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皆が皆俺みたいだったら、村が酒臭くなっちまうだろう。
第一、希少だからこそ価値が有る良い男なのさ。
[場を和ませようと軽口を叩いた。ピッパの事を話すリンダを微笑ましそうに見ていたが]
だから、こうして見守っているんだろう。
お前さんと過ごした事を伝えに来た嬢ちゃんの顔は…幸せそうだったよ。
無論、先立たれた悲しみはあったろう。 それはお前さんのせいでも、誰のせいでもない。
あり得る事で、実際にあり得てしまった。 それだけだ。
だがな、永遠の悲しみを、たった一瞬の幸福が救う事だってあるんだと俺は思いたいね。
[の言葉に頷く。]
誰にも、責められやせんよ。 皆、強くは無いんだ。
誰も、喜んで人を手に掛けようなどと思わんだろうさ。
本人は本人で辛かったに違いない。
[「そうでなけりゃ、ただの悪魔みたいなもんだ」と、殺人鬼云々に関していくつか文句を並べたてる。]
だが、どんな理由が有ろうと、いくら辛かろうとも……それは結局、欺瞞に過ぎんのじゃないか?
手を切るのは痛かろうが、切られた手にしてみれば、たまったモンじゃない。
それは……それだけは、間違っている。
…しかしまあ、実際。 誰を責めようも無いんだが……。
[言葉も無い、と言った体で顔を隠す様に頭をかいた]
漂白工 ピッパに微笑む。 「リンダは、お前さんをよろしく、とよ。心配するな。」
おお、それと葉巻もな。 吸い損ねて忘れていた。
[微笑みを返す。]
そいつはな、お前さんが優しいからさ。
優しくされるってのは普通の人間なら当たり前の事だ。
そうされて、優しいと思える心を持ってる人間を、優しい人間と呼ぶのさ。
俺なんかは、優しくされると何か裏が無いかつい探っちまってな。
俺の様に意地が悪いとそうなるんだ。 ふっふっ。
[やがて自分の体が運ばれていくのを見て呟く。]
見送ってくれるのに、ついて行かない訳にはな。
自分が埋葬されるのを見るのも乙なモンだ。
俺は彼女達と行ってこよう。 俺の葬式だ、お前さんが来る事はない。
[「来たいのなら止めはせんがね」そう言って、酒場を後にした。
顔を隠してしまった帽子の上から、リンダを撫でて微笑む**]
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― 回想 ―
――誰?
[なにやら声が聞こえてくる。 視線を向けれど、夜闇で視界は狭い。 自然と高圧的な声になり…]
あら…セシル様に…ギリアン、様?
[それが誰かが分かれば、彼らが運んできた人物に目を見開いた]
――ラルフ?
[ぽつ、と名前を呟けば… 軽く眉尻を下げ]
…此方へ。
[そういって、客室へと運んでもらう]
(124) 2010/07/07(Wed) 23時頃
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…お仕事も御座いますのに… ありがとうございました…ギリアン様。
――そう、ですわね。
[落ち着かない様子のギリアンに、礼を言う。 ふ、とセシルに小さく笑うも、その笑みはぎこちない。 礼をとられれば、緩く頭を下げて見送る…]
――良いのよ。 私の言に逆らってまで。 最後まで残ってくれたのだから…
[ラルフの力ない様子に、グロリアは目元を押さえる]
本当に…お馬鹿なのだから。
(126) 2010/07/07(Wed) 23時頃
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[葬られる自分を見る。多少不謹慎な笑いが浮かんでしまうのは無理からぬことか]
皮肉なモンだ。 葬式なんざ、大した意味も無いと思っていたが……
まさか自分の葬式を、自分で見るとはな。
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――主人に、命令するというの?
[隠していた目元。片目だけ覗かせて、ラルフを見る。 隠されていた瞳は潤んでいた]
涙も悲しみも、全ての感情は… 誰か一人のためだけにあるものじゃないわ?
[幸せだったと語る使用人に、一つ、息をこぼした]
そんな、ことだけで… 貴方は、幸せを感じていたのね…
私なんかのために残って。 私なんかのために、こんなことになって。
[瞼を閉じれば、零れ落ちそうな雫は微かにきらめいて]
私は…虚ろなモノだけで体を成していただけだから。 崩れぬようにするだけで精一杯だわ?
(147) 2010/07/08(Thu) 00時頃
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――それでも。 街に行かせてあげられなかったのは…
[声も途切れ途切れに。 唇だけが動き、その意図が分かれば指先で涙を拭う]
無茶を、言わないで…っ。 貴方は…私を、助けて。くれたのよ? あの時から。今の、今まで。
それが、目の前で… 目の前で。居なくなろうとして。 何も、感じずに居られますか…!
(156) 2010/07/08(Thu) 00時半頃
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――っ。
[そして。 ラルフは、ゆっくりと、瞼を閉じた。 涙を流すグロリアをとがめることなく。 笑みを残して]
――。
[奥歯をかみ締めれば、頭を垂れる。 横たわるラルフの傍らに、膝をついたまま。 それは、さながら祈りの様相にも似ていた]
(164) 2010/07/08(Thu) 01時頃
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