43 朱隠し
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[散らばる羽根には露天風呂ゆえにあまり気に留めず、耽り。
湯にのぼせない程度には抑えただろうが、それなりに盛り上がったとして。髪を結いなおして着替えると朝に華月斎が戻ってきた事を感じ、尋ねてみようと思うことを伝える。
土産は何がよいだろう、酒は自分が飲みたいから持ってゆくとして]
ああ、一緒に来たようだな。
土産は何がよいだろう?華月斎は何が好きだったか知らんなあ。
[一平太を知っているかどうかがわからないため誰とは名前を言わず、適当に物色してゆく]
[藤之助とともに春とも冬ともつかないような景色を眺めながら、ゆっくりと歩いてゆくと、一軒の民家が見えてきた。
夕餉の仕度をしているのか、白い煙が窓から空へと上がってゆく。
そういえば、此方へ来てからまだ一度も食事をしていない。
なのに、何故腹が減らぬのだろう……と考えたら、なぜか腹が減ってきた気がした。
アヤカシの身は、まだ勝手が分からない]
[土産には、酒とツマミになりそうな乾物、ついでに甘いものとつい多めに選んでしまった。
もう一つおまけを持つと結構な量のようだが……気にしない]
[持ち物を半分引き受け、華月斎の家へ向かう]
酒か……。
それにこれは、なんだ?
[おまけに持ったもうひとつが何なのか、少々気になるところ]
[来訪者が来たのは、夕餉の支度―久々で少々作りすぎた―を終えた頃だろうか]
[白飯、味噌汁、塩焼きした秋刀魚、出汁巻き卵、野菜の煮物、それにいくつかの漬物が、机の上に並んでいた]
…………。ないしょ。
[朧に使った香油に似た何かだとは言わない方が良いだろう。
真面目な顔でそんなことを考える]
…………。
[なんとなく、悪巧みに思えてならない]
[じきに華月斎の家に着き、家人の顔を見れば、やはり篝火の前で言葉を交わした男だった]
……アヤカシだったとは。
気付かなかった。
あぁ、そうだ……すっかり名乗るのが遅れてしまった。
私は朧という。
藤乃助、いらっしゃい。それと――…
ああ、お前は、藤乃助を探していた。
[訪ねてきた二人を見やる。]
気付かれていなかったか、それは何より。
朧、だな。俺は華月斎。宜しく。
ああ、そして。一平太。
[一平太は男と共に二人を出迎えていたか、
男が連れて来た元人の子を紹介する。
以前には藤乃助と対立するような姿勢だったが、今はどうだろうか]
2人とも、飯は未だなんだろう、折角だ、食べていかないか?
丁度今、準備が出来たところだ。
[軽い調子で同士と新しい同士を誘う。
断られなければ、食卓には椀と皿が増えるだろう]
[あの時は、まだ藤之助のことを人間だと思っていたな……などと思い出しつつ、華月斎が連れてきたという、もと人の子を見る。
一平太という名には、そういえば聞き覚えがあるが……]
───お前は!
[そこにいたのは、やはり、以前藤之助を睨みつけていた青年だ。
どうしたものか、なぜ彼がここにいるのかと、明らかに動揺した様子で藤之助と一平太を交互に見やる]
お帰り華月斎、一足先に来ていたのでこれ土産。
[丁度良く良い匂いが漂う家に到着、おまけ以外の土産を華月斎に手渡し横に一平太が居ればそちらにも挨拶。
人間でないのなら特に思うことも無く、むしろ同士として良き遊び相手になるだろうと度々押しかけるつもりでいる。
勿論二人の仲をによによ見守る為で、今後がとても楽しみだ]
ああ、さっき風呂に行ってきたんだが飯はまだでな。
ありがたく頂こう、丁度腹が減ってきた。
ああ、ただいま…… 土産?
[藤乃助に渡されたもの、酒と、乾き物と、甘いものを確認すると礼を謂い]
[一平太が藤乃助にもし何か謂うようであれば宥めただろう]
[藤乃助が朧の背を軽く叩くのを見て、目を丸くする]
……藤乃助、お前、変わったな。
[思わずそんな言葉が零れた]
[驚かれた事に驚いた]
そうか?良くわからんが。
[まったく無自覚だったが、言われてみればそうなのかもしれない。
攫ってきた相手はこうして連れ出すことも少なかった]
藤之助に、何となくだがな、と微笑んで。三人と共に夕餉を囲む**
[夕餉の支度をするという華月斎に手伝うと申し出るも、
座っていてくれと謂われ、家の中を眺める。
仕事場と思しき紙や糸などが広がっていたが、
作ったものは見当たらなかった。
やがて夕餉ができあがるころに藤之助と朧が来る]
いらっしゃい…って言ってもいいのか迷うのですが…
これから…よろしくお願いします。
[藤之助が妙ににやついている気がしたのだが
その意味を悟ることはなく
朧が驚いている様には]
私が…華月斎殿に頼み込んだのです。連れていって欲しいと
[藤之助に背中を叩かれ、改めて華月斎と一平太を見る。
少なくとも、嫌々ながらということではなさそうで、安堵する]
……かわった?
[そもそも、以前の藤之助をよく知らない。
知っているのは、ひどく残酷でやさしくて、子どものように我が侭な、愛して已まない藤之助だけだ]
[一平太から華月斎に頼み込んだのだと聞かされれば、意外な気がして目を丸くするが]
まぁ、縁とはそういうものなのだろうな。
[ふっと笑み、家にあがらせてもらうことにする]
[華月斎の言葉に首を傾げながらも、まあいいやと気を取り直して。
一平太へは先ほどのおまけ―普通の椿油―をこっそり渡す]
何にでも使える便利なものだ。そう、何にでも。
[どちらがどうなのかはわからないが、紙を扱うなら部屋にあってもおかしいものでもなく。
しかし只の親切心からではなく反応を見たいが為であった。
一平太がそれに気づけばの話であるが]
[藤之助に椿油をもらい]
ありがとうございます。
[「何にでも使える」の言葉に続き、ニヤリとする藤之助を見て]
はあ、何にでもですか…って……えっ……はぁ…どうも…
[藤之助がどのような意図で渡したのか理解した一平太は
俯き赤面する]
[何かを手渡す藤之助と、受け取り、俯いて赤面する一平太を見れば、何やら善からぬものを渡したのではないだろうなと、藤之助を横目で見て]
何をしでかしたのだ、お前は……。
[呟いて、溜息をひとつ]
……まぁ、それより。
折角のもてなし、冷めぬうちに頂こう。
[華月斎に赤面するわけを尋ねられると]
え?いや、あ、き、気のせいです、気のせい。
[ひっくり返るような声になりつつもはぐらかす]
ささ、冷めないうちに頂きましょう。
藤之助殿も朧殿もどうぞどうぞ…と言っても華月斎殿が作ってくださったのですが。
[苦笑一つ、藤之助からの贈り物は袂に隠し…食卓につく]
[一平太はどうやら察してくれたらしい、赤い顔に満足げに頷く。
後で朧にその事を教えたらそちらはどういう反応をくれるだろうか]
先輩として、ちょっとな。必要な心得だ。
[これは華月斎に睨まれたとしても良い仕事をしたと食卓について両手を合わせる]
ん、頂きます。
これは皆、華月斎が?
器用なものだな。
[感心しつつ、端を手に取る]
そういえば、やはりアヤカシもメシは食うのか?
昨日は、あまり腹の減った記憶がないのだが。
……って、こら!
行儀の悪い!
[いきなり酒をねだりだす藤之助を、慌てて諫めた]
人間の作法とは違うんだぞ?
[元人間かつそこそこの良家出身とは思えない態度だが、我慢しないのが信条である。
特にアヤカシになってからは顕著に]
違うにしてもだな……!
まったく、遠慮のない奴だ。
[しかし、そういう奔放なところがまた愛おしいと思ってしまうあたり、なかなかに重症だなと自嘲して]
以前から、こんな調子だったのか?
[などと華月斎に訊ねてみる。
なんとなく、どう返されるかは予想できたが]
[酒をねだる藤之助に]
今用意してきますね
[華月斎に徳利とお猪口の場所を聞き、酒を用意する
しばらくして、食卓に戻る]
はいできましたよ
[猪口を渡し、お酌をする 朧にも同じように酒を勧めるだろう]
──すまんな。
[礼を言い、猪口を受け取る。
実のところ、酒は嫌いではない。
しかし強いのかと問われれば、まぁ、人並み程度なのだが]
遠慮した俺を見たら華月斎が倒れると思う。
[酷いと言われるまでも無く自覚を持った上での行動、なんと言われようと自分最優先で生きてきた。
これまでは]
ああ、どうも。
[猪口を受け取り注がれた酒を旨そうに飲む。
自然と料理へも箸が進み、会話も弾む……筈]
──まぁ、承知の上でついてきたのだがな。
[漬物をつまみ代わりに、酒を飲む。
こんなに良い気分で飲む酒は、どれくらい振りだろうか]
……あぁ、すまん。
私達ばかり飲んでいたな。気付かなかった。
[そういえば一平太が酒に手をつけていないことに気付き、徳利を持って勧めてみる]
[朧に酒を勧められるが]
いや、私は…申し訳ないです。
とんでもない下戸なものですから。
[苦笑して酒は辞する]
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