44 【game〜ドコカノ町】
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―8階:小児科―
[エレベーターから出た途端に誰かと目があう、ということはなく。暫く奥に進んでみる。診察室の中をそっと覗き込んだ]
……っ!?
[次の患者さんどうぞー、と掛かった声にぎくりとする]
君は、……僕?
[まるで鏡を見ているように、僕そっくりな小児科医が居た。
僕がかつて願った姿。そして、今も目指している筈の姿。
弟を、……苦しむ子どもを助けられたら、と、思って。
その夢が叶った後の、姿]
…………違う。
君は"僕"じゃない。……僕は、ここに居る"僕"だけだ。
何のつもりか知らないけど。……勝手に僕を騙らないでくれるかな、気持ち悪い!
[そう怒鳴りつける。本当に擬態していたのか、僕が見ていた幻なのかはわからない。
だけど、僕の顔でそいつはくくくく、しししし、と笑うと、
それまでと同じ一つ目の化物に姿を変えた。
診察室の扉が大きく開き、僕に飛びかかってくる]
[8階ボス:小児科医師 HP55]
[彼女は看護師の腕を捻りあげた。
ハサミが落ちる。
何だか、病院という場所はダメだ。
酷く心が弱くなってしまう。
色んなものに気を取られてしまって。]
パシィ
[看護師に頬を叩かれた。
ムッとした。]
"コール・シャーフ"!!
[まずは羊を盾に、ダメージを軽減。4-5]
[その羊に庇われたまま]
"コール・フィッシュ"!!
[自分の姿をしていた小児科医に怒りの視線を向けながら、魚の群れを降らせる!]
[小児科医に89(0..100)x1のダメージ。
羊で受け止められなかった分、自分に6のダメージ]
―回想 1F受付にて―
[ナユタとヨーランダの交わす言葉を聞き、
リアルの姿となった人々が誰だったのかを確かめ。
こちらの傍に寄るヨーランダに目を瞬く。
なぜ、志乃の事だけでなく、ヤニクの事をも尋ねるのか。
彼女の中で、何が両者を繋がせたのかは解らなかったが]
……私自身は――
もしかしたら、苦しかった、のかも知れません。
私は逆に、皆様と違い『中に何も居ない』有様ですから。
[欠落した、あるかどうかも解らぬリアルの記憶。]
それと、ヤニク様の中の『なにか』と言うお話ですが……
[少し、間が空く。]
私にも、良く解らないのです。
お力になれず、申し訳ありません。
[そう伝え、手分けして院内を探す流れの中に散って行った]
[彼女は看護師の背後にまわり、頸動脈を切断する5。
心臓は、突かない。
タンポナーデになって心停止するまで、時間がかかって苦しいから。
そして、彼女の首にクロスするように手をあてると、強引に首をねじり折った15]
[砂になった看護師の中から、回復ポーションを拾い上げた。
彼女は、手にした3つのアイテムを手に、エレベーターに近づいてゆく。
エレベーターの中から現れた、大剣を握りしめた騎士の前で歩みを止めると、彼に手渡す様に、ポーションを彼の前に差し出した。
ゆっくりと、ポーションがその姿を薄くしてゆく――― ]
……あいたっ!
[羊は小児科医の攻撃を受け止め、更に降ってくる魚を83匹も受け止めて消えた。
受けきれなかった魚が6匹頭の上に降ってくる]
…………。さて。
まだ言い残すことはある?
[オーバーキル気味に殺した小児科医に杖を向ける。
その姿はそのまま消えていくけれど。
自分の姿をされたのが無性に気に入らなくて、完全に消えてなくなる寸前、杖でそいつをボコッと殴っておいた]
マジで気に入らない。
[*8階小児科医師:HP0*]
ポプラッ!!!ばかっ!!!
駄目だ!!
お前、頑張れよ!!
[ポプラの横でどうしようもなくて、
その姿をただ、見てるしかできなくて]
ばかっ!ポプラ!!目ぇあけろ!!
お願いだ。あけてくれ!!!ポプラ!!
ポプラぁーー!
[いつのまにか、なんだか、熱いものが目からぼたぼた落ちてきた。]
お前、頑張ってたじゃないか!
こんなところで、落ちるなよ!
オレ、くっそ、オレ、お前、守ってやれないんだぞ!
ポプラーッ!!
[願いは通じないのだろうか。]
[ボコボコ殴っているものがモブではなくアイテムであることに気がついた。
防御は羊もいるし、リンダの時から思っていたが妙に硬いから不要だと判断する]
……。
[ぼうっと見つめていたら、それらはすうっと姿を消した。
レティーシャ[[who]]とアシモフ[[who]]とドナルド[[who]]の下へ、それぞれ届いただろう]
[そして、改めて15階の敵を討ってくれる誰かを探そうと*エレベーターに向かった*]
|
[ 視界にひらける空。 最上階のそこは、屋上だった。
目の前に、赤いフードの男が立っている。 ]
……ヤニク……
[ こっちに来てよ、と声をかけられたが。 騎士は開きっぱなしのエレベーターの中から動かずに、 しばらくヤニクを見据えていた。 ]
(213) 2011/02/24(Thu) 00時頃
|
ポプラァーーーッ!!!
[その小さな身体、それでも触れなくて…。]
くっそ、この…
[そして、ポプラの死亡とともに、ギラリ目を光らせせて、その医師に銃口を向ける。]
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