人狼議事


65 In Vitro Veritas

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【人】 ぺるしゃ セシル




[その青灰の瞳は、一度長い睫に隠れてから、見開かれる。*]



  

(61) 2011/10/05(Wed) 10時頃

ぺるしゃ セシルは、メモを貼った。

2011/10/05(Wed) 10時頃


【人】 ぺるしゃ セシル

 イワセにならないなら、
 お前はどうやって生き延びる?

[左のボールを握りしめる赤毛をしっかり見据えて…。]

 俺は、言ったはずだ。


 泣いてばかりなら、ってな。

[オリジナルにみえますよ、の言葉には、目を細めた。]

 オリジナルに見える?それはお前の言いぐさだ。
 作り出したのがオリジナルなのは、認めるが…。

 お前を壊そうとするからオリジナルなのはなんでだ?
 ここにいるオリジナルは、まだ、誰も、手をかけてないぞ?

[セシルが黒田を殺したことは知らない。]

(68) 2011/10/05(Wed) 15時半頃

セシルは、コーダはコップの落ちる音、またしたたり落ちる滴をみつめる。

2011/10/05(Wed) 15時半頃


【人】 ぺるしゃ セシル



 結局、また、泣くんだな……。


[小さな、ため息。**]

(69) 2011/10/05(Wed) 15時半頃

【人】 ぺるしゃ セシル

>>70

 そうだな。あの映像を見る限り、そうだ。
 知らなければ、お前のオリジナルも、お前をきっと…な。

[虚ろに笑う赤毛を青灰の瞳はじっとみつめている。
 思い出すのは、あのボールを、それでも投げる姿。
 さん、はつけなくてもいい、と言ったけど、それでもつけると…。

 でも、いま、その名だけを呼ばれて、泣いているけれども、何か変わったものは感じるけれど…。]

(71) 2011/10/05(Wed) 17時頃

【人】 ぺるしゃ セシル





   ――……知らないのは、
   知らなかったのは、オリジナルもか……。



[少し、思う。今になって。
 知らないのなら、知ったあと、そのオリジナルはどうしていたか。

 尋ねるべきだったのかもしれない。
 そう、ニックも自分も、




 見えてなかった側面がある。]

(72) 2011/10/05(Wed) 17時頃

【人】 ぺるしゃ セシル




[だけど、もう還らない。時は戻らない。
 そして、だから、振り返る気もない。


 赤毛の悲しい笑みを見ながら…両手拳に力を入れた。**]

(73) 2011/10/05(Wed) 17時頃

―当直室―

あ、よかった。僕の声、聞こえる?

[見えた影が此方に気づいたようなので、ほっとして話しかける。
しかし、この男。何処かで見たことがある気がするのは気のせいだろうか?]

出口を探してるんだけど、知らない?

[丁度死角だったようで、自身とネクの遺体はすぐには見えなかった。
まるで生きている時のように変わらず話す青年の姿は、どう思われただろう?]


【人】 ぺるしゃ セシル

― スタッフルーム ―

[そして、麻紐に力を入れたけれど、
 一旦、それを纏めて片手に持つ。]

 ――……ここで、俺がお前を壊すのも、選択の一つだ。
 お前は、今後、生きるのか?壊れるのか?

[その様子、きっと、痛みと疲労が限界まできているように思われた。
 生きる意志がないのであれば、と思う。
 だけど、一旦、足は引く。]

 俺は、オリジナルじゃない。
 でも、クローンのままでもいない。

 俺は、俺だ。

[踵を返すと、スタッフルームから出ていこうと…。**]

(85) 2011/10/05(Wed) 22時頃

ぺるしゃ セシルは、メモを貼った。

2011/10/05(Wed) 22時頃


メモを貼った。


[覚えのある声に顔を上げると、そこにいたのは果たして知った顔。髪の長さからも、オリジナルの方だろう。よォ、と片手を挙げて。]

 おゥ、聞こえるし見える。探してたんだぜェ。

[彼の様子には気づかず、参るよな、と苦りきった顔で返事をした。]

 出口ィ? ンなモン、今更だろが。
 ソレとも何か、こうなっちまってから、壁でも抜けて外に出られねェか試してるっつゥコト?

 ……あれ、アンタ。古本屋サン……だよなァ?

[何やら正体不明の違和感を感じて、漸く言葉を切った。
確かめるように恐る恐る、二つの遺体を振り返る。間違いなくそこには同じ背格好が倒れている。再び散花に視線を戻すと、訝しげに見つめ返した。]


[探してた?
首を横にこてりと傾けた]

ええと、やっぱりどこかで会ったことあるのかな…?
ごめん、夢の中なのに忘れちゃってて。

…?
うん、古本屋、だけ、ど…?

[何を言っているのだろう。そりゃあ、夢の中の登場人物が唐突に謎の発言をするとかよくあることだけど。
でもそれは大抵、起きてから気づくもので、夢の中では何故か受け入れていることも多いのに。
……そもそも、夢の中でこんなに意識がはっきりしているのは、よく考えたらおかしい、ような……]

[ドナルドが振り返った先を、一歩前に出てドナルドの横から覗き込むようにして見てみる。
そこには――]


ひっ――!!!

[折り重なる二つの死体。
片方は自分だ。髪型と服装でわかる。もう、片方は……]


ね、く?


[さっきまで一緒に手をつないで歩いた相手。
階段の先に進むのを拒んだ相手。
その死体がそこにあった。

なんで、なんで、どうして?


頭の中のぼんやりした霧が、突然晴れたような気がした]


自分が死んだことや今までの出来事を全部思い出して硬直している。


メモを貼った。


[赤毛のオリジナル。探していた?私たちは死んでるのに、こっちが見えていることにぞわりと鳥肌が立ち。

 そうして、遺体を目の当たりにして硬直するベネディクトの姿]

 ベネディクト……
 大丈夫?

[全てを思い出しているとも思わず、その肩に手を置いて顔を覗き込む。
 大丈夫?覚えてないよね?

 その表情はとても不安そうで、身を案じるようにしか見えないだろうが――]


─ 少し前の当直室 ─

 ちょ……俺も行きます!

[独りにだけはなりたくない。
 その一心で、岩瀬の後を追って当直室の壁を抜けると、そこには───]

 …………!!

[その光景には、声を出す事ができなかったが。
 すぐ傍らに見えたのは、自分───いや、自分のクローンであるニック。]

 おいっ!!
 お前、何してやがんだ!!

[ニックを岩瀬のクローンから引き剥がそうと手を伸ばす。
 が、当然のように擦り抜ける。]


 ン、俺だって、俺。

[記憶力の悪い己が覚えているのに、散花が自分を忘れているなど考えがたい。首を捻った。]

 へ、夢ン中……ァ?
 そりゃァ、俺も一瞬考えたが……、

[訝しげな表情は益々深まるばかり。]

 オイ、大丈夫かよ、ンなモン見るから――!

[死体を見て悲鳴を上げる彼に駆け寄ろうと。]


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