217 【突発誰歓】幸福の壷【十二支騒動記】
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[思い出すことは、どれも優しい思いばかりで、
それに触れられぬことが、苦しくなる。
切なくなる。]
(それでも――思いなくせば
歪もうから。)
[愛しき思いを呼び起こす。
僅か心の底の底。
小さな振動で構わぬから、悪しき気祓う糸口たれと。]
[丑の仔、初めて招き入れた折は、
既に用意されていただけでは料理足りず、
自らも厨へとかけた。
まだ火もついて出来上がらぬ料理を前に、
期待するような瞳で座敷抜け出した丑の仔が控えていた時には
笑ったものよ。]
少々待てよ。
[今すぐに食べたいとでもいう気持ちを抑えて、
こくりと頷くもんぺへ味見と称して
一口先に与えたは他へは内緒。]
[今にも泣き出しそうな子のこ。
「どうして、猫さんに嘘を吐いたんでしょう。」
心優しい仔。
おとぎ話ひとつ。
捨て置けぬ、優しい心ひとつ。]
[抱きしめて、撫でるうちに
遠慮なく飛び込むは、未か申か。
少し離れた場所で、羨ましそうな卯の乙女を手招いて。
思い出と夢ばかりは、
どこまでも幸せで。]
[引きずられていった先はどんな部屋だっただろう。
分からない。けれど、微睡みの中聞こえる声はあった。
子は亥を黒だといい、午は丑を黒だと謂う。
どちらが本当かは分からない。
或いは、どちらも本当なのかもしれない。
分からないけれど、これが呪いなら。
せめて、皆が笑える日々が戻りますように。]
[夢うつつ、戌は思う。
辰の弱った声を聞きながら、考える。
自分の選択は間違ってない。それは、今でも。
たとえその選択によって今辰が弱っているのだとしても、自分の考えは、決して。
けれど、]
…選ばなければ、何か違ったのかな。
じっちゃん。
[そういえば、自分は辰の素顔を見た記憶がない。今よりもっと小さい時に見たのかもしれないが、覚えていない。
その裡に、仮面で隠しきれない何かがあるのだろうか。
心が、じくり、と痛む。]
[戌は思慮深くない。教養もないから、語る言葉もない。
何かを伝えようと思っても、浅い言葉で終わってしまう。
だけど、]
[抱える力に泣く子も、
突きつけられた疑いと向きあう丑も、
一人ぽっちで立ち続ける寅も、
皆の声に耳傾ける卯も、
怒り諭し考える辰も、
皆から一歩引き思案する巳も、
力の向く先を見定める午も、
憂いを隠し日常を振舞う未も、
真似をしながら己を貫く申も、
恐れ怖がりそれでも戦う亥も、みんな。]
がんばれ!
[想いを伝えるなら、この言葉で。
届かないかもしれないけれど、夢の中、思念を送る]
タルトは、黍炉の言葉に耳を傾けて
2015/02/17(Tue) 00時半頃
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龍さ…。
[泣き出しそうな顔をして、辰の言葉>>126に小さく唾をのみ込む。]
はい。 私も…。自分の。
[ぐっと胸を押さえながら隣にある間に合わせの寝間を見つめて。]
皆…すぐに助けるからね…。
[思考は常に、真似する方に。 そして周囲を見渡して新しく視る先を選別して**]
(130) 2015/02/17(Tue) 00時半頃
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タルトは、少し前に聞こえた戌の遠吠えを思い出して人知れず笑いを零した。
2015/02/17(Tue) 01時頃
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