ちる白。
欠片のその下に輝いた、その色は。]
[――――――――*白銀*――――――――]
(208) 2013/11/25(Mon) 00時半頃
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