人狼議事


194 花籠遊里

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【人】 看板娘 櫻子

 そう、なのですか…?

[びちゃびちゃとするのがいいらしい>>60
 ベルさまは不思議な御方だと思うけれど
 随分と味覚の方も個性的でいらっしゃるのかもしれません。

 取り出した甘味と、とうもろこしの香るお茶。
 緑茶でないのは、少しでもくっきーに併せてのことでした。
 もしかしてですが、これにクッキーを浸したりもされるのでしょうか。
 おずおずと、先程まで繋いでいた手を見詰めました。]

 美味しいなら、よかったです。

[ね、毒なんて入っていないでしょう?
 余計なことを謂わなければ、彼の『蝶』が座っていたかもしれない椅子。
 それに一度、視線を向けたのでございます。]

(61) 2014/09/22(Mon) 00時頃

【人】 看板娘 櫻子

 とうもろこしのお茶です。
 炒った実を使って、お茶にするのですよ。

[かふぇいんが入っておらず、芳ばしい香が特徴です。
 素朴な味がして好きなのだと
 他愛もない会話の中に紡いだりもしたでしょう。

 僕の視線を集めていた指先には
 ちょこれーとくっきーではなく、筆胼胝がありました。
 小首を傾げながら話してくださる姿に
 僕は純粋な尊敬の表情を浮かべました。]

 お話をお書きになられるのですか!
 本を読むのも好きなんです。
 ベルさまのお話も、読ませていただけたりしますか?

[次のお土産には、甘い『夢物語』がいい。
 僕はそんな風におねだりをしたのでございます。]

(65) 2014/09/22(Mon) 00時半頃

【人】 看板娘 櫻子

 ……僕は、嫌ってなどないのですよ?

[優しく語られる未来が>>62
 僕の唇を少しだけ軽くさせました。
 ベルさまは「ヘクターさんは櫻子さんに愛着があるって言ってた」>>56
 そう、謂っておられました。

 それはあまりにも信じられるものではありませんでした。
 きっとこの優しい太陽が、僕に聞かせてくれる『夢物語』なのでしょう。

 僕だって嫌いなわけではないのです。
 ただ、ずっと苦手に思うだけで。]

 出来るでしょうか…。

[どうしたってそんな未来、想像など出来もしませんが。]

 ……出来れば、いいなって思います。

[隣に座り、甘味と飲み物とを並べて。]

(66) 2014/09/22(Mon) 01時頃

【人】 看板娘 櫻子

[そんな未来を望む事さえ許されないのだということを
 僕が知るのは、まだこの刻ではなかったのでございます。


 櫻は今日、花籠での終わりを迎えます。


 それを知るは、今宵の櫻を買い付けた『蝶』のみでしょう。
 櫻の季節が終わったのだと。
 身を繋ぐ見えぬ鎖が、今宵の金で断ち切られるのだと。

 ──中庭も幾分、寂しくなることでしょう。

 此処でしか咲けぬ『櫻』を捨てる言葉が
 きっと愉悦滲ませながら、響いていたのでございます。]

(67) 2014/09/22(Mon) 01時頃

【人】 看板娘 櫻子

 いつかきっと。
 だって、僕はずっと此処におりますから。

[何も知らない『櫻』はひとひら
 甘い焼き菓子の花弁を食んで、微笑んでおりました*]

(68) 2014/09/22(Mon) 01時半頃


[森の奥の奥の小屋には、小さな月が、堕ちている。

なんて、まるで御伽噺の様な――終わりで、始まりを。]




 ――…亀吉。

[嘗て、ある城に仕えて居た頃に。その主に授かった小屋。
その風貌はまるでヘンゼルとグレーテル、かの魔女の住む家だと嗤う者も居るだろうか。
されとて親も、形見も、何も無い自分には初めての贈り物。初めての自分のもの。家に自分のものを揃えて置きたいと思うのは――そう、ごく自然の事だと。
頬に当たる温風が首筋さえ撫で、森の奥へと流れて行く様を横目に、彼の不安を剥がれぬ濡れ紙のように脳裏に張り付けながら、ただただ先を想い踊る胸を抑え。

その兄妹の御伽噺のように、道標のパン屑は無い。
野薔薇に抱かれる塔へ向う王子の為に、誘ってくれるものさえ無い。
そう、この秘密基地を知るのは夜に微睡む月と、森の影。
――そう、泡沫の様に切ない幸せを望む二人と …影、のみ。


  宵闇は、館のみに留まらず。]


― 現在 ―

 …ん、……あ。

[ぱちり。自分で閉じた覚えの無い目蓋を押し上げる。
見えたものは仄暗い世界。感じたものは冷たい床。

――嗚呼、籠から出たものは、所詮夢だったのか。

そんな絶望に似た情を胸に燻らせながらも身体を起こそうとした時に、一閑後頭部に響いた痛み。まるで夢では無いと示してくれたそれは、ハッピーエンドでさえ無いと暗に指し示しては嗤ったように思えた。

今一度床に突っ伏したならば、冷たい感覚にもちいさく呻きでも上げただろうか。]

 …どこだ、ここ。

[確か、確かと思い巡らす。
かの淡藤が――否、好い人が、腹を空かせているだろうと街へ出たその先で。
好い人の為に、先ずは休める物を集めようとしたその矢先に。
立ち憚る影はまるで走馬燈。数人の影は自分を包み、軈てはその影を、…手元の狂気を振り翳し――記憶はそこで闇に呑まれて消えている。]


  …帰らなきゃ。

[ただ自分を突き動かすのはその衝動。彼の不安気な眼差しが胸を射抜いては、焦燥感がせり上がり。

そう、帰らなくては。自分達の家へ。
これから綴る、物語の行き先へ。
――そうでなければ、月が、泣いてしまうから。

然し重さを伝える四肢は、妙な金属音と共に。ぐるりと暗がりを見渡し見えたのは、自分と同じ様な人と。
……この町に在ると言う、小さな娼館の名前、だろうか。]

 …――ちょっと、……笑えねえよ。

[身を売られたか、売られる道中か。真相は定かでは無いけれど。
翅を未だ持つ蝶を閉じ込めるような鉄籠は、蝶の胴を押し当てても揺らぐ事は無く。

幼い記憶の奥底で、じんわり思い出すは近辺に住む悪趣味な金持ちのこと。
嗚呼、これじゃあ物語は綴れないと。震える唇は彼の名前を紡ぐ。]


メモを貼った。


【人】 看板娘 櫻子

── 広間 ──

[ベルさまとはどれ程お喋りをしたでしょうか。
 他愛もない会話が殆どでしたでしょうが
 それはとても、僕にとって『しあわせ』な時間でありました。

 その時が終わりを迎えたのは
 「櫻の夢が所望された」と何方かにお伝え頂いた時のことでしょう。]

 ……ベルさま、ごめんなさい。
 呼ばれてしまったので行かなくちゃ。
 今宵も、あなたさまに合う蝶と出逢えると佳いですね。

[申し訳ございませんと、恭しく席を立てば
 微笑みを向けたのでした。]

 また、お越し下さい。
 お待ちしておりますから。

[そうして、広間を後にしたのでございます。]

(69) 2014/09/22(Mon) 04時頃

【人】 看板娘 櫻子

[白い着物に変えるために部屋へと帰る道すがら
 『蝶』は何方なのかお聞きしました。

 その瞬間、聴いた名前は思いもしない名前でありました。]

 ご冗談を、そんなまさか。

[櫻など、見向きもしない『蝶』ではありませんか。
 他のどんな『花』にとまっても、毟っても
 櫻樹には寄りもしない『蝶』のはずではなかったのですか。]

(70) 2014/09/22(Mon) 04時頃

【人】 看板娘 櫻子

 やっ  …──、いやだ… 厭です!

[僕は初めて、地下へ向かうことを拒みました。
 それは子供が駄々をこねるように少し続きましたが
 結局は、向かわなければならないのです。
 その些細な反抗は、地下牢にも伝えられてしまったことでしょう。

 何が、そんなにも厭なのでしょう?

 深くを考えてはならない気がして。
 僕はしぶしぶと、白を纏っていきました。]

(71) 2014/09/22(Mon) 04時半頃

【人】 看板娘 櫻子

── 地下牢 ──

[白い着物を纏った櫻の精が、肌寒い地下に舞い降ります。
 待つであろう、探すのは秋色。
 射干玉がその色を捉えたのなら、そっと房へと格子を潜り抜け。
 清めた身体から櫻の香を漂わせておりました。]

 ……───買わぬのでは、なかったのですか?

[今宵はどんな気紛れなのか、と。
 薄い唇を引き結んで、射干玉を床へと落とします。
 白い女物の着物、けれども頭には何時もの櫻色が揺れていました**]

(72) 2014/09/22(Mon) 04時半頃

看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2014/09/22(Mon) 04時半頃


ー寂寥の日ー

……また新しい方がいらっしゃいましたか。

[娼館の裏口停まる荷馬車一台
売られた人、これから売られる人を集められた鳥籠がそこに鎮座する。定期的に新しい花を卸しに来る商人が、また新たに連れてきたらしい

此処にある花、どれを買うかは分からねど娼の主が検分を始める。自分は丁度手が空いていたので主の証文等々の荷物持ちとしてその場へと立っていた

主がその荷馬車の主であろう人と交渉しているその中で、目を引いたのは茶の髪をした少しばかり身なりのいい商品
その頃はまだぼろぼろの爪ではなかったろう。それで己が額に掛かる前髪払い]

――……?

[と、彼が呟いた名に、聞き覚えがあった気がした]

亀吉君を、君はご存知なのですか?

[もしかしたら、聞き間違いだったかもしれないがそう尋ねてみた]


メモを貼った。


メモを貼った。


─?─

[ピクリと睫毛が震える時、漏らした声は掠れていた。]


[突如暗くなった視界の中。ぼんやりと覚えているのは勝手気儘に揺れる身体。

鼻を掠める人の気配を意識の外で微かに感じながら、鉛のように重さを持った体躯が、硬い膝元に沿うように寝そべっていることに気付いたのは、耳朶から顎をなぞる肥えた指先が幾度か往復してからのこと。]

──…っ!

[息を飲む音。強張る肩。
反射的に顔を背ければ止まる指の動き。代わりに響いたのはガシャン、という金属の音。

不快な旋律に顔を顰めれば図ったようなタイミングで掴まれる頤。
視線の先、映るはいつかのあの男

水面にて映った影とゆっくりと重なっていく]


「迎えに行くと言ったじゃないか」

[囁く男の声は猫を撫でるような甘いもの。背筋に冷たい一筋を垂らしながら青年は瞳を見開かせたまま、男の指先に捕まり]

…ぃ、やだ……ッ!

[寄せられる顔。逸らしたのは一瞬。
歪む口元は青年のものではなく、男のもの。

叩きつけられたのは臥榻の上。
何処か埃臭い布は所々黄ばんでおり、記憶のものに比べて随分と薄汚れたものとなっていた。

それは花籠での暮らしが恵まれていた故か、この金持ちの生計が何年か前此処で閉じ込められていた時より傾いてしまった故かは知らぬところ。

どちらにせよ、記憶の片隅で比較してしまうこと。出来てしまうことに眉をキツく寄せては押し倒されるまま銀糸を散らす。

口籠る青年を満足げに見下ろす黒い影。]


「また伸びたのか」

[喜色を含んだ男の声が、結えられた髪を梳いていく。
不興を買って花籠へ連れて来られた時とは異なる愛玩するような手付きで。

ぞわりと悪寒めいた感触が身体を蝕む。背けることを許さないとばかりに寝台に張り付けられた鎖の先端。

男の脂切った指が、つま先がそっと、そっと髪紐へと向かい、暴かれていく。

白に揺れる銀色。満足そうに見下ろす男の口元は弧を描く。

乱された花頭に過るは射干玉の香り。何処からか射し込む光は陽か灯かは分からない。

けれど広間にて寄せられた櫻の花弁が散らしたそこを、散らされてしまう指先を、心底恨めしそうな顔をして歪ませただろう。]


[途端、男は笑み失せたつまらなさそうな顔で寝台に張り付けた青年に視線を向ける。
けれど青年の首元に残る所有の印を見やれば下卑た笑みへと代わり]

「…ああ、『花』だったのか」

[揶揄るような声が小さな小部屋にて響き渡る。
蟻走感を覚える青年より先に不躾な指の腹が首筋から首元へと辿り、花籠を抜け出す際に緩んだ衿元を寛げようと踊り出し]

「ほら啼いてくれよ 亀吉──…」

[全身を覆う陰がそっと、覆いかぶさった*]


[そして再び意識が浮上する頃には男の姿は見えず。
代わりに吐き出された欲がてらてらと腹を汚し、はっきりと男の痕を残していた。備え付けられた簡易な小窓に這いつくばるようにして近寄ろうとして、金属音が厭な音を立てる。]

「外の世界を好いてただろ?」

[行為の最中、揶揄るように並べられた言葉。
愛のない所有欲のためだけに身体を揺らされながらも、その台詞だけは拾っていた。

主人曰く──…

好きな分だけ見ればいい。
小窓からはお前の好きな街が見られる、と。

その度に首元から奏でられるは捉える為の楔。
犬や猫を飼うのと同じ、首輪。
喉仏を圧迫する枷を楽しそうに時折引いては嘔吐かせられた。

男が満足したのはどれくらい経ったのかは手放した意識の後が知ること。静まり返った部屋は殺風景で寝台以外は何の変哲もない場所。

自身の首元を覆う革以外は。]


[窓から射し込む光に近寄ろうとしたのは、首輪が不快な音を立てる前。
男の口とは裏腹に、ギリギリ小窓に届かないくらいの距離で留められた鎖。

乾いた舌の音が部屋に響くが気にしない。
咎める人は今いない。

だからこそ、喉仏を締め付ける首輪の圧が加わろうとも、身を乗り出し小窓の下を覗き込もうとして──視界に掠めたそれは──…?]

……ト、…ィ…

[囁く声は掠れて *響く前に落ちた*]


メモを貼った。


看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2014/09/22(Mon) 13時半頃


【人】 看板娘 櫻子

[僕の射干玉は俯き、少しの刻を巻き戻ります。
 持て成したお茶の話、書かれていらっしゃるという小説の話>>73>>74

 朗らかに笑う、太陽の御方は「好きなのは悲劇だから」と
 ご自分の書かれたお話の事までは、お話ししてくださいませんでした。

 悲劇は安心するのだと仰られます。

 僕が書斎で『夢物語』ばかりを読んでいた、霧雨の日。
 数多の『しあわせ』と幾千の『悲劇』を眸に致しました。
 僕の心に残ったのは、どちらの物語だったのでしょう。]

(76) 2014/09/22(Mon) 17時頃

【人】 看板娘 櫻子

 ベルさま。

[僕はひとつ浮かんだことをお伺いしようとして、唇を開きました。]

 ……───。

 そのお茶会の時は、珈琲をお淹れしてお待ちしておきますね。
 だから、ざっはとるて、というものを…
 楽しみにしておきます。

[そして結局、伺うことはできなかったのでございます。
 叶いもしない未来を夢見て、約束を重ねていくのでありました。]

(77) 2014/09/22(Mon) 17時頃

【人】 看板娘 櫻子

 
 
 はい。
 僕もベルさまのこと、大好きです。


[再会の約束は、心からの言葉と笑顔でありました。
 それが最後になってしまうことを
 『悲劇』の物語だとするならば

 ───ベルさまは、喜ばれたのでしょうか*]

(78) 2014/09/22(Mon) 17時頃

看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2014/09/22(Mon) 17時頃


― 人売りの馬車 ―

[皮肉な物だと、一人自嘲した。
籠から逃げ出した蝶は形を変えて花籠へ、戻る事になるだなんて。

目前で繰り広げられるは花の売り買い。人による人の欲の為の、花の売買。ひとつひとつ乱雑に摘み上げられる花達は、それまた乱雑に分別されては要らぬ根を、足を伐採される。――契約書と言う名の鋏に依って。

自分まではまだ数も在るだろうか。
恨めし気に役人を見ることはあるけれど、売られる花には一瞥もくれず。共に咲くことになるだろう花のことなど、知りたくも無いと顔を背けては茎となる前の手足に力を入れ

――そうしている内に聞こえて来た声には、思わず大きく顔を上げた。]



 …キミこそ…、…亀吉を知ってるのかい。

[その姿は花売りには到底見えず。ただ傲慢な売り人買い人の側に立つ彼はまるで「花」。まさかと睫毛を震わせるけれども、返答を貰わずには声も出ず。
ただその代わりに、否元から懇願する気は有ったのだろうが――急いだように言葉を紡いだそれは此処から出る術を尋ねるもの。

「ねえ、ちょっと、ここから出してくれない」

なんて、冗談めかし、苦笑混じりに籠を押す。
まるで少しだけで良いからと、無垢な子供が境界線を知らずに大人に疑問を掛けるように。

…そんな事をすれば、子供で無い自分は、地位の持つ立場でない限り。此処の役人が余程の「甘人」でない限り。彼の身に降り掛かるモノが視えているはずなのに。]



[ただ脳裏に浮かぶ朧月は今や好い人。
其れがどうにも泣いているような気がして、かの瞳が魅せたいつの日かの寂寥が余計に気持ちを焦らせる。余裕を見せたつもりの言葉はただ早歩きしているようにも思た。

然しそれでも、気のせいかもしれないけれども。
星に宿されたとんでもない出来事が、堕ちた月へと降り掛かる様な胸騒ぎがした。]

 …――俺、急いで帰らなきゃならな、…いんだけど…さ。

[ 一刹那。
気持ちを誤魔化し弛めた頬を引き締め、神妙に言の葉を紡ごうとしたその視界の隅にて。遠い遠い道の果て。大きな屋敷に造られた窓辺

そこに彼が、居た気を持ったならば。
…今や花に成り掛けた蝶の顔は強張り、ただその紺瑠璃を酷く揺らし咽は水に飢える。]


…ええ。昔の知り合いです。
[絞り出す声はどこかよそよそしい
出して、という言葉にゆらりと瞳を揺らめかせ。暫し考えた後]

……今は無理です。でも、脱走する手引きなら。
今はこの廓の主に買われて下さい。
水揚げまでには時間があるでしょうし、それまでに機を伺えば今ここで逃げ出すよりは逃げ伸びる事の出来る可能性は高い。

主に口を聞いてこの花を買ってと甘言することはできます。
……どうなさいますか?

[急いで帰らなければ、と言ったその亀吉の知り合いの顔が強張るのを見れば、声をひそめて尋ねた]


メモを貼った。


メモを貼った。


[こてりと。緩にちいさく余所余所しい返答へ首を傾げた。
男はただ前籠で花や蝶が行方不明になっているとは梅雨知らず、無知故に訝しむ視線さえ投げながら――そうして来たる返事にはこくりと浮かんだ疑問を腹に降ろしては「何かが在った気がした」窓辺から視線を外す。]

 ―――み、…水揚げ、

[ぱちり、ぱちりと瞼は瞬いた。
廓に通って居た自分が知らぬわけではない其れ。以前酒場にて小耳に挟んだことによれば其のような花を買った人さえ。]

 ……それ、一歩間違えば俺…ヤバいでしょ。

[伏せ掛ける瞳は凄みさえ垣間見え。自分が自分の気に入らない輩に抱かれること、そしてその姿なんて考えたくも無いと、首を振り髪を揺らし。ひとつ、瞬き。

首筋に掛かる髪先に擽ったさを覚え、その首元へと手を置いたのならば。軈ては吐息を空に混ぜ、彼の提案にこくりと首を縦に振った。]

 ……裏切らないでよ。

[そんな言葉を手土産に。]


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