人狼議事


233 逢魔時の喫茶店

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[手のひらに、温度。
 自分の手が誰かの手とつながっている。それが急に実感となって押し寄せてきて、思わず離しそうになってしまった。
 天邪鬼の逆さまを、無理やり身体にも言い聞かせて、強く握る。]

……っし、

[覚悟決める。歩き出す。
 どうやって切り出そうとか、そもそもケイのこととオレのことと他の客のこととどれから言うべきか、頭の中でぐるぐる思考が巡る。
 そのせいで、道中は会話も少なく、少し上の空。
 けれど、夜の闇に沈みながらも、進むにつれ見慣れた風景が広がるか。]


  す、……げーちょーきもちいー

[温い空気が、彼の冷気と混じり優しく頬を撫でる。
はしゃぐのは裡だけに留め、身体はしっかり預けたまま、
案じる声に、腕に込める力を増して。]

  ん? うん、……綺麗だ

[見上げ、答える瞳に月の姿は映さない。
在るのは、一人の、儚げな精霊の男の顔。
切なさすら呼ぶほど愛しいのは、世界中でこのひとだけ。]


  ――…ありがとう。千冬

[この景色を、見せてくれて。
この腕に己を、迎え入れてくれて。

欲しいと気づいてさえいなかった愛情を、教えてくれた。

襟元に髪を摺り寄せ、そのままうんと首を傾ける。
この温もりを、想いをどうにかして伝えようと。
頬か、頤か――できればくちびるに、届けと願う。]*


はぐれないでください…

[一瞬の離れそうになった気配に、思わず弱い声。
これではどっちが年上なのかわからない…と思いながらも、向こうから強く握られれば、その力強さに安心する。

無論、自分の方が年上だと信じて疑っていなかった。]

……夜の街って、また違う風に見えますねえ。

[少しずつ、見慣れた風景へと近づく度に、会話の余裕が出てきた。それまでは、暗闇の中でたった一本灯っている蝋燭の如く虎徹の手を頼って、口数も少なかった。]


[はぐれないでください、と
 か細くも聞こえる音で、半歩後ろから声がする。
 大丈夫、の代わりに頷いて、もう一回手に力を入れた。]

そう、だな。

[昼間の喫茶店の周りと比べてのことか。聞かれたら、相槌を打つ。
 実際、人間の時間である昼と、本当に違うところだって多々ある。
 特に最近は、マスターに惹かれて来る有象無象が多いこと。
 ゴロウと手を繋いでいなければ、蝙蝠の二、三羽はたき落としていただろう。]


メモを貼った。


[そうして、店のほど近くまで来れば、つないだ手をゆるりと解いた。
 もしかしたら不安に思われたかもしれないが、夜の街歩きはここでおしまいだ。
 ゴールを告げるみたいに、払えなかった蝙蝠たちが先立ってぱたぱた飛び回る。

 その中を、一歩、二歩、進み出て。
 仄明かりこぼす深緑の扉にくるり背を向ける。]


――いらっしゃいませ、お客様。
        cafe & bar ≪Twilight≫へ、ようこそ。

[胸に手を当てて、深く一礼する。
 練習した。このために今日まで練習した。営業時間中にできるだけ、いらっしゃいませ、と発声してみたり、家で礼の角度を考えたり。
 白黒服ではない普段着では締まらないが、笑ってでもくれればそれでいい。]


[あっー コウモリですコウモリ!夜見ると不気味です!

……などと騒ぎたい気持ちと不安を、無理矢理押し込めて。虎徹と手を繋いでいるから、騒ぎ立てずに済んでいる。

こっちは……Twilight?

[その見慣れた風景に気づいた時、繋がれた手がするりと逃げる。
一瞬不安が解放されそうになるも、手を離したということはここがゴールだと示されたと考えて良さそうで。


……は。

[しっかりと通る声と、深くて角度の綺麗な一礼。
何の心構えもしていなかったこちらは、呆気に取られた。
…ひどい間抜け面をしていなければ良いが。

あっ、はい?
い、いらっしゃいました!

[綺麗な礼に、思わず深々とお辞儀をし返した。
顔をあげれば、かけられたプレート、カフェの横に「バー」の文字が追加されているのが見えた。夜用の看板に架け替えたのだろうか。]

ふあ……
虎徹くんが紹介したかったのは、夜のTwilightだったんですね?

[目を瞬かせながらも、これが秘密か、と納得する。]


そう。で、それだけじゃ、ない。

[Twilightが夜にもやっている、だけだったら、簡単な話。
 それだけじゃ済まないから、こんなに勿体つけているのだ。]

招待制、って、話、聞いたことある?
ないか、な。

[彼の祖父は、どこまで勘付いていたのだろう。少なくとも、中で顔を見たことはない気がした。
 理由は入れば、わかるだろうか。客の入りはどうかと、少し店員らしい不安を覚えつつ扉を開ける。
 片手を添えて開けたまま、どうぞ、とゴロウを促した。]


メモを貼った。


[隙を見てか、蝙蝠の一羽が入り込む。このやろう、ケイに捕まって食われろと念を送って、店内を見渡す。
 お誂え向きにハルピュイアが一人、文字通り羽を伸ばしていた。
 目が合って、軽く頭を下げる。手――のように器用な、翼を振られた。]

どこでも、お好きな席、どうぞ。




[自分なりの危惧は
逆に、彼の心配を、別角度に加速させた様
憂いの矛先が己の身の按配であった事に、

思わず――手を伸ばして
亜麻色の髪に触れてしまう
喜色の指から伝わる頭部は、与えた酒の所為か幾分か熱い


彼の箸使いが上達すれば
また頭を撫でる事は有るか
それは未来のお互いしか把握できない、幸福の形]




[抱きしめた体は、もっと身に馴染む熱量
沈む表情を払うように、抱えた侭、空を舞う

グミやコーヒーフロートを運搬する手は
自分を縋ることを選んだ
その行動に、翼の生えた背中を、押されて。


始めは戸惑いと怯えを見せていた彼も
やがて腕の中で、次第に夜風に馴染み始める


ほら、欧州の夜景は、彼の瞳をより一層輝かせ
宝石の様に美しいのは、さて何方だろう。
彼の唇が紡ぐ、有難う。
ただ、静かに、綺麗な彼を見て]




     ―――…


[笑みを作っていた唇へ、微かに痙攣が走る。
それは自然と
自分から顔を寄せていた結果か、不意か]


[梧郎の祖父は、人ではないモノたちの気配を少しだけ、感じ取ることが出来る人間だった。だから、この喫茶店が普通ではないことには薄々気づいていた。

けれど、年齢のせいで夜更かしは苦手だったから、夜に近づくことはなかった。もし夜の時間に誘った者が居ても、「24時まで起きているなんて無理」だと断っていたことだろう。孫に教えていたのは、「行ったら面白い物が見られるかもな」という情報のみ。

招待制?
特別な店などではたまにあるみたいですね。
ここもつまり、誰かに招待されて来ることが出来るお店なんですねえ。

[そういうことだと自分なりに理解して、開けられた扉から中へ…]


…………

[入った所で足が止まった。

……仮装、パーティー?

[ハルピュイアの姿を見て、よく出来た…出来過ぎていると感心する。
人間の常識の範囲内で理解するなら、そこまでが限度。
しかし。]

ぎゃっ!?

[何らかの小動物の骨だけの生き物?がかっぽかっぽと歩いているのを見れば、思わず虎徹に飛びつくようにして抱きついた。]


――― 夜のこと ―――

[今生、今の感覚ばかりは
おれよりもリツの方が、詳しいらしい。

たどたどしい説明に耳を傾ける
その心地よさに、身の内から来る熱とは裏腹
とろりとした睡魔を覚えた、獏の性質。]

 うん。

 悪い気は、しないねえ、おれも。
 あんたがそういう顔をするなら
 冷めてくれるな、とも思うな、…、ふわあ。

[欠伸が、締まらない。]



[体温を伝播させる柔らかい弾力
甘いリップノイズと共に、継ぐ呼気を、塞がれた


空の輝きも意識が削がれ
月光を浴びる彼を只管意識]



   ……、あつ い…な
   
  
[唇が離れて零れたのは、吐息でも無く、照れ隠し
余裕が剥げて、声は震えて居ないだろうか。
唯、酒で思考が蕩けて覚束ない彼を、其れでも愛おしむ

精霊の身体と違い、体温のある翼は
歓喜に、ふるり震えて
雪の如く街に一つの羽根が降下]


[――…上手な説明でなくて、構わない。

うん、相槌を、合間に含むのも束の間。
涙声が、リツの意識が
此方にも混ぜ融け込んだ感覚、どうして、胸が痛い。

元々酔ってはいなかった
ただ睡魔はその痛みに、晴れた気がした。
晴れた意識に、唇を落として、手を差し出す。
拒まれるとは、不思議と此方も考えなかった。]

 あんた、嘘…… 下手。

[下手になったのか、下手にさせたのか。]


[目許を乱暴に拭う仕草に
涙を理解しても、拭い損ねた。
繋いだ指先が、震え、結局、繋ぎ直す。

自分でも理解出来た、口惜しさから。]


 はは、 ……泣かせたから。
 次に、あんたが払ってくれたら良い。


[支払いに対する、言及は
彼を泣かせたことで相殺にしたい、ズル。
揺れる指を引いて、店を出たんだった。]




   ……………


[忘れられない思い出を彼に作る筈が
年月に埋没されない記憶が出来たのは、私のほう

身を溶かすような熱が、ぬるい空中で増す]


   ……   此処?


[少し乾いた音色で、見当つけた目的地のすぐ傍
まだ余裕が回復しきれない儘
2人揃って、数刻振りの地面に足を付けようか*]


 
 うん。

[覚えのある、リツの住まう集合住宅の前。
引かれた指と、物言いたげな口
先を促すいらえを溢しても
その先は有耶無耶に、求めたものを得られない。]

 ………
 何でもない顔は、していないな、あんた。

[このままおめおめと帰るほど
鈍い獏でもない、それに、目を伏せる寸で
寂しさを匂わす表情に、つい足を留めた。
それから、少し考える、素振りで。]

 いやな夢を見そうなら、一緒に居る。


メモを貼った。


[とても不思議な、不思議な、夜だった。

月明かりの下、足元に地面は無く。
指に触れるだけで心臓が弾けそうだったのに。
今も鼓動はせわしなく、
彼の冷気が追いつかないほど身体は火照るけど。

時計の針が廻る前の不安と焦燥は、もうない。
あるとすればこの出来事が夢オチだったらどうしようとか。
酒のせいで、記憶が飛んだらどうしようとか。
そんなくだらないこと。]


酒屋 ゴドウィンは、メモを貼った。

2015/08/12(Wed) 00時頃


[仮装ならよかったかもしれない。いろいろな意味で。オレたちは隠れなくて済んだろうし、うちの店もなくても――いや、それは困るか。
 悲鳴とともに抱きつかれて、予想以上の反応にこっちも戸惑う。
 ええと、どうしたらいい。どうしたら。まずは。]

……踏まれるよ、お兄さん。

[ぴょん、と跳ねるのはひょうきんな常連。オレは踏みはしないが、慣れない客を連れているから危ない。
 それから、ゴロウに、大丈夫だからと囁き背を撫でる。]


ようこそ、Twilightへ。
ようこそ、オレたちの世界へ。

[オレたち、そう評したところで、本当の秘密が伝わっただろうか。
 小さなお客様に気をつけながら、カウンターへ行こう。
 好きな席へ、といったけれど、この様子だと知った顔が近いほうがよさそうだからだ。]


― 夜のこと ―

[ あくび、しまらない。
けれどそれも、なんだか
いい、と思うのだから
俺も、おかしくなったものだ。]


――、さめないといい


[願いを、口にする。]


[見つめて、交わして、掠めるくちびるに。
それすらも杞憂だと。自身を笑い飛ばしたくなる。
こんなにも素敵で、特別な夜。

たとえ夢だとしても、忘れられるはずがない。]

  ――…もーいっかい

[不意打ちに狼狽える様に、得意気な笑みを見せて。
今度は彼の協力を仰いで、吐息を奪う。]

  ん、…… あっつい、ね

[それが照れ隠しだとは気づかないまま。
僅かに揺れる声音に、確かな喜色を感じれば悦に浸り。
そのまま身を委ね、暫し空の散歩を楽しみ――。]


― 夜のこと ―

……う、うるさいな

[ ばれている。気まずい]


――……次は
ちゃんと、払う


[泣かされたのは、確かだけど。
勝手に泣いたのは、俺だ。
うやむやにされた気がしながら、指をつないで、引かれて。]


あっ、ご、ごめんなさい……

[抱きついてしまったことにまず謝った。
怖がったり照れてしまったりと忙しい。
しかし、いまだ虎徹の服の袖を握っている。
店の客にとってからかい甲斐のある反応すぎた。

大丈夫……ですか?
だ、大丈夫なら、大丈夫なんですよね。

[骨がカタカタと笑うように揺れているが、なるべく目を合わせないように…目がどこにあるのか知らないが。

まだ動揺しながらも、虎徹に促されてカウンター席へと向かった。]

……ここってつまり、不思議なお店、なんでしょうか。

[まだ信じられない様子で尋ねた。だけど、ハルピュイアも骨のお兄さん?も、作り物には見えなくて。]


【人】 酒屋 ゴドウィン

[悪魔の由来、これも教えてもらえないのだろうか。
聞こえたと思うのだがどうも意図的にスルーされた気がする。>>
まぁ言えないことなら仕方ない、ということでそこはもう追及しないことに。]

…あれ?

[『そもそも愛じゃねぇ!』とかそんなツッコミかと思っていたら、普通にリクエストされて少しだけ目を丸くして。]

あ、あぁ。味見だね。
それくらいならお安い御用だ。
割となんでも食べるから参考になるかわからないけど。

…あぁ。珍しい、やつならそうとも限らないか…

[もしかすると彼のコーヒー同様正体不明の何かの可能性もあるのか、ということに気づいて思案顔になるも]

けどパーティ、か。おもしろそうだ。協力するよ。

[ややズレたおもしろそう、という感想はいかにも純情そうな彼らが主役に置かれたときにはたしてどうするだろうか、とかそんなことを考えた結果。]

(32) 2015/08/12(Wed) 00時頃

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