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[腰辺りの服を掴んでいた手を放し、ライジの胸元を撫でるように触れながら]
どうすればいい……?
この状況で私にそれを聞くか。
そうだな……
先ほどまでの私の様子を見たうえで、
そして私が今からとる行動から判断するといい。
[胸に触れていた手をライジの肩において支えに、
背伸びをして、俯きがちになっているライジに軽く触れるだけのキスをする。]
──答えは、明白だろう?
[問いかけながら、右手の人差指でライジの唇をふにっと押した。]
あまり恥ずかしいことを言わせるな、と目を細めながらライジを見た。
わ、わかった!
[軽く触れるだけのキスと、人差し指ふにっで、
あっさり立ち直って元気よく返事した。
しっぽがついてたら、ぴんとたって、ぶんぶん振ってる。]
じゃ、じゃあ、さっきの続き、していい?
気が済むまで、何度でもしちゃっていい?
[今度はちゃんと返事を待ってから。
存外へたれ、と言われたのはちょっと気になったけれど。]
でも、ジェイが側にいてくれるなら、なんでもいいや。
[口づけの合間、そんなことを呟きながら、再び唇を重ねる。
その回数は二人で勝負したカードの数を超えたかも*しれない*]
大好きだよ、ジェイ。何度も何度も囁きながら。
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[なんだかやたら元気になって
続きをしていいか、と問いかけてくる。]
だから、聞かずともっ……!!
お前の気が済むまで好きにしたらいい。
[照れながらそう答えた結果、
本当に何度も何度も唇を重ねることとなった。
無論、嫌なわけもなく
途中何度か止まりそうになったのを
誘うように口づけたりするあたり
こちらも大概惚れているのだと思った。]
何度も囁かれる言葉には、顔を赤らめながら、私も好き、だと律儀に答えた。
メモを貼った。
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メモを貼った。
メモを貼った。
メモを貼った。
- 新天地の何処か -
うぉー、着いたー。
[ポッドから降りて、思いっきり伸びをした。
解放感はんぱない。
ポッドは湖の側に不時着した。森に囲まれた湖。
あいにく人っ子一人いない。]
二人っきりは嬉しいけど、『ティソ』の宿主探しもあるし、
動いた方が良さそうだな。
[そういいつつもしばしの休息を楽しんでいる。
生態系も地球に似ている、のだろうか?
その辺は専門じゃないからよくわからない。]
少し離れたところにいるジェームスをちらっと見る。
薄く微笑みかけてくるその表情が、
旅立つ前と違ってみえるのは、新天地というだけでなく。]
いかん、また続きがしたくなってきた。
[これは本格的に頭冷やすか。割と真剣に悩んでいる**]
メモを貼った。
メモを貼った。
─新天地の何処か─
[ようやくポッドが辿りついたらしい。
外に出てぐーっとのびをする。
特に腰を念入りに。
森に囲まれた湖の近くは、
火照っていた身体に心地よかった。]
とはいえ、最初はここを拠点に動いた方がいいだろう。
ヘタにうろつくと森で迷って抜けられなくなるし……もしかしたら他の誰かがここに気が付くやもしれん。
[湖の水はとても透き通っていて美しい。
水を覗き込んでいたら、なんとなく視線を感じて振り向くとライジと目が合った。
ライジと共にここに来れてよかった、と思うと自然と笑みがこぼれる。
何かつぶやいていたこと
[ライジに近寄ってから]
そういえばプリンを持ってきたぞ
後で食べよう。
[ナユタの秘蔵の。
2個もってきたので安心。
といってから、ふと思い出したように]
そういえば折角新天地であるし、
ライジと共に行くことになったのだからと味覚を調整しておいたのだが……
[少し恥ずかしそうにしつつ]
よもや一番最初に味わうのがライジだとは夢にも思わなかった。
[自身の唾液は無味であるのに、
他のモノのはなんだか少し違うのだなあと感心していたり]
メモを貼った。
- 新天地の何処か -
[ここを拠点に、というジェームスに頷いた。]
そうだな、ポッドがあれば雨露しのげるし、
いい目印になるかもしれない。
[アクロバティックなことはできないけれど、
寄り添って眠るにはなんとかギリギリのサイズだった。
「とりあえず着いた。二人とも無事ー。」という報告は、さっき参休に送った。
そういえばポッドの会話って筒抜けじゃないよな?
気にしたら負け、と思って、ジェームスにも確認しない。]
おー、プリン!賭けの報酬?
きれいな景色みながら食べるプリンは格別だろうな。
[惚れた相手と一緒なら尚更。
ジェームスの申告に無邪気にはしゃいだ、が、
味覚の調整、の話になると、最初はただ相槌うってたが、]
そ、それはお粗末様…。
[恥ずかしそうなジェームスにつられて、
自分も気恥ずかしくなったけれども。]
まぁ、でも、飽きない味だろう?
[しれっと言いながら、唇を重ねるのはもう慣れた仕草で。]
[しれっと言いながら、慣れた仕草でのキス。]
……まあ、飽きはしないな。
[お返しするように今度はこちらから一度。]
[どこかで誰かが乳繰り合っている(クリスマスの所有するデータでは、「仲睦まじくする」の意)とき、クリスマスは寂しかった。
なにせ、今まで愉快な仲間達とずっと一緒だったのだ。
壁に頭をぶつけ、ナユタに怒られ、エスペラントに植物モドキと罵られ、参休の頭を磨く日々……。
今思うと、あれは青葉の日々だった。]
『きんいろ しずか』
[周囲の植物にからかわれ]
「さみしい あしもふ みつからない」
[金色の芝を揺らし、そう返していた。]
『あしもふ?』
『もふ』
『もふもふ』
[こちらの植物達にとって、アシモフという信号の波が心地よかったらしい。互いに同じ信号を反射しあい、遊んでいるようだ。
ささやきのさざ波で、春の地はしずかにゆれていた。]
[そして改めて言おうと思って
少し高い位置にあるライジの目を見つつ]
……ライジ、好きだ。
新天地での生活、よろしく頼む
まさかこうなるとは思わなかった……が
予想外で、嬉しい と 思う。
[言っていてやはり恥ずかしい。
外は明るいからポッドの中みたいにごまかしがきかないのがまた少し辛い。]
[両手で、持ってきていた鼠の巣をいじって遊ぶ。
どこまでも風は穏やかで心地よい。
晴れ渡る空の向こうに、この星の衛星が見えた。
『パラディソ』は今、どこにいるのだろうか。
参休と連絡をとればいいのだが、金の草原の真ん中で、そんな気持ちになれなかった。
いっそ、雷や嵐が吹き荒れれば寂しい気持ちはまぎれるかもしれない。
こんなこと、願ったこと無いのに。]
ねんねこ、さっしゃりまーせー ……。
[そっと両目を閉じた。]
『ざいりょう なんですか。
このへん の ひろって できますか?』
[とてとてと歩きつつ、参休と冒険中。
因みに参休の虫除けスキルは高かったので、割と快適な旅である。
ゲロマズの食物以外]
『さんきゅ。
ちちくいあう て なんですか?』
[乳くりあう。
かつて船に乗っていた時、誰かから聞いたような。
何故思い出したかは、神のみぞ知る]
ちゅるるーちゅー!
[クリスマスー、と呼ぶ。
自然の植物は、人間世界で生きた鼠の声を聞いてくれるのだろうか]
ちゅっちゅー、ちゅるーちゅー!
[ぼくは、アシモフですー!
主張は届くだろうか。
旅で少し野生を取り戻し、敏感になった鼻で匂いをかいだ。
あったかい匂い。ほっこり]
[キスの応酬がしばし続いた後、
ジェームスに改まって「好きだ」と告げられた。
ポッドの中、何度も囁かれた言葉だったけれど、
こうして明るい中で面と向かって言われるのは
ひどく新鮮で、なんだか胸が苦しくなった。]
俺も、ジェイのことが大好きだ。
まさかこうなるとは、は俺もだったけど、
もしかしたら運命だったのかも、とも思うよ。
[言っててやっぱり照れくさくなった。
頭かきつつ、同じように恥ずかしそうなジェームスをみる。]
これからも一番近くにいてくれよな。
[手を伸ばして、ジェームスを抱き寄せる。
ああ、本当にもう飽きなくて困る。]
多分、この星が、じゃなく、
ジェームスの側、が俺の“第二の故郷”なんだよ。
ジェームスを強く抱きしめた。
「かじられる」
[固有植物が恐怖に震えた。]
「かじられる?」「まえば」「ねっこ」「花粉もってってくれる」「かじられるといたい」「なまえ?」「下の麩」「ちゅー」
[端から端へ、草原が揺れる。]
……しものふ?
[MONONOFUの一種だろうか。
両目を閉じたまま、クリスマスは草原のうわさごとに耳をすませる。
ねっころがっていると、生命の音がたくさん聞こえる。
その中には、聞き覚えのある、小さな足音もあるように思えた。そっとその名をつぶやく。]
あしもーふ。
[抱き寄せられて背中に右腕を回す。
暖かいし、ポッドの中で汗ばんだのか少し強いライジの匂いを感じる。]
そう言ってもらえるととても嬉しく思う。
私にとってもライジが"第二の故郷"だな。
あとは、その ほかにもいろいろ……
[欲がない、というわけでもないので。
すぐにではないけれど欲しいなあとは呟いてみたりする]
!!!
[共食い。
がしょーん、という擬態語が似合いそうな表情。
食べる?仲間を?すごい]
『せかい ひろい です』
ちゅ?
[ほんのちょっと野生に目覚めた耳は、小さな言葉のようなものを拾う
小さな小さな、懐かしいような]
ちゅるるーちゅー!!!
[クリスマスの名を叫びながら、走る。
まだ曖昧な場所しか分からない。
返事を聞こうと、耳をすませる。
野生を研ぎ澄ませ!]
ああ、そうだな。俺も嬉しい。
[ジェームスの言葉が胸に響く。
幸せというのはこういうのか、と
青い空を見上げながら、しみじみと。]
え?何、欲しいもの?
ジェームスが物欲しがるのって珍しくないか?
なんだろ?現地調達できそうなの?
[耳ざとく聞きとがめたものの、要領がえない。
今度はジェームスがのらりくらりとはぐらかす番かもしれず?
けれど今は二人でいる喜びを噛みしめるのだった**]
メモを貼った。
メモを貼った。
そうだな、現地調達できるうえに
割と傍にあるから容易にてにはいるだろうよ
[今は満足しているから、そう言っておいて
とりあえずは二人で周囲を散歩してみようか**]
[また、草原の端っこが波立った。]
……あ?
[寝返りを打って、聞き流していた信号をもう一度つかまえる。
逃がさないように。
誰かが、あたしを呼んでいる?]
しものふ、じゃにゃあだ。
アシモフ? ……アシモフ!
[春の風が、ふわりとあおり立つ。
巣を持つ両手に、ぎゅ、と力がこもる。]
メモを貼った。
[ジェームスの回答に、ふーん、と頷きつつ、]
あー、簡単に手に入るのなら良かった。
じゃあ、欲しくなった時にまた改めて?
[今は満足している、に、にひひ、と笑って。
散歩の誘いにはもちろんはりきって同意した。
二人で見る景色はきっと特別**]
メモを貼った。
[散歩でわかったことはこの星はとても豊かだということだ。
食料の確保が急務だと思っていたのだが、さほど探すことなく果物らしきものがみつかる。
食えるかどうか、は別として。]
ライジの故郷もこんな感じだったのか?
[花も咲いているし、木々は青々と茂っていて空は青い。
空気もとても澄んでいるようだし、水も透明で美しかった。]
[食料などの必要なものが確保できるならば
急いで他者を見つける必要もないのかと思いつつも
ティソの宿主も探してやらねばと思うとそうもいかない。]
まあ別に、合流したからといっても二人きりになれぬわけでもないし
[ぼそ、と呟いて。
先に来ているアシモフやクリスマスを探した方がいいかもしれないと思った**]
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