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……、
[ 知りたい、と聞いて
こころが浮つく感じが続く。飲んでもいない酒に酔ったみたいだ。 ]
――俺は、……、
――あんたのこと、気に なる、
[ 何も、知らないんだから。
知れば、近づけるかと思って。
なんで、俺の秘密、知ってるのかというのも――気になるし。]
――あんた、
夜の方が起きてるみたいだ
[ 夜行性か。 ]
ものを大事にするのは苦手でね。
…… うん、でも、意外と壊れない。
[人間の物作りに対する情熱は、中々だ。
別におれの為では全くないが、感慨を覚えて
眼鏡の蔓に触れた。度は、人間の近視用程度、ある。
いや
席に座るまで、このままだとおれは離さないのである。
片手でも飲み物は飲めるはずだ。]
勿体ない。
あんたの夢も、…… 大事な夢なのかと、思った。
[ ケイのコーヒー。
俺も、それにしてみよう。
冒険気味の注文はそれからでも遅くない。
と、>>*10トレイルがくれたのは
アドバイスらしい。
……なんか、変わってるのか、その
[ マスターの言葉を誤解していたが、いかがわしいなにかってことはないみたいだし。なんか、――ワイバーンとか聞こえた気がする。 ]
本当に信じるか如何かは
…おれがあんたを夢で探してからで、良い。
[良い、んだが。
此処でなら話して良いか、この店の中なら。
繋いだ指を引き寄せて、おれの目は、リツの指。
落としたまま、視線を重ねず、話を続けた。
――― 人間ではないことを拒まれたら、と
そんな予想を、思考に、組み立てていた所為。]
良いんだが、 ………
あんたは、おれが人間じゃあないと言ったら
厭か。 だめか。
[ゆるく、首を捻る、視界の隅。
うん、まあ、此処から、人間でないものが見えるのだが。]
良くない。
……… 夢に見るくらい、なんだろ。
おれは、気になる。
[勿論、酒場で居合わせたわけじゃあない。
ただ、はぐらかされそうな口振り
眠気ばかり含んでいた声に、熱が籠もる。
良くない、おれは、良くないのだ。]
うん。
[落としていた視線が、持ち上がる。
リツ
拙いようないらえ、喜色に、想定以上に柔らかく溢した。]
はは、 ………うれしいねえ。
夢みたいだ。
…… ん? 夢か? ……夢じゃないか。
[現と夢を取り違えるのも、一瞬。
目許から滲むように、笑う、昼と違う面で。
そういう面を、させられているわけで。]
昼は、ねむい。
[真面目に、言う。]
……、探す。
[
話しているうち。段々、きっといる、いたのだ、あの夢の中、と思うようになってきた。]
――っ、……エフ……?
[ 指を引き寄せられた、
心臓が跳ねる。そろりと、見つめた。
視線が合わない。]
――、……
[ 瞬く。――人間じゃ、なかったら?
ごく真剣に聞いて、
少しの間。至極真面目に、答える。 ]
……俺は、
……あんたが、……あんたなら、
いやじゃ、ない
……、
[ 首を捻った先につばさのある生き物。
今度ははっきりとらえて
あ、なんて間抜けな声にならない声。
――、……っ、それは
[動揺に、目が揺れた。
潤んだかもしれない。情けない。
夢に見るくらい。そう、その通りだ。
唇を噛む。]
……――誰にもちゃんと言ったこと、
……なかったのに、……
[ ぎゅう、と。エフの手をにぎる。
ああ、信じる。フライングかもしれないけど、信じるとも。どうやってかはわからないが、エフは、俺の夢のなかに、居たのだ。 ]
[夢に糧を求めるおれみたいな生物が
現で食うものと言えば、文字通り、詩めいた、夢>>*13
人間、信頼のおける店員>>*13のアドバイスに
うん、と、素直に頷く、素直な生き物なので。]
……… 攫って来たからには、責任は取る。
うん、そうだな、こう言うか、 …任せろ。
[ぼんやりと、響く、任せろ、にも熱は籠もった。
人間の客が少ないからこその歓迎にせよ
確かにこの店は、悪戯好きが多いから。]
――……たいした、話じゃない、
でも、……あんたが、
聞きたいって、いうなら。
[ ――本当に。
どうかしてるとは、思うけど。
コーヒーが運ばれてくる少し前、
ようやく俺は、絞り出した。]
アマノ。
[店員、――もう一人の、人外>>*17の。
呼ぶ声は、昼よりも柔らかい、この状況の所為でもある。]
まだ。
……… でも、ゆっくり、話して良いと、思う。
[リツの順応力、あとは、任せろと口にしたからには。
気遣う彼の声も、今のそれは分かり易い。
静かに会話を交わす最中
蛇の、オーダーの返事>>*16が届いて
任せた――― と、こちらは、目配せて、笑う。
おれの舌には馴染むが、リツの舌には如何馴染むか。
運ばれるコーヒーを心待ちにしながらも、目は傍らに。]
…… 探してくれ。
おれが先に見付けたら、四勝一敗だねえ。
[リツ
それでも傍らは近いから、彼の表情も、それとなく。
夢も、ハンデも、カウントする。ズルじゃあない。]
リツ。
[呼ばれた名前に応えて
引き寄せた指は、カウンター上、重ねるかたち。
齎された間は判決にも近い。
存在する心臓が穏やかじゃないリズムだ。]
………… 良かった。
[そして、いらえに、一気にほどけた。]
[ケイがコーヒーを運んでくる。
ん、なんか、不思議な匂いだ。>>*18]
――初めてだ、
こんなの
[ くん、と匂いをかぐと
目眩がするような深さ。
コーヒーは夜の色、ってどっかで聞いたな、なんだっけ。
口に含む。 ]
――、っ……?!
[ 衝撃だ。
人生初の味だ、紛れもなく。]
な、なんだこれ……!
[ どこかの席から笑いが起こった。やばい。恥ずかしい。 ]
[良かった、良かった、三度繰り返した。
―――… あ、
重ねた指を繋いで、笑う、良かった、と。
滑り落とした視線は、漸く彼を見ることが出来て
薄暗い照明に映る目。潤んだ装いに、瞬く。]
勝手に覗いたもんで
こんなことを言うのは、おれでもずるいと思うが…
溜め込んで、夢にまで見るなら、おれが。
……… 聞く。
[握られた指先から、力が籠もる、熱が籠もる。
おれも、同じくらいの力で返して
大丈夫だから、そう言うくらいは、許せ。]
[ どんな豆で、
どうやって淹れたらこんな風に。
もう一口。――うん、新感覚。
舌鼓と言うよりはドラム連打の心地でいると、アマノ店員とエフがなにやら ]
――話してるって、何?
[ 天邪鬼のこと、知る由も無く、俺は疑問符浮かべて年もそう変わらないであろう店員を見たのだった ]
[おれの緊張が緩んだところで、コーヒーが運ばれた。
同じようで、異なる、カップの中身。
間違えるな、とトレイル>>*25が言うのだから
中身はそれぞれ異なるのだろうと想像出来た。
此方に渡されたカップを、空いた指が引き寄せる。
濃い、深い匂いが、湯気>>*19から漂った。]
ありがとう。
[一言告げる、トレイルにも、厨房の奥にも。
一口啜れば、血の匂いと、神秘的なそれの味。
わりと脳味噌に、がつんとクる味だ。]
うまい。 ……そっち、は、
[何、と、問い掛けかけて、これ
ケイのコーヒーは、 ………凄い。
[凄い、以外に、俺は形容することばが理解らない。
店内のどこかから笑い声も聞こえて
はは、と、おれも重ねる、柔らかめに。]
な。 驚くだろ。
[そして、豆の種類>>*25の説明を求めて
蛇の趣向に、ははあ、と、感嘆、おれも間抜けた。]
……… 本当にこの店は、ずるいもんだねえ。
[次に運ばれるのは、所望した雲の糸>>*20
現にかたちのないものを求めるおれに
飯を提供出来るだけでも、大概、なのだ。
独特の匂いに、味付けはともかく、目に色鮮やか。]
おれのお気に入り。
…… なんだが、リツは、止めておくか。
[人間が口にすれば、噎せるで済まない気も、した。
備え付けのフォークを、カップの次に取って
店長>>*22に、目配せ、忙しそうに働いている。]
店長は、酒も…… 美味い、らしい。
あんた、飲むのか。
[酒は、しかし、あまり飲まないので。
リツに嗜好を尋ねながら
フォークがくるり、繭を解いた。]
[>>*13トレイル店員の言う通り。
この店は刺激が強い。いろんな意味で。
このコーヒーもそうだし。
――そんなコーヒーにむせる少し前。
見つける、見つけないの、話と一緒に
……次は、俺が見つけるし。
[ 対抗心。
負けっぱなしはいやなのだ。
――よかった、と。解ける気配に、自然、頬が緩む。 ]
メモを貼った。
[
そんなに言わなくても、とは思えど。
そんな風に、笑まれたら。
文句なんて、出てくるはずもない。
――ようやく合った視線。
潤んでいるのが、ばれてしまう。]
……――、…、
[つん、と鼻の奥が痛い。
勝手に覗かれたのに、
ずるい言い方なのに、]
……っ責任とれよ、……ほん と、
[かろうじて、泣くのはこらえた。]
[
すごい、なんて形容詞が似合うなんてはじめて知った]
うん すごい な
[笑われているのをごまかすように
コーヒーの水面に視線を落とす。
ゆらゆら、夢のように
ほのかな明かりが揺れている]
……わらうな。……驚いた。
[本当に、不思議な味だった。
でも、いやじゃない。]
吸血鬼……?
[豆の説明。たとえ、じゃないことがじわじわと空気から伝わってくる。ここは、人間の世界とは違うのだ。]
[アマノとの会話を気にする、リツの様子に
視線を一度、店員に、ゆるく、滑らせた。
自分の正体を自ら口にするなら良しとしても
人外には人外の事情がある、彼もまた然り、かも知れない。
それに、アマノ自身が見せた気遣い>>*29を
無碍にしないよう、おれは繭を崩すのだ。]
はは。
[コーヒーを飲む、前後のはなし。
眠気の晴れた声がわらう。
対抗心を覗かせる可愛げと、単純な、嬉しさで。]
あんたに、また、見付けられたら
…… そうだな、あんたもズル、して良いな。
[ハンデを一点請け負っている獏は
夢のなか、自分のフィールドだから、視線を流す。
傍らと視線の高さに差があれど、掬うように。]
[うん、でも、
すぐに咀嚼して
飲み込みきれるものではなく。
ひっそりといっぱいいっぱいになっている。
本当にこれ料理か、のレベル。
ふわふわの、子供のおもちゃのようだ]
……美味いんすか、それ
[興味は、あるが。
じっと、食べるのを見ている。]
――酒、 嫌いじゃない。
甘めのやつが、いい
[美味い、なら。頼んでみようか。]
[心音は、また、ゆるやかに、眠る前の多幸感めいた。
視線の先の、リツ
やはり、と、確かめて、繋いだ指を解いた。
互いの体温を残した人差し指で
零れるまでは行き付いてなさそうな、目尻に触れたくて。]
…… 泣いてないか。
[触れて、涙は堪えられているのだと
濡れた感触のない頬にも、触れてみて、知った。]
責任くらい、 ……任せろ、うん。
ちゃんと、おやすみまで、送るしねえ。
家まで送るのも、責任を取る、だよな。
[人間の男女関係で主に適用される流れ、だ。]
……… 夜。
[夜みたいだろう、と、ケイのコーヒー
匂いはそれぞれ、獏の鼻でも分かるくらいには
異なっていて、それもまた、趣向を凝らして楽しい。]
あんたは、ひとだが
夜も、此処まで走ってくれば、良いな。
……… 歓迎してる。 皆、おれも。
[店長も、店主も、運ばれたコーヒーも。
とつりと漏らして、二口目、口に運んだ。
血の匂いは苦い、苦いから苦手ではなかった。]
笑う。 あんたのかおを見てるのは、楽しい。
吸血鬼は、 …… 知ってるか、血を吸う。
[ざっくりとした。]
[>>*29 不慣れな俺に、
気を遣ってくれているらしい。]
――ん。
[と、頷く。
俺は、新参者だ。出すぎた真似はよくない。部活に所属する身としては、身に沁みている。]
……ズル?
[
とっさに思いつかないが。]
なんか、考えとく。けど。
[できれば正攻法で、いきたい。
これでもアスリートなので。
掬うように見られると、
なんだか落ち着かない。]
[雲の糸、色彩は鮮やかだが
かたちはどことなくファンシーも匂わせる。
おれのフォークがそれを崩しても、ファンシー。]
うまい。
食ったら、起きる。
[視線を受けながら食べると言うのは
地味に落ち着かないもので、繭を口に運ぶフォークが
もさ、もさ、噛み、飲み込む、咽喉が上下して。]
甘め ………
[一瞬声が揺れたのは、気付かなくとも良いはなしで
忙しそうな店長を呼び止めて、オーダーを促した。
甘めのカクテル、シャンディ・ガフとか、その辺り。]
メモを貼った。
[
息が止まった。
心音が、うるさい。]
ない、て、…ない。
[泣いたら、負けだと。
勝手に思っている。
親友は、何も知らないのに。
でも、エフの手には、負けそうだ。くやしい]
ああ……夢の中に、
来る、ん、だもの、な。
[――送ってもらうなんて、女の子みたいだな、とちょっと思う。]
……… はは、あんたはズル、しないか。
[おれは歩くし、おれはズルをするけれど。
―――…けど
リツの気質を知って、またひとつ、笑みが漏れた。
視線は、表情を顎の方向から掬って
落ち着かない様子を見て取って、目尻も和らぐ。
なんだかとても、表情ひとつ取り溢さないように
しているのを、隠さない、おれは素直なので。]
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